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2013年07月23日
219. 宇梶剛士 半沢直樹・アイスキャンデー・伝説の男 「はなまるマーケット」
「今朝のおめざ」は 「恋しそうミルクアイス」(10本入り 3,200円) 繊月酒造株式会社(熊本県人吉市) 酒造メーカーが赤しそを使ったリキュールで製造したアイスで、熊本産の赤しそと阿蘇のジャージー牛乳を使用しているそうです。 アルコールは抜いているので、お子さんでも安心して食べられるようです。 「まあ、かわいいアイス」といいう声が。 「失礼ですが、まったく似合わない『おめざ』ですが?」と薬丸さん。 「アイスを必ず冷蔵庫に…アイスキャンデーは入れてますね」と照れながら話す宇梶さん。 「昨日も秋田で…十和田湖のそばの売店でアイスを買って食べてたんですよ、自分で買って…そうしたらじっと珍しそうに…アイス食べますからね!」「僕も食べますよ!」(笑)宇梶さんの顔は笑っているのですが、かなり真剣味が漂って…。 「すごくしその香りがいいですね」と薬丸さん。 「おいしい!」と岡江さん。 「ミルクとしそで…」「しそだから『恋しそう』…」と掛けているのに気づいた勝俣さん。 「しゃれてるんですよ」と宇梶さん。 「どなたかに教えてもらったんですか?」 「人吉市に毎年行くんですよ…だもんで、そのとき繊月さんの焼酎からアイスから総ざらえで…」 「大人のアイスですよね」と薬丸さん。 「おいしい!」と笑顔で決めた宇梶さんでした。
即納【希少品・本格米焼酎をベースに、熊本県産の赤紫蘇で仕込んだリキュールです。】【◆リキ... | ★こちらは繊月酒造、リキュールの「恋しそう」です。おいしそう…★ |
子育てで意識すること 小6の娘さんが父の日のプレゼントに携帯のストラップを贈ってくれたそうです。 宇梶さんの好きなもの(野球など)を組み合わせたオリジナルのストラップで、ここから話題は娘さんに。 小6で165pあるそうですから、お父さんに似てかなりの大柄です。 宇梶さんが子育てで意識することは「外」だそうです。 「家よりも外にいることが多いわけで、『外での振る舞いには気をつけようぜ!』という話はしています。命令すると倍返しされるので…」(笑) 宇梶さんに対して「家では怒らない」というルールが適用されているようです。 「怒ると本物ですからね」と薬丸さん。「ダメですよね」 「怒ると家とか根こそぎもいで投げたくなる」とニコニコ。怖っ! 「怪獣じゃないですか!」と勝俣さん。確かに…。
若者に一言 宇梶さんはヤンチャ時代、道路の真ん中で話し込むと通行の妨げになるので、片側に寄ったりと、それなりに気を遣っていたのだとか。 「今は携帯で、ぼさっと道の真ん中、(信号が)黄になっても急ぎもしない…人目を気にしない人が増えてきた。昔はならず者とそうでない人が棲み分け…今はどなた様でもだらしない人が跋扈している…」 「公共の場ですもんね」と薬丸さん。 そして「ここはキミんちじゃないぞっていう人がいますもんね」と宇梶さんが言うと、薬丸さんが一言、 「僕からすると、どの口がおっしゃってるんでしょうか、と」(爆笑)すごいツッコミです! 「スミマセン」と縮こまる宇梶さん。うーん、私は何を見たのでしょうか…?
半沢直樹… 話題は人気ドラマ「半沢直樹」のことに。 宇梶さんいわく、堺さんは優しく、人に気を遣わせない人。リラックスした現場なので、脳が活性化して、いい雰囲気。しかし、いざ撮影になると、 「あの目は怖いですね」「あれ、なんなんですかね?ふだん優しそうだから…」と宇梶さん。 「そのギャップがまた怖いですね…」と薬丸さん。そして、 「言えねえ、言えねえ、もう言えねえ」と宇梶さん。うーん、気になる…。強烈な裏話?
