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2013年10月10日
289. 堺雅人A 和歌・断捨離・恩師・セリフ暗記 「笑っていいとも!」
「半沢直樹」が大好評のうちに終わったと思ったら、またしても人気作「リーガルハイ」への出演。
その「リーガルハイ」の関係者からの花束がたくさん届いています。
「忙しいよねえ」とタモリさん。
「いえいえいえ…おかげさまで」と堺さん。「終わってすぐ、3日くらい休んで『リーガルハイ』」
「ドラマっていうのは本当に疲れる」とタモリさん。
「そんな、あんまり、ぼくは…」
「おれも月9、さんざんやったけど」とタモリさん。(爆笑)「長いよね…」
撮影の際には何度も同じ演技を繰り返さないといけないのだとか。1回撮影に入ると、10時間は覚悟するそうで…。
「法廷のシーンでも、最初から最後まで、5、6回は繰り返す。同じのを何度も何度も…バカバカしくて」と堺さん。これは本音でしょうか?
セリフの暗記が大変
「休憩がまたあるんだよね、待ち時間。これがほんとの休憩はできないんだよね」とタモリさん。
「待ち時間はセリフ覚えたりしてたので、待ち疲れというのはなかったですよね…」
「セリフ覚えたりするのは大好きなの?」とタモリさん。
「大好きではないです!」と慌てて否定する堺さん。(笑)
「しぶしぶ…しょうがないです。ブツブツ言って…。受験勉強と同じです。毎日テストみたい…」
毎日テスト…辛いお仕事ですねえ。でもセリフ覚えを嫌がっていては務まらないお仕事です。
「半沢直樹」は銀行員だったので、銀行用語が多く、「リーガルハイ」は法律用語が多い…何かの専門家を演じるには、その専門用語を覚えるしかないですね。
「銀行員役で苦労したのは?」
「ぼくは数字が覚えられないんですよ…いっぱい出てくるんですよ」「論理の場合は筋で覚える…数字は全く関係ない…」「ぼくは昔から算数がダメなので…ぜんぜんダメ!」と堺さん。
数字は「呪文のように」口で覚えさせるそうです。何度も繰り返して…。本当に受験勉強と同じですね。
「けっこう好きじゃん?」とタモリさん。
「好きじゃあないです」
GWからずっとセリフを覚えては吐き出す、という生活をしているそうです。
趣味は和歌…
仕事漬けの日々ですが、
「でも、どうせ休みになってもやることないので…」と堺さん。
「趣味ない?」
「ないですね…なにもないですね」
「和歌とか?」とタモリさん。(笑)堺さんもにっこりと。
「読むのは好きですね…作りはしない」
「百人一首部に入ろうかどうか、迷っていたんだよね?」
「そうです」と堺さん。「百人一首部と演劇部があって、演劇部だったから、たまたまこうやって職業にしてますけど…」
「本当は先生…教師になりたかった?」とタモリさん。
「そうですね…百人一首部だったら、今なにしてるか分からないです」(笑)「和歌作ってたかもしれないですね」
「和歌、好きなんだよ」とタモリさん。
忙しい中で…
5月から「半澤直樹」それが終わって「リーガルハイ」…。
「忙しい中で結婚したんだよね」とタモリさん。
「は、はい」と堺さん。(おめでとう!の声)
「いつ、結婚?」
「4月ですね」
「忙しい中でもやってるんだね?」
「そうですね…はい」と堺さん。「妻と(タモリさん)、誕生日が一緒でしょ?」
「そう、それでいつか言ってたの…、『誕生日会をやろうね』」
「うちの妻とそういう話をしたんですか?」と堺さん。「ぜんぜん聞いてないよ」
「ずいぶん前からそう言ってたの…」
タモリさん、同じ誕生日の人を列挙します。北川景子、ドビュッシー、足利義満…。ああ、斎藤工さんを忘れてる…。「笑っていいとも!」に出たときに「誕生日会に呼んでください」と言ってたのに。
「ぼくはロジャームーアが一緒です。あと永作博美さん」ロジャームーアは007ですね。
「永作会ったよ、そば屋の前で」とタモリさん。
この間(能年玲奈さん出演時)は「さかなクンにそば屋で会った」と言ってたタモリさん。そばがお好きで…。
「正岡子規が一緒だったなあ」と堺さん。
「また和歌になったね…」とタモリさん。(笑)「和歌、ご縁があるんだよ」
恩師は歌人
「最初に和歌が好きになったきっかけはなんなの?」
堺さんの高校時代の恩師が歌人だったそうです。
伊藤一彦さん。自身一流の歌人であるとともに、若山牧水の研究者でもあります。
「有名な先生で、そのころは社会の先生で国語じゃない…そこがまたカッコいい」「全国的な歌人なのに、国語ではなく、社会を教えているという…」
「けっこう余裕こいてますね…おれ、社会もできるよ」とタモリさん。権威的なものを耳すると毒づきたくなる?
