ツクールMVの国内版と海外版を両方所持した場合を想定して、色々操作してみました。
ここでは次の条件で調べています。
・国内版(体験版:利用期間がある以外は製品版と同等)
・海外版(Steam版:Ver1.0.1)
■国内版のバージョンは?
海外版の最新バージョンと同じく1.0.1です。
バグが修正されているので安心ですね。
参考記事:
ツクールMV 本体バージョンが1.0.1にアップデート
https://fanblogs.jp/tabirpglab/archive/145/0
■国内版と海外版を両方起動することは可能か
・可能です。
・海外版で作成したプロジェクトを国内版で開くことも可能です。
・新規プロジェクトを作成時は、作成したエディタ側の言語になります。
注意事項:
国内/海外版を区別せずに最後に開いていたプロジェクトを呼び出して起動します。
例)
1.海外版でAというプロジェクトを作成、保存、終了
2.国内版でBというプロジェクトを作成、保存、終了
3.海外版を起動時→Bを開いた状態で起動する(Aではない)
プロジェクトを国内版と海外版で別々に作成していた場合は、起動時に間違えないよう確認した方がいいですね。
■ヘルプは翻訳されているか
・翻訳されています。
見たところ、一番難関であるAndroidのパッケージ工程も分かりやすく説明されていました。
私もapkファイルに出力する手順はまとめていますので、製品版や海外版で分からないことがあったら、ご覧ください。
参考:
ツクールMVで作成したプロジェクトをAndroid用apkファイルに出力する手順
https://fanblogs.jp/tabirpglab/archive/155/0
こちらもとても分かりやすくまとめられた記事です。
ご自分にあった方をご参照ください。
参考:
[必読]RPGツクールMV で、Androidアプリ用のapkファイルにパッケージングするための初期設定まとめ
http://lucky-duet.com/archives/1353
http://lucky-duet.com/archives/1401
■エディタの動作にパフォーマンスの違いはあるか
・体感できる違いはありません
・実験として、次の手順でタスクマネージャーでモニタリングをしてみました。
【共通条件】
-起動時に開くのは新規作成おいたプロジェクト
-ウィンドウサイズは最大化
ケース1
1.海外版→国内版の順序で起動
2.起動からプロセスが落ち着いた1分後の状態
ケース2
1.国内版→海外版の順序で起動
2.起動からプロセスが落ち着いた1分後の状態
※起動順序は1の通りですが、タスクマネージャー上では、海外版と国内版を同時に起動すると海外版の方が上位に表示されます
ケース3
1.国内版を起動
2.起動からプロセスが落ち着いた1分後の状態
ケース4
1.海外版を起動
2.起動からプロセスが落ち着いた1分後の状態
結果としては、常にSteam版の方が使用メモリが約6〜9MB低いことが分かりました。
※とはいえ、前述の通りSteam版の方が軽い、というような体感はありません
2015年11月07日
ツクールMV 体験版レビュー 新規プロジェクトに含まれるプラグインについて
ツクールMVの国内版と海外(Steam)版の新規プロジェクトに含まれるプラグインについて、比較してみました。
結論としては、新規プロジェクトには差分はありません。
同梱プラグインは、体験版及び追加素材には含まれておりませんが、説明文を翻訳したプラグインがリリースされることがアナウンスされています。
参考:
ツクール開発部さんのtweet
https://twitter.com/tkool_dev/status/662585717613182976
---
@tkool_dev: RPG Maker MV用に制作、展開してました、50種類を超えるプラグインについて現在翻訳を進めてます。配布方法や配布時期につきましては、後日Twitterや公式サイト等でご連絡します。 よろしくお願いします。
---
新規プロジェクトに含まれているプラグイン
国内版:
C:\Program Files (x86)\KADOKAWA\RPGMV\NewData\js
| main.js
| plugins.js
| rpg_core.js
| rpg_managers.js
| rpg_objects.js
| rpg_scenes.js
| rpg_sprites.js
| rpg_windows.js
|
+---libs
| fpsmeter.js
| lz-string.js
| pixi.js
|
\---plugins
AltMenuScreen.js
AltSaveScreen.js
EnemyBook.js
ItemBook.js
SimpleMsgSideView.js
TitleCommandPosition.js
WeaponSkill.js
海外(Steam)版:
C:\Program Files (x86)\Steam\SteamApps\common\RPG Maker MV\NewData\js\plugins
| main.js
| plugins.js
| rpg_core.js
| rpg_managers.js
| rpg_objects.js
| rpg_scenes.js
| rpg_sprites.js
