2017年08月27日
運動器とは
運動器とは、骨、筋肉、軟骨、靭帯、神経等の総称です。
脳からの"指令"が、「脊髄」を通り末梢神経に伝わり、筋肉を収縮させ、関節運動が生じて、身体が動くのだ。
(1)神経
「大脳」からの"運動指令"は、「脊髄」、「末梢神経」を通して、「筋肉」に伝えられる。
「脳」や「脊髄」は、「中枢神経」と呼ばれる。脳や脊髄の障害は、運動に"大きな影響"を与えることになる。(頭部の怪我や「脳震盪」を軽く見てはいけないんだネ。)
(2)筋肉
「大脳」の指令により、筋肉を動かし、運動をコントロールできる。これは、自分の意志で動かせる「随意運動」という。
筋肉は、自分の意思で動かせる筋肉を「骨格筋」と呼ぶ。腸、膀胱の「平滑筋」、心臓を動かす筋肉「心筋」に分類される。
(3)骨
人間には、およそ200の骨があると言う。筋肉は、骨に付着し、筋肉の収縮により、骨の連結部である「関節」が動くのだ。
(4)軟骨
関節の「軟骨」は、骨の端を覆う数mmの組織で、「関節」の動きを滑らかにする役目がある。この「軟骨」は、一度損傷すると、修復されにくいのだと。
成長期の骨には、骨の波子に、「骨端線」(成長線)と呼ばれる「軟骨」の層があり、ここが伸びていくんだよネ。だから、ここにストレスが、加わると、障害、損傷が生じる。障害、損傷させないよう指導が大事なんだネ。
(4)腱・靭帯
「腱」は、筋肉が骨に付着する部分です。「靭帯」は、骨と骨とを繋げ、「関節」を安定させる働きがある。
「運動器」が、痛まぬよう気をつけましょう
(参考文献)
日本スポーツ医学検定機構:日本スポーツ医学検定公式テキスト、東洋館出版社、2017
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