2017年03月11日
D25 治験薬服用後の精液検査
11月に、夫の遺伝子検査の結果と治験でいただいた治験の薬がそろそろ終わりなので、Oクリニックでへ。
前回治験薬をもらいにOクリニックに行った時には、実はおなかで受精が始まっていたころになります。
「実は自然妊娠したんです!」
と伝えたくて、楽しみに行きましたが、いつもの先生がお休みで別の先生でした。
さらに―――
今回の夫の精液検査。
濃度・・・140万。
少ない・・
顕微鏡のモニターにも、一画面中に1匹だけフヨフヨ〜とひっかかりひっかかりしながら泳ぐ精子。
明らかに少ない。
しかも、運動率も21%
前回まで運動率だけは良かったので、
「俺の精子は少数精鋭!」
と言っていた夫も無言・・
今回初めてお会いした先生も、
「これは治験薬が効果なかった、としか言えませんね・・」
と、微妙な空気が流れる。
ちょっとでも増えていればと思っていたのに激減。
ということで、今までいろいろ試してきて、
一番効果がまだ感じられたのは、「セロフェン」。
先生もそれは認めていて、精子を作るホルモンを高めてくれるものだから・・
といいつつも、ただ、
「140万の精子が2000万になるとか劇的なものではないから・・やはり自然には(妊娠は)難しいですね」
と言われたところで、夫が
「実は妊娠したんです!どこの病院でもできないっていわれてたんですけど、自然妊娠はできて・・でも体外だったんです・・・・・という報告だけなんですけど」
と、これだけはどうしてもいいたかった!的に自然妊娠を伝えると、先生も驚いて
「できたんですか?!いつ?前回きた後?」
と、カルテにメモをたくさんしていました。
それだけ、この数値ではレアなんだろうな・・としみじみ感じたり。
結局卵管妊娠で子宮外だったため、卵管を切除したことを伝えると、
「初めての妊娠だったんですか?まぁ・・一度受精できたのであれば、もう少し自然妊娠を目指してもいいかもしれないですけどね」
「でも、私の年齢がもう35なので・・」
と言うと、先生は、ちょっと驚いて私のカルテをみて、
「・・35・・であればこの1年以内には1回体外なり顕微なりした方がいいですね」
「ただし、その合間にも自然妊娠にむけてのタイミングは必ず取った方がいいです」
ということで、やっぱり次の生理がきたら最後の卵胞チェックついでに、病院に行って顕微授精の準備を始めることになりそうです。
もともとは、12月から始める予定だったから遠回りしただけなんだけど。
できたらやっぱり自然がよかったなぁ・・とか思ってしまうけど。
そこで
「あの、体外受精とか、顕微授精するならやっぱり成功率のいいところに行った方がいいですか?」
と聞いてみました。
「いつも通っている一番近い病院では去年の顕微授精成功者が7人しかいなくて・・」
「友達の行っている病院は3回やると2回目には成功するくらいの実績がホームページにのってるんですけど」
と相談すると
「まぁ、患者さんからすると実績で選ぶしかない気持ちはわかるんですけど・・」
「近くの病院だと別ですが、地域によって不妊治療にくる患者さんって違うんです。田舎だと若い方が多いし、都会に行くと、高齢不妊が多かったりする傾向があります。
高齢であれば同じ治療をしても効果が出なかったりするので、その病院の立地も影響するので一概に成功率っていうものは測れません」
といわれ、納得。
友達の住んでいるエリアはかなり年齢層が若くて、20代で3人目、4人目・・という地域。
私が住んでいるエリアはまぁまぁ大都会に近くて働いていて結婚が遅かった私のような30代が結構多い。
ということで、
「成功率ではなく、個人の状態、旦那さんの状態がすべてですよ。
培養士の力量もある程度はありますけど。
ただ、家から近い方がいいです。奥さんが何度も注射で通うことになるので、体力的にだけでなく、精神的にもしんどいですから」
と、教えてもらいました。
ついにいよいよ本当に体外受精がちかづいてきた気がしますが・・
Oクリニックの優しい先生たちにも感謝しつつ、
Oクリニックの受診はこれでおしまいです。
いい病院だったなぁと思います。