伝説… ドラマでの、宇梶さんの愛人役、壇蜜さんからのコメントです。 「宇梶さんのことをもっと知りたいと思って、ネットで検索したら「伝説」と書いてあって、ひるみました」 「犬に会えば顔がほころび、カバンの中にテレビのリモコンが入っていて、焦っていた(どこかの局からうっかり持ってきてしまった?)」 「(宇梶さんを動物に例えると)クジラ…おっとりしている雰囲気があるけど、強くて捕食するし…そういう部分がクジラっぽい」 「伝説の男なんですよね…」と薬丸さん。 「もう30年以上前のことなんですけどね…」「空港で、いかつい、目を合わせたくない人から『アニキ』呼ばわりされたり」(笑) 若いときに猛々しかった人が、いい感じに年を経て、穏やかに人と接する姿を見るのはいいものですね。有り余るエネルギーを抑制することを学び、仕事でそれを上手に発散し成功する…。これは素敵なことではないでしょうか。 宇梶さんのファンになってしまいそう…。「悪役に悪人なし」は本当…?
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2013年07月22日
218. 高嶋政宏 愛妻シルビア・クロックマダム・おススメ店・「おとなの週末」 「はなまるマーケット」
くりくりの坊主頭ですが?
「カツラのCMをやって以来…ラクですよ」
芸能一家でグルメ一家でもある高嶋家のお兄ちゃんがおススメの店を紹介ということで「紹介したくなかった」とは本人の弁。
「今朝のおめざ」は
「クロックマダム」(546円)
ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション 六本木ヒルズ店(東京港区)
下を噛みそうな店名ですが、山本匠晃アナは店名を紹介するときに本当に噛んでました。いやあ、無理ない?
「クロックマダム」とは、パンにハム、チーズをはさみ、目玉焼きをのせた、フランスのカフェの定番メニューだそうです。ちなみに、目玉焼きをのせていないものを「クロックムッシュ」というのだとか。
ふんわり生地のフォカッチャと具材が楽しめる一品です。
「朝にいいんです。夜もこれとワイン…かな」
「奥さんも大好き?」と薬丸さん。
「大好きです!」と高嶋さん。
そして軽く2人の朝を描写。
「朝食を用意して、『シルビア、朝だよ、朝だよ』、シルビアが『眠いからいらない』、そうか…」
うーん、ちょっと…。
最高の情報源
グルメとしても有名な高嶋さんですが、「この世で最も信用する雑誌」と言ってはばからないのが「おとなの週末」。好きすぎて「定期購読している」そうです。
どこがいいのか?
「まず覆面取材から入るんです。気になったところを取材の申し込みをして、OKになったら載せる」「取材拒否の店でも、『どうしても(載せたい)』という場合は記事と写真を掲載する」「とても良心的なんです。ひどい店はイニシャルで書くんです」「本当にいい雑誌です」
高嶋さんはこの本をもとに「1人で一軒ずつ行く」のだとか。「誰かと行ったら食べたいものが食べられない。よかったらシルビアを連れていくんです。打ち合わせとかもそこでするんです」
そして「いいと思った店は(どれくらい)?」と薬丸さん。
「146軒あります。」なんと!
おススメの店@
JR恵比寿駅前で、女子アナウンサーが高嶋さんと待ち合わせ。
現れた高嶋さん、「恵比寿はよくフラフラしていて、庭みたいなもの」「(これから行く店は)奇跡の店なんです。和食屋なんですが、ありとあらゆるものが洗練されていて…」
歩くこと3分、着いたのは
「恵比寿 いなきあ」(東京、渋谷区)
「雰囲気がいいですね」
料理長のお顔が見えると高嶋さんは「魔法使いのような料理長です。『和食界のハリーポッター』」
お気に入りポイントは、「和食屋さんなのにワインセラーを完備」「ソムリエさんもいらっしゃる」
シャンパンで喉を潤す2人の前に、大きなかごに入った食材が…。なんと、季節の野菜やお好みの魚から選んで調理してもらうのだそうです。選んだ食材から出てきた料理が、
「アスパラガス刺し」(650円)
「いちじく胡麻味噌掛け」(750円)
「あこう酒蒸し 柚子胡椒風味/姿造り」(4,800円)
これだけでもかなりな感じですが、高嶋さん、
「『いなきあ』に来たら、絶対に食べないといけないものがある」それは、
「季節の土鍋炊きご飯」(鮎と新生姜)(1,900円)
「ほんと止まらないんです」「土鍋ご飯の残りをおにぎりにしてもらって、翌日食べるんですが…またウマい」
おススメの店A
「虎万元」(東京、南青山)
中華の店です。おススメは、
「トマトアボカドの冷やし麺」(1,500円 ランチ1,200円)
「香辛料たっぷり牛肉土鍋めん」(1,500円」
「現存する辛いラーメンの中では一番うまいのでは?」(笑) という高嶋さんです。
お店の方の高嶋さんへの印象は?
