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2024年08月31日

あとでやろうは、馬鹿やろう


夏休み終盤、妻が三女の処の次男坊と三男坊を連れて、船橋の次女の家に遊びに行った。
三女の処の次男坊は次女の処の長男が大好きなのである。
船橋の家に着いたら早速彼の部屋に行き、色々と話し込んだようである。

その日の朝、妻は車を乗り出し近くに住んでいる三女の家に行き二人を乗せ一路次女の住む船橋に。
次女は4人の子持ちであり、長男坊は高校1年生。長女は中学1年生である。
高校1年の長男坊は小さい頃から、私と一緒に自転車をこよなく愛した9人いる孫の内2番目の子である。
彼は第一志望高でなかった事から一念発起し、猛勉強が始まり入学後、学年で1番の成績らしい。
兎に角、不思議な程頭がイイ子であるが、忘れ物など多く内申書が非常に悪かったらしい。
娘曰く「内申書の悪い分、他の子より30点よ分に取らないとダメと言われてるんだよ」とこぼしていた。
我々が受験に挑んだ頃は兎に角、点数さえ取れれば合格、内申書なんてものは無い良い時代であった。
今は運動会で足の遅い子は早い子よりかなり先の位置でスタートさせるという、馬鹿な教育だから世も末。

彼はその所為かどうか判らぬが、結果として若いうちに挫折を味わった彼の躍進は恐ろしい程である。
その証拠と言うか、証明は以下に記す。

         9年前の小学2年             中学2年1泊2日タンデム輪行
E6B3A1E6B2ABE6B3A2-thumbnail2.jpgP1180511.JPG


彼の部屋の壁には【部屋の乱れは、心の乱れ】と、【あとでやろうは、馬鹿やろう】の表題が。
三女の次男坊が帰りの車の中で「〇〇の部屋に貼ってあった標語が凄かった。一日どれ位勉強しているのか聴いたら7,8時間かな」と答えられ驚きの連続であったらしい。

それにしても、心の成長が素晴らしい。
彼とは二人で2泊3日のドライブや自転車での輪行を何度した事か。
何よりも彼がまだおしめを付けていた頃、千葉にモノレールを乗りに出かけ千葉公園を散歩した。
自転車に漸く乗れるようになったら泊まりに来るたびに30キロ、50キロと小さい内から厳しく指導。
最終的に我が家から130キロ離れた館山に1泊2日の輪行を2度、タンデムで太海海岸にやはり泊りがけでと、日帰り輪行はそれこそ数えきれないほど走り回ったのである。
幼い頃は引き連れていたが小学高学年になった頃から地位は逆転。
「おーい!、爺さんを置いていくんじゃないぞー」と叫びながら彼の後を追うようになってしまった。

その幼かった子が【あとでやろうは、ばかやろう】なんて。
私の日常は殆どの作業、仕事は口癖のように「あとでやる」と逃げていたから、彼から言わせた派「じいさんは、ばかやろう」になること間違いなし。

私の二階の部屋は汚い。
厳しく成長した彼、孫には見せられない。
老いては子に従えではなく孫に教われか。

posted by 小豆洗い at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族
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