2019年12月15日
AzureArsonist:アジュールアーソニスト紹介/攻略
RPGツクールMVTrinity製作品「アジュールアーソニスト」の紹介/攻略記事です。
心底面白かった作品です。
アクションゲームが苦手な私の目線で、気付いた攻略も書いています。
プレイするきっかけになったら嬉しいです。
作品紹介(公式サイトより):
「その力は彼女の両目を潰し、彼の全てを焼いた。」
イベントコマンドを駆使して作られた、RPG戦闘なしの本格派ガンシューティング。
"蒼の放火魔" と呼ばれた盲目の超能力少女・リズを誘導し、守りながらともに強大な敵に立ち向かえ。
荒廃した町、デューン地区の闇に隠された真実とは......?
[作者紹介]
terunonさん
WEBサイト:
https://tri-nitroterunon37.wixsite.com/terunon
Twitterアカウント:
https://twitter.com/trinitroterunon
ソフトと作品をダウンロードをすることでプレイできます。
いずれも無料です。
@RPGツクールMVプレイヤー(ソフト)をダウンロード
ARPGツクールMVプレイヤー内のツクール広場から作品をダウンロード
[ツクール広場内の検索キー]
PS4用作品ID:377
Switch用作品ID:437
[PS4版)MVプレイヤーダウンロード方法]
※画像をクリックすると拡大できます
[Nintendo Switch版)MVプレイヤーダウンロード方法]
[PS4/Switch共通)MVプレイヤーでの作品ダウンロード方法]
・PS4とSwitchで遊べるガンアクションARPGゲーム
-雑魚敵を倒すことで得られるscr.(スクラップ)でキャラクター強化可能
-体力、弾数の上限解放、弾丸消費0発動率、回避率がアップできる
-ボス戦で救済措置あり(後述)アクションが苦手でもクリア可能
・シナリオは映画脚本術を援用しており、展開と描写は見どころ
・舞台は東南アジアの発展途上地域で起こる、復讐物語
・宗教民俗学、オカルトのエッセンスあり、サブカルの側面から見ると面白さが更に広がる
・作者さんのブランド「AAシリーズ」をプレイしている人はより楽しめる描写あり
操作説明はゲーム中のチュートリアルのほか、Xボタンでメニューを開いて「ARTS & ITEMS)」の説明文で確認可能
・Rボタン:向いている方向に銃弾発射(弾丸消費)、Rボタン長押しで敵に照準が合うとトリックショット(壁貫通、確率で弾丸消費0)
・Rボタン+決定ボタン:射撃キャンセル
・Lボタン:リズを誘導、移動し終わる前に同じ場所でLボタンを押すことでパイロキネシス(消費なしの範囲攻撃)
テクニック:
・爆発時に逆方向キーを押すと爆風で加速
複数の敵に囲まれた状況から離れるときに有効
最初のボス戦では、追尾型の敵をひきつける場面があり、これを意識すると楽になる
・キャラクターを強化すると、Lボタン2回押しで設置した魔法陣を移動させることができる魔法誘導
次ランクで取得できる魔法誘導強化は速度が早くなり、巻き込まれリスクが大幅に低減
1マス動く→Lボタン→Lボタン長押しとすると少ない移動で火炎魔法を飛ばせるので、雑魚戦、ボス戦ともに楽になる
・アクションが苦手な方は、最初の補給ポイント(弾丸、HPが回復するエリア)と直前のマップを往復して稼ぎプレイをすると良いです。10分も集中して稼げば、かなり楽になります
・判定のリアルさ
リズのパイロキネシスはジークも巻き込まれるし
ジークの誤射によりリズが倒れることもある
「壁に当たると跳弾表現」
壁や地形を貫通してダメージを受けない
「リアルな音表現」
硬質の敵に対しては固い音、弾丸切れの場合は空撃ちの音が発生
「爆発時に、爆風で加速」
オイルの上を歩くときは、操作キャラのジークは鈍足になる
リズは影響を受けないのはメニューの「ARTS & ITEMS)」で説明
他にもアイテムの有無でイベントの描写が少し変わったり(何のアイテムかを言うとネタバレになるので伏せます)凝ってます
・マップ
高低差に忠実な影のつけかた、判定処理の細かいところに手が入ってます
作る側の目線だと学ぶ部分が多かったです
特に内装マップは、同じ素材でここまで表現と機能美を両立できるのだなと驚きました
・シリアスと息抜きの絶妙な緩急づけ
メインシナリオ/ステージはシリアス、補給ポイントやステージ幕間のミニゲームは息抜き