| rpg_windows.js
|
+---libs
| fpsmeter.js
| lz-string.js
| pixi.js
|
\---plugins
AltMenuScreen.js
AltSaveScreen.js
EnemyBook.js
ItemBook.js
SimpleMsgSideView.js
TitleCommandPosition.js
WeaponSkill.js
結論としては、新規プロジェクトには差分はありません。
同梱プラグインは、体験版及び追加素材には含まれておりませんが、説明文を翻訳したプラグインがリリースされることがアナウンスされています。
参考:
ツクール開発部さんのtweet
https://twitter.com/tkool_dev/status/662585717613182976
---
@tkool_dev: RPG Maker MV用に制作、展開してました、50種類を超えるプラグインについて現在翻訳を進めてます。配布方法や配布時期につきましては、後日Twitterや公式サイト等でご連絡します。 よろしくお願いします。
---
新規プロジェクトに含まれているプラグイン
国内版:
C:\Program Files (x86)\KADOKAWA\RPGMV\NewData\js
| main.js
| plugins.js
| rpg_core.js
| rpg_managers.js
| rpg_objects.js
| rpg_scenes.js
| rpg_sprites.js
| rpg_windows.js
|
+---libs
| fpsmeter.js
| lz-string.js
| pixi.js
|
\---plugins
AltMenuScreen.js
AltSaveScreen.js
EnemyBook.js
ItemBook.js
SimpleMsgSideView.js
TitleCommandPosition.js
WeaponSkill.js
海外(Steam)版:
C:\Program Files (x86)\Steam\SteamApps\common\RPG Maker MV\NewData\js\plugins
| main.js
| plugins.js
| rpg_core.js
| rpg_managers.js
| rpg_objects.js
| rpg_scenes.js
| rpg_sprites.js
| rpg_windows.js
|
+---libs
| fpsmeter.js
| lz-string.js
| pixi.js
|
\---plugins
AltMenuScreen.js
AltSaveScreen.js
EnemyBook.js
ItemBook.js
SimpleMsgSideView.js
TitleCommandPosition.js
WeaponSkill.js
ツクールMV 体験版レビュー エディタのインターフェース比較
ツクールMV 体験版レビュー 追加素材について
ツクールMVの体験版レビューです。
この記事では、国内体験版の追加素材についてチェックしていきます。
結論から言いますと、イラスト素材に重きをおく方は、国内版買いだと思います。
Steam版:7980円
国内版:今ならAmazonで10000円以下
2000円以内の差分でイラスト素材375種類が付く点をどうとらえるか、ですね。
【Steam版と国内版の差分まとめ】
・国内版のすぐれているところ:「special」フォルダにはイラスト素材が375種類(Steam版はなし)
・Steam版(DLC「Cover Art Characters)のすぐれているところ:BGMが16曲(m4aとogg形式で収録のため、楽曲数としては8曲)
【素材について】
・追加素材は本体とは別にAdditionalAssetsというフォルダで提供されます。
中身は「audio」「EssentialsSet」「img」「package」「special」フォルダで構成されています。
【Steam版との比較】
・audioフォルダ
※音楽素材は1つの曲をm4aとogg形式で収録されているため、楽曲数としては半分の数と読み替えてください
国内版:550MB
-BGM:158曲(Steam版+16曲)
-BGS:38曲
-me:18曲
-se:274曲
Steam版:497MB
-BGM:142曲
-BGS:38曲
-me:18曲
-se:274曲
・EssentialsSetフォルダ
Steamの予約特典(今は980円でDLCとして販売)されているEssentials Setと同じです
・imgフォルダ
Steam版のdlc\BaseResourceに含まれている内容と同じです
・packageフォルダ
Steamの予約特典(今は980円でDLCとして販売)されているCover Art Charactersからbgm(16曲)を引いた内容が収録されていました
・specialフォルダ-characterフォルダ
アドベンチャーゲームで使えそうな現代女学生のイラスト素材
ゴルフパッド、銃を持つ絵もあり
少し拡大版
character1フォルダ:31種類
character2フォルダ:188種類
各素材ごとに次の3種類が用意(±の誤差はあります)
