2018年06月27日
8W0D お別れ
移植から37日目。
8W0D。8週0日目。
ようやくの妊娠3ヵ月になった瞬間、
赤ちゃんが旅立ってしまいました。
1月に採卵してできた3つの胚盤胞の最後の子。
うまく着床してくれて、
無事育ってくれて、
先週心拍確認ピコピコも確認して、
ほっとした瞬間から始まった出血。
5日間安静にしてたけど、徐々に出血が増えて、
でも、心拍確認できてると出血しても大丈夫っていう説が多いし、
先生も大丈夫って言ってたけど、
だんだん生理痛に近い下腹部痛が訪れ、
腰痛も生理のときみたいで、
トイレに行くたび、ついていた血オリモノが、
生理一日目くらい量から生理二日目に近づいて
いなくなる6時間前くらいから、
腹痛が、流産のことを紹介するネットに書いてあるとおり
本当に陣痛みたいに波のように押しては引いて、を繰り返したので、
あーだめかもしれない・・
って思いながら、
本当にたまたま。
1ヵ月に1回くらいしかない飲み会で夫のいない夜、
お腹の痛さと戦いながら、病院に電話。
「ナプキンがひたひたになるくらいの量がでたら来てください」
「今見ることもできるけど、初期はどうすることもできないので・・」
って言われて、ひたすら耐える。
夫に「お腹痛い」って、LINEするくらいが精いっぱい。
孤独だなぁ・・って思いながら、
もう駄目なんだろなぁ・・
って泣いてると、夫帰宅。
とりあえず、動くと出血するので、ソファーで寝たまま、
夫もとなりの床で寝ることにしたけど、
なんか嫌な予感がして、お尻の下にタオルを敷いて寝ていると・・
冷たい。
お尻がひんやりするので触ってみると、
濡れてる・・
ナプキンしてるけど、ナプキンが吸収できない量の出血・・というか水が出てる感じ・・
本当にだめだ・・って確信して、
夜中の1時半だったけど、夫を起こして
「もうダメっぽい・・血が洩れてきてる。病院行く」
夫が電話してくれて、急きょ夜間の救急外来へ。
もしかしたら、
このまま良くて入院・・
と思うと、とりあえず、血でおしり周りがべたべただったので、シャワーを浴びていこうとすると
ぼたぼた・・・
っと血が垂れて、自分で制御できない血が止まらない。
私がシャワー浴びている間に、夫が床をふいてくれて、
車で向かう間も、もれそうなのでペットシーツを敷いて、病院へ向かいました。
パンツを脱いで診察台に座るほんのわずかな時間でも
流れ続ける出血。
診察台周りも血がだらだら垂れてる状態で、
1年半前、子宮外妊娠の時に手術でお世話になった先生が現れ、
「ちょっとみてみますね」
って言った後、超音波の機械を入れてるのかと思いきや、
なんだか、移植の時とか、膣洗浄の時みたいに、
器具で広げられている感覚。
ピンセットの感覚がして、
先生「痛み、治まってませんか」
そういえば、さっきまでの抱える痛みがない。
先生「もうこのあとは痛くならないと思いますよ」
・・・ダメだったんだ・・
って言われた瞬間でした。
超音波も見せてくれて、この間まで黒い袋があったところには白い線が入っていて、
何もうつらない。
先生「着替えて、ご主人と、一緒に話しましょうか。」
そういわれて、外で待っている夫を呼びに。
先生の説明では、
残念だけど、流産という結果になりました。
赤ちゃんはもう子宮から出てきていて、
膣で止まっていたそうです。
それを聞いた瞬間、すごく悲しいのに、
すごく嬉しいのか、ほっとしたのか、よくわからない感情が込み上げて、
赤ちゃんにありがとうって気持ちでいっぱいになりました。
ここ数日は、トイレに行く度に赤ちゃん出てきたらどうしようって、怖くて仕方なくて、出血の塊が出るたびに、全部すりつぶして、赤ちゃんがいないか、心臓ばくばくしながら確認する毎日で
今日は夫もいなかったので、もし、出てきてたらパニックになってた。
もう3〜5cmくらいになっている赤ちゃん、
見てしまうと、一生忘れられないし、次頑張る意欲も無くなってたと思う。。
そう思うと、夫が帰ってくるのを待ってくれて、
病院について、
診察台で先生が見つけてくれるまで、
出るのを我慢してくれてた赤ちゃんに感謝した。
さらに、幸い、掻き出し手術もしなくていいくらい綺麗に出てるみたいで、
本当に怖がりな私のために、怖い思いしなくていいように、
最後の親孝行してくれた気がしました。
一年半前の子宮外妊娠のときも、元気に生きてた赤ちゃん、
今回も、先週見た時は赤ちゃんの心拍はすごく元気だった。
子宮外妊娠は6週ぴったり、
今回は8週ぴったり。
なんで元気に育ってるのに産んであげられないんだろう・・
でも、前を向かないと、また妊娠することもできない。
