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ジョージ・ジャクソン命

 ジョージ・ジャクスン (george Jackson) の3枚目の未発表曲集「All Because of Your Love」を聴きました。
 今回は、Grapevine の再発専門(?)レーベル、Soulscape からのリリースです。
 Grapvine から出た最初の2枚、「In Muscle Shoals」や「What Would Your Mama Say ?」を初めて聴いたときほどの衝撃はないですが、やはり、このディープでありながら、かつ、メロウでリラクゼーション効果の高い歌唱には和みます。


All Because of Your Love
George Jackson

1. Sweet Surrender
2. My Heart Won't Let Me Forget
3. There's So Much More Where This Came From
4. Can't Break The Habit
5. Something Pretty
6. Back Track
7. I Get A Rockin' Good Feeling
8. Instant Replay
9. All Because Of Your Love
10. Can't Make It Without You
11. Can I Take You Home
12. Hey Miss Lady
13. You Gave The Best Performance Of Your Life
14. I Was Trying Not To Break Down
15. Old Time Rock And Roll
16. Your Love Is Working On Me
17. Let The Funk Flow
18. Disco Granny
19. Fast Young Lady
20. Funky Disco Music


 基本的に、優れたソングライターであるジョージは、自作のデモ録音を、自らの歌唱で吹き込み、シンガーに渡していたと思われ、それがこのような素晴らしい音源が残っていた理由だと思われます。

 アラバマの、ディープ・ソウルの聖地マッスル・ショールズで吹き込まれた、これらの音源は、デモが中心ということもあり、リズム・セクションのみで、ホーンなしというものも少なくないです。しかし、その価値は少しも損なわれることなどなく、むしろ生々しい迫力で、聴き手の心に迫ってきます。

 英Kent から出ている「In Memphis 1972-77」と合わせ、必聴のお皿達です。
 私は、以前(もう5年以上前)に閉鎖したブログがあるのですが、そのころ、先の2枚について感想を書いた走り書きが残っていまして、先ほどから、それを読み返していましたが、そのころ感じた興奮を、まざまざと思い出しました。

2005年4月2日(土)
In Muscle Shoals / George Jacksom
グレイプヴァイン伝説はここから始まりました。少なくとも、これを聴くまでそんなレーベルは全く知りませんでした。
 この素晴らしいアルバムのリリース以降、グレイプヴァインの快進撃が始まったのです。
 多くの南部のシンガーに曲を提供しているグレイト・コンポーザーが、マッスル・ショールズのリズム・セクションをバックに吹き込んだデモ録音集。
 デモということであんまり期待していませんでしたが、聴いてびっくり。一言で言ってかっこよすぎます。
 しかも、何か聴いたことがある曲ばっかりじゃないですか。
  特にオヴェイションズのASweet ThingsZ.Z.ヒルの代表曲GCheatin' In The Next Room、R Down Home BluesOVライトのPI Don't Do Windows など有名曲の作者自演盤は、貴重な宝です。

2005年12月11日(日)
What Would Your Mama Say ? /George Jackson
 今年のリイシューは中身が濃いです。年末になってもう打ち止めかと思っていましたが、横綱級のこの人が間に合いました。
 グレイプヴァインから、ジョージ・ジャクソンの2枚目の未発表曲集のリリースです。
 ともかく,これは素晴らしいです。
 この前の1枚目の未発表曲集が、有名曲の作者版てんこもりで狂喜乱舞でしたが,こちらは比較的地味な曲が多いです。
 でも、中身は決して見劣りするものではありません。
 オヴェイションズで有名なGTill I Find Some Way はもちろん,オーティス・クレイのSThe Only Way Is Up など、全ての曲が魅力に溢れています。
ディープでありながら,ガチガチのオヤジ・ソウル系とはちょっと違う。
とっても聴きやすい、気持ちのいいグルーヴが,疲れた心を癒してくれます。
 当分はこれで決まりです。

 読み返しながら、当時のワクワク感が蘇ってきました。
今回の「All Because of Your Love」も、基本は同じで、この人の独特な歌世界に浸って、くつろぐというのが、正しい聴き方だと勝手に思っています。
 今作は、さらに地味になったかと思い気や、やっぱり、ジョニー・テイラーのDPlay Something Pretty や、オヴェイションズのLYou Gave the Best Performance of Your Love などと言った必殺チューンの作者版が、さりげなく含まれていて、ふいをつかれた私は、思わず飛び上がって(くらいの驚きで)、曲目表に、血走った眼を向けたのでした。

 南部のシンガーに提供された名曲たちの数かずは、永遠不滅に新たな聴き手を生みだし、感動させ続けていくと思います。

 まずは、本人の歌唱をどうぞ。曲は、「Aretha, Sing One for Me」、バックの演奏が、Hi っぽいです。 「In Memphis 1972-77」収録曲です。



そして、あまたある名曲の中から、今夜の気分で、この2曲をどうぞ
 1曲目は、Z.Z.Hill のバック・ドア・ソング「Cheatin' in the Next Room」です。


最後に、Otis Clayの「The Only Way Is Up」でお休みなさい。




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