この緩急が脚本術とあわさって、ゲーム体験を面白いものに昇華
ミニゲーム一つとっても別操作で楽しめるため、総じて飽きがこないようにゲームデザインされてます
東南アジアの異国の雰囲気+現代ファンタジー(主人公リズの超能力)。
オカルトと超能力と史実をフィクションでうまく混ぜてます。
M1911といった実在の銃を引用した説明があったり、調べなおしてこんな世界があるんだと発見が多いです。
設定が東南アジアで震災復興後の世界、治安平定の過渡期、様々な人種が登場……とリアルな空気が漂うのですが、政治的な方向に物語は展開せず。
SFファンタジーな文明設定ありの、オカルトや超能力が主人公や脇を固めるキャラの個性として登場するので、ゲーム設定として面白い。
私はドラマのTrickが好きだったのですが、同作のように科学とオカルトの面白さの両面を出してる気がします。
・ストーリー
ファンタジーならダークと表現するところでしょうか
暗い落ち込む場面が中心に展開するものの、ゲーム内のキャラの掛け合いは微笑ましいものが多く、私はこのバランスが好き
人を選ぶ描写(グロい系)はありません。痛そうな描写はあります
バディものである意味、双方の攻撃が当たる判定を仕様とした理由、物語を通して得られる感情、色々と考えさせられる作品
言葉では伝えられないのでぜひ、遊んで確かめていただきたいです
作中であえて明らかにされていないところも考察が進んで面白いところ
(シリーズどの作品も、すべて明らかにされておらず、同じ世界線の過去・未来が関連しあっているという断片的な情報が想像を引き立てます)
・フレーバー要素
操作キャラが変わった際はメニューをくまなく見るのですが、面白いです
Trinityサンプルゲームの全ネタ+RPGツクールMV製の有名作品と思しきネタがあったり
RPGあるある、アトリエシリーズの定番台詞があったり
こうしたフレーバーの遊びはインディーならでは
最近でこそスマッシュブラザーズSPをプレイしていますが、元々はアクションゲームが苦手。
マリオシリーズは序盤でとん挫、格闘ゲームは1キャラに集中しないと人並みのプレイもできません。
そんな私でもクリアできましたので、ご参考までに。
・ステージ中に拾えるアイテムを活用
拾えるアイテムはscr.か補給アイテムです
つまり
-敵の危険にさらされるくらいなら、アイテムは拾わなくても良い
-ボス戦までは補給アイテムは拾えるものでまかなえる
という判断ができます
・所持アイテム
ボス戦では以下をストックしておくと難易度が下がります
ボス戦までに拾えるアイテムで上限数まで近づけておくと良いでしょう
軍用医療キット2〜3
マガジンパック2〜3
自動救命バングル1
アームガード1〜3
アストラルガード1〜3
・スキル取得順序
個人的には次の順序が安定しました
下級マギテック
タフネスI(最大HP+1)
バレッティアカスタムI(弾丸数+1)
中級マギテック
タフネスU(最大HP+1)
バレッティアカスタムU(弾丸数+1)
魔法誘導(パイロキネシスを移動できるように)
上級マギテック
魔法誘導強化(パイロキネシスの移動速度アップ)
以降、シラットシリーズ(近接ダメージの確率回避)、エンドレスショット(トリックショット使用時に確率で弾丸消費ゼロ)と取得しました
HPや弾数が増えればアイテム回復を使ったごり押しができます
魔法誘導強化まで取得すると狩りも楽になります(身の危険を減らしながら、銃弾を使わずに敵を殲滅できる)
どうしてもボス戦が進めない場合は
ARTS & ITEMS→リズ→SPECIAL(ボス戦のみ表示)→アークスオーダーで戦闘終了が可能です
共通としては、次の通りにセーブをわけておくことをお勧めします。
-scr稼ぎができるセーブ(キャラ強化ができる状態)
-事前に稼いだscr.を使う前のセーブ(キャラ強化の方針変更ができる状態)
-ボス戦前(リトライ用)
・監獄ボス戦
ジークに向かって敵が追いかけてくるので、ジークはステージの四隅を回るように動く
敵と距離が空いたところでリズのそばにジークを移動させ、パイロキネシスを扉にぶつけます
丁寧にこれを繰り返せば大丈夫です
Point:
最優先行動:リズを敵に近づけない(ジークを追いかけさせる)
次点の行動:(距離に余裕があるときに)リズのそばに戻り、パイロキネシスを扉にぶつける(Lボタン2回押し)
リズの移動距離が少なくすむように、ジークが動く