「気さくな方です」ということですが、高嶋さん、中華のお店なのに「タイ料理が食べたい」と言いだして、わがままな一面もあるとか。
でも、そのリクエストに応えて作った料理が「またうまい!」ということですから、その店の可能性を引き出すために、わざと無茶なことを言っているのかもしれません。…んなわけないか?!
奥様から「言いたいこと」
奥様のシルビア・グラブさんからのメッセージは
「たくさんあるんですけど、私は朝が苦手なので、起きたときに私のご飯を心配してくれたり、向こうが私より早く起きるんですけど、洗濯をしてくれたりとか、面倒見てもらってます。そういうことを楽しんでやってくれるので感謝しています。本当に変なことで周りの人に迷惑かけないようにね」
変なこと、というのは例えば「木のポーズ」という、相手の体に木の幹のように絡みつくワザ(?)などを指しているのでしょう。シルビアさんと喧嘩したとき、このワザを使うと一瞬で仲直り出来るそうで…。他にも、いろいろなワザをお持ちのようです。
「木曜ドラマ ぴんとこな」は歌舞伎の世界を舞台にした青春ドラマ。そこで高嶋さんは鬼師匠の役をされます。
鬼師匠と変なワザの持ち主…人間にはいろいろな面があるということですね。
217. 福士蒼汰 英語が好き・DVD店が怖い・スタバも怖い 「笑っていいとも!」
「今いくつ?」とタモリさん。
「20歳に…なりました」と福士さんが答えると拍手が。
「酒も飲めるようになったね?」
「でもあまり…」
「もともとこの道に入ろうと思ったの?」
「スカウトですね」
「そうだろね、スカウトだろうね、俺だったら声かけるもんね」
「やりたいと思ってなくて、やりたくないとも思ってはなかったんですけど…」
「何かなりたいもの、あるの?」
「夢が無かって…英語が好きだったこと…」
「英語で仕事を?」
「海外に行って、バックパッカーになって、世界一周したいな…みたいな夢はあったんですけど、職業的なものはなかったですね」「たまたま渋谷歩いてた時にスカウトされて…」
「へえ、スカウトされるわな…お笑いってスカウトされないんだ、やってみなきゃ、スカウトできない」「伝説的に、ウドかな?みためでスカウトされた」(笑)
「英語が好きだったの?」
「好きだったんです、中学から、発音が褒められて…」
「それで好きになった?授業って褒められると好きになるんだよね…」
「いい先生だったんで…好きになって」
「英語の先生、よかった?それで英語の勉強ばっかりしてた?」
「そうですね、高校では数学の時間、『英単語3000』の単語を毎日ブツブツやってましたね…高校で」「そのころは毎日ブツブツ言ってたんで…」「先生が『英単語言ってみろ』って言ったときに、1人でバシバシ答えたんで、みんなが言えなかった…」
「芸能は全く考えなかったの?」とタモリさん。
「考えてなかったですね、まさか自分がそういうふうになるとは、考えてなかったですね」
「とんとん拍子で来て、面白いと思った?」
「そうですね…いろんな人生歩めるというのが…こんなラッキーな人生、ないんじゃないかと思いましたね」
映画の本編は…
続いて映画の話に…。
「DVD借りたりしないの?」
「DVD屋さん、行ったことないんです」えー!「借りたことないんです。借り方、分からなくて…」えー!
「そういや、俺も借り方知らない」とタモリさん。えー!「スターバックスも怖くて、1回しか行ったことない」
「わかる、メニューが…」と福士さん。
「分かんないんだよね」とタモリさん。ひょっとして、この2人、似てる?もちろん中身が…。
「(映画は)見ないの?」
「見ないですね…でも映画の予告を見るのが好きで…」「1日休みがあるときは10時くらいに起きて、パソコンを開いて予告を見るんです」「予告だけを見るんです。DVD屋さん、行けないんで本編は見られないんです」
いやあ、こういう人もいるんですね。これからが楽しみな福士さんです。
2013年07月19日
216. 朝井リョウ サラリーマン兼作家・深夜放送・アイドル・フレッドペリー・ジブリ 「情熱大陸」
「桐島、部活やめるってよ」で早大在学中の19歳でデビュー。どこか残酷で屈折した青春群像を描き、55万部のベストセラーに。
そしてサラリーマン生活1年目の昨年、直木賞を受賞しました。
「きりきりと胸が痛くなるような世界」を描いていますが、本人はいたって普通の若者、新人サラリーマンということで、情熱大陸では、24歳のサラリーマン兼人気作家の実像に迫ろうと試みました。
題して「朝井、こんなやつだってよ」
@社会人二年目の兼業作家
仕事を終えての午後8時、ファミレスで食事をしながらパソコンに向かっています。
「うるさいのは気にならないんです。人目がないと仕事をしないんで…」
「作家っぽい作家が嫌い。勝手に頭の中で登場人物が動いたとか、インタビュー中に言いたくないんです。動かないしね、実際に」
A家では書かない
ある日の朝井さん。早朝7時に会社近くのファストフード店で、ヘルシーメニューを食べながらパソコンに向かう朝井さん。会社に行くまでの2時間も執筆に励むのだとか。
「パソコンさえあれば書斎はいらない」
確かにざわざわしている場所のほうが落ち着いたりしますよね。私(よしろう)も静かな場所が苦手なので分かります。なに?お前と若手人気作家とを同じにするなって…確かに。失礼しました!
