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2017年06月08日
建設ラッシュ
最近新聞で見かける、大規模酪農牧場建設の記事。
国の補助金が出ることもあって、
各地で新しい大牧場の建設が増えています。
牧場ではないですが、うちの近所でも
新しいマンションの建設が増えています。
どうもこういった風潮というのは国の政策によって
生じるもののようで、牧場は国の補助事業による所が大きいですし、
マンション建設なら低金利政策、さらに賃貸なら
相続税対策となるのでしょうが、いずれにせよ国が
そのきっかけを作っているのは間違いないように思います。
その結果生じるのは、酪農なら資材の高騰、牛の高騰。
マンションなら資材、人件費の高騰による建設費の高騰。
いずれも、産業として停滞している時期なら良かったのですが、
好況な時にこのような施策をおこなってしまうと
かえって社会全体でコスト増に苦しみそうです。
かつては大規模酪農場の多くが経営に苦しんでいて、
酪農の大規模化はうまくいかないものなのかな、なんて
思っていた時期もありました。
でも、ここまで乳価が上がり、かつロボット搾乳によって
作業の効率化が図られる(かつ作業の平準化が図れるといいますか)となると、
大規模化のメリットが大きく発揮できるのかもしれません。
ただ、搾乳ロボットも最近普及しすぎて、メンテの技術者が
不足しているなんて話もありますし、こうなったら大農場で
1名ないし2名、機械の技術屋がいてもいいのかもしれません。
もうすでにそうしている農場もあるでしょうね。
国の補助金が出ることもあって、
各地で新しい大牧場の建設が増えています。
牧場ではないですが、うちの近所でも
新しいマンションの建設が増えています。
どうもこういった風潮というのは国の政策によって
生じるもののようで、牧場は国の補助事業による所が大きいですし、
マンション建設なら低金利政策、さらに賃貸なら
相続税対策となるのでしょうが、いずれにせよ国が
そのきっかけを作っているのは間違いないように思います。
その結果生じるのは、酪農なら資材の高騰、牛の高騰。
マンションなら資材、人件費の高騰による建設費の高騰。
いずれも、産業として停滞している時期なら良かったのですが、
好況な時にこのような施策をおこなってしまうと
かえって社会全体でコスト増に苦しみそうです。
かつては大規模酪農場の多くが経営に苦しんでいて、
酪農の大規模化はうまくいかないものなのかな、なんて
思っていた時期もありました。
でも、ここまで乳価が上がり、かつロボット搾乳によって
作業の効率化が図られる(かつ作業の平準化が図れるといいますか)となると、
大規模化のメリットが大きく発揮できるのかもしれません。
ただ、搾乳ロボットも最近普及しすぎて、メンテの技術者が
不足しているなんて話もありますし、こうなったら大農場で
1名ないし2名、機械の技術屋がいてもいいのかもしれません。
もうすでにそうしている農場もあるでしょうね。
2017年04月24日
畜産におけるIoTの可能性
最近話題のファームノート。
情報の集約化ができて、それを
担当者がいつでも確認することが
できて、便利なものだとは思っていました。
でも、それは従来ホワイトボードで
やれていたことで、管理がしやすくなる
とはいえお金をかけてまで導入することに
それほど魅力を感じていませんでした。
使いこなせない人の方が多いようにも
思えましたし。
しかし、先日ミライダネを見たり、
ファームノートカラーの中身を知るにつれ、
考え方が変わってきました。
ファームノートカラーは牛にセンサーを
取りつけて、微妙な行動の変化を感知する
仕組みのようです。
それにより発情や病気などの異常がわかるとのこと。
しかも異常かどうかはAIが判断する仕組みのようで。
なるほど、このデータと普段から入力している
各種データを組み合わせれば、牛の健康管理が
かなりできるようになりそうです。
もしかしたら人が見て判断するよりも
より的確になるのかもしれません。
特に大牧場では従業員間の牛を見る目の差が
大きいと言われていますので、かなりの効果が
出ることでしょう。
ただ現状では入力において作業者の手入力に頼る
ところが多いように感じます。
乳検データや治療履歴、乳量などのデータを
それを保管しているデータベースから
直接取り込むことができれば、さらに
可能性が広がりそうです。
もちろん、そういった構想はすでに
開発者の頭の中にはあるのでしょう。
いろんな組織が絡む話なので簡単では
ありませんが、ファームノートのシェアが
広がれば広がるほど、現実的に
なっていきそうな感じがします。
世間ではAIだIoTだと叫ばれていても、
農業ではまだ遠い話だと思い込んでいました。
でもこんなに近くにあったんですね。
特に牛不足、労働力不足が課題と
なっている中、これらを一気に解決してくれそうな。
きっと大きな力になってくれるでしょう。
数年後に農場を管理する基礎となる
システムがファームノートになるのか、
あるいは他社のものになるのか。
それはわからないですが、そんな時代に
自分がどのような仕事ができるのか。
今のうちから考えておく必要がありそうです。
全てをAIに持っていかれないように、
というところですかね。
情報の集約化ができて、それを
担当者がいつでも確認することが
できて、便利なものだとは思っていました。
でも、それは従来ホワイトボードで
やれていたことで、管理がしやすくなる
とはいえお金をかけてまで導入することに
それほど魅力を感じていませんでした。
使いこなせない人の方が多いようにも
思えましたし。
しかし、先日ミライダネを見たり、
ファームノートカラーの中身を知るにつれ、
考え方が変わってきました。
ファームノートカラーは牛にセンサーを
取りつけて、微妙な行動の変化を感知する
仕組みのようです。
それにより発情や病気などの異常がわかるとのこと。
しかも異常かどうかはAIが判断する仕組みのようで。
なるほど、このデータと普段から入力している
各種データを組み合わせれば、牛の健康管理が
かなりできるようになりそうです。
もしかしたら人が見て判断するよりも
より的確になるのかもしれません。
特に大牧場では従業員間の牛を見る目の差が
大きいと言われていますので、かなりの効果が
出ることでしょう。
ただ現状では入力において作業者の手入力に頼る
ところが多いように感じます。
乳検データや治療履歴、乳量などのデータを
それを保管しているデータベースから
直接取り込むことができれば、さらに
可能性が広がりそうです。
もちろん、そういった構想はすでに
開発者の頭の中にはあるのでしょう。
いろんな組織が絡む話なので簡単では
ありませんが、ファームノートのシェアが
広がれば広がるほど、現実的に
なっていきそうな感じがします。
世間ではAIだIoTだと叫ばれていても、
農業ではまだ遠い話だと思い込んでいました。
でもこんなに近くにあったんですね。
特に牛不足、労働力不足が課題と
なっている中、これらを一気に解決してくれそうな。
きっと大きな力になってくれるでしょう。
数年後に農場を管理する基礎となる
システムがファームノートになるのか、
あるいは他社のものになるのか。
それはわからないですが、そんな時代に
自分がどのような仕事ができるのか。
今のうちから考えておく必要がありそうです。
全てをAIに持っていかれないように、
というところですかね。