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2018年01月18日
教え込まない
「ジュニア期の選手に教え込まないこと。」大事です。ジュニア期には、スキルを教える"ティーチング"も不可欠ですが・・・。
最近、SNSでも横浜の現役プロ野球選手が、ジュニア期の選手でも、「考える」ことが必要ではないかと、記事になっていました。その通りだと思います。
世界のコーチも、「教え込んではいない」と思います。サッカーも、テニスも、「失敗を経験」
、「自分で判断」することを重視しています。特にサッカーは、戦略的には、日本のコーチの指示は、間違っていないけれど、指示を受けている"子どもたち"が、理解していなかったり、場合によっては、コーチの指示通りのプレイが出来ない"状況"だってあるハズ。
そのときに、アイデアを出すためには、"経験"(成功/失敗) が、役に立つんだよネ。
日本の指導方法に問題があり、指導者から言われた通りをヤレ的指導は、"どうだろう"か。
じゃ、子どもたちにしてみりゃ、指導者に"言われていない"ことは"どう"するの?となる。
"何か行動"して、誉められればまだ良いが、叱責された日にゃ、もう、どうすりゃいいのという、「思考停止」になっちゃうネ。
昔のAI(人工知能)ではないけれど、"If 〜 then 〜"の指導では、無限に出て来ちゃわないか
子どもたちが、「考える」、「考え出せる」練習、指導の言葉が必要だと思う。
指導者自身の研鑽も、勉強も、常に必要じゃないかナ?
横浜のラミレス監督は、子どもたちは"sensitive"だと、コミュニケーションを密にとることを言っていたナ。そのときの表情、態度も、子どもたちの「意志表示」だよネ。
「考える」習慣は、その後の野球でも、「社会生活」でも、役に立つもの。
プロ野球の世界でも、日本でプロ野球の監督の経験がある方の話。米国マイナーリーグのある選手が、バッティング練習で、あまりにもひどいとのこと。
そこで、コーチングしたとのこと。勿論、その場には、マイナーのバッティングコーチもいるのだけれど・・・。
マイナーリーグのコーチの哲学なのか、アメリカのコーチの共通認識なのか分からんが、「教えられたことは身につかない。」という。選手自らアドバイスを求めて来ない限り、コーチは、言葉を発しない人が多いのだとか。(例外はあるそうだが、"教え魔コーチ"は少数派のようだ。)
選手の"考える時間"を奪わないということだろう。その選手だって、結果が出なければ、降格、または、解雇だろう。
アメリカのプロのカテゴリーは一杯あり、育成という概念はないのだそうだ。そのカテゴリーにドラフトされる選手は、そのカテゴリーの「即戦力」ということ。AAAなら、MLBを目指しトレーニングし、結果を出す努力をするんだネ。
その根底にあるものの一つに、結果を出すためには"何を"すれば良いか「考える"力"」があるよネ。