2013年07月18日
215. 林家三平 国分佐智子・カニ料理・江戸前寿司 「にじいろジーン」
「ぐっさんを連れて行くならこんなトコ!」で待ち合わせたのは東京目黒区柿の木坂。
「いいとこですねえ、のんびりした住宅街で…」
そこへ現れたのがおしゃれなカラージーンズを穿いた林家三平さん。
「わたし、下町でしょ?いつも。(ここに来たのは)理由があるんです。家内との思い出の店があるんです」「いいとこあるんですよ」
三平さんは2009年、38歳のときに2代目林家三平を襲名。2011年、女優の国分佐智子さんと結婚。ドラマの共演がきっかけでした。
「もともとこのあたり、八雲というところに(家内は)住んでいたんです」「週刊誌にバレないように夜な夜な通っていた店があるんです」その店とは、
「サイドウォ―カー クラブ・レストラン&バー」ここの店名のクラブとはカニのことです。
「しぶっ!」とぐっさんがひとこと。「お忍びの割には、店、オープンですねえ」
絶品のカニ料理が味わえるそうです。三平さんのおススメは
「渡りガニのクリームスパゲティ」(2,500円)
カニみそをたっぷり使ったコクのあるクリームソースはパスタとの相性抜群だとか。渡りガニを丸ごと一パイ味わえるぜいたくな一品です。
「うまい!」とぐっさんが言うと、その口をすぐに紙ナプキンんで拭く三平さん。絶妙なタイミング。いつもしている?奥さんに?
不思議な出会い
三平さんと奥様が出会う前にこんな出来事があったそうです。
落語会で三重県の賢島に行った時のこと。
石神という神様が祭られている場所…パワースポットに三平さんは案内され、願い事が一つだけ叶うというので「いいお嫁さんが来ますように」と願いました。
そのまま撮影のため、京都に行き、宿に泊まったとき、彼女が夢枕に立ったのです。
「会ったこともないのに…」「その3週間後にゲスト主演で彼女が(撮影に)入ってきた…」「この子だ!と思って…」
そんな不思議な出会いから、もう結婚3年になるのだとか。
先代林家三平が行きつけの店
次に2人が向かったのは台東区根岸、三平さんの地元です。
ここに先代の林家三平さんから50年のお付き合いのお寿司屋さんがあります。
「明高勢(あきたかせ)」江戸前寿司です。
ところで江戸前とは?
「口に入れたらご飯がポロッとほぐれる…ツバメが飛び立たないくらい柔らかく持つ感じでお寿司を握ります」
まず三平さんが頼んだのは
「青柳」(2貫 500円)
「江戸前は青柳です。青柳を食べなかったら江戸っ子じゃありません!」「この爽やかな香り、潮風がたまりません…」
そして…
「佐渡産 本マグロ 中トロ」(1貫 1000円)
「江戸前穴子」(2貫 1,000円)
どれもおいしそうでした…。
噺家になる決意
三平さん、噺家の家に生まれながら、「噺家になりたいとは思わなかったんです」。
転機は大学時代。バックパッカースタイルで海外旅行。スペインに外国人が集まって、お国自慢を始めました。さあ、三平さんの番が来ましたが、何も話せません。困っていたら横にいたフランス人が江戸の画家、写楽の素晴らしさを代わりに語ってくれたそうです。
「くやしい!」という思いを胸に帰国、初めて落語と向き合ったのです。
昭和の大人気者だった林家三平を襲名しましたが、「今は逆に父の名前が襲ってくる…父と比べられる。襲名は『襲う名前』と書くでしょう…」
確かにあのお父さんと比べられては辛い。でも新しい三平像を作るしかない。
このあと、2人は鴬台に。
江戸時代に始まった「投扇興」というお座敷遊びに興じました。
関西在住のよしろうにとって、お江戸情趣にあふれた「ぐっさん…」でした。
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