鶴見線とは横浜・川崎市の京浜工業地帯の工場で働く人が主な利用者である通勤路線です。
しかし「ホームのすぐ後ろが海」の海芝浦駅を筆頭に、その他元私鉄ならではの“JRらしからぬ”(昔は“国鉄らしからぬ”)雰囲気が多分に漂っているため、鉄道ファンのみならず一般の街歩きやプチ旅行好きにも人気がある路線です。
日中は極端に本数が少なくなり、車内もガラガラになって「都市部のローカル線」と言うか「非日常感」も味わえます
ちなみに私は鶴見線に乗るのは4回目です。
初めて乗った時はカナリア色の101系電車が走っていて、武蔵白石〜大川間ではチョコレート色の旧型電車クモハ12(17メートル車両)が走っていました。今は線形が変わって鶴見から大川までは直接乗り入れています。本数はしっかり減っていますが(-_- )。
前回もそうでしたが、朝の通勤時間帯の本数の多い時を狙って行きました。
鶴見駅の鶴見線乗り換え改札口
鶴見線内は全駅が無人駅(貨物や運転関係の駅員がいる駅は有り)なので、同じJR在来線同士の乗り換えでも改札があります。“関所のチェック”みたいなものですね。
レイアウト的には、品川駅の京急の連絡改札口を小規模にしてホームを行き止まりにした感じでしょうかね!? 京浜東北線を降りて、階段を上がって海側でない方に乗り換え改札口があるのも同じだし。
鶴見駅(鶴見線の)の駅名標
鶴見駅に停車中の205系(1100番台)電車
鶴見の次の国道駅のホーム
高架でカーブもしています。
国道駅の駅名標
国道駅ホーム下の上下線ホームを行き来する通路より下を臨む
いい感じの“うら寂れ方”です
「新横浜ラーメン博物館」、或いは「三丁目の夕日」に出てきそうな感じで実にいいです。「ザ・昭和」。
国道駅の駅舎(?)と言うか入口
この部分だけですが、新宿の隣りの大久保駅にも何となく似てます。
左手の道路が駅名の元となった国道15号(第一京浜)です。この辺りの地名は「横浜市鶴見区生麦」で、そう、歴史の授業で出てくる「生麦事件」の生麦です。
“海芝浦支線”の分岐駅である浅野駅の海芝浦行きホームより
分岐してからホームがあるので、鶴見⇔海芝浦方面用と鶴見⇔扇町方面用の2つホームがあります。
海芝浦方面のホームの浅野駅の駅名標
こちらは浅野駅の鶴見⇔扇町方面ホームに停車中の205系(1100番台)電車
浅野駅の駅舎
「浅野」と言うのは浅野セメントなどの浅野財閥の祖である浅野総一郎の名前から来ています。
海芝浦駅
ホームの後ろは海です。
鶴見方面側の車両
ホームの長さギリギリに停まるので、これ以上バック出来ませんでした。
海芝浦駅の駅名標
首都高湾岸線の「鶴見つばさ橋」もホームから見えます。
ホームの壁板下の隙間からは海が
行き止まりの車止め部分
行き止まりからでないと撮れないアングル
この海芝浦駅は東芝(東芝エネルギーシステムズ)の私有地なので、東芝に用がない人は乗ってきた電車でそのまま帰る事になります。
この写真の右側は東芝の入口です(撮影禁止なので写真は無し)。
でも、東芝の厚意で「海芝公園」と言う憩いの広場を私有地の一角に作ってくれているので、そこで電車の発車時刻まで一休みです。有難いです。
椅子もトイレもあります。
救命浮き輪と鶴見つばさ橋
海面がキラキラしていたので、わざと逆光・露出アンダーで撮ってみました。
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