LARGE:340×425
MIDIUM:202×253
SMALL:144×180
・specialフォルダ-enemiesフォルダ
SFテイストの機械系+女性のイラスト素材
動物の変化種風+アウトロー風男性イラスト
戦国風男性のイラスト
enemies1フォルダ:46種類
enemies2フォルダ:15種類
enemies3フォルダ:53種類
各素材ごとに次の3種類が用意(±の誤差はあります)
LARGE:340×425
MIDIUM:202×253
SMALL:144×180
・specialフォルダ-backgroundフォルダ
現代風の背景素材
学校、市街地、麻雀卓もあり
42種類:816×624
フォルダの中身
容量:887MB
AdditionalAssets
├─audio(550MB)
│ ├─bgm
│ ├─bgs
│ ├─me
│ └─se
├─EssentialsSet(157MB)
│ ├─BGM
│ ├─BONUS- Icons
│ ├─BONUS- Titles
│ ├─Facesets
│ └─Tilesets
├─img(61.5MB)
│ ├─battlebacks1
│ ├─battlebacks2
│ ├─characters
│ ├─enemies
│ ├─faces
│ ├─sv_actors
│ ├─sv_enemies
│ └─titles1
├─package(4.91MB)
│ ├─characters
│ ├─faces
│ ├─pictures
│ ├─sv_actors
│ └─system
└─special(112MB)
├─01pictures
│ ├─character1
│ │ ├─Large
│ │ ├─Medium
│ │ └─Small
│ └─character2
│ ├─Large
│ ├─Medium
│ └─Small
├─02enemies
│ ├─enemies1
│ │ ├─Large
│ │ ├─Medium
│ │ └─Small
│ ├─enemies2
│ │ ├─Large
│ │ ├─Medium
│ │ └─Small
│ └─enemies3
│ ├─Large
│ ├─Medium
│ └─Small
└─03background
└─background1
この記事では、国内体験版の追加素材についてチェックしていきます。
結論から言いますと、イラスト素材に重きをおく方は、国内版買いだと思います。
Steam版:7980円
国内版:今ならAmazonで10000円以下
2000円以内の差分でイラスト素材375種類が付く点をどうとらえるか、ですね。
【Steam版と国内版の差分まとめ】
・国内版のすぐれているところ:「special」フォルダにはイラスト素材が375種類(Steam版はなし)
・Steam版(DLC「Cover Art Characters)のすぐれているところ:BGMが16曲(m4aとogg形式で収録のため、楽曲数としては8曲)
【素材について】
・追加素材は本体とは別にAdditionalAssetsというフォルダで提供されます。
中身は「audio」「EssentialsSet」「img」「package」「special」フォルダで構成されています。
【Steam版との比較】
・audioフォルダ
※音楽素材は1つの曲をm4aとogg形式で収録されているため、楽曲数としては半分の数と読み替えてください
国内版:550MB
-BGM:158曲(Steam版+16曲)
-BGS:38曲
-me:18曲
-se:274曲
Steam版:497MB
-BGM:142曲
-BGS:38曲
-me:18曲
-se:274曲
・EssentialsSetフォルダ
Steamの予約特典(今は980円でDLCとして販売)されているEssentials Setと同じです
・imgフォルダ
Steam版のdlc\BaseResourceに含まれている内容と同じです
・packageフォルダ
Steamの予約特典(今は980円でDLCとして販売)されているCover Art Charactersからbgm(16曲)を引いた内容が収録されていました
・specialフォルダ-characterフォルダ
アドベンチャーゲームで使えそうな現代女学生のイラスト素材
ゴルフパッド、銃を持つ絵もあり
少し拡大版
character1フォルダ:31種類
character2フォルダ:188種類
各素材ごとに次の3種類が用意(±の誤差はあります)
LARGE:340×425
MIDIUM:202×253
SMALL:144×180
・specialフォルダ-enemiesフォルダ
SFテイストの機械系+女性のイラスト素材
動物の変化種風+アウトロー風男性イラスト
戦国風男性のイラスト
enemies1フォルダ:46種類
enemies2フォルダ:15種類
enemies3フォルダ:53種類
各素材ごとに次の3種類が用意(±の誤差はあります)
LARGE:340×425
MIDIUM:202×253
SMALL:144×180
・specialフォルダ-backgroundフォルダ
現代風の背景素材
学校、市街地、麻雀卓もあり
42種類:816×624
フォルダの中身
容量:887MB
AdditionalAssets
├─audio(550MB)