「なぜ兼業しているのですか?」と聞かれて、朝井さんは19歳でデビューしたときの経験を語りました。
書店周りに営業の方が付いてきてくれるのですが、大体40歳ぐらいの男性が「朝井先生、こちらです」と言うのを聞いて、「うわあ!」と思ったそうです。
「会社に入ると組織の一番下になるじゃないですか」
その会社の中にいる時間がすごく大切な時間なんだと語る朝井さんです。
Bアイドルが大好き
若い男性でアイドルに興味がない人は少ないでしょう。アイドルの人たちとの対談やインタビューではややテンション高めの朝井さんです。
C勝負服はフレッドペリー
「ゴミみたいな服しか持ってない」という朝井さん。
女優の桐谷美玲さんに会うために、フレッドペリーの服を買いました。アエラの表紙の撮影もこの服で臨んだとか。
D時計は量販店で購入
「言わなかったらたぶんバレない」
E部屋は家賃7万円のワンルーム
結構な印税収入があるはずなのに、学生時代からの早稲田のワンルームに住んでいるそうです。
「もっといい生活がしたい、オシャレなところに住みたい」ということについては「興味がない」のだとか。
F録音した深夜放送を繰り返し聴く
深夜放送、特に「オールナイトニッポン」が好きで、録音したものを何回も聴くそうです。
ああ、わかるなあ、これ。新しいものを聴くと引き込まれてしまうけど、何度も聴くとまるでBGMのようになって心地よく目の前の作業に集中できるんですよね、私(よしろう)も同じタイプです。なに?お呼びでない…失礼しました!
「落語みたいなもの?」
「そうです…落語を好きな人の気持ちが今分かった…そういうことなんだ」
耳から入ってくる言葉や会話が、小説の登場人物たちの生き生きとしたヒントになっている…?
G意外にへそ曲がり
早稲田大学在学中は数ある文芸サークルには目もくれず、ストリートダンスのサークルに所属していたそうです。
「文芸部には文学に詳しい人がいっぱいいて…ぼくはその人たちの視界にも入ってないような存在になろうと思って…そういうヤツが作家デビューしたらどうだろうという…」
うーん、本当にへそ曲がり…屈折してる?そしてプライドの高さも…。
H売れてる本のランキングが気になる
「だれでも気になりますよ、本を出している人は」「窪美澄…1位じゃん!」同い年デビューの作家さんだそうです。
I「となりのトトロ」が大好き
朝井さんは、新作の表紙をスタジオジブリに依頼。プロデューサーの鈴木敏夫さんから原画を渡されて、その出来栄えに感激。「めっちゃうれしい!」
鈴木敏夫さんから「違うものを書いてください」と激励。「1人に向かって書くんです」とも。
「不特定多数の人を相手に、皆を納得させるなんてワケわかんない」と鈴木さん。朝井さんの心にはどう響いたでしょうか…。
作家デビューするまで
朝井さんは1989年、岐阜県生まれ。
少年のころから児童文学を読んでいて、「自分でも小説を書きたい」と思っていたそうです。
出身の「岐阜県立大垣北高校」を訪問すると、目立つところに「祝 直木賞 朝井リョウ氏」と横断幕が。
ここで恩師と再会。高3のときの担任、岩田豊子先生です。
現役の大学受験で第1志望の一橋大学を失敗。皆が浪人を勧める中、朝井さん本人は悩んでいました。
「あなたは『1年は待てない!』って言ったんだよ」と岩田先生。「『書きたいことがいっぱいあるから、もう1年は待てないんです』って頭を抱えたんよ…叫んだんやで」
「あのときはすごく書きたい話がいっぱいあったんですよ」「先生が『じゃあ、あなたは東京に行って書きなさい』って言ってくれたのは超覚えてる」
そうか…大学生デビュー、最年少直木賞受賞の背後には、こういう良き理解者、応援者がいたのですね。
