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2021年05月04日

農林水産物・食品輸出拡大

菅内閣の政策の1つに「農林水産物・食品輸出拡大」があります。2025年に2兆円、30年までに5兆円へ増やす目標だとか。

輸出拡大と言うと良いことのように聞こえますが、本当にそう言えるでしょうか。

2019年の農産物の輸出額は9千億円台だそうです。これだけで多い少ないはなんとも言えません。

実のところ農産物輸出拡大は昔から掲げられていて、2013年には1兆円、という目標が掲げられた時期もあったようです。

つまり、以前から輸出額の目標は達成できていないと言うことです。拡大はしていますが、大風呂敷を広げて達成できないという結果になっています。

ではなぜ大風呂敷を広げるかというと、補助金を付ける理由になるからです。

しかし、輸出を拡大する、そのために生産を増やす。この考え方は果たして適切なのでしょうか。

輸出が拡大しており、生産量が不足しているから生産を増やす。これなら理解できます。

輸出を拡大させたいから、生産を増やす。生産を増やすことが先に来てしまっています。

これは非常に危険なことで、輸出が拡大しなければ生産物は余ることになります。そのことがどのような結果につながるかは明白です。

現在の政治は、とにかく利権団体に補助金を付けることが前提になってしまっているように映ります。長期安定政権の弊害と言えるでしょう。
posted by とば吉 at 11:22 | 農業の話題
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