・オイル沼地のボス戦
初期位置から下に敵を誘導し、ドラム缶に敵が引っかかった状態でパイロキネシスを連続で叩き込むと楽です
敵は銃弾を撃つので、同じY軸にリズが並ばないようにする必要があります
Point:
最優先行動:敵とリズが同じY軸に並ばないようにする
次点の行動:下に敵を誘い、パイロキネシスを撃つ
(ジークが巻き込まれても、軍用医療キットでリカバーできれば良しとする)
私はここが一番の難所でした
テクニックが及ばない場合はアイテムをフルセット持ち込み、タフネスU、魔法誘導強化習得でカバーできます
逆にここをクリアできれば、大丈夫だと思います
・とある建物内のボス戦
ボスが1体、脇を固める敵が2体という状況
Point:
最優先行動:リズを敵と同じラインに立たせないこと
次点の行動:脇を固める敵をボスにぶつける(ジークの弾丸ごり押しでも可能)
ここはメインシナリオもあいまってジークが活躍する場面です
軍用医療キット、マガジンパック3個持ち込めば力押しで倒せます
・地下のボス戦
ボスが1体、敵の攻撃を受けてゲージを貯めることが勝利条件という状況
Point:
最優先行動:リズを敵と同じラインに立たせない(そもそも近づけない)こと
次点の行動:敵の火炎をリズが受ける
・最終戦
おそらく攻略説明不要
ただこの操作感の意味・理由を考えると……奥深さを感じます
----
この作品は文章ではなく、ゲーム画面でこそ面白さが伝わる作品です
興味を持った方は、ぜひプレイしてみてください
以下は軽度なネタバレを含みますのでご注意。
・時間軸はAA2:オルタードアークスの後
エンディング後、アークスオーダーを未使用の場合に確認できる
・オルタードビュ―A2のアイテム説明文からは「非常に高いところから落としたような傷」と文章
名称からして、オルタードアークスの塔での出来事と推測される
・キャンプで拾えるメモからは、日本の某高校のオカルト研究部のことが書かれている
オカルト研究部の存在がほのめかされているのはオルタードアークス、アブセンテッドエイジ(花嫁版)
両者の繋がりが感じ取れる
日本側のオカルトメモの情報源は誰か(世間の噂なのか、特定人物からのリークなのか)
またエンディングの隠し要素からは、将来的に日本への接点が生まれている可能性がある
・エイリアスエイク、オルタードアークスで断片的に知ることができる、一人の力の暴走による大破壊の過去
アジュールアーソニストでも人口実験の結果、似たような破壊が発生
精神世界は文明の力で干渉できることは明らか
魔境、オバケ世界、精霊の正体は別にあるのかもしれない
・能力の本質
アジュールアーソニストではリズの操炎術は超能力という設定
エイリアスエイクのハルカ、ノゾミは霊視+自身の才能のほか、精霊による補助効果を支えに能力を発現
特にハルカは精霊なしでも高い能力を発揮できた(ノゾミともに優れた血筋の可能性がある)
アビッサルアンカーではノゾミと思しきキャラが時間操作の能力を身につけており、
能力は成長する可能性も秘めている(少なくとも10代のうちに成長したという事実がある)
オルタードアークスではアイテム(ケセドの杖、ダートの銀時計、ネザックの刃)を介した能力発現
Arcs and the Agony Aide:願いの塔と呪われし家内の主人公二人はアイテムを介した能力行使
才能を使うタイプと、誰でも利用できる補助効果タイプがあると思われる。
魔境、オバケ世界が共通モチーフの可能性であるように
リズの超能力とされているものの正体は、霊的な能力の言いかえの可能性がある。
世界を巡るエネルギーが同じなら、ある地域の民族宗教学的な伝承=別のある地域の大事故の真相の可能性もある。今のところ、どの作品でも明らかにされていない「一人の力の暴走による大破壊」がどうつながるかが気になるところです。
心底面白かった作品です。
アクションゲームが苦手な私の目線で、気付いた攻略も書いています。
プレイするきっかけになったら嬉しいです。
AzureArsonist:アジュールアーソニストについて
作品紹介(公式サイトより):
「その力は彼女の両目を潰し、彼の全てを焼いた。」
イベントコマンドを駆使して作られた、RPG戦闘なしの本格派ガンシューティング。
"蒼の放火魔" と呼ばれた盲目の超能力少女・リズを誘導し、守りながらともに強大な敵に立ち向かえ。
荒廃した町、デューン地区の闇に隠された真実とは......?
