新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2017年08月29日
ストレッチ
「身体の柔軟性を改善するために、筋肉や腱を伸ばすこと」を「ストレッチ」という。
「ストレッチ」により、筋肉の温度、血流が高まり、「ウォームアップ」に役立つのだと。
また、
運動後に、「ストレッチ」を行うことにより、筋肉痛の軽減、疲労回復の効果も期待できるにだそうだ。
「ストレッチ」の型
1)静的ストレッチ
ゆっくり関節を動かし、「痛み」が出る直前の姿勢で、数十秒静止する。
筋肉の「柔軟性」と「関節の可動域を広げる」効果が期待できる。
2)動的ストレッチ
競技動作を活かしれ身体の準備を整えるものだそうだ。(反動は使わない。)
3)バリスティックストレッチ
反動を利用して自分で、関節を動かす。痛みや、動きのスムーズさを確認しながら、段階的に行う。
今までのことと、スポーツ時事的なことをおさえれば、日本スポーツ医学検定「初級」はパスできるかな・・・。
詳細は、日本スポーツ医学検定機構のホームページを参照下さい。
http://spomed.or.jp/
(参考文献)
日本スポーツ医学検定機構:日本スポーツ医学検定公式テキスト、東洋館出版社、2017
2017年08月27日
運動器とは
運動器とは、骨、筋肉、軟骨、靭帯、神経等の総称です。
脳からの"指令"が、「脊髄」を通り末梢神経に伝わり、筋肉を収縮させ、関節運動が生じて、身体が動くのだ。
(1)神経
「大脳」からの"運動指令"は、「脊髄」、「末梢神経」を通して、「筋肉」に伝えられる。
「脳」や「脊髄」は、「中枢神経」と呼ばれる。脳や脊髄の障害は、運動に"大きな影響"を与えることになる。(頭部の怪我や「脳震盪」を軽く見てはいけないんだネ。)
(2)筋肉
「大脳」の指令により、筋肉を動かし、運動をコントロールできる。これは、自分の意志で動かせる「随意運動」という。
筋肉は、自分の意思で動かせる筋肉を「骨格筋」と呼ぶ。腸、膀胱の「平滑筋」、心臓を動かす筋肉「心筋」に分類される。
(3)骨
人間には、およそ200の骨があると言う。筋肉は、骨に付着し、筋肉の収縮により、骨の連結部である「関節」が動くのだ。
(4)軟骨
関節の「軟骨」は、骨の端を覆う数mmの組織で、「関節」の動きを滑らかにする役目がある。この「軟骨」は、一度損傷すると、修復されにくいのだと。
成長期の骨には、骨の波子に、「骨端線」(成長線)と呼ばれる「軟骨」の層があり、ここが伸びていくんだよネ。だから、ここにストレスが、加わると、障害、損傷が生じる。障害、損傷させないよう指導が大事なんだネ。
(4)腱・靭帯
「腱」は、筋肉が骨に付着する部分です。「靭帯」は、骨と骨とを繋げ、「関節」を安定させる働きがある。
「運動器」が、痛まぬよう気をつけましょう
(参考文献)
日本スポーツ医学検定機構:日本スポーツ医学検定公式テキスト、東洋館出版社、2017
2017年08月26日
「アスリハ」野球・・・
投手(捕手)は、投球の繰り返しで「肩」、「肘」の「ケガ」が多い。
野手では、ジャンプの着地やスライディング、接触プレイで、「ケガ」が発生するという。
(1)肩インピンジメント症候群
筋肉等が「肩甲骨」と「上腕骨」に挟まれたり、衝突することで生じる「炎症」、「部分断裂」が起こるという。バンザイの動きで、「痛み」が出るのだとか。
(予防)
「三角筋」のストレッチ
「インナーマッスル」の筋肉トレーニング
胸部のストレッチ
(2)上方肩関節唇損傷
上腕二頭筋がついてる「関節唇」の一部が剥がれるのだという。ジョーブ博士の「投球相」の「フォロースルー期」で発生しやすいのだそうだ。投球時に、「肩の奥の痛み」、「肩の引っ掛かり感」、「肩が抜ける感」を訴えたら、投球を中止し、医療機関を受診することを薦めよう。
(予防)
「インナーマッスル」の筋肉トレーニング
(3)肘内側側副(ないそくそくふく)靭帯損傷
肘内側の「靭帯」が、投球で伸ばされ「炎症」、「部分損傷」が起こるという。
(予防)
胸部のストレッチ
「肘下がり」(投球)の修正
(投球フォームの修正)
(症状が出たら)
・「痛み」を我慢せず投球を中止するよう指導
我慢は、症状を悪化させ、復帰を遅らせる。
復帰には、「投球数」を制限したり、「段階的」にトレーニングを進める。
・「体幹」、「下肢」の「柔軟性」や「安定性」を高める。
投球、打撃「フォーム」を修正する。
・手術後の「アスリハ」は、医師や理学療法士 の指示に従う。
(参考文献)
日本スポーツ医学検定機構:日本スポーツ医学検定公式テキスト、東洋館出版社、2017
2017年08月25日
スポーツと栄養
スポーツ選手にとっての「栄養」とは?
