2015年09月10日
RPGツクールMVの仕様についての予想
既に詳しい方がブログでRPGツクールMVについての考察を書かれているため、カブる内容かもしれません。
ズバリRPGツクールMVのセールスポイントである、マルチデバイス対応の仕様について、予想を立ててみました。
---公式より
ウェブブラウザでプレイ可能なHTML5形式の出力を基本とし、それに加えて、Windows/exe形式、Mac/app形式、Android/apk形式、iOS/ipa形式、の4種類のパッケージングを可能に!
---
この「HTML5を基本に」というのがポイントであり、最大のヒントだと思いました。
◆HTML5
HTML5とは、WEBページの書式の規格のようなものです。HTML5の長所は動画やゲームのようなコンテンツをブラウザで扱いやすくしたことです。
2012年から広がりを見せ、今ではFLASHの置き換え先になりつつあります。
iPhoneの標準ブラウザSafariでFLASHが使えないのは、FLASHはAdobe社の技術であるため、故ジョブズ氏が他社に依存しないHTML5を推したと言われていますね。
ゲームにおいては、HTML5はブラウザゲームを扱いやすくした技術と思えば良いと思います。
---公式より
プラグインシステムの導入
プラグインのjsファイルを特定のフォルダに配置することで、プラグイン管理画面に 情報が表示されON,OFFの切り替えで管理可能となります。
プラグインの使用者は、従来のスクリプトに比べて管理が簡単になり、プラグインの開発者は、JavaScript対応の使い慣れたエディターを使用して開発することが可能になりました。
---
◆JavaScript
JavaScriptとは、ブラウザ上で機能拡張するための方法です。身近なところでは入力フォームや地図アプリなどで使われており、先ほどのHTML5と相性が良いと言えます。
◆HTML5→アプリになる経緯
ブラウザゲームというと、ソーシャル系だったり少ないパワーで動かすイメージがあり、本格的なグラフィックパワーを使ったゲームには向いていないと思われがちです。パワー不足は実際その通りで、リアルタイムな判定を求める格闘ゲームやレースゲームには向いておらず、ブラウザゲームにはシミュレーション系が多いのはそういった理由が大きいと思います。
しかしここ数年では、パワー不足は技術の進歩で補われつつあり、デメリットよりも開発の柔軟性が開発者の間で関心を集めています。
具体的には、HTML5で作られたwebアプリのコードをiOSやAndroid専用に作られたアプリ(ネイティヴアプリ)のように動作するよう変換する技術やツールが出てきております。これにより、ネイティヴアプリよりも少ない工数でアプリが開発できるようになりました。このようにHTML5をiOSやAndroidアプリに加工(パッケージ)したものをハイブリッドアプリと言います。
2012年には電子書籍などから広がりを見せたHTML5のwebアプリは、2013年、2014年の技術革新を経て、実用的なハイブリッドアプリを量産できるまでになりました。
◆HTML5対応webアプリ/ネイティヴアプリ/ハイブリッドアプリそれぞれの特徴まとめ
・HTML5対応webアプリ:
HTML5に対応したブラウザと通信環境があれば、動作可能。キャッシュ機能もあるので、数十MB程度ならオフラインでも動作可能なことも。
・ネイティヴアプリ:
iOS、Android、Windowsそれぞれの端末OS専用に作られたアプリ。専用のため、OS個々に合わせた機能を引き出せるが、製作にはコストがかかるうえ、移植が困難。
・ハイブリッドアプリ
HTML5で動作するwebアプリを、各OSで動作するように変換処理したもの。同一ソースコードを元にiOS、Android、Windows用にアプリ化しているため、開発コストが低い。
◆RPGツクールMVの仕様予想
RPGツクールMVに話を戻しますと、HTML5かつjavaScriptで拡張したゲームコードを出力するのが基本であり、機能の一つとしてハイブリッドアプリで出力も可能というものだと思います。
HTML5が基本だからこそ、拡張にjavascriptが使われているのでしょう。
この特性を活かして、公式がHTML5のアップロードスペースや、ゲーム限定のAndroidアプリストアのようなものを作る可能性もあるかもしれません。
ズバリRPGツクールMVのセールスポイントである、マルチデバイス対応の仕様について、予想を立ててみました。
---公式より
ウェブブラウザでプレイ可能なHTML5形式の出力を基本とし、それに加えて、Windows/exe形式、Mac/app形式、Android/apk形式、iOS/ipa形式、の4種類のパッケージングを可能に!