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前回治験薬をもらいにOクリニックに行った時には、実はおなかで受精が始まっていたころになります。
「実は自然妊娠したんです!」
と伝えたくて、楽しみに行きましたが、いつもの先生がお休みで別の先生でした。
さらに―――
今回の夫の精液検査。
濃度・・・140万。
少ない・・
顕微鏡のモニターにも、一画面中に1匹だけフヨフヨ〜とひっかかりひっかかりしながら泳ぐ精子。
明らかに少ない。
しかも、運動率も21%
前回まで運動率だけは良かったので、
「俺の精子は少数精鋭!」
と言っていた夫も無言・・
今回初めてお会いした先生も、
「これは治験薬が効果なかった、としか言えませんね・・」
と、微妙な空気が流れる。
ちょっとでも増えていればと思っていたのに激減。
ということで、今までいろいろ試してきて、
一番効果がまだ感じられたのは、「セロフェン」。
先生もそれは認めていて、精子を作るホルモンを高めてくれるものだから・・
といいつつも、ただ、
「140万の精子が2000万になるとか劇的なものではないから・・やはり自然には(妊娠は)難しいですね」
と言われたところで、夫が
「実は妊娠したんです!どこの病院でもできないっていわれてたんですけど、自然妊娠はできて・・でも体外だったんです・・・・・という報告だけなんですけど」
と、これだけはどうしてもいいたかった!的に自然妊娠を伝えると、先生も驚いて
「できたんですか?!いつ?前回きた後?」
と、カルテにメモをたくさんしていました。
それだけ、この数値ではレアなんだろうな・・としみじみ感じたり。
結局卵管妊娠で子宮外だったため、卵管を切除したことを伝えると、
「初めての妊娠だったんですか?まぁ・・一度受精できたのであれば、もう少し自然妊娠を目指してもいいかもしれないですけどね」
「でも、私の年齢がもう35なので・・」
と言うと、先生は、ちょっと驚いて私のカルテをみて、
「・・35・・であればこの1年以内には1回体外なり顕微なりした方がいいですね」
「ただし、その合間にも自然妊娠にむけてのタイミングは必ず取った方がいいです」
ということで、やっぱり次の生理がきたら最後の卵胞チェックついでに、病院に行って顕微授精の準備を始めることになりそうです。
もともとは、12月から始める予定だったから遠回りしただけなんだけど。
できたらやっぱり自然がよかったなぁ・・とか思ってしまうけど。
そこで
「あの、体外受精とか、顕微授精するならやっぱり成功率のいいところに行った方がいいですか?」
と聞いてみました。
「いつも通っている一番近い病院では去年の顕微授精成功者が7人しかいなくて・・」
「友達の行っている病院は3回やると2回目には成功するくらいの実績がホームページにのってるんですけど」
と相談すると
「まぁ、患者さんからすると実績で選ぶしかない気持ちはわかるんですけど・・」
「近くの病院だと別ですが、地域によって不妊治療にくる患者さんって違うんです。田舎だと若い方が多いし、都会に行くと、高齢不妊が多かったりする傾向があります。
高齢であれば同じ治療をしても効果が出なかったりするので、その病院の立地も影響するので一概に成功率っていうものは測れません」
といわれ、納得。
友達の住んでいるエリアはかなり年齢層が若くて、20代で3人目、4人目・・という地域。
私が住んでいるエリアはまぁまぁ大都会に近くて働いていて結婚が遅かった私のような30代が結構多い。
ということで、
「成功率ではなく、個人の状態、旦那さんの状態がすべてですよ。
培養士の力量もある程度はありますけど。
ただ、家から近い方がいいです。奥さんが何度も注射で通うことになるので、体力的にだけでなく、精神的にもしんどいですから」
と、教えてもらいました。
ついにいよいよ本当に体外受精がちかづいてきた気がしますが・・
Oクリニックの優しい先生たちにも感謝しつつ、
Oクリニックの受診はこれでおしまいです。
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