[作者紹介]
terunonさん
WEBサイト:
https://tri-nitroterunon37.wixsite.com/terunon
Twitterアカウント:
https://twitter.com/trinitroterunon
プレイ方法
ソフトと作品をダウンロードをすることでプレイできます。
いずれも無料です。
@RPGツクールMVプレイヤー(ソフト)をダウンロード
ARPGツクールMVプレイヤー内のツクール広場から作品をダウンロード
[ツクール広場内の検索キー]
PS4用作品ID:377
Switch用作品ID:437
[PS4版)MVプレイヤーダウンロード方法]
※画像をクリックすると拡大できます
[Nintendo Switch版)MVプレイヤーダウンロード方法]
[PS4/Switch共通)MVプレイヤーでの作品ダウンロード方法]
特徴
・PS4とSwitchで遊べるガンアクションARPGゲーム
-雑魚敵を倒すことで得られるscr.(スクラップ)でキャラクター強化可能
-体力、弾数の上限解放、弾丸消費0発動率、回避率がアップできる
-ボス戦で救済措置あり(後述)アクションが苦手でもクリア可能
・シナリオは映画脚本術を援用しており、展開と描写は見どころ
・舞台は東南アジアの発展途上地域で起こる、復讐物語
・宗教民俗学、オカルトのエッセンスあり、サブカルの側面から見ると面白さが更に広がる
・作者さんのブランド「AAシリーズ」をプレイしている人はより楽しめる描写あり
基本操作
操作説明はゲーム中のチュートリアルのほか、Xボタンでメニューを開いて「ARTS & ITEMS)」の説明文で確認可能
・Rボタン:向いている方向に銃弾発射(弾丸消費)、Rボタン長押しで敵に照準が合うとトリックショット(壁貫通、確率で弾丸消費0)
・Rボタン+決定ボタン:射撃キャンセル
・Lボタン:リズを誘導、移動し終わる前に同じ場所でLボタンを押すことでパイロキネシス(消費なしの範囲攻撃)
テクニック:
・爆発時に逆方向キーを押すと爆風で加速
複数の敵に囲まれた状況から離れるときに有効
最初のボス戦では、追尾型の敵をひきつける場面があり、これを意識すると楽になる
・キャラクターを強化すると、Lボタン2回押しで設置した魔法陣を移動させることができる魔法誘導
次ランクで取得できる魔法誘導強化は速度が早くなり、巻き込まれリスクが大幅に低減
1マス動く→Lボタン→Lボタン長押しとすると少ない移動で火炎魔法を飛ばせるので、雑魚戦、ボス戦ともに楽になる
・アクションが苦手な方は、最初の補給ポイント(弾丸、HPが回復するエリア)と直前のマップを往復して稼ぎプレイをすると良いです。10分も集中して稼げば、かなり楽になります
見どころ@ゲームシステム・表現
・判定のリアルさ
リズのパイロキネシスはジークも巻き込まれるし
ジークの誤射によりリズが倒れることもある
「壁に当たると跳弾表現」
壁や地形を貫通してダメージを受けない
「リアルな音表現」
硬質の敵に対しては固い音、弾丸切れの場合は空撃ちの音が発生
「爆発時に、爆風で加速」
オイルの上を歩くときは、操作キャラのジークは鈍足になる
リズは影響を受けないのはメニューの「ARTS & ITEMS)」で説明
他にもアイテムの有無でイベントの描写が少し変わったり(何のアイテムかを言うとネタバレになるので伏せます)凝ってます
・マップ
高低差に忠実な影のつけかた、判定処理の細かいところに手が入ってます
作る側の目線だと学ぶ部分が多かったです
特に内装マップは、同じ素材でここまで表現と機能美を両立できるのだなと驚きました
・シリアスと息抜きの絶妙な緩急づけ
メインシナリオ/ステージはシリアス、補給ポイントやステージ幕間のミニゲームは息抜き
この緩急が脚本術とあわさって、ゲーム体験を面白いものに昇華
ミニゲーム一つとっても別操作で楽しめるため、総じて飽きがこないようにゲームデザインされてます
見どころAシナリオ・設定
東南アジアの異国の雰囲気+現代ファンタジー(主人公リズの超能力)。
オカルトと超能力と史実をフィクションでうまく混ぜてます。