今度はまた一から、本当に一から。
先が見えない。
そんなことを思いながら、病院を出ると、
病院の玄関の真正面にすごく大きくてきれいな満月があって
流産の辛さの中に、別の感情が湧いてくるほど、
綺麗すぎて。。
これから、満月を見たらこの日のことを思い出すんだろうな・・
って思いながら帰ってきました。
この数年で、赤ちゃんがどれだけ望んでも簡単にできないことが身に染みてるので、
そんなに簡単じゃないってわかっているけど、
私は、1%の確率でしかならないって言われる子宮外妊娠にあてはまってしまうし、
5%の確率でしかならないっていう、心拍確認後の流産にも当てはまってしまうし、
悪い方にばっかりあてはまってしまうから、
前向きに考えられないけど
夫が、「もうこれ以上はないよ。いっぱい辛い思いしたやろ?」
って何度も励ましてくれて。
本当に、次こそは、無事に産まれてきてほしい。
今日でようやく妊娠3ヶ月になったのに。
1ヶ月だけの妊娠期間。
妊娠してるってことが幸せすぎて、
妊娠していない空っぽな今が
さみしい。
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8W0D。8週0日目。
ようやくの妊娠3ヵ月になった瞬間、
赤ちゃんが旅立ってしまいました。
1月に採卵してできた3つの胚盤胞の最後の子。
うまく着床してくれて、
無事育ってくれて、
先週心拍確認ピコピコも確認して、
ほっとした瞬間から始まった出血。
5日間安静にしてたけど、徐々に出血が増えて、
でも、心拍確認できてると出血しても大丈夫っていう説が多いし、
先生も大丈夫って言ってたけど、
だんだん生理痛に近い下腹部痛が訪れ、
腰痛も生理のときみたいで、
トイレに行くたび、ついていた血オリモノが、
生理一日目くらい量から生理二日目に近づいて
いなくなる6時間前くらいから、
腹痛が、流産のことを紹介するネットに書いてあるとおり
本当に陣痛みたいに波のように押しては引いて、を繰り返したので、
あーだめかもしれない・・
って思いながら、
本当にたまたま。
1ヵ月に1回くらいしかない飲み会で夫のいない夜、
お腹の痛さと戦いながら、病院に電話。
「ナプキンがひたひたになるくらいの量がでたら来てください」
「今見ることもできるけど、初期はどうすることもできないので・・」
って言われて、ひたすら耐える。
夫に「お腹痛い」って、LINEするくらいが精いっぱい。
孤独だなぁ・・って思いながら、
もう駄目なんだろなぁ・・
って泣いてると、夫帰宅。
とりあえず、動くと出血するので、ソファーで寝たまま、
夫もとなりの床で寝ることにしたけど、
なんか嫌な予感がして、お尻の下にタオルを敷いて寝ていると・・
冷たい。
お尻がひんやりするので触ってみると、
濡れてる・・
ナプキンしてるけど、ナプキンが吸収できない量の出血・・というか水が出てる感じ・・
本当にだめだ・・って確信して、
夜中の1時半だったけど、夫を起こして
「もうダメっぽい・・血が洩れてきてる。病院行く」
夫が電話してくれて、急きょ夜間の救急外来へ。
もしかしたら、
このまま良くて入院・・
と思うと、とりあえず、血でおしり周りがべたべただったので、シャワーを浴びていこうとすると
ぼたぼた・・・
っと血が垂れて、自分で制御できない血が止まらない。
私がシャワー浴びている間に、夫が床をふいてくれて、
車で向かう間も、もれそうなのでペットシーツを敷いて、病院へ向かいました。
パンツを脱いで診察台に座るほんのわずかな時間でも
流れ続ける出血。
診察台周りも血がだらだら垂れてる状態で、
1年半前、子宮外妊娠の時に手術でお世話になった先生が現れ、
「ちょっとみてみますね」
って言った後、超音波の機械を入れてるのかと思いきや、
なんだか、移植の時とか、膣洗浄の時みたいに、
器具で広げられている感覚。
ピンセットの感覚がして、
先生「痛み、治まってませんか」
そういえば、さっきまでの抱える痛みがない。
先生「もうこのあとは痛くならないと思いますよ」
・・・ダメだったんだ・・
って言われた瞬間でした。
超音波も見せてくれて、この間まで黒い袋があったところには白い線が入っていて、
何もうつらない。
先生「着替えて、ご主人と、一緒に話しましょうか。」
そういわれて、外で待っている夫を呼びに。
先生の説明では、
残念だけど、流産という結果になりました。
赤ちゃんはもう子宮から出てきていて、
膣で止まっていたそうです。
それを聞いた瞬間、すごく悲しいのに、
すごく嬉しいのか、ほっとしたのか、よくわからない感情が込み上げて、
