アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog
プロフィール

ゆべ
ご訪問いただきありがとうございます、すみませんが助けてください。3月に勤務先倒産で失業。先日老母も倒れ急遽介護を要します、記事左右の大きな提携先バナーをぽちっとして覗き、1円お恵みください!!
最新記事
リンク集

広告

posted by fanblog
2011年03月28日
死体は語るのか
親衛隊全国指導者や全ドイツ警察長官、ヒトラー内閣内務大臣などを歴任し、
強制収容所やゲシュタポを指揮し、ユダヤ人絶滅政策(ホロコースト)の「立役者」とも言えるハインリヒ・ヒムラー。
大戦末期には独断でアメリカとの講和交渉を試みたものの失敗し、これをヒトラーに知られ解任されると偽名を使い逃亡したのですが、イギリス軍に拘束され捕虜となり、1945年5月に服毒自殺しています。

そのヒムラーの自殺後にイギリスの情報員により撮影された写真のうち、これまで公開されたことのなかった自殺直後のものが、撮影者の遺族によりオークションにかけられるそうです。

1945年5月、側近とともに逃亡中にイギリス陸軍によって拘束され、捕虜収容所として使われていたリューネブルクの隠れ家に送られたヒムラーは、当初は偽名を名乗っていたのですが収容所での粗末な扱いに耐えられなくなり「わたしはハインリヒ・ヒムラーだ」と名乗り出たとされています。
その後、戦争犯罪者としての尋問を翌日に控えた5月23日に、奥歯に隠していたシアン化カリウム(青酸カリ)のカプセルをかみ砕き自殺したそうです。

簡易ベッドからくずれ落ちたような姿勢の死体の写真は、ヒムラーの自殺の発表とともにプロパガンダのため何枚か公開されたのですが、今回オークションにかけられる写真は、撮影者のイギリス陸軍情報部Guy Adderley兵長が記念として保管していた未発表のもの。
死後数分以内に撮影されたものと見られています。

状況を知るイギリス陸軍の兵士たちは100年間有効の守秘契約を結ばされたこと、死体は4人のイギリス人兵士によってリューネブルクの森に埋められ、墓石が作られず埋められた正確な場所も記録されていないため以後発見されていないことなどから、ヒムラーの死にはいまも陰謀説がつきまとうようです。

Guy Adderley氏が保管していた写真は、ほかの遺品とともに3月29日にブリストルで開催される戦争関連のオークションに出品されるとのことで、予想落札価格は2000〜3000ポンド(約27万円〜40万円)となっています。出品されるコレクションの中には、ヒムラーが自殺したリューネブルクの建物の前でAdderley氏がイギリス軍やロシア軍の将校とともに写っている写真もあるそうです。

競売人で戦争関連の収集物の専門家であるMalcolm Claridge氏は「これは非常に重要で歴史的価値のあるコレクションです。
ヒムラーはヒトラーのライヒスフューラー(親衛隊指導者)であり、ナチスドイツで2番目の権力を持つ男でした。
彼はゲシュタポや強制収容所を監督し、ホロコーストの立案者と考えられています。Adderley氏のコレクションは、ヒムラー逮捕の現場へ、ヒムラーが奥歯に隠した青酸カリのカプセルをかみ砕いたその部屋へと、我々を連れていってくれます」と語っています。

Posted by ゆべ at 19:16 | 話題 | この記事のURL
この記事のURL

×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。