M1911といった実在の銃を引用した説明があったり、調べなおしてこんな世界があるんだと発見が多いです。
設定が東南アジアで震災復興後の世界、治安平定の過渡期、様々な人種が登場……とリアルな空気が漂うのですが、政治的な方向に物語は展開せず。
SFファンタジーな文明設定ありの、オカルトや超能力が主人公や脇を固めるキャラの個性として登場するので、ゲーム設定として面白い。
私はドラマのTrickが好きだったのですが、同作のように科学とオカルトの面白さの両面を出してる気がします。
・ストーリー
ファンタジーならダークと表現するところでしょうか
暗い落ち込む場面が中心に展開するものの、ゲーム内のキャラの掛け合いは微笑ましいものが多く、私はこのバランスが好き
人を選ぶ描写(グロい系)はありません。痛そうな描写はあります
バディものである意味、双方の攻撃が当たる判定を仕様とした理由、物語を通して得られる感情、色々と考えさせられる作品
言葉では伝えられないのでぜひ、遊んで確かめていただきたいです
作中であえて明らかにされていないところも考察が進んで面白いところ
(シリーズどの作品も、すべて明らかにされておらず、同じ世界線の過去・未来が関連しあっているという断片的な情報が想像を引き立てます)
・フレーバー要素
操作キャラが変わった際はメニューをくまなく見るのですが、面白いです
Trinityサンプルゲームの全ネタ+RPGツクールMV製の有名作品と思しきネタがあったり
RPGあるある、アトリエシリーズの定番台詞があったり
こうしたフレーバーの遊びはインディーならでは
攻略
最近でこそスマッシュブラザーズSPをプレイしていますが、元々はアクションゲームが苦手。
マリオシリーズは序盤でとん挫、格闘ゲームは1キャラに集中しないと人並みのプレイもできません。
そんな私でもクリアできましたので、ご参考までに。
・ステージ中に拾えるアイテムを活用
拾えるアイテムはscr.か補給アイテムです
つまり
-敵の危険にさらされるくらいなら、アイテムは拾わなくても良い
-ボス戦までは補給アイテムは拾えるものでまかなえる
という判断ができます
・所持アイテム
ボス戦では以下をストックしておくと難易度が下がります
ボス戦までに拾えるアイテムで上限数まで近づけておくと良いでしょう
軍用医療キット2〜3
マガジンパック2〜3
自動救命バングル1
アームガード1〜3
アストラルガード1〜3
・スキル取得順序
個人的には次の順序が安定しました
下級マギテック
タフネスI(最大HP+1)
バレッティアカスタムI(弾丸数+1)
中級マギテック
タフネスU(最大HP+1)
バレッティアカスタムU(弾丸数+1)
魔法誘導(パイロキネシスを移動できるように)
上級マギテック
魔法誘導強化(パイロキネシスの移動速度アップ)
以降、シラットシリーズ(近接ダメージの確率回避)、エンドレスショット(トリックショット使用時に確率で弾丸消費ゼロ)と取得しました
HPや弾数が増えればアイテム回復を使ったごり押しができます
魔法誘導強化まで取得すると狩りも楽になります(身の危険を減らしながら、銃弾を使わずに敵を殲滅できる)
どうしてもボス戦が進めない場合は
ARTS & ITEMS→リズ→SPECIAL(ボス戦のみ表示)→アークスオーダーで戦闘終了が可能です
ボス戦攻略
共通としては、次の通りにセーブをわけておくことをお勧めします。
-scr稼ぎができるセーブ(キャラ強化ができる状態)
-事前に稼いだscr.を使う前のセーブ(キャラ強化の方針変更ができる状態)
-ボス戦前(リトライ用)
・監獄ボス戦
ジークに向かって敵が追いかけてくるので、ジークはステージの四隅を回るように動く
敵と距離が空いたところでリズのそばにジークを移動させ、パイロキネシスを扉にぶつけます
丁寧にこれを繰り返せば大丈夫です
Point:
最優先行動:リズを敵に近づけない(ジークを追いかけさせる)
次点の行動:(距離に余裕があるときに)リズのそばに戻り、パイロキネシスを扉にぶつける(Lボタン2回押し)
リズの移動距離が少なくすむように、ジークが動く
・オイル沼地のボス戦
