2017年05月16日
ポップアップテントquechua-「ケシュア」2-seconds-xl-airの機能詳細レビュー。キャンプで使い込んだ今だからこそ実感できる、その機能性の高さについて紹介します。
ケシュアのポップアップテントを購入して、これまで十数回程、野外で使用してみました。
使用した感想は、結構使える、いや、かなり使えるぞ!!
という感想でした。
最初はデイキャンプやピクニックの用途で考えていたので、小型の簡易ポップアップシェードよりサイズがかなり大きく、その分、取り回しも面倒なので、ポップアップシェード購入後は、一時期は出番が少ない時もありました。
しかし、夏場や雨が降りそうな時、宿泊キャンプの時に、本格的なテントの機能性と、設営・撤収のカンタンさを兼ねそろえたケシュアが、かなり重宝してきました。
ようは、用途次第ということですね。
今回は改めて、その機能性について紹介できればと思います。
改めて紹介します。
これがケシュアのポップアップテント「2 Seconds XL AIR」です。
色々なタイプがありますが、こちらは最近のモデルで
XL=前室付 AIR=通気機能 タイプ
定員は2名と3名モデルがありますが、こちらは3名モデルです。
よくある簡易的なポップアップのサンシェードとは違い、耐久性、耐水性、防風性に優れた、しっかりとしたテントです。
簡単設置の「2 Seconds」という名前ですが、設営まで2秒は正直言い過ぎです。
袋から取り出して、折りたたまれた状態を固定するバンドのバックルを外して。
ここまでに数十秒かかります。
そして、広げるところ〜自立設置させるまでが2秒ぐらい(慣れれば)
という感じです。
その後、ペグダウン。
しかし、通常のテントのようにパイプ組立てて、幕体にパイプを通したり、張縄を張ったり。
などという手間はないので、圧倒的に簡単で早いです。
さて、我が家のケシュアですが、XLモデルなので前室が付いています。
この、前室がかなり使いやすいです。
■広めの前室
靴はもちろん、手荷物をおくスペースにもなります。
コールマンの大型クーラー、スチールベルトもスッポリ収まるサイズ。
突然の雨の時は、アウトドアワゴンを丸ごと前室に引き入れることもできました。
向かって左側には開閉可能なメッシュの通気口があります。
このおかげで、前室で小さなバーナーぐらいなら利用できます。
向かって右側には開閉可能な採光窓があります。
雨の日は、ここから外の様子を確認できて便利。
この前室が、雨天の時には大活躍しました。
ピクニック利用ではなかなか感じられないメリットです。
次に、通気機能について
ケシュアの2 Seconds Airモデルには豊富な通気機能が備わっています。
※最近のモデルには標準装備のようです。
この通気性能がかなり使えるもので、正直、普通のテント以上の利便性があります。
■豊富な通気機能(ベンチレーション)
前後左右にそれぞれ、通期調整機能があります。
また、全て内側から操作できるという優れものです。
<前方メッシュ>
インナーテントは吊り下げ式になっており、入り口の上半分がメッシュになっています。
※写真は巻き上げしているので解りづらくてすみません。
吊り下げ式なので、上部の幕との間に空気の層があり、直射日光の熱を防ぎ、涼しくする効果があります。
<サイドパネル>
左右にはケシュアの特徴的なサイドパネルがあります。
サイドパネル閉じた状態
クリップを外すと開けることができます。
巻き上げ
さらに、張縄を張ってクリップを引っ掛けると、視界を遮りながら通気性も保てます。
内部からのアクセスはインナーのジッパーを開けて
内側からサイドパネルのクリップを外すことができます
内側から巻き上げた状態
<後方ベンチレーション>
通常でもベンチレーションがありある程度の通気性が確保されています。
さらに、後方も外側の幕を大きくまくり上げることができます。
操作は内部より可能
アウターの固定クリップを外し
紐を引っ張ると
このように後方の幕が上がります。
こちらは、特に暑い夏場に大活躍。
ポップアップシェードでは太陽光がダイレクトに幕を伝わり、内部はサウナ状態。
ケシュアは全て開放するとかなり風通しが良く快適でした。
また、内部から操作が完結するのは本当に便利。
中にいながら気温の変化に応じて通気調整できる便利さは、長時間滞在していた宿泊の時に特に感じました。