「ぜんぜんそういう感じの先生じゃない…すごくいい先生…」
「その先生と出会って…」
「社会を教わる…スクールカウンセラーもしている…出入りしているうちに、中原中也、若山牧水…歌人、詩人を知るようになって…」
「その先生の影響ですね」
「そうです…。ただ百人一首部には入らなかった…」
断捨離
堺さんのお部屋は何となく整理整頓されている印象がありますが、実際はそんな生易しいものではないそうです。
「部屋、きれいそうだね…独身のときから」
「何にもないですね…遊びに来た友だちから『楽屋か!』って言われたことありますよ」「(部屋には)何にもないです。すぐ捨てる。断捨離しすぎて…」
「おれなんか溜まっていくけどね…」とタモリさん。
「すぐ捨てて、それで後悔したことが何度もあって…。捨ててはいけないものも捨てる。公共料金や年金…捨ててはいけないものも捨てる」「台本も全部捨てる。日記も捨てました」
迷ったものはベンディングスペースに置いておいて、「見ない」と思ったら思い切りよく捨てるそうです。
「結局、2カ月くらい見ないものは一生見ないんだよね」とタモリさん。「洋服は?」
「ときどきドンと捨てる」
「モノを集めるということが一切ない?」
「…ないですね」と堺さん。
「気持ちがいい人だね…君は!」となにやら感激するタモリさん。
置いておくものはないのでしょうか?
「ボールペン2本とか?」
「ボールペン1本」ついに「ええっ!」という会場からの悲鳴が…。
「いさぎいい!武士だね、君は!」とタモリさん。
「すごい褒められ方をしましたね」
普通の家庭では輪ゴムなど溜めてたりしますよね?、その気持ちを逆に尋ねる堺さん。堺さんが全部捨てずに残しておくのは、大小のごみ袋、2つずつであることが判明しました。
「置いとく量、決まってんだ?」
「自分の中のキャパが…」と堺さん、話しながらある記憶が。「妻がけっこう溜めるというか…輪ゴム、けっこう持ってたな…」(笑)
身の周りがすっきりしているということは頭の中もすっきりしている…それゆえあの膨大なセリフを頭に入れられる、という気が私はするのですが、どうでしょう?
