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2018年05月09日
一つの視点にとらわれない大切さ
皆さんこんにちは。
桃の助です
本日は「一つの視点にとらわれない大切さ」についてお話ししたいと思います。
一般の方にも知って頂きたい内容ですが、医療・介護のスタッフには特に読んで頂ければと思います。
また、これからの時期、医療現場では臨床実習を行う学生が増えます。
医療的内容を例にして書いていきますので、指導者の方や実習に臨む学生の方にもぜひ読んで頂けたらと思います。
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どんな仕事に就いていても長年の経験から、物事を判断する事が多いと思います。
医療現場でも「この症状はこの病気だ」「こういった場合にはこう動こう」という考え方になると思います。
それが長年の経験であって、皆さんのスキルであり決して悪い事ではありません。
しかしそういった判断は、時として誤った判断になりかねません。
セオリー通りの症状であれば経験から判断してほぼ間違いないと思います。
ただし、医療現場・介護現場は人を相手にする職場です。
機械相手の仕事では無い分、色々な症状や原因が重なって出る事があります。
例を挙げると、患者さんの「お腹が痛い」という発言には
@食べすぎ
A内科的問題
B心配してほしい
C食べ物の食べ合わせが良くなかった
D薬を誤った量飲んでしまった
など、様々な背景が考えられます。
こういった場合にすぐに食べすぎや内科的問題が頭をよぎると思いますが、背景にはたくさんの要因が隠れている場合があるのです。
その背景の要因を考えながら、1つないし、複数の原因をつきとめる必要があるのです。
人は必ずと言っていいほど、固定観念が形成されています。
固定観念とは、一度正しいと思い込んだ結果、容易に変えることができなくなった考えをいいます。
(固定観念の例)
あなたの会社で普段からあまり仕事をテキパキ出来ていないと感じる同僚がいたとします。
その同僚がある時、期日通りに仕事を終えれなかったとします。
その場合は、「また、あいつか」「やっぱりな」などとあなたは思うかもしれません。
この「また、あいつか」「やっぱりな」という考え方があなたの固定観念です。
普段からあまり仕事が出来ない同僚を見て、今回も同様のケースだろうと決めつけてしまっています。
この同僚は普段通り怠けていて期日に間に合わなかったのかもしれません。
しかし、実は期日に間に合わなかった別の理由があるのかもしれません。
確かに、いくら理由があったとしても期日に間に合わない事は良くない事です。
しかし、決めつけは良くありません。
何かしら重大な事実を隠している可能性もあります。
なぜ、多面的にとらえる事が出来ないかというと、一つは知識不足です。
知識が足りていないので、多面的に考えようとしても選択肢が少なく、どうしても1個〜数個の要素しか考える事ができません。
または全く見当もつかない場合もあるかもしれません。そういった場合には個人の力ではどうにもなりません。
改善策としては、こればかりは勉強するしかありません。
経験不足も一つの視点しか持てない原因となります。
多面的にとらえるためにも、やはり経験は大切です。
こういった症状の場合は、この病気の可能性もあるし、こっちの病気の可能性もある、といった具合に経験する事が大切です。
この方法が多面的に考える習慣が身につく方法かもしれません。
会議などで他人の意見を聞くことで、「そういった考え方があったのか!」「なるほど!」といった具合に即吸収する事ができると思います。
しかし、様々な意見が出る会議であれば、間違った答えの場合もあります。
発言力がある人の意見が正しいのではなく、どれが本当に正しいのか自分で答えを導き出す力も必要となってきます。
「本当にこれであっているのか?」
「これが最善の方法なのか?」
といった具合に普段から自問自答する習慣を持つと、今まで見えていなかった原因や解決策が見えてくるようになると思います。
医療現場の方は、「様々な角度から原因を考えなさい」と教わったはずです。
しかし、現状はどうでしょうか?恐らく、総合的に判断できている方は少ないのではないでしょうか?
