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posted by fanblog

2024年06月12日

【945日目】赤い世界:ドキュメントの整理、パラメーター調整

AIにシナリオを添削してもらうために手動で情報を整理している、本末転倒こと、ゲーム作家のkuroです。
さて。

# 赤い世界
## ドキュメントの整理、パラメーター調整

冒頭の通り、AIの得意領域を活かして、シナリオとシナリオの接続部や、改善点を洗い出すために、AIの活用を試みています。
ChatGPT v4では大量のドキュメントの読み込みは叶わなくて、進化を待っていたのですが、Gemini 1.5で100万トークン分の読み込みができるようになったことで、いよいよやりたいことができそうです。

そのために読み込ませるを整理していたところ、先に改善が見つかり、加筆しています。

敵のパラメーターも同じで、ステージ毎の敵キャラのパラメーター、ステージが1つ変わるごとに予想される装備更新分のパラメーターを調整しています。

ステージが1つ上がるごとに、装備が1段階上がり、装備品を購入するために所持金も微増させています。
そのぶん、敵の防御力とHPの上昇のバランスをとっており、順当に装備とレベルを強化していた場合、適度な攻撃回数で敵が倒せるようになっています。

## 私生活でもAIと対話

現在私はChatGPTとGemeni両方の有料プランに加入しており(無料版では、実力が引き出せず、使い続けるための評価ができないため)スマートフォンのAndroidではGeminiと意識的に会話するようにしています。

今のChatGPT、Geminiはスレッドを横断して、データ(メモリ)が保持させるため、ゲーム制作用途に質問を繰り返すほど、AIの返す回答の精度が上がります。

たとえば「これからジョギングをします」というと「おすすめのジョギングコースを提案します」と返してくれる。
加えて「ジョギングをしながら、ゲーム制作のアイディアを考える方法を提案してください」のように、常にライフワークを絡めることで、自分用に最適化をしています。

ChatGPTかGemini、どちらかはゲーム制作だけに使うようにして、学習に偏りを持たせても良いかもしれません。
まだまだ見つけられていない、良い使い方がありそうですね。

それでは素敵な1日をお過ごしください。
posted by tabirpglab at 23:05 | 制作記

2024年06月06日

【943日目】赤い世界:ムービーシーンの試作

名前と見た目が一致しない料理ナンバー1は「プルコギ」だと思っているゲーム作家のkuroです。
北国の伝統的な鍋料理かお菓子のような語感ですよね。
さて。(さて?)

# 赤い世界
## ムービーシーンの試作

ゲーム制作に利用できそうなAIサービスを試していました。

@Text to Sound Effects
https://elevenlabs.io/

テキストから効果音や音声を生成するAI。

APixverse
https://app.pixverse.ai/home

テキスト、画像から動画を生成するAI。

BGen-2
https://research.runwayml.com/gen2

テキスト、画像から動画を生成するAI。

おそらく@+Aまたは@+Bを組み合わせれば台詞を喋らせることができる。
そしてカットを動画編集ソフトで組み合わせれば10〜20秒くらいのイベントシーンはできそうです。

まずは4秒のシーンで実験。
結果は成功。

これでムービーシーンを作る方法が確立しました。

## 効果音の試作
Text to Sound Effectsを利用した例です。
先ほどは台詞に使いましたが、たとえば「ファンタジー世界のクリスタルに触れたときの光輝く効果音」のように想像を言語化することで生成できます。


## イメージボードの作成
ChatGPTを活用した例です。
GPToから画像参照しての応答ができるようになったので、会話を重ねて色々と試します。

・マップ画像からマップの続きを提案
・マップ画像からイメージボードを提案
・マップ画像から背景画像を生成
・MidJourney用にプロンプトを提案

このようなことを試しました。

1回で上手くいかないこともありますが、経験と会話という学習を重ねていけば思いもよらない結果が得られそうです。

さて、それでは素敵な1日をお過ごしください。
posted by tabirpglab at 00:38 | 制作記

2024年06月05日

【942日目】赤い世界:SunoAI×Ozone11×RX11、マスタリング研究2

ジョギングしたり、料理をしたり、AI生成の組み合わせを調べたりしていますゲーム作家のkuroです。
SunoAIを活用した試行錯誤が一区切りつきました。
所見を整理する回です。


■生成した曲

Twilight Vibes
https://youtu.be/K3LLCWIIQ5w

プロンプト
electoric piano, shibuya-kei, jrpg,stylish,DnB, emotional, jazz, funk, jpop, lo-fi, clear sond

After School Chat
https://youtu.be/ywRW7djtm2Y

プロンプト
Jazz, Funk, Pop, jrpg, lofi-hiphop, Shibuya-kei rap, cutecore, female voice, DnB

■使用環境

StudioOne6
Ozone11
RX11

■サービス比較
2024/6/4現在、「SunoAI」か「Udio」です。
この2サービスは現状、ユーザー数が多く、学習データ、資金が潤沢であり、開発への投資が見込めるためです。

AI開発において性能を決定づけるのは「学習データ」と「サーバー」の量。
ChatGPT(openAI)、Bing(MicroSoft)のように資金力とユーザー数とスタートダッシュで決まるように思えます。