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2013年10月09日
288. つるの剛士 ぶどう大福・湘南・将棋・結婚 「はなまるマーケット」
1975年5月26日生まれ、38歳。福岡県出身。
「ウルトラマンダイナ」で主人公。「羞恥心」で紅白歌合戦出場。特技・将棋アマチュア3段。
「今朝のおめざ」は
「果乃菓 ぶどう大福」(200円) 御菓子司 花月(神奈川県・藤沢市)
京都の羽二重粉(はぶたえこ)を使用したなめらかなもち生地に、山梨産の白ぶどうと赤ぶどうがまるまる1個包まれています。
「最初食べたときはいちご大福だったんですよ。ものすごく大きいいちごが入っていて…これは今季節でぶどうが入ってて…」
「ぶどうがはちきれますね」「爽やか…」という声が。
「おいしいですね…」と薬丸さん。
「年なんでしょうね、最近こういう和菓子とお茶が好きになってきて…」とつるのさん。
「まだ30代でしょ」と薬丸さん。そうだ!30代はまだまだ若い。
結婚10周年
9月2日がつるのさんの結婚記念日。子どもを預けて2人で食事に行ったそうです。
「きれいな奥様ですね」と岡江さん。
「はい、きれいな奥様です」と嬉しそうなつるのさん。かなりの愛妻家と見ました。
「どんな話を奥様と?」
「10周年っていろいろ振り返ることが多くて…。10年前、ぼくが奥さんのマンションに居候してたんですが、ベランダで、東中野のほうだったんですけど、室外機に座って発泡酒飲みながら将来の夢を語ったんです」
そのベランダからは、遠くに小さな富士山が見えたそうです。
「将来、湘南とかに住んでて、子どもがたくさんできて、そんな10年後になってたらいいよね」
そして10年後を迎えました。
「大きな富士山の見える湘南の家で、子ども4人もいて…。10年振り返って、ちゃんと夢叶ってよかったね…。そんな話を2人でしました」
結婚記念日9月2日の「くつ」にちなんで靴を交換しているつるのさん夫婦。すでにプレゼントし合った靴は10足。これからも靴は貯まっていくことでしょう…。
「ふじさわ観光親善大使」
神奈川県・藤沢市は東京から約50q、JR東海道線で約50分と東京近郊の街ですが、「東洋のマイアミビーチ」と謳われる美しい海岸線、そしてマリンスポーツも楽しめる、つるのさんいわく「すごくいい場所なんですよね」。
現在つるのさんは「ふじさわ観光親善大使」として藤沢市を盛り上げるのに一役買っているそうです。
休日には「つる農園」で家族で野菜の栽培もしているとかで、本当にこの場所になじんでいるのがよく分かります。
湘南が好きでよく来る、または住んでいる芸能関係の方は多いですよね。上地雄輔さん、中村獅童さん、貫地谷しほりさん、ピーターさんは葉山でしたか…。このブログに出てきた人だけでもそれなりの数に。「鎌倉に住む」と言っていたのは桐谷美玲さんでした…。
「つるの将棋七番勝負」(1,470円)
将棋アマチュア3段の腕前のつるのさん。羽生善治さんを初めとするプロの棋士たちと対局&対談。その内容を詰め込んだ本が出版されました。
「夢じゃないですか!プロ棋士と指せるというのはいうのは…」とつるのさん。
ハンディは付けたものの、3勝4敗というのはなかなかの好成績。
これからも次々と夢を叶えていきそうなつるのさんでした。
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2013年10月08日
287. 能年玲奈 あまちゃん・パリコレ・お笑い・音楽・ヒゲ 「笑っていいとも!」
登場するや「かわいい!」と大歓声。
あまちゃん関係者からのたくさんの花束。
「色白いね」とタモリさん。
「でもファンデーション」(笑)
「そりゃ、塗るでしょ!」とタモリさん。「能年って本名?」
「本名です」
「珍しい名前だね…。親戚合わせて何人くらい?」
「私、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんくらいしか知らなくて…」と能年さん。
「目がキラキラしてんね」とタモリさん。やや、戸惑う能年さん。
「この間、渡辺えりさんに言われたんですけど、小動物みたいに殺されないために、黒目を大きくして光を取り入れるんだって言うんですよ…」
「はい?」と戸惑うタモリさん。(笑)「殺されそうになったことあるの?」
「初めてえりさんから聞いたとき、びっくりしたんですけど…」
「はあ、そうですか?」(笑)
子どものころからの夢
能年さんは現在20歳。去年は「あまちゃん」の撮影で過ごした1年でしたが、もともとはモデル志望だったそうです。オーディションを受けて、実際にモデルをやり、そこから女優になりました。
小学生のころの夢は「パリコレに出たい」だったとか。次に「お笑い芸人さんになりたい」
小学校の低学年のころ、お笑い芸人の「レギュラー」が大人気で、能年さんたちも「あるある探検隊」を真似していたそうです。そして友だち3人とオリジナルのコントも作っていたとか。
「かくれんぼして1人だけ取り残されるという…」(笑)
「それはどっちかと言うとサスペンス」(笑)
「結果はどんな?」
「『あっ!いない!』って言って終わる」
「お笑い芸人にならなくてよかったね」とタモリさん。(笑)
小学校の高学年になると夢がイラストレーターに変わります。ここで能年のさんの絵が登場。
少女の横顔とたくさんの魚…。ここから話題は「さかなクン」に…。
「さかなクン、大好きです」と能年さん。「『あまちゃん』で会って…」
「どうだった?」
「さかなクンがいるだけで、その場が幸せな空気になった」(笑)
「さかなクンって、いつもあのままらしいよ」とタモリさん。「この前偶然そば屋で会った…さかながソバ食ってた」(笑)
「さかなクンから図鑑いただいて、それを見て癒されてます」と能年さん。
中学生になると、能年さんの興味は音楽に…。友だちとバンドを組んだのです。
「友だちにおじさんバンドがたくさんいるところに連れて行かれて、バンドをつくることになって…」
最初のバンドは1年で解散。
「方向性が違ってきたんだ」とタモリさん。(笑)
バンドの解散理由の定番を言って喜ぶタモリさん。ちょっと能年さんを冷やかすモードになってます…?