赤ちゃんにありがとうって気持ちでいっぱいになりました。
ここ数日は、トイレに行く度に赤ちゃん出てきたらどうしようって、怖くて仕方なくて、出血の塊が出るたびに、全部すりつぶして、赤ちゃんがいないか、心臓ばくばくしながら確認する毎日で
今日は夫もいなかったので、もし、出てきてたらパニックになってた。
もう3〜5cmくらいになっている赤ちゃん、
見てしまうと、一生忘れられないし、次頑張る意欲も無くなってたと思う。。
そう思うと、夫が帰ってくるのを待ってくれて、
病院について、
診察台で先生が見つけてくれるまで、
出るのを我慢してくれてた赤ちゃんに感謝した。
さらに、幸い、掻き出し手術もしなくていいくらい綺麗に出てるみたいで、
本当に怖がりな私のために、怖い思いしなくていいように、
最後の親孝行してくれた気がしました。
一年半前の子宮外妊娠のときも、元気に生きてた赤ちゃん、
今回も、先週見た時は赤ちゃんの心拍はすごく元気だった。
子宮外妊娠は6週ぴったり、
今回は8週ぴったり。
なんで元気に育ってるのに産んであげられないんだろう・・
でも、前を向かないと、また妊娠することもできない。
今度はまた一から、本当に一から。
先が見えない。
そんなことを思いながら、病院を出ると、
病院の玄関の真正面にすごく大きくてきれいな満月があって
流産の辛さの中に、別の感情が湧いてくるほど、
綺麗すぎて。。
これから、満月を見たらこの日のことを思い出すんだろうな・・
って思いながら帰ってきました。
この数年で、赤ちゃんがどれだけ望んでも簡単にできないことが身に染みてるので、
そんなに簡単じゃないってわかっているけど、
私は、1%の確率でしかならないって言われる子宮外妊娠にあてはまってしまうし、
5%の確率でしかならないっていう、心拍確認後の流産にも当てはまってしまうし、
悪い方にばっかりあてはまってしまうから、
前向きに考えられないけど
夫が、「もうこれ以上はないよ。いっぱい辛い思いしたやろ?」
って何度も励ましてくれて。
本当に、次こそは、無事に産まれてきてほしい。
今日でようやく妊娠3ヶ月になったのに。
1ヶ月だけの妊娠期間。
妊娠してるってことが幸せすぎて、
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しかも辛い体験を思い出しながら、励ましていただき、ありがとうございます。
7週、10週・・お腹にいる期間が長ければ長いほど、辛さは増しますよね・・。
私もあの日のことを思い出すととても辛くなります。
少しずつ準備を始めていた妊娠グッズを見ると思いだすので、部屋の隅っこに押しやって、今は次に向けて前向きにならなくては・・と突き進んでいるところです。
コメントをいただいて、1つとても救われたことがあります。
絨毛膜下血腫が見えているときも、赤ちゃんの心拍が確認できていたので、出血に流される形で、生きている状態で外に放りだされてしまったんじゃないか・・すごくかわいそうなことをしてしまったのではないか・・とそれだけが気がかりだったのですが、あれだけの出血があると、赤ちゃんの心拍もとまってしまうんですね・・。
でてきたときには、もう苦しい思いをさせずにすんだのかな、と、少しだけ気がかりだったつっかえが楽になりました。
コメント、本当にありがとうございました。
突然すみません。
BT5の検索でこちらにたどり着きました。
実は私も2回流産していて、1回は7wの初期の流産、2回目は10wで絨毛膜下血腫からの流産で、主さんと全く同じように不安な日々を過ごしました。
まだまだ思い出すと泣けますよね。
陣痛と同じような痛みがあって、何度もお腹にまだ出てきちゃだめだよって話しかけました。でも血は滝のように流れてきて止められなくて。
結局私は一晩陣痛のような痛みに耐え、次の朝うそみたいに腹痛が治まってトイレに行った瞬間、手のひらサイズの血の塊が。
エコーで見てもらうと、まだ赤ちゃんはいましたが、昨日まであった心拍がありませんでした。私が願った通りちゃんとお腹にいてくれたんだなと思いました。
そして手術後、エコーで、何も無いお腹の中。きれいですねと確認された時、涙が止まりませんでした。
もちろん、今も思い出すと普通に泣けてきます。
でもそれももぅ2月の話になります。
今はまた新しく1歩前へ。
進もうと頑張り出したところです。
これからもこんな悲しいこと、忘れることなんて出来ないけど、その分絶対また会えるように、頑張りたいなって思います。
まとまりはありませんが、同じ気持ちの者がいたこと、主様に届きますように。