初期位置から下に敵を誘導し、ドラム缶に敵が引っかかった状態でパイロキネシスを連続で叩き込むと楽です
敵は銃弾を撃つので、同じY軸にリズが並ばないようにする必要があります
Point:
最優先行動:敵とリズが同じY軸に並ばないようにする
次点の行動:下に敵を誘い、パイロキネシスを撃つ
(ジークが巻き込まれても、軍用医療キットでリカバーできれば良しとする)
私はここが一番の難所でした
テクニックが及ばない場合はアイテムをフルセット持ち込み、タフネスU、魔法誘導強化習得でカバーできます
逆にここをクリアできれば、大丈夫だと思います
・とある建物内のボス戦
ボスが1体、脇を固める敵が2体という状況
Point:
最優先行動:リズを敵と同じラインに立たせないこと
次点の行動:脇を固める敵をボスにぶつける(ジークの弾丸ごり押しでも可能)
ここはメインシナリオもあいまってジークが活躍する場面です
軍用医療キット、マガジンパック3個持ち込めば力押しで倒せます
・地下のボス戦
ボスが1体、敵の攻撃を受けてゲージを貯めることが勝利条件という状況
Point:
最優先行動:リズを敵と同じラインに立たせない(そもそも近づけない)こと
次点の行動:敵の火炎をリズが受ける
・最終戦
おそらく攻略説明不要
ただこの操作感の意味・理由を考えると……奥深さを感じます
----
この作品は文章ではなく、ゲーム画面でこそ面白さが伝わる作品です
興味を持った方は、ぜひプレイしてみてください
おまけ:考察
以下は軽度なネタバレを含みますのでご注意。
・時間軸はAA2:オルタードアークスの後
エンディング後、アークスオーダーを未使用の場合に確認できる
・オルタードビュ―A2のアイテム説明文からは「非常に高いところから落としたような傷」と文章
名称からして、オルタードアークスの塔での出来事と推測される
・キャンプで拾えるメモからは、日本の某高校のオカルト研究部のことが書かれている
オカルト研究部の存在がほのめかされているのはオルタードアークス、アブセンテッドエイジ(花嫁版)
両者の繋がりが感じ取れる
日本側のオカルトメモの情報源は誰か(世間の噂なのか、特定人物からのリークなのか)
またエンディングの隠し要素からは、将来的に日本への接点が生まれている可能性がある
・エイリアスエイク、オルタードアークスで断片的に知ることができる、一人の力の暴走による大破壊の過去
アジュールアーソニストでも人口実験の結果、似たような破壊が発生
精神世界は文明の力で干渉できることは明らか
魔境、オバケ世界、精霊の正体は別にあるのかもしれない
・能力の本質
アジュールアーソニストではリズの操炎術は超能力という設定
エイリアスエイクのハルカ、ノゾミは霊視+自身の才能のほか、精霊による補助効果を支えに能力を発現
特にハルカは精霊なしでも高い能力を発揮できた(ノゾミともに優れた血筋の可能性がある)
アビッサルアンカーではノゾミと思しきキャラが時間操作の能力を身につけており、
能力は成長する可能性も秘めている(少なくとも10代のうちに成長したという事実がある)
オルタードアークスではアイテム(ケセドの杖、ダートの銀時計、ネザックの刃)を介した能力発現
Arcs and the Agony Aide:願いの塔と呪われし家内の主人公二人はアイテムを介した能力行使
才能を使うタイプと、誰でも利用できる補助効果タイプがあると思われる。
魔境、オバケ世界が共通モチーフの可能性であるように
リズの超能力とされているものの正体は、霊的な能力の言いかえの可能性がある。
世界を巡るエネルギーが同じなら、ある地域の民族宗教学的な伝承=別のある地域の大事故の真相の可能性もある。今のところ、どの作品でも明らかにされていない「一人の力の暴走による大破壊」がどうつながるかが気になるところです。
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posted by tabirpglab at 11:02
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