能年さん、おっとりと喋るので、タモリさんが間を持て余している感じが…。世間ではこういう少女を不思議ちゃんと呼ぶのでしょうか…。でも、緊張してあたり前だと思います。芸能人っぽくなくて新鮮です。
「はい、たぶん…」長い沈黙…。「気が合わなかったんだと思います」(笑)
「方向性じゃなかったんだ」(笑)「リーダーだったんだ?」
「いや、私は1ギターで…」
2つ目のバンドは4人編成。「Go!Go!7188」のコピーをしていたそうです。
「すっごい、楽しかったですね…卒業するまで」
「今度はリーダーだったんだ?」
「いや、私は…」
「1ギタリストだったんだ…」(笑)
中学を卒業すると能年さんは上京。バンドは解散しました。
「バンドのメンバーとはときどき会ってる?」
「ぜんぜん会わないですね」
「意外と冷たいのね」(笑)「それでオーディション受けて?」
ここでしばしの沈黙。
「演技のレッスン受けて…」と能年さん。
こんなシャイなお嬢さんが、百戦錬磨の役者陣の中で演技ができるようになったのですから、レッスンは大成功でしたね。
それとも、シャイなようで実はかなり図太い?そしてあの大きな目で相手の懐に飛び込んでいく?つかみどころのない能年さんです。
趣味
「趣味は?」
「絵を描くこと、アクセサリーの創作…」そして「ひげ!ひげが好きで…」
能年さんが興味を持っている1大イベントが「世界ひげ選手権」。1990年より開催されているイベントで、世界中から個性的なひげの持ち主が、自慢のひげを競うのです。
「ダリ部門」「フリースタイル部門」など17部門に分かれているそうです。
「こういうひげ見て楽しい?」
「はい」
能年さん、自分でもひげを付けて写真を撮って楽しんでいるそうで…。付けひげは「3つくらい」持っているのだとか。番組から付けひげをプレゼントされ、大喜び。
「ひげを付けてる男性がいい?」とタモリさん。
「ユニークなひげがいいです」「ダリとかのひげが好きです」
今年の「世界ひげ選手権」は11月2日よりドイツで開催されますが、「行きたい」と能年さん。
これからのこと
「今後したい役は?」
「アクション、やってみたい」と能年さん。
「あまちゃん」が決まったとき、実は能年さんは泳げなかったのだとか、「1週間…?」ほどの特訓で泳げるようになったそうですから、アクションも特訓しだいでいけるかもしれませんね。
ここでテレフォン占いのゲッターズ飯田さんが登場。
両手にアイドル線…自然に人を集める線だそうです。
性格は礼儀正しく繊細、だが、根がかなりいい加減。「なんとかなるさ」で何とかするタイプ。
陽気で楽しくすると運が開けるタイプだが、おなかが空くと機嫌が悪くなる。
音楽を聴かないとダメ。ボーカルには非常に向いている。
「ザ・庶民」という星を持っている。
ここ10年は運気がよい。26歳あるいは31歳で劇的な変化が訪れる可能性がある。(結婚?)
