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2023年01月06日

自己破産した金融ブラックが年会費無料のクレジットカードを取得するまでの道のり(キャッシュレス生活133)

金融ブラックからの脱却は「デポジット型クレジットカード」で地道にコツコツと実績を積み上げることが良いかもしれません

 私は2019年11月に自己破産免責となりました。当然、クレジットカードをはじめ、各種ローンは最低でも5年間程度は取得はできないであろうと覚悟をし、デビットカードでしのいでいました。

 そんな中、保証金を預けることで取得が可能なデポジット型クレジットカードの存在を知り、ダメ元で申し込んだところ、まさかの審査可決で意外にも自己破産免責からわずか4ヶ月で取得できました。

 自己破産免責から3年経った現在、CICやJICC、KSCといった個人信用情報機関には、まだまだ事故履歴がのっている金融ブラックですが、ようやく年会費無料のクレジットカードを取得できるようになりました。

 そこで今回は、悲願の年会費無料クレジットカード取得までの流れを書いてみました。

2020年4月 
ライフカードデポジット5万円可決で取得


ライフカード.png

 年会費5,500円がかかりますが自己破産免責からわずか4か月しか経っていないにもかかわらず、ライフカードデポジットの5万円が審査可決。この段階ではクレヒスは全て「法定免責」「異動」「貸倒」がCICなどに事故情報として掲載されている段階です。この異動情報は5年間は消えません。


2020年9月
ネクサスカード(当時はJトラストマスターカードデポジット)5万円可決で取得

ネクサスカードホワイト.jpg

 年会費1,375円と発行手数料550円がかかりますがライフカードデポジットに比べて年会費は安いです。この段階ではライフカードデポジットの月3万円程度の $ マークのクレヒスが6か月程度あります。


2021年2月
ライフカードデポジット5万円をもう一枚追加で申し込み可決取得


ライフカード.png

 この段階ではライフカード1枚目のクレヒス月平均3万円程度を10か月、ネクサスカードが月平均3万円程度で3か月の $ マークのクレヒスがあります。1枚目のライフカードデポジットと合わせると11,000円の年会費がかかります。


2021年9月
2枚目に取得したライフカードデポジット5万円を解約

 5万円の2枚持ちは使い勝手が悪いため解約。返金後にそのままネクサスカードの増額にあてました。


2021年12月
ライフカードゴールドが奇跡的に可決取得


ライフゴールド.png

 年会費11,000円、利用限度額が5万円ですがゴールドカードが取得できました。この段階ではライフカードデポジットで20か月程度の $マークのクレヒスとネクサスカードで月平均10万円位の $ マークのクレヒスがあります。


2022年8月
年会費無料のペイディカードを利用限度額5万円で可決取得


リアル.jpg

 ライフカードデポジットで28か月、ライフカードゴールドで8か月、合わせて月平均8万円位の決済額で $ マークのクレヒス。メインのネクサスカードで月12万円平均で22か月ほどの $ マークのクレヒスがありました。ペイディカードは後払いカードであってクレジットカードではないと言う意見もありますが、金融ブラックにとってはそんなことはどうでもよく、年会費無料でクレジット機能のあるカードが持てました。



2022年11月
年会費無料のメルカードが可決取得


メルカード.jpg

 メルカリでの取引実績も考慮されたと思いますが、メルペイが新たに発行を開始したメルカードが限度額45万円で可決取得できましたので一躍、メインカードとなります。これを機にライフカードデポジットとライフカードゴールドを解約しました。

2023年1月現在
 年会費無料のメルカードがメインで年会費1,375円のネクサスカードを仕事用で利用。この2枚あれば十分ですが、年会費無料で持っていて損のないペイディカードを予備で持っています。

 自己破産免責から3年が過ぎた程度の身ですが、年会費を払い、地道にクレヒスを積んだ成果かどうかは正直わかりませんが、年会費無料のクレジットカード、それも金融ブラックにとっては十分の利用可能額があります。

 これまでには、ダメ元でたくさんのクレジットカードを申し込んでは否決のオンパレードでした。当然、過剰申し込みであることも認識していましたが、これまでの3年間で、金融機関の対応も何と無く理解できたのは個人的には勉強になりました。

 私は審査する側の人間ではないため、クレヒスの効果がどれだけあるかはわかりませんが、クレヒスが重要であることは間違いないかと思います。

『人生、地道にコツコツやればなんとか道は開ける』のではと思います。
 
 今回は自己破産をしてしまい、金融機関からは全く相手にされなくなってしまった還暦すぎたオッサンが、デポジット型クレジットカードで地道にコツコツとクレヒスを積んで、3年目に年会費無料のクレジットカードを取得するまでの過程を紹介しました。金融ブラックの方も状況は様々ですので、私よりももっと早く年会費無料のクレジットカードを持たれている方も多いと思います。
 一方、これから年会費無料のクレジットカードを取得したいと思っている方もいらっしゃると思います。私は自己破産免責の時は58歳でした。その後、還暦を迎え、61歳になる直前に年会費無料のペイディカードとメインカードのメルカードを取得できました。自己破産免責からまだ3年で喪明けまで後2年あります。おまけに還暦過ぎ、個人事業主、賃貸住まいの属性は正直良いとは言えません。それでも地道にコツコツとやって行けば、道は開かれるのではと思います。

 私よりももっと若く、属性の良い方であれば、まだまだ巻き返しは十分に出来ます。今回の体験記事が少しでも参考になっていただければ幸いです。






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恋愛、結婚、離婚、子育て、債務整理、うつ病、男性更年期障害など楽しいことも嬉しいことも、辛いことも悲しいこともたくさんありましたが、シニア世代を迎えて、死ぬ時に「10勝9敗で少しだけ勝ち越せた人生で良かった!」と思えるようにいきたいと感じるよになりました。
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