機能でいえば「AIVA」が素晴らしく、STEM単位のMIDI出力(楽器パートごとの編集可能なデータ)が出来るのですが、生成される曲の質はどうしてもSunoAIやUdioに軍配が上がります。
多くのユーザーはDAWで編集するよりも、そのまま使えた方が良いですからね。

「SunoAI」か「Udio」どちらを選ぶかは、開発競争で大きな差が生まれるまでは、好みで判断すれば良さそうです。
「Windows」と「Mac」みたいなもの。

■どこまでマスタリングで音が良くなるか
SunoAIの課題は音質の向上と、編集できるようになること。
ここ数日はSunoAIで生成したWAV形式の音をどこまで作曲に活かせるかの検証をしていました。

・STEM単位で分離し、RX11でノイズ除去し、Ozone11でマスタリングと最短工程で進めても、元の音源の音質を大きく上げることはできない

・STEMをMIDI変換し、ノイズ除去を試すも、MIDI変換の精度が足りない

結論としては、SunoAIやUdioのバージョンアップを待つのが最適。
SunoAIはv4.5かv5で、ループ編集以外の要素を解決できそうな気がします。
プロンプトをつくるスキルは磨いておいても無駄にならないと思います。
SunoAI v3.5の検証はここまでとし、次回からは制作の話題に戻ります。

それでは素敵な1日をお過ごしください。
posted by tabirpglab at 01:17 | 制作記

2024年06月03日

【941日目】赤い世界:SunoAIのプロンプト、マスタリング研究

2日間通しでAIとDAW弄りに費やしていましたゲーム作家のkuroです。
ついに米粉とベーキングパウダーを常備し、お菓子をDIYしはじめました。

さて。

Sunset Reverie
https://youtu.be/fZSvL1K3sK4

Dusk Detective
https://youtu.be/1ddqoHBctug

# 赤い世界
## SunoAI v3.5

v3.5から、音質の向上と4分以内の曲が生成できるようになりました。
さっそくゲーム制作に活用できるものか、140曲ほど生成し、検証。

結論、まだ充分な音質ではありませんが、あと2回メジャーバージョンアップする頃には実用に耐えられるようになるでしょう。
今でもlofi hiphopならば、Vynal(ノイズ音)との組み合わせで軽いストリーミングに使えます。

プロンプトの傾向:
・同じプロンプトでも曲調のバラつきが多い
 =Search機能はあまり参考にならない
・トラック数の多いジャンルは音質が下がる(Kawaii Futuer Bassとか音の厚みが必要なジャンルは弱い)
・楽器名を絞るほど、音質が上がる(ピアノソロなど)
・Instumentalにした方が、音質が上がる

AIの裏処理はトークンを消費して行われるもの。
トラック数が少なくなるような指示を出し、負荷処理が低いほど、音質にリソースが回せる印象を受けました。

・バトルBGMならば「Battle」ではなく「DnB(ドラムンベース)」「Upbeat and danceable」とした方が欲しいテイストが手に入りました
## DAWとの組み合わせ
・Acon Digital社の「Remix」で楽器別に音を分離し、音量調整
・「Ozone」、「Gate」で音を整える

ループタグは早いと数分以内で作ることができるようになりました。

SunoAIのバージョンアップ速度を考えると、今後は音質向上、STEM(楽器単位)の音量調整などができるようになりそうです。
つまり、今回の調整作業は未来では不要になるでしょう。
Spliceとあわせて作曲ツールとして重宝しそうです。

それでは素敵な1週間になりますように。
posted by tabirpglab at 01:31 | 制作記

2024年05月31日

【940日目】赤い世界:マップ画面効果/ティルトシフト/看板用パーティクル

多崎礼さんの書くダークファンタジーの世界観が素晴らしくて、関連作品を読み始めたゲーム作家のkuroです。
本屋大賞ノミネート作「レーエンデ国物語」の前に「煌夜祭」を読み、心を掴まれました。

「煌夜祭」はたとえるならファンタジー版の百物語。
百物語の各話を戦記物のように繋げ、人食いと生贄の要素と、少しの恋愛・家族愛の要素を足して、見事な仕上がりになっております。

さて、今回はスクリーンショットを多めの記事です。



# 赤い世界
## マップ画面効果/ティルトシフト/看板用パーティクル

4日連続で毎日9km走り、体力を使ったおかげで睡眠の質も上がり、脳が冴えています。
しばらくするとぼうっとするブレインフォグが皆無。
フィジカルとメンタルのバランスが大切と改めて思います。
脳を使った後は身体も動かさねば、ですね。

そんな中。
これまで制作したマップを見直すと、良いものもあれば、NGとしたものもありました。



ティルトシフトは数日前に設定した値では、見辛いために修正。



看板も見つけ辛いので、パーティクル(キラキラ)を追加して調べやすく改善。



ステージあたりのマップ数もバラつきがあるので、調整します。

これまでのスクリーンショットを並べると、同じ赤系の画面表現でも、ホラー風味に感じとれたり、けばけばしい(品のない)感じだったり、少し統一感がありません。
画面の明度のパラメーターでも印象が変わるので、試行錯誤してみます。

それでは素敵な週末をお過ごしください。
posted by tabirpglab at 23:19 | 制作記
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