にこにこするだけで運が開けるが、裏で口が悪いところがある。
「太りやすい星」を1つ持っているが、31歳までは大丈夫。
弱点は「目的が定まらない」ところ。そして、優しすぎて損しやすい。
本人の感想は「当たっているような気がします」
100分のXアンケートは「付けひげを持っている人」でなんと1人が持ってました。能年さん、前後賞をゲット。やはり勢いがある?
2013年10月07日
286. 渡辺徹 愛犬・野菜・運動・表参道ヒルズ 「にじいろジーン」
ぐっさんとの待ち合わせは東京・港区・東京ミッドタウン。
愛犬二匹とともに現れました。
「今そこで見つけて…」と早速の小ネタです。2匹の可愛らしいトイプードル。緊張しているようです。
「3人で六本木来たことないので…」と徹さん。
愛犬と来てみたい場所があるそうです。
「GREEN DOG 東京ミッドタウン」
「ワンちゃん専門の店だけど、やりたいことがある…洗い方を教えてもらいたいと」
グルーマーさんに犬の正しい洗い方を教わりたいとのことで…。
洗い方のコツ
@トイプードルは洗う前に毛のもつれを取り除く。
A指の腹で優しくマッサージするように洗う。
B泡立てたシャンプーで全身を優しく洗う。
いつもは嫌がるらしいのですが、今日はずいぶんおとなしい様子です。
「これで家でもできるな…」と徹さん。悟るところがあったようです。
「じゃあ、今までの徹さんの原因と言うのは?」
「嫌がるだろうから早く済ませてやろうと思って、ダーッとやってたんです」「すぐ終わらせてやろうと思って」
終わったあと、何となく嬉しそうなワンちゃんたち。
「態度がぜんぜん違うんだもん」と徹さん。「ぜんぜんじっとしてるから…おれが見てない隙に、何かしたじゃないんですか?」(笑)
野菜を食べに
次に2人がやってきたのは渋谷区・表参道。
「そろそろ腹ヘリコプターだね」と徹さん。
「誰も使ってないと思うんですけど…腹減ってます」
表参道ヒルズに徹さんのハマっているお店があるそうです。
「やさい家 めい」
野菜を心行くまで堪能できるレストランだとか。奥さんに連れてきてもらってその味にハマったそうです。昨年、身体を壊してから野菜中心の生活に切り替えた徹さんです。
「昔、食べ物は肉、肉、肉…。食べてみたら野菜ってこんなだったんだ…野菜ってフトコロ深いんだ…」
「農園バーニャカウダ」(1,600円)
「キング・オブ・バーニャカウダです」と徹さん。徹さんのおすすめメニュー。
毎朝契約農家から直送される野菜のバーニャカウダ。コクのあるソースが野菜を引き立てるそーす、と私もちょっとオヤジギャグ。
「このバーニャカウダはほんと、やめられないですよね」と徹さん。
「めい御膳」(1,990円)
徹さんが必ず注文する、旬の野菜を使っためい御膳。目にも鮮やかな色とりどりの野菜が楽しめます。
「今でも肉は好き。でも野菜を好きになってから、幅が広がりましたね…」と徹さん。
「変わりました?体も」とぐっさん。
「ぜんぜん違いますね…。嫁が昔から野菜に興味を持っていて、そのことにおれは興味を持っていなかったんですよ」「灯台下暗しで、女房がいい野菜作ってんじゃないか、と」
徹さんと榊原郁恵さんは1987年に結婚。2人の息子さんがいるそうです。
長男、裕太さんは、劇団を立ち上げて役者として活躍中。
「親としては複雑…2世ブームに便乗するような形。『お前もか?』という感じ…」「老後のことは自分たちでやんなきゃいけないね、というのを(奥さんと)話し合いました」
身体についての大師匠
次に2人が来たのが千代田区・秋葉原。ここに徹さんが10年以上通っているジムがあるのです。
「ハルスポーツ」
スポーツアドバイザー、ハル常住さん(58歳)が経営するジム。プロゴルファーからインストラクターに転向したハルさん、一流アスリートをはじめ、数多くの生徒を指導しているのだとか。
