2017年08月26日
「アスリハ」野球・・・
投手(捕手)は、投球の繰り返しで「肩」、「肘」の「ケガ」が多い。
野手では、ジャンプの着地やスライディング、接触プレイで、「ケガ」が発生するという。
(1)肩インピンジメント症候群
筋肉等が「肩甲骨」と「上腕骨」に挟まれたり、衝突することで生じる「炎症」、「部分断裂」が起こるという。バンザイの動きで、「痛み」が出るのだとか。
(予防)
「三角筋」のストレッチ
「インナーマッスル」の筋肉トレーニング
胸部のストレッチ
(2)上方肩関節唇損傷
上腕二頭筋がついてる「関節唇」の一部が剥がれるのだという。ジョーブ博士の「投球相」の「フォロースルー期」で発生しやすいのだそうだ。投球時に、「肩の奥の痛み」、「肩の引っ掛かり感」、「肩が抜ける感」を訴えたら、投球を中止し、医療機関を受診することを薦めよう。
(予防)
「インナーマッスル」の筋肉トレーニング
(3)肘内側側副(ないそくそくふく)靭帯損傷
肘内側の「靭帯」が、投球で伸ばされ「炎症」、「部分損傷」が起こるという。
(予防)
胸部のストレッチ
「肘下がり」(投球)の修正
(投球フォームの修正)
(症状が出たら)
・「痛み」を我慢せず投球を中止するよう指導
我慢は、症状を悪化させ、復帰を遅らせる。
復帰には、「投球数」を制限したり、「段階的」にトレーニングを進める。
・「体幹」、「下肢」の「柔軟性」や「安定性」を高める。
投球、打撃「フォーム」を修正する。
・手術後の「アスリハ」は、医師や理学療法士 の指示に従う。
(参考文献)
日本スポーツ医学検定機構:日本スポーツ医学検定公式テキスト、東洋館出版社、2017
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