■その他の細かい気遣い。
ランタンフック
小物入れ用のポケット
■簡単撤収
設営は取り出して、適当に広げればOKですが、ポップアップテントの難題は撤収にあります。
収納時にどう畳んだら良いかわからなくて悪戦苦闘している人をよく見かけますが、ケシュアには、EASYガイドシステムという撤収をサポートする仕組みがあります。
これがかなりの優れものです。
少しだけコツが必要ですが、撤収に慣れればケシュアの出動頻度がかなり増えます。
以下が、ケシュア 2 Seconds の折りたたみ、収納手順です。
上手に折りたたむコツを紹介しながら説明します。
★コツ其の1
最初に外と中の入り口のジッパーを全て開けて、まくり上げて止めておきます。
その他のベンチレーションは閉じておきます。
こうしないと綺麗に畳めないので注意してください。
まず最初に、インナーに入って、内部後方右側にある、赤いバックルを手で掴んで
そのまま出口を自分ごと出ます。
そうすると、あら不思議、大きな円盤状になります。(少し整形してください)
引っ張り出した赤いバックルを右側2つ止めます。
黄色い左側のバックルも止めます。
黄色いバックルの方を上にして円盤を立てます。
バックルについているガイドロープを手に持って。
本体を八の字に捻ります。
★コツ其の2
紐は右手に持ち、左手で本体の左側を持ち
そのまま地面に体重をかけて押し倒すと同時に紐を引っ張ると捻りやすいです。
紐の方だけを引っ張っても上手く捻れないので注意。
捻れたら、そのまま貝のように上下を二枚に重ねて閉じます。
最後は、結構無理やりな感じです。
そのままでは反発して開いてしまうので、バンドを止めます。
最後にケースに入れてお終い。
ケースのジッパーがダブルジッパーじゃないのが悲しいです。
ここはいつも悪戦苦闘します。
ケースの裏には背負えるように肩掛けが付いています。
運搬時にかなり便利なんですが、これを背負うと亀みたいで恥ずかしいです(汗
以上、ポップアップテント ケシュアの紹介でした。
購入検討時の参考になれば幸いです。
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ポップアップテント Quechua (ケシュア) 2 Seconds XL AIR の機能詳細レビュー。キャンプで使い込んだ今だからこそ実感できる、その機能性の高さについて紹介します。
使用した感想は、結構使える、いや、かなり使えるぞ!!
という感想でした。
最初はデイキャンプやピクニックの用途で考えていたので、小型の簡易ポップアップシェードよりサイズがかなり大きく、その分、取り回しも面倒なので、ポップアップシェード購入後は、一時期は出番が少ない時もありました。
しかし、夏場や雨が降りそうな時、宿泊キャンプの時に、本格的なテントの機能性と、設営・撤収のカンタンさを兼ねそろえたケシュアが、かなり重宝してきました。
ようは、用途次第ということですね。
今回は改めて、その機能性について紹介できればと思います。
改めて紹介します。
これがケシュアのポップアップテント「2 Seconds XL AIR」です。
色々なタイプがありますが、こちらは最近のモデルで
XL=前室付 AIR=通気機能 タイプ
定員は2名と3名モデルがありますが、こちらは3名モデルです。
よくある簡易的なポップアップのサンシェードとは違い、耐久性、耐水性、防風性に優れた、しっかりとしたテントです。
簡単設置の「2 Seconds」という名前ですが、設営まで2秒は正直言い過ぎです。
袋から取り出して、折りたたまれた状態を固定するバンドのバックルを外して。
ここまでに数十秒かかります。
そして、広げるところ〜自立設置させるまでが2秒ぐらい(慣れれば)
という感じです。
その後、ペグダウン。
しかし、通常のテントのようにパイプ組立てて、幕体にパイプを通したり、張縄を張ったり。
などという手間はないので、圧倒的に簡単で早いです。
さて、我が家のケシュアですが、XLモデルなので前室が付いています。
この、前室がかなり使いやすいです。
■広めの前室
靴はもちろん、手荷物をおくスペースにもなります。
コールマンの大型クーラー、スチールベルトもスッポリ収まるサイズ。
突然の雨の時は、アウトドアワゴンを丸ごと前室に引き入れることもできました。