「身体のことに関する大師匠」と徹さん。「おれはハルさんにお世話になって、健康を保っている…」「130sあった体重を80sにした…」
ハルさんが6年間の試行錯誤の後開発した器具が
「楽体(ラクダ)」(4,935円 レッスンDVD付き)
これを使って「羽ばたき運動」「「肩まわし運動」「お腹ひねり運動」…。次々とメニューをこなす2人。
レッスン料は1人60分 6,000円。グループレッスン(2人〜)は60分 2,500円。
「今日の指導料はおれとこに振り込んどいて…」と徹さん。
「最終的には金ですか?」とぐっさん。
「生きる姿勢が正しくなかった…」と反省する徹さん。
それにしても本当にすっきりした徹さん。この人が野菜を食べまくる日が来るとは思いませんでした。
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2013年10月06日
285. 椎名桔平 牛乳で背が伸びた・喫茶店・サッカー・公園巡り 「にじいろジーン」
「初めてお会いするんです…細くて顔が小さくて、しかも目がかっこいいんです」とサワコさん。
サワコさんと並ぶと誰でも大きく見えるのですが(失礼)、かなりの長身?
「180pです」高校時代に伸びたそうです。伸びた秘訣は牛乳。毎日飲んでいたそうですが。
「ぼく、牛乳がほんとはダメなんです。お腹が、ずっとゆるい子だったんです。大人になって東京に出てきて牛乳をやめたら止まったんです…。どうして親は気づいてくれなかったんだろう?」(笑)
いいじゃないですか、それで大きくなったんですから。
椎名さんは1964年生まれ、49歳。三重県出身。
映画「ヌードの夜」(1993)で初主演。注目を浴びます。29歳でした。
その後は「アウトレイジ」を初め数々の映画やドラマで活躍してきました。
「記憶の中で今もきらめく曲」は
「学生街の喫茶店」ガロ (1972)
アガワさんが反応しました。「まさに私たちが大学生のころ…」
椎名さんがこの歌を聞いたのは7、8歳のころ。
椎名さんのご実家は喫茶店。昼間は「純喫茶」で夜になると「洋酒喫茶」。当時はジュークボックスを置いていたとか。
「その店の上に住んでいたんですが、ジュークボックスからこの曲が流れてきて…」と椎名さん。「知らない街に早く行って、大学生になって、そんな喫茶店に行きたい…そんな記憶」
「ご実家、今は?」とアガワさん。
「11年前に、両親にのんびり出来るようにと、喫茶店をプレゼントして…」
「エライ息子だねえ」とアガワさん、感心しきり。
その店の名は
「Cafe Kip's」(三重県・伊勢市)…Kipというのは桔平から。
「ちょっと今風ですが、ぼくは純喫茶が好きで…」
椎名さんにとっての「純喫茶」とは、「テーブルでも椅子でもカップでも当時のものを使っている…音楽も昭和のものを…。タイムトリップ…時空間を変えたい、みたいな…」
ううん、ロマンティストですねえ。私(よしろう)も喫茶店は好きですが、大好きな京都の、何軒かの喫茶店が思い出されました。
「よく喫茶店巡りをされる?」とアガワさん。
「よく行きますよ」「今年は京都で仕事があって…。京都にはぼくが『いいな…』と思っている喫茶店がたくさんあるんですよ…」
…驚きました。京都の喫茶店のことを思いながらトークを聴いていたのですから…。
「田舎から東京に出てきて、よく喫茶店に行ってたというのは…ホームシック」と椎名さん。
喫茶店は椎名さんにとってのホームタウンなんですね。
サッカーから役者の道へ
椎名さんは一途なところがあるようです。
小3のときに始めたサッカー。当初はあまり上手くなかったそうなのですが、青山学院大学のサッカー部に入ったころには、ゼッケン6番を貰うほどの選手になっていたそうです。ところがそのサッカーをやめてしまいます。
「ひょんなことからサッカーメーカーのコマーシャルに出ることになった…テレビに出たら当時のアマチュア規定に引っかかって、半年間の謹慎処分になったんです」
