会館内の引き上げられたゼロ戦
パリオリンピックで卓球部門で出場しメダルを得た女子選手の【早田ひな】さんが帰国し、メダル取得者が一堂に介し、13日の報告会での発言が世間の注目を集めた。
彼女はまだ24歳の若い女性である。
奇しくも翌々日は我が国の終戦記念日であった、本来敗戦記念日とした方が良いと個人的に思っている。
負けたことを終戦などと綺麗な言葉で濁しているとしか思えない。
メダルを取得したご褒美として自分に二つのプレゼントをしたい旨のような発言を壇上で示した。
鞄か装飾品を買う事と、鹿児島県知覧の特攻隊施設に行きたいと発言し、各方面から脚光を浴びた。
よくぞ言ってくれたと、テレビの前で拍手喝采。
しかし、中国国内では彼女の発言に関し想定通りの反応を示した。
彼女が発言するまでは互いに戦った中国卓球界のエースたちが早田ひなに対し友好的でありSNSでフォローしていたが特攻基地に行きたいの発言から一転してフォロワーを外したことが大きな国内問題になっているとの事だが「やはりね」と思わせる反応であった。
日章旗に過敏に反応した韓国がフランスオリンピック協会に「日本が日章旗の表示を外さなければ我々韓国政府はオリンピックを辞退する」と迫ったらしいが、フランス政府は「それでは参加しなくて結構です」旨の回答をしたら要求が全く受け入れられぬ為訴えを取り下げ、参加するに至ったらしい裏情報がある。
嘗て日本に征服され屈辱を味わっているから卑屈なまでの拒絶反応を示す両国なのであろう。
南京虐殺や強制労働、慰安婦問題等過去をほじくり返し清算された諸事項を掲げ騒ぎまくるのは如何なものか。
海のシルクロードなどを唱え近隣諸国、アフリカなどの後進国に経済援助めかして不当不法に侵略して己が行為を責められる前に相手の非をことさらつついてそちらに目を逸らさせているだけではなかろうか。
出来れば、現在の若者の多くに広島、長崎、そして特攻基地の有った知覧などに行ってもらいたい。
この施設には二度訪れたが、当然の事ながら全てを見る程こころが強くなかった。
展示されている彼らの辞世の句や家族に対する手紙を数人観ただけで字がにじんで最後まで読むのが大変であり、2度目は妻に同行して行った。
記念誌を買い求め、若い社員に当時の若者の気構えを見てもらった。
修学旅行で見させるべきである、と思っている。
⒗，7歳の若者が祖国を思い何を考え思い飛び立って行ったか。
だからこそ早田ひなさんの発言を、個人的に高く評価したい。
知覧会館の庭先のゼロ戦
