2017年08月19日
耳をすませばの天沢聖司はただの悪質なストーカー?
価格:4,314円 |
耳をすませばを一度でも見たことがある人からすれば、
この都市伝説に妙に納得してしまうのではないでしょうか。
というのも、
作中の天沢聖司の主人公、
月島雫に対する執着が異常なのだ。
映画に入り込んでいれば特に気にならないのですが、
客観的に天沢聖司の行動を見てみると、
その異常さに気づくと思います。
そんな彼の作中での行動を一つ一つ検証してみましょう。
1、月島雫が借りる本を全て先回りして借りている
天沢聖司は月島雫が、
図書館で借りる本を全て先回りして借りています。
映画の中盤以降で分かることですが、
これは何も偶然ではなく、天沢聖司が意図的にやっていたことです。
特に問題視したいのが、
月島雫が借りた本を「後から」ではなく、
全て「先に」借りている点。
後からでも十分変態ですが、
先回りとなると、後からの比ではありません。
それこそ、月島雫の好み、性格、行動パターン、
その他ありとあらゆることを把握していないと無理な芸当です。
2、月島雫に対する愛情の裏返しがヤバイ
作中で天沢聖司は何度も、
月島雫に対して意地悪な行動を取っています。
まず、月島雫が一生懸命作詞した
「カントリーロード」をこれでもかというほど誹謗中傷。
その他にも、
父親の弁当だと知っていながらあえて、
「お前の弁当デカイのな!」とバカにしたりしています。
この時、既に月島雫に好意を持っていることから、
この行動が愛情の裏返しだと分かります。
3、家の前で待ち伏せ
天沢聖司ストーカー説もとい、
変態説を決定づけたとも言えるのが、最後のシーン。
早朝、天沢聖司は月島雫の家の前で待ち伏せをし、
ふと窓を開けた月島雫に対して、「運命だ!」と、
中二病全開の発言をしています。
そして自転車の後ろに雫を乗せ坂を上り、
登り切った天沢聖司はなんとプロポーズまで。
私が月島雫の父親だったら、
軽くぶっ飛ばして、警察に突き出すレベルです。
ここまで見て来て、
爽やかイケメンの天沢聖司だから、
許されている行為が多い気がします。
実際にストーカーかどうかは分かりませんが、
ストーカーであるという都市伝説が噂される理由も、
ある意味仕方のないように思いますね。
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