1)身体つくり
2)パフォーマンスの発揮
3)障害予防
に、必要不可欠なもの。
エネルギーの不足、過剰摂取にならぬように、バランスの良い「食事管理」が大切であるという。
家庭では、管理栄養士がいるわけではないので、食事を作る人はある程度の"知識"を身につけておきたい。
3大栄養素+2 -->5大栄養素
(1)炭水化物(糖質)
(2)タンパク質
(3)脂肪
(4)ビタミン
(5)ミネラル
・エネルギー必要量
推定エネルギー必要量
=28.5×除脂肪体重×身体活動レベル
身体活動レベル
野球では
球技: 1.75(オフトレーニング期)
2.00(通常練習期)
エネルギー消費には、「性差」はないとのこと。
・アスリートに食事
5つを"バランス"良く揃えたい。
1)主食: ごはん、パン 等
2)主菜:肉、魚 等
3)副菜:野菜、いも、このこ 等
4)乳製品:牛乳、チーズ 等
5)果物
・試合当日
1)基本: 炭水化物(糖質)を十分摂取
脂質をひかえる。
(注意)
トンカツ、ステーキ、生ものは控える。
根菜類も。
2)試合1時間前
おにぎり、バナナ(お腹空いたとき)
3)試合前
栄養補給ドリンク、ゼリー
4)試合後
炭水化物(糖質)、タンパク質を摂取し、身体の回復、筋肉の回復を計る。
選手に指導し、選手自身が「食事管理」出来ることが望ましいかナ。
(参考文献)
日本スポーツ医学検定機構:日本スポーツ医学検定公式テキスト、東洋館出版社、2017
2017年08月24日
スポーツの「ケガ」について・・・
スポーツの「ケガ」を次のように分類できるのだとか。
1)スポーツ外傷
「一度の外力」で「ケガ」するもにをいう。
例 前十字靭帯損傷、アキレス腱断裂、骨折
2)スポーツ傷害
「繰り返し」の動作による"軽微"な負荷が蓄積され、「痛み」を生じるもの。
例 野球肩・肘 疲労骨折 オスグッド病
「ケガ」から、競技復帰は「段階的」に、運動量や練習強度を上げていく。「リハビリ」には、「医師」や「理学療法士」、「トレーナー」の専門家のアドバイスに従うことが大切である。
(自分勝手にやっちゃ、ひどくなってもんそらんよ。)
「ケガ」(スポーツ外傷、傷害)の「予防」も大事で。リスク要因を取り除くきとが必要だ。
1)集中力の低下(長時間練習)
2)体格差、年齢差に応じたクラス分け
3)オーバーワークの防止
4)コンディション(不良はないか)
5)競技フォーム(不良はないか)
適切な投球/打撃フォームを身につけさせることには、技術習得の帆かに、「ケガ」予防の要素もあるんだネ。
(参考文献)
日本スポーツ医学検定機構:日本スポーツ医学検定公式テキスト、東洋館出版社、2017
2017年08月23日
2017年08月22日
成長期のスポーツ・・・
日本では、運動過多と運動不足の二極化が進んでいるとか。バランスの良い「スポーツ環境」の提供が、「地域のスポーツ・クラブ」の使命の1つとも言える。
成長期は、「個人差」があり個々の体力に合わせた運動や、トレーニングを提供する必要がある。
(1)骨の成長
骨の両側に「骨端線(成長線)」があり、この部分が長くなるのだと言う。だから、この部分は柔らかく、負荷がかかると損傷する可能性がある。
(2)骨端症
成長期は、骨の成長速度が、筋肉や腱の成長速度より速いため、筋肉や腱による牽引力が強くなり、腱が付着する「骨端」に痛みが出ることがある。これを「骨端症」と呼ぶのだとか。
痛みが発生する部位により、病名がつけられている。
1)シーバー病
アキレス腱が付着する踵骨
2)オスグッド病
大腿四頭筋が付着する脛骨
(対処)
・「痛み」が引くまで運動休止
・リハビリ(ストレッチ)
・「段階的」に競技復帰
(3)心臓震盪
小学生の突然死の60%は、運動中とのこと。胸部へボールが当たり、不整脈が起こり「心臓震盪」で突然死するのだそうだ。「AED」の準備や取り扱い方は、指導者なら身につけておきたいものである。
(参考文献)
日本スポーツ医学検定機構:日本スポーツ医学検定公式テキスト、東洋館出版社、2017
2017年08月21日
腰椎分離・・・
2017年08月20日
ノウシントウ・・・
2017年08月19日
スポーツの現場で・・・
スポーツの現場での処置には次のものがあります。
(1)RICE処置
現場で生じる外傷には、「RICE処置」が基本となるのです。
R:Rest(安静)
運動をやめさせ、安静にする。
I:Icing(冷却)
氷のう等で、患部を冷やす。
長時間のアイシングは、凍傷の危険があるので、気をつけること。
C:Compression(圧迫)
圧迫、包帯などで圧迫すること。
E:Elevation(挙上)
ケガしたところを心臓より高い位置に保つこと。
「RICE処置」は、外傷が生じた際、最初に行うべき治療の頭文字です。
(2)創傷の処置
「圧迫」して、「止血」が基本なんだとか。
患部を"水道水"で洗浄し、泥等の付着物を取り除く。
傷の保護
創傷被覆材で覆うことが推奨されている。
湿潤環境を提供して創治癒を促進するものがよいかも。
そして、医療機関で診てもらおう。
(3)心肺蘇生
傷病者が、「反応がない」、「普通の呼吸していない」、または、判断がつかない場合、「心肺蘇生処置」が必要と判断し、「胸骨圧迫」を開始しよう。周囲の人に、「救急車」、「AED:Automated External Defibrillator 自動体外式除細動器」の手配を。
「胸骨圧迫」は、救急隊に引き継ぐまで、おはは、傷病者の通常の呼吸が戻るまで継続する。
消防署等の「普通救命講習」を、継続受講することをお薦めします。
(参考文献)
日本スポーツ医学検定機構:スポーツ医学検定公式テキスト、東洋館出版社、2017