「直木賞授賞式に呼んでくれてありがとう」と岩田先生は言っておられましたが、朝井さんにとって本当に恩人、恩師ですよね。
若き作家に、更なる未来が開けますように…。
2013年07月18日
215. 林家三平 国分佐智子・カニ料理・江戸前寿司 「にじいろジーン」
「ぐっさんを連れて行くならこんなトコ!」で待ち合わせたのは東京目黒区柿の木坂。
「いいとこですねえ、のんびりした住宅街で…」
そこへ現れたのがおしゃれなカラージーンズを穿いた林家三平さん。
「わたし、下町でしょ?いつも。(ここに来たのは)理由があるんです。家内との思い出の店があるんです」「いいとこあるんですよ」
三平さんは2009年、38歳のときに2代目林家三平を襲名。2011年、女優の国分佐智子さんと結婚。ドラマの共演がきっかけでした。
「もともとこのあたり、八雲というところに(家内は)住んでいたんです」「週刊誌にバレないように夜な夜な通っていた店があるんです」その店とは、
「サイドウォ―カー クラブ・レストラン&バー」ここの店名のクラブとはカニのことです。
「しぶっ!」とぐっさんがひとこと。「お忍びの割には、店、オープンですねえ」
絶品のカニ料理が味わえるそうです。三平さんのおススメは
「渡りガニのクリームスパゲティ」(2,500円)
カニみそをたっぷり使ったコクのあるクリームソースはパスタとの相性抜群だとか。渡りガニを丸ごと一パイ味わえるぜいたくな一品です。
「うまい!」とぐっさんが言うと、その口をすぐに紙ナプキンんで拭く三平さん。絶妙なタイミング。いつもしている?奥さんに?
不思議な出会い
三平さんと奥様が出会う前にこんな出来事があったそうです。
落語会で三重県の賢島に行った時のこと。
石神という神様が祭られている場所…パワースポットに三平さんは案内され、願い事が一つだけ叶うというので「いいお嫁さんが来ますように」と願いました。
そのまま撮影のため、京都に行き、宿に泊まったとき、彼女が夢枕に立ったのです。
「会ったこともないのに…」「その3週間後にゲスト主演で彼女が(撮影に)入ってきた…」「この子だ!と思って…」
そんな不思議な出会いから、もう結婚3年になるのだとか。
先代林家三平が行きつけの店
次に2人が向かったのは台東区根岸、三平さんの地元です。
ここに先代の林家三平さんから50年のお付き合いのお寿司屋さんがあります。
「明高勢(あきたかせ)」江戸前寿司です。
ところで江戸前とは?
「口に入れたらご飯がポロッとほぐれる…ツバメが飛び立たないくらい柔らかく持つ感じでお寿司を握ります」
まず三平さんが頼んだのは
「青柳」(2貫 500円)
「江戸前は青柳です。青柳を食べなかったら江戸っ子じゃありません!」「この爽やかな香り、潮風がたまりません…」
そして…
「佐渡産 本マグロ 中トロ」(1貫 1000円)
「江戸前穴子」(2貫 1,000円)
どれもおいしそうでした…。
噺家になる決意
三平さん、噺家の家に生まれながら、「噺家になりたいとは思わなかったんです」。
転機は大学時代。バックパッカースタイルで海外旅行。スペインに外国人が集まって、お国自慢を始めました。さあ、三平さんの番が来ましたが、何も話せません。困っていたら横にいたフランス人が江戸の画家、写楽の素晴らしさを代わりに語ってくれたそうです。
「くやしい!」という思いを胸に帰国、初めて落語と向き合ったのです。
昭和の大人気者だった林家三平を襲名しましたが、「今は逆に父の名前が襲ってくる…父と比べられる。襲名は『襲う名前』と書くでしょう…」
確かにあのお父さんと比べられては辛い。でも新しい三平像を作るしかない。
このあと、2人は鴬台に。
江戸時代に始まった「投扇興」というお座敷遊びに興じました。
関西在住のよしろうにとって、お江戸情趣にあふれた「ぐっさん…」でした。