忙しい業務の中でなかなかじっくりと考える時間は少ないと思いますが、もう一度初心に戻り、患者さん一人一人の病態を考える時間を持てればいいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです。
興味がある方はこちらのリンクからどうぞ↓↓↓↓
それではまた。
桃の助でした
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桃の助です
本日は「一つの視点にとらわれない大切さ」についてお話ししたいと思います。
一般の方にも知って頂きたい内容ですが、医療・介護のスタッフには特に読んで頂ければと思います。
また、これからの時期、医療現場では臨床実習を行う学生が増えます。
医療的内容を例にして書いていきますので、指導者の方や実習に臨む学生の方にもぜひ読んで頂けたらと思います。
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多面的に考える
どんな仕事に就いていても長年の経験から、物事を判断する事が多いと思います。
医療現場でも「この症状はこの病気だ」「こういった場合にはこう動こう」という考え方になると思います。
それが長年の経験であって、皆さんのスキルであり決して悪い事ではありません。
しかしそういった判断は、時として誤った判断になりかねません。
セオリー通りの症状であれば経験から判断してほぼ間違いないと思います。
ただし、医療現場・介護現場は人を相手にする職場です。
機械相手の仕事では無い分、色々な症状や原因が重なって出る事があります。
例を挙げると、患者さんの「お腹が痛い」という発言には
@食べすぎ
A内科的問題
B心配してほしい
C食べ物の食べ合わせが良くなかった
D薬を誤った量飲んでしまった
など、様々な背景が考えられます。
こういった場合にすぐに食べすぎや内科的問題が頭をよぎると思いますが、背景にはたくさんの要因が隠れている場合があるのです。
その背景の要因を考えながら、1つないし、複数の原因をつきとめる必要があるのです。
固定観念が邪魔をする
人は必ずと言っていいほど、固定観念が形成されています。
固定観念とは、一度正しいと思い込んだ結果、容易に変えることができなくなった考えをいいます。
(固定観念の例)
あなたの会社で普段からあまり仕事をテキパキ出来ていないと感じる同僚がいたとします。
その同僚がある時、期日通りに仕事を終えれなかったとします。
その場合は、「また、あいつか」「やっぱりな」などとあなたは思うかもしれません。
この「また、あいつか」「やっぱりな」という考え方があなたの固定観念です。
普段からあまり仕事が出来ない同僚を見て、今回も同様のケースだろうと決めつけてしまっています。
この同僚は普段通り怠けていて期日に間に合わなかったのかもしれません。
しかし、実は期日に間に合わなかった別の理由があるのかもしれません。
確かに、いくら理由があったとしても期日に間に合わない事は良くない事です。
しかし、決めつけは良くありません。
何かしら重大な事実を隠している可能性もあります。
どうすれば多面的に考える事が出来るか?
知識を得る
なぜ、多面的にとらえる事が出来ないかというと、一つは知識不足です。
知識が足りていないので、多面的に考えようとしても選択肢が少なく、どうしても1個〜数個の要素しか考える事ができません。
または全く見当もつかない場合もあるかもしれません。そういった場合には個人の力ではどうにもなりません。
改善策としては、こればかりは勉強するしかありません。
経験を積む
経験不足も一つの視点しか持てない原因となります。
多面的にとらえるためにも、やはり経験は大切です。
こういった症状の場合は、この病気の可能性もあるし、こっちの病気の可能性もある、といった具合に経験する事が大切です。
他人の考え方を知る
この方法が多面的に考える習慣が身につく方法かもしれません。
会議などで他人の意見を聞くことで、「そういった考え方があったのか!」「なるほど!」といった具合に即吸収する事ができると思います。
しかし、様々な意見が出る会議であれば、間違った答えの場合もあります。
発言力がある人の意見が正しいのではなく、どれが本当に正しいのか自分で答えを導き出す力も必要となってきます。
普段から自問自答をする習慣を身につける
「本当にこれであっているのか?」
「これが最善の方法なのか?」
といった具合に普段から自問自答する習慣を持つと、今まで見えていなかった原因や解決策が見えてくるようになると思います。
おわりに
医療現場の方は、「様々な角度から原因を考えなさい」と教わったはずです。
しかし、現状はどうでしょうか?恐らく、総合的に判断できている方は少ないのではないでしょうか?
忙しい業務の中でなかなかじっくりと考える時間は少ないと思いますが、もう一度初心に戻り、患者さん一人一人の病態を考える時間を持てればいいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです。
興味がある方はこちらのリンクからどうぞ↓↓↓↓
・口腔ケアの時はあくびに注意
・口腔ケアで口を開いてくれない!対処法!
