●まずはこの動画
先日、Youtubeにアップした動画をご覧ください。
先日のブログ記事昨日の意地悪で不運な軽ドライバーをアップしたー(*^▽^*)
で紹介しました。
●すると
お前の方が無理な割込みをするから悪い とか
後続車が接近しているのに、その進行を妨害しているのが悪い など
そういう、非難コメントが付き、少しショックを受けています
●道路交通法の曲解
皆さんは、左前や右前の車両が自分の前に車線変更しようとしてウインカーを出している場合
どのようにされますか？
（１）車間距離を保ち、もしくは減速して車間距離を空け、入れてあげる
（２）入られたくなくて車間距離を詰める
コメントの中には、入れてあげる／あげないは自由だから
後続の軽ドライバーが入れないぞーって接近してくるような場合には
無理やり車線変更してはいけないという論拠がありました。
ちょっと長くなりますが、ご容赦を（笑）
根拠法は道路交通法第26条の2 だそうです。
このように規定されています。
（進路の変更の禁止）
第二十六条の二 車両は、みだりにその進路を変更してはならない。
２ 車両は、進路を変更した場合にその変更した後の進路と同一の進路を後方から進行してくる車両等の速度又は方向を急に変更させることとなるおそれがあるときは、進路を変更してはならない。
３ 車両は、車両通行帯を通行している場合において、その車両通行帯が当該車両通行帯を通行している車両の進路の変更の禁止を表示する道路標示によつて区画されているときは、次に掲げる場合を除き、その道路標示をこえて進路を変更してはならない。
一 第四十条の規定により道路の左側若しくは右側に寄るとき、又は道路の損壊、道路工事その他の障害のためその通行している車両通行帯を通行することができないとき。
二 第四十条の規定に従うため、又は道路の損壊、道路工事その他の障害のため、通行することができなかつた車両通行帯を通行の区分に関する規定に従つて通行しようとするとき。
（罰則 第二項については第百十七条の二第一項第四号、第百十七条の二の二第一項第八号ニ、第百二十条第一項第二号 第三項については第百二十条第一項第三号、同条第三項）
第二十六条の二 車両は、みだりにその進路を変更してはならない。
２ 車両は、進路を変更した場合にその変更した後の進路と同一の進路を後方から進行してくる車両等の速度又は方向を急に変更させることとなるおそれがあるときは、進路を変更してはならない。
３ 車両は、車両通行帯を通行している場合において、その車両通行帯が当該車両通行帯を通行している車両の進路の変更の禁止を表示する道路標示によつて区画されているときは、次に掲げる場合を除き、その道路標示をこえて進路を変更してはならない。
一 第四十条の規定により道路の左側若しくは右側に寄るとき、又は道路の損壊、道路工事その他の障害のためその通行している車両通行帯を通行することができないとき。
二 第四十条の規定に従うため、又は道路の損壊、道路工事その他の障害のため、通行することができなかつた車両通行帯を通行の区分に関する規定に従つて通行しようとするとき。
（罰則 第二項については第百十七条の二第一項第四号、第百十七条の二の二第一項第八号ニ、第百二十条第一項第二号 第三項については第百二十条第一項第三号、同条第三項）
まあ、もちろんその通りなんです。
後続車両の前に無理やり車線変更するなって事です。当たり前ですよね。
でも、道路交通法第34条と第35条にはこのような規定もあります。
第六節 交差点における通行方法等
（左折又は右折）
第三十四条 車両は、左折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り道路の左側端に沿つて（道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分を通行して）徐行しなければならない。
《中略》
６ 左折又は右折しようとする車両が、前各項の規定により、それぞれ道路の左側端、中央又は右側端に寄ろうとして手又は方向指示器による合図をした場合においては、その後方にある車両は、その速度又は方向を急に変更しなければならないこととなる場合を除き、当該合図をした車両の進路の変更を妨げてはならない。
（罰則 第一項から第五項までについては第百二十一条第一項第八号 第六項については第百二十条第一項第二号）
（指定通行区分）
第三十五条 車両（特定小型原動機付自転車等及び右折につき一般原動機付自転車が前条第五項本文の規定によることとされる交差点において左折又は右折をする一般原動機付自転車を除く。）は、車両通行帯の設けられた道路において、道路標識等により交差点で進行する方向に関する通行の区分が指定されているときは、同条第一項、第二項及び第四項の規定にかかわらず、当該通行の区分に従い当該車両通行帯を通行しなければならない。ただし、第四十条の規定に従うため、又は道路の損壊、道路工事その他の障害のためやむを得ないときは、この限りでない。
２ 前条第六項の規定は、車両が前項の通行の区分に従い通行するため進路を変更しようとして手又は方向指示器による合図をした場合について準用する。
（罰則 第一項については第百二十条第一項第三号、同条第三項 第二項については第百二十条第一項第二号）
（左折又は右折）
第三十四条 車両は、左折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、できる限り道路の左側端に沿つて（道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分を通行して）徐行しなければならない。
《中略》
６ 左折又は右折しようとする車両が、前各項の規定により、それぞれ道路の左側端、中央又は右側端に寄ろうとして手又は方向指示器による合図をした場合においては、その後方にある車両は、その速度又は方向を急に変更しなければならないこととなる場合を除き、当該合図をした車両の進路の変更を妨げてはならない。
（罰則 第一項から第五項までについては第百二十一条第一項第八号 第六項については第百二十条第一項第二号）
（指定通行区分）
第三十五条 車両（特定小型原動機付自転車等及び右折につき一般原動機付自転車が前条第五項本文の規定によることとされる交差点において左折又は右折をする一般原動機付自転車を除く。）は、車両通行帯の設けられた道路において、道路標識等により交差点で進行する方向に関する通行の区分が指定されているときは、同条第一項、第二項及び第四項の規定にかかわらず、当該通行の区分に従い当該車両通行帯を通行しなければならない。ただし、第四十条の規定に従うため、又は道路の損壊、道路工事その他の障害のためやむを得ないときは、この限りでない。
２ 前条第六項の規定は、車両が前項の通行の区分に従い通行するため進路を変更しようとして手又は方向指示器による合図をした場合について準用する。
（罰則 第一項については第百二十条第一項第三号、同条第三項 第二項については第百二十条第一項第二号）
●結局のところ
つまり、きちんと合図を出して車線変更しようとする車輛の車線変更をやむを得ない時を除いては妨害するなって規定されています。
なので、先ほどの質問では、入れてあげるとか入れてあげないとかその時の気分で決めるのではないんです（笑）
そうではなくて、車線変更しようとする車が居た場合に、私たちは
急ブレーキとか急ハンドルで避けるようなことにならない限りは
前車の車線変更を妨害してはならないって書いてあります
実際に、【合図車妨害禁止】違反として反則金と違反点数も決められています
もし、もめ事になった場合、ドラレコを装着している車両が多いので
一発で白黒がはっきりしてしまいます（笑）
ご注意くださいね(^_-)-☆
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