向かって左側には開閉可能なメッシュの通気口があります。
このおかげで、前室で小さなバーナーぐらいなら利用できます。
向かって右側には開閉可能な採光窓があります。
雨の日は、ここから外の様子を確認できて便利。
この前室が、雨天の時には大活躍しました。
ピクニック利用ではなかなか感じられないメリットです。
次に、通気機能について
ケシュアの2 Seconds Airモデルには豊富な通気機能が備わっています。
※最近のモデルには標準装備のようです。
この通気性能がかなり使えるもので、正直、普通のテント以上の利便性があります。
■豊富な通気機能(ベンチレーション)
前後左右にそれぞれ、通期調整機能があります。
また、全て内側から操作できるという優れものです。
<前方メッシュ>
インナーテントは吊り下げ式になっており、入り口の上半分がメッシュになっています。
※写真は巻き上げしているので解りづらくてすみません。
吊り下げ式なので、上部の幕との間に空気の層があり、直射日光の熱を防ぎ、涼しくする効果があります。
<サイドパネル>
左右にはケシュアの特徴的なサイドパネルがあります。
サイドパネル閉じた状態
クリップを外すと開けることができます。
巻き上げ
さらに、張縄を張ってクリップを引っ掛けると、視界を遮りながら通気性も保てます。
内部からのアクセスはインナーのジッパーを開けて
内側からサイドパネルのクリップを外すことができます
内側から巻き上げた状態
<後方ベンチレーション>
通常でもベンチレーションがありある程度の通気性が確保されています。
さらに、後方も外側の幕を大きくまくり上げることができます。
操作は内部より可能
アウターの固定クリップを外し
紐を引っ張ると
このように後方の幕が上がります。
こちらは、特に暑い夏場に大活躍。
ポップアップシェードでは太陽光がダイレクトに幕を伝わり、内部はサウナ状態。
ケシュアは全て開放するとかなり風通しが良く快適でした。
また、内部から操作が完結するのは本当に便利。
中にいながら気温の変化に応じて通気調整できる便利さは、長時間滞在していた宿泊の時に特に感じました。
■その他の細かい気遣い。
ランタンフック
小物入れ用のポケット
■簡単撤収
設営は取り出して、適当に広げればOKですが、ポップアップテントの難題は撤収にあります。
収納時にどう畳んだら良いかわからなくて悪戦苦闘している人をよく見かけますが、ケシュアには、EASYガイドシステムという撤収をサポートする仕組みがあります。
これがかなりの優れものです。
少しだけコツが必要ですが、撤収に慣れればケシュアの出動頻度がかなり増えます。
以下が、ケシュア 2 Seconds の折りたたみ、収納手順です。
上手に折りたたむコツを紹介しながら説明します。
★コツ其の1
最初に外と中の入り口のジッパーを全て開けて、まくり上げて止めておきます。
その他のベンチレーションは閉じておきます。
こうしないと綺麗に畳めないので注意してください。
まず最初に、インナーに入って、内部後方右側にある、赤いバックルを手で掴んで
そのまま出口を自分ごと出ます。
そうすると、あら不思議、大きな円盤状になります。(少し整形してください)
引っ張り出した赤いバックルを右側2つ止めます。
黄色い左側のバックルも止めます。
黄色いバックルの方を上にして円盤を立てます。
バックルについているガイドロープを手に持って。
本体を八の字に捻ります。
★コツ其の2
紐は右手に持ち、左手で本体の左側を持ち
そのまま地面に体重をかけて押し倒すと同時に紐を引っ張ると捻りやすいです。
紐の方だけを引っ張っても上手く捻れないので注意。
捻れたら、そのまま貝のように上下を二枚に重ねて閉じます。
最後は、結構無理やりな感じです。
そのままでは反発して開いてしまうので、バンドを止めます。
最後にケースに入れてお終い。
ケースのジッパーがダブルジッパーじゃないのが悲しいです。
ここはいつも悪戦苦闘します。
ケースの裏には背負えるように肩掛けが付いています。
運搬時にかなり便利なんですが、これを背負うと亀みたいで恥ずかしいです(汗
以上、ポップアップテント ケシュアの紹介でした。
購入検討時の参考になれば幸いです。
★QUECHUA関連記事★
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