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この「HTML5を基本に」というのがポイントであり、最大のヒントだと思いました。
◆HTML5
HTML5とは、WEBページの書式の規格のようなものです。HTML5の長所は動画やゲームのようなコンテンツをブラウザで扱いやすくしたことです。
2012年から広がりを見せ、今ではFLASHの置き換え先になりつつあります。
iPhoneの標準ブラウザSafariでFLASHが使えないのは、FLASHはAdobe社の技術であるため、故ジョブズ氏が他社に依存しないHTML5を推したと言われていますね。
ゲームにおいては、HTML5はブラウザゲームを扱いやすくした技術と思えば良いと思います。
---公式より
プラグインシステムの導入
プラグインのjsファイルを特定のフォルダに配置することで、プラグイン管理画面に 情報が表示されON,OFFの切り替えで管理可能となります。
プラグインの使用者は、従来のスクリプトに比べて管理が簡単になり、プラグインの開発者は、JavaScript対応の使い慣れたエディターを使用して開発することが可能になりました。
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◆JavaScript
JavaScriptとは、ブラウザ上で機能拡張するための方法です。身近なところでは入力フォームや地図アプリなどで使われており、先ほどのHTML5と相性が良いと言えます。
◆HTML5→アプリになる経緯
ブラウザゲームというと、ソーシャル系だったり少ないパワーで動かすイメージがあり、本格的なグラフィックパワーを使ったゲームには向いていないと思われがちです。パワー不足は実際その通りで、リアルタイムな判定を求める格闘ゲームやレースゲームには向いておらず、ブラウザゲームにはシミュレーション系が多いのはそういった理由が大きいと思います。
しかしここ数年では、パワー不足は技術の進歩で補われつつあり、デメリットよりも開発の柔軟性が開発者の間で関心を集めています。
具体的には、HTML5で作られたwebアプリのコードをiOSやAndroid専用に作られたアプリ(ネイティヴアプリ)のように動作するよう変換する技術やツールが出てきております。これにより、ネイティヴアプリよりも少ない工数でアプリが開発できるようになりました。このようにHTML5をiOSやAndroidアプリに加工(パッケージ)したものをハイブリッドアプリと言います。
2012年には電子書籍などから広がりを見せたHTML5のwebアプリは、2013年、2014年の技術革新を経て、実用的なハイブリッドアプリを量産できるまでになりました。
◆HTML5対応webアプリ/ネイティヴアプリ/ハイブリッドアプリそれぞれの特徴まとめ
・HTML5対応webアプリ:
HTML5に対応したブラウザと通信環境があれば、動作可能。キャッシュ機能もあるので、数十MB程度ならオフラインでも動作可能なことも。
・ネイティヴアプリ:
iOS、Android、Windowsそれぞれの端末OS専用に作られたアプリ。専用のため、OS個々に合わせた機能を引き出せるが、製作にはコストがかかるうえ、移植が困難。
・ハイブリッドアプリ
HTML5で動作するwebアプリを、各OSで動作するように変換処理したもの。同一ソースコードを元にiOS、Android、Windows用にアプリ化しているため、開発コストが低い。
◆RPGツクールMVの仕様予想
RPGツクールMVに話を戻しますと、HTML5かつjavaScriptで拡張したゲームコードを出力するのが基本であり、機能の一つとしてハイブリッドアプリで出力も可能というものだと思います。
HTML5が基本だからこそ、拡張にjavascriptが使われているのでしょう。
この特性を活かして、公式がHTML5のアップロードスペースや、ゲーム限定のAndroidアプリストアのようなものを作る可能性もあるかもしれません。
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