1つの転機となって、世界観を広げてくれることもあります。
私達が何かを認識するときにも、知識がなければ
目の前で見ているものがあったとしても、それを認識にあげることが出来ません。
例えば、これまでに慣れない仕事をした際に
自分の中ではきっちりとチェックをしたにも関わらず
言われたことの意味が取れていない、と指摘をされた経験をお持ちかもしれません。
あなたが相手の立場に立てていないことで
相手の会話の意味となるゲシュタルトを取れていないことで
言葉の意味の取り違いをすることによって、相手の意図を汲み取ることが出来ないのも
知識の不足による影響である可能性もあります。
そうした意味でも、これまでにあなたが知らなかった知識の意味を知ることから
新しい世界観を手にすることも繋がります。
これまでにあなたが意識出来ていなかった側面を意識にあげたところで
これまでの視点に角度をつけてみることが出来たことになりますね。
同じように、本を通して知識を取り入れていく際にも
1つの知識を知ることがきっかけとなって、既存の知識が別の知識と繋がることで
新しい認識が生み出されることもあります。
これまでの知識の点と点が繋がっていくことから、別の側面が見えてくることになり
面としての認識が生まれて、さらに面が重なり合っていくことで
立方体のように捉えられる感覚が出てくるかもしれません。
同じ情報を知った人同士であったとしても、そこで得られる認識が変わるのも
潜在的な情報量の差ということもあります。
普段から知識に対しての感度を高めるためには、どのようにして言葉の感度を磨いていくのか。
今回は、パワースピーチ入門(橋爪大三郎さん著)の言葉を磨く方法から引用してみます。
(引用開始)
第一に、基本になる本を読む。
本には、キーになる大事な言葉が使われている。
そこを丁寧に読む。その言葉の使い方を覚える。
第二に、ほかの大事な本を読む。
共通の言葉が使ってあるが、使い方が違う。
どちらが間違っているのか。両方間違っている、たぶん。
どんな本も、欠点や限界があるのだ。
では言葉を使えないのか。
自分のよく知っている問題を考えてみる。
考えたい問題を考えてみる。
どの本の言葉の使い方が、手応えがあるかが確かめられる。
第三に、そうやって、何冊かの本を読み、使える言葉を増やしていく。
言葉と言葉の関係を考える。
実は、言葉と言葉の関係を考えるのが、ものを考えるということだ。
そして、言葉と言葉を組み合わせて、現実の問題を考えていく。
こういう作業を続けていくと、言葉がだんだん研ぎ澄まされていく。
自信をもって、言葉を使えるようになる。
(引用終了)
自分がこれまでに使っていた言葉の意味を取ってみても
その言葉がこれまでの自分とは違った認識で使われている、と知ることが大きな学びに繋がることになります。
1つの知識を取ってみても、それを生きた知識に変えていくためにも
普段から知識のマップの更新も意識していきたいところです。
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