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2016年01月07日
生姜焼きが中国人客に不人気な理由を考えてみた
当店では「今月のおすすめ」として、カレーを含め6種類の料理をお得なお値段で提供しています。
また、「当日のおすすめ」として、毎日2〜3種類の定食をメニューの3割引きでお出ししています。
ちなみに今週(1月4日〜10日)のおススメは、
サンマ塩焼き定食
27元だと割安感が顕著なのか、昨日のランチタイムは、ほぼ半数のお客様が「サンマ定食」でした。
ともかく、当店ではランチタイム、ディナータイム共に「日替り」「月替り」の定食をご注文されるお客様が圧倒的に多いです。
昨日、おススメ定食(月間おススメ+当日のおススメ)の販売数を見ていて、気付いた事が有ります。
「ブタ肉生姜焼き定食 35元」の販売数が極端に少ないのです。
確かに通常価格 40元を35元に設定したので「割安感」が少ないのも要因の一つだと思います。
ですが、それだけでは有りません。
実は普段から中国人のお客様に人気が無いのです。
日替りメニューとして30元にした事もありますが、それでも中国人のお客様からはオーダーが入りませんでした。
お弁当に「生姜焼き弁当」がございますが、これも中国人のお客様には全く人気が有りません。
甘辛い醤油味で、上海人が嫌いな味ではありません。
当店の「生姜焼き」は薄くスライスした豚肉で、言わば「牛丼の具」を豚肉に変えたような見た目です。
「牛丼」は当店でも人気のメニューですが、「生姜焼き」はさっぱりです。
「豚キムチ炒め」の方が「生姜焼き」より人気が有るのも不思議です。
ブタ生姜焼き
今月のお勧め定食で 35元
ところが、日本人のお客様にはそこそこの人気です。
ディナータイムには、生姜焼きをつまみにビール(大ビン 15元)で晩酌を兼ねて定食をお召し上がりになるお客様もいらっしゃいます。
・ 中国人客にだけ不人気
・ 見た目は牛丼の具とほぼ同じ
・ 甘辛い醤油味で中国人が嫌いな味では無い
必ず何か理由が有るはずです。
それで
中国語メニューの 「猪肉生姜烧」 という直接的な名前が原因ではないかと考えてみました。
前回のブログで記事にした「木魚花」に比べると、料理名がベタすぎます。
このネーミングの理由をスタッフに聞いてみたら、
「どこの店もこの料理名だから」
そんな事だろうと思ったが、他店でのオーダー状況はどうなのだろうか?
思うに
・ 生姜烧というネーミングから味をイメージ出来ない
・ 生姜臭く、生姜の辛さが際立った味だという印象
それなら
「日式甘咸醤油炒豚肉」 (豚肉の甘辛醤油炒め)
とでもネーミングすればオーダーする中国人も増えるのでは?
中国人のお客様に
・ なぜ「生姜焼き」を選ばなかったのか
・ 「生姜烧」という名前からどのような料理を想像するか
を聞いてみたい。
「生姜焼き」が売れなかったところで大勢に影響は無いが、気になります。
それと、中国人客に「生姜焼き」をオーダーさせてみたい。
鳴かぬなら、鳴かせてみよう、ホトトギス
の心境です。(笑)
ところで、今月のオススメの中での一番人気ですが
焼き魚(シャケ)定食
鮭(三文魚)は特に中国人のお客様に人気です。
中国人のサーモン好きは信仰に近いものがありますね!
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