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2020年12月10日

ある夜の出来事

ゆず子猫時代.jpg

或る夜の出来事などと、目につこうと大きな題目を付けたもんだ。
記者のクラークゲーブルが富豪のじゃじゃ馬令嬢と思わぬ処で知り合い、共に行動をすることになり
モーテルの部屋をロープで二分し一夜を過ごすという内容であるが見てない方にはお勧めの白黒映画である。

その晩、愛猫ゆずは、私を見ると後ずさりし逃げてゆく。
彼女の好きな餌を持っていても後ずさり。
餌を床に置き見ていると、恐る恐る近づいてきてやっと食べてくれた。

ほんの数分前、暗がりの中、ゆずの餌を取りに階下に。
そこまではいつも通りであったが、奥の部屋に敷いてあった板状の敷物に躓き、倒れそうになってしまった。
あわててドアにもたれた。
結果ドアが激しく閉じられ、そこに猫がゆずがいたのである。
「フギャー!」と、時ならぬ猫の叫び。

当然私がやったのが判るから、私から逃げる。
暫くして私を見ても、恐ろしいものを見る目つきで近寄ってこないのである。
それでも暫くしたら、食欲の本能が勝るから、単に動物だから食べに来た。

そして食べ終わったら私をじっくり見つめる。
「お前はさっき、私を殺しかけたんだぞ」と言わんばかりに。
朝になり、庭先に出す紐を出しゆずに媚びた。
許してもらおうと賄賂みたいなものだ。

汚い奴と自分でも思ったが、仲良くなる一番の近道がこれだと。
案の定、玄関先に飛んできた。
1m程の台に乗るよう台を叩くと上に飛びあがってくる。

いつものようにそこで紐付き首輪をつけると、庭に出してもらえる事を学習しているお利口さんなのである。
勝手ながら、こうして仲直り出来たと思う。
再び昨夜のことが再現しないように、階下に降りた時は灯をつけることにした。

ゆずも痛く学習したようで、私が階下に降りても用心してついて来なくなった。
以前は歩くとき、歩測の間をぬって歩くので、踏まないように気を付けねばならなかったが、今はその心配は
ない。

学習能力は高いようである。
親馬鹿かな。

ゆず庭先 前.JPG



posted by 小豆洗い at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物
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