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2021年08月08日
今日の東京の感染状況
国内初 ペルーで確認「ラムダ株」羽田空港検疫 感染確認の女性
月に羽田空港の検疫所で新型コロナウイルスへの感染が確認された女性が、南米のペルーなどで報告されている変異ウイルスの「ラムダ株」に感染していたことが分かりました。国内でラムダ株が確認されたのは初めてです。
厚生労働省によりますと、7月20日のペルーから羽田空港に到着した30代の女性が、検疫所の検査で新型コロナウイルスに感染していたことが確認されました。
その後、検体の遺伝子を解析した結果、ペルーなどで確認されている変異ウイルスの「ラムダ株」が検出されたということです。
検疫を含めた国内でラムダ株への感染が確認されたのは初めてです。
国立感染症研究所によりますと、ラムダ株は去年8月にペルーで最初に報告されて以降、南米を中心に感染が広がり、WHO=世界保健機関が「注目すべき変異株」に分類しています。
一方、国立感染症研究所は「感染力やワクチンへの抵抗力が従来のウイルスより強い可能性はあるものの、データが限られている」として、現時点では「注目すべき変異株」に位置づけていません。
厚生労働省は、ラムダ株について「情報が限られているため、現時点では評価が難しい。引き続きWHOや各国政府、専門家と情報を共有しながら監視体制を強化していきたい」としています。
変異ウイルス「ラムダ株」
WHO=世界保健機関によりますと、変異ウイルスの「ラムダ株」は、去年8月に南米のペルーで初めて報告され、ペルーやチリ、エクアドルなど南米を中心に広がっています。
従来のウイルスより感染力が高まっている可能性があり、WHOは「注目すべき変異株」に位置づけていますが、現在のところ「デルタ株」や「アルファ株」など「懸念される変異株」に位置づけられている変異ウイルスほどの広がりは見られません。
新型コロナウイルス対策にあたる政府の分科会のメンバーで、東邦大学の舘田一博教授は「感染性だけでなく、どれだけ重症化のリスクがあるのかや、ワクチンの効果が見られにくくなるのかどうかなどの情報を把握しながら、水際対策を徹底することが重要だ。国内への持ち込みを100%抑えるのはかなり難しいが、水際対策で遅らせ、広げない対策を徹底することはできる」と話しています。
そのうえで、舘田教授は「新型コロナウイルスは2週間に1回、変異を起こしていて、さらに広がりやすいウイルスが世界各地で出てきてもおかしくない。世界的なネットワークで情報を共有し、連携して広げない対策を進めていく必要がある」と話しています。
国内で確認 変異ウイルスの状況
国立感染症研究所は、従来より感染力が高かったり、ワクチンの効果を弱めたりと、性質が変化した可能性がある変異ウイルスを「懸念される変異株=VOC」に、同様の影響を与える可能性が示唆される変異ウイルスを「注目すべき変異株=VOI」に分類して監視を強化しています。
厚生労働省によりますと、8月6日時点で国立感染症研究所がVOCに分類しているのは4種類です。
このうち、
▽イギリスで見つかった「アルファ株」は、7月26日までに国内で3万3961人、検疫では328人。
▽南アフリカで最初に見つかった「ベータ株」は、国内で22人、検疫で90人。
▽ブラジルで広がった「ガンマ株」は、国内で94人、検疫で24人。
▽インドで見つかった「デルタ株」には、国内で1174人、検疫で409人の感染が確認されています。
また「VOI」に分類されているのは、
▽インドで見つかった「カッパ株」で、国内で7人、検疫で19人の感染が確認されています。
一方、
▽「ラムダ株」については、VOCやVOIに位置づけず、発生の動向を注視しているということです。
新型コロナウイルスは、およそ2週間ごとに1か所程度が変異していると考えられ、WHO=世界保健機関が監視を呼びかけているものを含めて、4日の時点で20種類を超えています。
(NHKニュースより引用)
デルタ株の次はラムダ株ですか‥
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都内クリニック PCR検査が急増「対処できる状態超えている」
感染の急拡大で都内のクリニックでは、PCR検査を希望する人が急増しているほか、陽性になった患者から「保健所から連絡が来ない」といった相談の電話が相次いでいます。
東京・目黒区の「ロコクリニック中目黒」では、発熱外来を設けて新型コロナウイルスのPCR検査を行っていますが、これまで一日10件ほどだった検査の希望者が先月末から3倍のおよそ30件に急増しています。
陽性率は5割余りに上っているといいます。
検査の予約枠が2日先までいっぱいになることもあり、この日も「熱が出ているので検査を受けたい」という電話が入りましたが、すぐには難しいと答えていました。
また、陽性となった患者について保健所に報告するとこれまでは当日のうちに保健所から患者に連絡が入っていましたが、感染の急拡大以降、「保健所から連絡が来ない」とか「電話がつながらない」といった相談が相次いでいるということです。
このため医師は陽性となった患者一人一人に検査結果を連絡する際、症状を確認したり急に悪化した場合は救急車を呼ぶか、クリニックに電話するよう伝えたりしていました。
「ロコクリニック中目黒」の嘉村洋志医師は「自宅療養中の患者からの往診の依頼も増えており、PCR検査や発熱外来の希望者をすべて受け入れるのは難しくなっている。このままでは通常診療に支障が出てしまうし、忙しくなりすぎれば命に直結するようなミスが起きかねない。一つのクリニックで対処できる状態を超えている」と話しています。(NHKニュースより引用)
オリンピック開催前はここまで増えてなかったのにね・・・・
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東京・目黒区の「ロコクリニック中目黒」では、発熱外来を設けて新型コロナウイルスのPCR検査を行っていますが、これまで一日10件ほどだった検査の希望者が先月末から3倍のおよそ30件に急増しています。
陽性率は5割余りに上っているといいます。
検査の予約枠が2日先までいっぱいになることもあり、この日も「熱が出ているので検査を受けたい」という電話が入りましたが、すぐには難しいと答えていました。
また、陽性となった患者について保健所に報告するとこれまでは当日のうちに保健所から患者に連絡が入っていましたが、感染の急拡大以降、「保健所から連絡が来ない」とか「電話がつながらない」といった相談が相次いでいるということです。
このため医師は陽性となった患者一人一人に検査結果を連絡する際、症状を確認したり急に悪化した場合は救急車を呼ぶか、クリニックに電話するよう伝えたりしていました。
「ロコクリニック中目黒」の嘉村洋志医師は「自宅療養中の患者からの往診の依頼も増えており、PCR検査や発熱外来の希望者をすべて受け入れるのは難しくなっている。このままでは通常診療に支障が出てしまうし、忙しくなりすぎれば命に直結するようなミスが起きかねない。一つのクリニックで対処できる状態を超えている」と話しています。(NHKニュースより引用)
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