・ムセの無い誤嚥(不顕性誤嚥、silent aspiration)
・失行について
・認知症による自動車運転停止について
・失語症のタイプ
それではまた。
桃の助でした
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11か月頃の赤ちゃんの発達
皆さんこんにちは。
当ブログを運営している桃の助です
このページでは11か月頃の赤ちゃんについてお話しします。
生後11か月頃になると、身体機能も発達し、言葉も少しずつ上手になってきます。
どんどん成長して気づけばつかまり立ちも出来るようになります。
ここからは、身長や体重、身体面、情緒・言語面についてお話ししたいと思います。
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・男の子:身長69.4〜78.5cm 体重7.51〜10.82kg
・女の子:身長67.4〜76.7cm 体重7.02〜10.27kg
早い子では10か月頃から伝い歩きをする子がいますが、だいたい11か月頃から伝い歩きを出来るようになってきます。
パパママが赤ちゃんを立たせると、何もつかまずに立っていられる子もいます。
しかし、まだ赤ちゃんなので、すぐにペタッと座り込んでしまうので注意は必要です。
うちの子は発達が遅いのでは?と心配になるパパママもいると思います。
焦らないで大丈夫です。
1歳までにひとり立ちできる赤ちゃんは全体の半分くらいなので、まだ伝い歩きやひとり立ちができなくても心配しないで見守ってください。
10か月頃までつまめなかった玩具をつまめるようになったり、フタの開け閉めが出来るようになってきます。
なので、この頃にはさらに誤飲防止対策が必要となります。
赤ちゃんに触れさせないようにしまっていた物も、フタや棚を開けれるようになってくるので、棚やフタには開放防止の対策をしたいですね。
言葉の理解がだんだん進んできて、少しずつパパママが言った内容を理解してきます。
パパママが「ちょうだい」と言うと持っている物を渡してくれたり、「ママどこ?」と尋ねるとママの方を向いたりすることができます。
その他にも、「おいで」「ありがとう」なども理解します。
なので、生後11か月頃にはどんどん物を見せながら言葉を教えてあげて下さい。
欲しい物を指さしながら、「アッアッ」など言葉で訴えれるようになってきます。
また、「マンマンマ‥‥」など意味の無いような表出も増えてきます。
要求がわからない場合もあると思いますが、「何が欲しいの?」と問いかけながら、視線や指さしの方向から、どれが欲しいのか赤ちゃんの気持ちをくみとってあげて下さい。
少しずつ生活のリズムがとれてきて、お昼寝が1回になります。
1回でまとまって寝る事で、夜の睡眠も長くなってきます。
また、夜の寝つきを良くするためにお昼寝はダラダラととらず、出来るだけ15時くらいに起こすようにしましょう。
また、お風呂は睡眠の40分〜1時間前に入ると眠りやすくなります。
ただし、中には夜泣きが続いていたり、長く昼寝をしたり、昼寝を2回したりする子もいます。
そういった場合には公園などに外出したり、お散歩したりする事で、少しずつ生活リズムが整ってきます。
そろそろ歩き始めるかな?と感じたらお外用のファーストシューズを準備しましょう。
あまり大きすぎず、横幅がゆったりとした作りの物がお勧めです。
目安としては足のサイズより0.5cm〜1.0cmくらい大きい物を選ぶといいでしょう。
歩きやすくするために、裏面は固い素材の物よりも柔らかい素材の物がいいです。
成長してすぐに履けなくなるという話を聞いた事があるかもしれませんが、あまりに大きすぎる靴は歩きにくく、転倒しやすくなります。
靴屋さんに行くと足の大きさを測定してくれるところもあるので、一度足の大きさを計測してもらうといいですね。
この時期は、様々な感触や形状のものを手づかみで食べる経験や、上手に飲み込めなくて吐き出すような失敗を重ねていくことで、食べ方を学んでいきます。
離乳食に少量の油を使用できるようになることから、焼いたり、炒めたりといった調理法ができ、レシピのバリエーションが広がります。
赤ちゃんにとって、食事が楽しい時間になるように心がけていきたいですね。
ついこの前までハイハイがやっとだった赤ちゃんが、いつの間にかつかまり立ちをしている事もあるでしょう。
身体面や言語面が成長して、可愛かった赤ちゃんがさらに可愛くなりますね。
日に日に成長する赤ちゃんですが、色々な物に興味を持ち口に入れるので、誤飲にはくれぐれも注意してください。
その他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです。
それではまた。
子育て頑張って下さいね
桃の助でした
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このページでは11か月頃の赤ちゃんについてお話しします。