当時はJリーグなどない時代。ずっと続けてきたサッカーの道が突然途絶えてしまいました。
しかし、テレビにほんの少し出たことが、椎名さんの将来を決めました。
「テレビに映った…役者ってどうなんだろう?」役者という仕事に興味を持ちました。
「サッカーも開花するのが遅かった…」でもサッカーから一つのことを続けるということを学んだ椎名さん、10年間は頑張ろうと考えました。
「ご両親の反応は?」
「バカじゃないか…」
大学の知り合いに役者の卵がいた椎名さん、相談すると、「うちの事務所の社長に紹介する」。
これでそのプロダクションに入ることになりました。
でも、仕事がありません。「2、3年、ほとんど仕事がない…」
そのあと劇団に参加することになりました。理由は「役をもらうため」。
なんでも自分たちでする劇団でしたが、「劇団なら順番がまわってくるだろう」と考えての入団でした。しかし、「2年いたが、下積みでした」(笑)
辛いですね…。小さな役が来ることはあったそうなのですが、「それでは自分の適性が分からない、ちゃんとした役を1度やりたい」
もがき続けた20代のある日、たまたま見ていた雑誌のあるページに目が留まります。小野洋子さんのインタビュー記事でこんな言葉を見つけたのです。
「10年ひとつのことをずっと頑張れば、神様がきっとご褒美をくれる」
この言葉が椎名さんの心の支えになったそうです。
「10年頑張れば、1回はチャンスをくれる」
チャンスは大好きな「喫茶店」でやってきました。
29歳で初主演
椎名さん28歳のとき、石井隆監督と新宿の喫茶店「滝沢」で面接することになりました。
「喫茶店で会う…大好きな『滝沢』で…」
そして初主演が決定。
「嬉しかった…この作品に対してできることをすべてしないといけない」
「ヌードの夜」に出演した後、次から次へと出演依頼が来るように。人気俳優への道が開けました…。1チャンスをモノにしたのですね。お見事です。
この10月からは主演のドラマ「刑事のまなざし」が始まり、50歳を目前にしてますます好調な椎名さんです。
気になる俳優仲間
アガワさんが堤真一さんと話したときに「気になる役者さん」を聞いてみたところ、名前が挙がったのが、椎名さんと阿部寛さんだったとか。
「彼らとは仕事をしたことなかったんですけど、一緒に食事に行って仲良くなって…」「同期の桜、みたいな…」「いい仕事してるなって思ったり…」
同年代の3人ですが、若いころに感じた嫉妬心のようなものはもう無いそうです。
公園巡り
喫茶店巡りだけでなく、最近では「公園巡り」も椎名さんの趣味の一つとなりました。
「犬を走らせたいんです」
愛犬のゴールデンリトリバーを安心して走らせる場所を求めて、公園巡りをしているのだとか。
「広々としたところを見つけるのが大変」という椎名さん。おススメは、
@「所沢航空記念公園」
A「武蔵丘陵森林公園」
B「潮風公園」
都心ではお台場にある「潮風公園」がお気に入りだそうです。
「ここは犬がいなければ行ってない公園」「ウォーターフロントで素敵な公園」
「今、心に響く曲」は
「ホテルカリフォルニア」イーグルス
これにもアガワさんが反応しました。若いころの思い出の一曲のはずです。
椎名さんは大人になって、彼らの再結成のDVDを見て、感動したのだとか。
「すっごくラフな格好で…音楽はすごくクオリティが高くて…」「ぼくもそういうおじさんになりたい」
椎名さんは10年を人生のひと区切りと考えていて、50歳になったら次の10年を考えたいと…。
「10年後、また呼んでください」と爽やかに締められました。
いやあ、椎名さんがこんなにすごい方だったなんて…。「石の上にも3年」どころじゃないですね。
モノになるまで10年は頑張る…。口で言うのはたやすいですが、10年は長い。心が折れそうになったことが何度もあるはずなのに…。
今回の「サワコの朝」でも大感動のよしろうでした。