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2021年09月06日

脱炭素社会と畜産業

 令和3年9月4日放送の「池上彰のニュースそうだったのか」において、
環境負荷軽減のために牛肉を食べない、という話題が出ていました。

 この視点は畜産関係者に危機感を持って受け止めて欲しいと思っています。

 今のところは日本において国民の環境に対する意識はまだまだ
高いとは言えませんが、異常気象や温暖化について危機意識を持ち始めている昨今、
環境負荷の高い牛肉生産に消費者の目が向けられることも考えておかなくてはなりません。

 環境のことを第一に考えれば、より負荷の少ない豚肉、鶏肉へのシフト、
あるいは人工肉へのシフトも想定できないことではありません。
(人工肉の生産によりどれくらいの環境負荷が生じるかはよくわかりませんが)

 最初に注目されるのは牛肉生産だと言えるでしょう。

 従来牛の改良と言えば、肉牛なら肉質や生産性を、乳牛なら同じく生産性や体型などが
重視されてきましたが、環境負荷という観点からの改良が進められて
いないのは残念に思います。
(環境負荷軽減の改良ということが可能なのかどうかはわかりませんが…。)

 ただ、乳牛なら乳量を追いかけた結果、体が大きく大飯ぐらいの
牛が増えた、肉牛ならサシを追いかけるあまり不健康な牛が増えた
(病気したり死んだりすればその分ロスになる)ということが
改良の結果もたらされた、とも考えられるのかな、と思います。

 とにかく、環境問題については一層真剣に考えるべきであって、
牛のげっぷやふん尿、という視点だけではなく、そもそも牛の飼養自体が
問題になるかもよ、ぐらいの危機感で取り組む方が良いのでは
ないかと日々感じているところです。
posted by とば吉 at 22:19 | 農業の話題
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