2017年08月22日
成長期のスポーツ・・・
日本では、運動過多と運動不足の二極化が進んでいるとか。バランスの良い「スポーツ環境」の提供が、「地域のスポーツ・クラブ」の使命の1つとも言える。
成長期は、「個人差」があり個々の体力に合わせた運動や、トレーニングを提供する必要がある。
(1)骨の成長
骨の両側に「骨端線(成長線)」があり、この部分が長くなるのだと言う。だから、この部分は柔らかく、負荷がかかると損傷する可能性がある。
(2)骨端症
成長期は、骨の成長速度が、筋肉や腱の成長速度より速いため、筋肉や腱による牽引力が強くなり、腱が付着する「骨端」に痛みが出ることがある。これを「骨端症」と呼ぶのだとか。
痛みが発生する部位により、病名がつけられている。
1)シーバー病
アキレス腱が付着する踵骨
2)オスグッド病
大腿四頭筋が付着する脛骨
(対処)
・「痛み」が引くまで運動休止
・リハビリ(ストレッチ)
・「段階的」に競技復帰
(3)心臓震盪
小学生の突然死の60%は、運動中とのこと。胸部へボールが当たり、不整脈が起こり「心臓震盪」で突然死するのだそうだ。「AED」の準備や取り扱い方は、指導者なら身につけておきたいものである。
(参考文献)
日本スポーツ医学検定機構:日本スポーツ医学検定公式テキスト、東洋館出版社、2017
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