│ ├─bgm
│ ├─bgs
│ ├─me
│ └─se
├─EssentialsSet(157MB)
│ ├─BGM
│ ├─BONUS- Icons
│ ├─BONUS- Titles
│ ├─Facesets
│ └─Tilesets
├─img(61.5MB)
│ ├─battlebacks1
│ ├─battlebacks2
│ ├─characters
│ ├─enemies
│ ├─faces
│ ├─sv_actors
│ ├─sv_enemies
│ └─titles1
├─package(4.91MB)
│ ├─characters
│ ├─faces
│ ├─pictures
│ ├─sv_actors
│ └─system
└─special(112MB)
├─01pictures
│ ├─character1
│ │ ├─Large
│ │ ├─Medium
│ │ └─Small
│ └─character2
│ ├─Large
│ ├─Medium
│ └─Small
├─02enemies
│ ├─enemies1
│ │ ├─Large
│ │ ├─Medium
│ │ └─Small
│ ├─enemies2
│ │ ├─Large
│ │ ├─Medium
│ │ └─Small
│ └─enemies3
│ ├─Large
│ ├─Medium
│ └─Small
└─03background
└─background1
ツクールMV 体験版レビュー 準備/インストール編
RPGツクールMV(以下ツクールMV)の体験版をプレイしてみました。
まずは準備/インストールの流れから説明します。
【前提】
・ほぼ製品版と同じようですが、細部が変更されるかもしれない点はご容赦ください。
・「はじめにお読みください」というテキストファイルが同梱されていますので、ご覧ください。
以下は「はじめにお読みください」から読み取れる仕様について記載します。
-サンプルゲーム:パッケージ版の場合はDVD-ROM内のGamesフォルダに収録されます
-追加素材:インストーラーとは別に用意されています。AdditionalAssetsフォルダ
-ネットワーク認証:初回のネットワーク認証は、本ソフトウェアをパソコンにインストールした後に行うようです。郵便や電話等による認証およびユーザー登録は行わない旨は明記されています。
【手順】
(1)Setup.exeを実行
(2)「次へ」を押下します。
(3)インストール先の指定をして、「次へ」を押下します。
初期値はこの場所になります。
特にこだわりがなければ、何かあったときに捜しやすいのでこのままにしましょう。
C:\Program Files (x86)\KADOKAWA\RPGMV
(4)デスクトップ上にアイコンを作成するか問われます。
見つけやすいように私はチェックを入れました。
「次へ」を押下します。
(5)インストール内容の確認画面が表示されます。
問題がなければ「インストール」を押下します。
(6)完了すると次のメッセージが表示されますので「完了」を押下します。
(7)デスクトップに生成されるショートカットアイコンはこちらです。
ショートカットアイコンを作成されていない方は、次の場所から起動してみてください。
C:\Program Files (x86)\KADOKAWA\RPGMV\RPGMV.exe
ちなみに体験版のRPGMV.exeを実行したインターフェースはこの通りでした。
まずは準備/インストールの流れから説明します。
【前提】
・ほぼ製品版と同じようですが、細部が変更されるかもしれない点はご容赦ください。
・「はじめにお読みください」というテキストファイルが同梱されていますので、ご覧ください。
以下は「はじめにお読みください」から読み取れる仕様について記載します。
-サンプルゲーム:パッケージ版の場合はDVD-ROM内のGamesフォルダに収録されます
-追加素材:インストーラーとは別に用意されています。AdditionalAssetsフォルダ
-ネットワーク認証:初回のネットワーク認証は、本ソフトウェアをパソコンにインストールした後に行うようです。郵便や電話等による認証およびユーザー登録は行わない旨は明記されています。
【手順】
(1)Setup.exeを実行
(2)「次へ」を押下します。
(3)インストール先の指定をして、「次へ」を押下します。
初期値はこの場所になります。
特にこだわりがなければ、何かあったときに捜しやすいのでこのままにしましょう。
C:\Program Files (x86)\KADOKAWA\RPGMV
(4)デスクトップ上にアイコンを作成するか問われます。
見つけやすいように私はチェックを入れました。
「次へ」を押下します。
(5)インストール内容の確認画面が表示されます。
問題がなければ「インストール」を押下します。
(6)完了すると次のメッセージが表示されますので「完了」を押下します。
(7)デスクトップに生成されるショートカットアイコンはこちらです。
ショートカットアイコンを作成されていない方は、次の場所から起動してみてください。
C:\Program Files (x86)\KADOKAWA\RPGMV\RPGMV.exe
ちなみに体験版のRPGMV.exeを実行したインターフェースはこの通りでした。