生後11か月頃になると、身体機能も発達し、言葉も少しずつ上手になってきます。
どんどん成長して気づけばつかまり立ちも出来るようになります。
ここからは、身長や体重、身体面、情緒・言語面についてお話ししたいと思います。
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身長・体重
・男の子:身長69.4〜78.5cm 体重7.51〜10.82kg
・女の子:身長67.4〜76.7cm 体重7.02〜10.27kg
身体面の発達
伝い歩きが出来るようになる
早い子では10か月頃から伝い歩きをする子がいますが、だいたい11か月頃から伝い歩きを出来るようになってきます。
一人で立てるようになる子も
パパママが赤ちゃんを立たせると、何もつかまずに立っていられる子もいます。
しかし、まだ赤ちゃんなので、すぐにペタッと座り込んでしまうので注意は必要です。
うちの子は発達が遅いのでは?と心配になるパパママもいると思います。
焦らないで大丈夫です。
1歳までにひとり立ちできる赤ちゃんは全体の半分くらいなので、まだ伝い歩きやひとり立ちができなくても心配しないで見守ってください。
指先の力が強くなる
10か月頃までつまめなかった玩具をつまめるようになったり、フタの開け閉めが出来るようになってきます。
なので、この頃にはさらに誤飲防止対策が必要となります。
赤ちゃんに触れさせないようにしまっていた物も、フタや棚を開けれるようになってくるので、棚やフタには開放防止の対策をしたいですね。
情緒・言語面の発達
言葉の理解が進む
言葉の理解がだんだん進んできて、少しずつパパママが言った内容を理解してきます。
パパママが「ちょうだい」と言うと持っている物を渡してくれたり、「ママどこ?」と尋ねるとママの方を向いたりすることができます。
その他にも、「おいで」「ありがとう」なども理解します。
なので、生後11か月頃にはどんどん物を見せながら言葉を教えてあげて下さい。
表現の発達
欲しい物を指さしながら、「アッアッ」など言葉で訴えれるようになってきます。
また、「マンマンマ‥‥」など意味の無いような表出も増えてきます。
要求がわからない場合もあると思いますが、「何が欲しいの?」と問いかけながら、視線や指さしの方向から、どれが欲しいのか赤ちゃんの気持ちをくみとってあげて下さい。
生活リズム
少しずつ生活のリズムがとれてきて、お昼寝が1回になります。
1回でまとまって寝る事で、夜の睡眠も長くなってきます。
また、夜の寝つきを良くするためにお昼寝はダラダラととらず、出来るだけ15時くらいに起こすようにしましょう。
また、お風呂は睡眠の40分〜1時間前に入ると眠りやすくなります。
ただし、中には夜泣きが続いていたり、長く昼寝をしたり、昼寝を2回したりする子もいます。
そういった場合には公園などに外出したり、お散歩したりする事で、少しずつ生活リズムが整ってきます。
ファーストシューズの準備を
そろそろ歩き始めるかな?と感じたらお外用のファーストシューズを準備しましょう。
あまり大きすぎず、横幅がゆったりとした作りの物がお勧めです。
目安としては足のサイズより0.5cm〜1.0cmくらい大きい物を選ぶといいでしょう。
歩きやすくするために、裏面は固い素材の物よりも柔らかい素材の物がいいです。
成長してすぐに履けなくなるという話を聞いた事があるかもしれませんが、あまりに大きすぎる靴は歩きにくく、転倒しやすくなります。
靴屋さんに行くと足の大きさを測定してくれるところもあるので、一度足の大きさを計測してもらうといいですね。
離乳食のポイント
この時期は、様々な感触や形状のものを手づかみで食べる経験や、上手に飲み込めなくて吐き出すような失敗を重ねていくことで、食べ方を学んでいきます。
離乳食に少量の油を使用できるようになることから、焼いたり、炒めたりといった調理法ができ、レシピのバリエーションが広がります。
赤ちゃんにとって、食事が楽しい時間になるように心がけていきたいですね。
おわりに
ついこの前までハイハイがやっとだった赤ちゃんが、いつの間にかつかまり立ちをしている事もあるでしょう。
身体面や言語面が成長して、可愛かった赤ちゃんがさらに可愛くなりますね。
日に日に成長する赤ちゃんですが、色々な物に興味を持ち口に入れるので、誤飲にはくれぐれも注意してください。
その他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです。
・赤ちゃんが土を食べても平気なの?病院へ行くべき?
・わが子の成長は動画に残そう
・子どもにとってYou Tubeは害なのか?
・夜の居酒屋に子どもを連れて行くのはアリ?ナシ?
・子どもを叱る事の大切さ
・子どもを褒める事の大切さ
・子どもの成長祝いについて
・知能指数IQを高くする子育て法
それではまた。
子育て頑張って下さいね
桃の助でした
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