2019年05月13日
2019/5/13 制作記
■2019/5/13 制作記
自身の現状整理も兼ねて書き出します。
■作業時間の割に進展が遅い問題
ちょっと苦戦しています。
モニタリングツールjines memeで示す集中力は良い値。しかし、進んでいる=アイディアの実装が多い実感がありません。
そもそも実装量を数値管理していないので、感覚の話でしかありませんけれどね(作業の記録化は自動化できるならば意味がありそう。作業記録のために時間をかけるのは、違うと思う)。
これをスランプと片付けず、今の作業指針は正しいか、いったん整理するといいのかもしれません。
コンディションは問題ないか。
自分に意識を向けることも大切ですね。
睡眠時間、食事は心身の状態に直結します。
ある研究によると睡眠不足時の脳は酩酊状態に近いとのこと。
私自身、言葉のハードルが下がってしまうことがままあります。
振り返ると苦い思い出は大抵、睡眠不足のとき(睡眠不足だけのせいにしてはいけないけれど)。
月曜日は一週間の指針を考える良い機会。
不調を繰り返さないためにも、よく考えて見ることにします。
いざ、リベンジの時間。
■自身の感情に結びついたシナリオについて
映画脚本術やマンガ、小説のノウハウ本でよく語られるのが、自分の原体験に近い場面、心から生まれる感情、動きを描くことの大切さ。
それは武道の「心技体」の概念のよう。
大切なのはわかるけれど、いざ自分に置き換えると、具体例が浮かびませんでした。
そんな自分にとって、目から鱗な経験があったので、その話をひとつします。
先週、宮崎県の方で発生した地震のアラートが短期間で2回届いたときのこと。
もしも家族、友人(=包括して大切な人)と音信不通になったなら、自分はどうするか、という想像が頭の中に広がりました。
直近の優先順位を組みなおし。
現金を引き出し、会社を休む手配を整え、問題に対して自分が最も活きる方法を考えて、陸路・空路を移動するシミュレーションを描き、NGだった場合の代替手段、後方支援の体制を敷き(自分が上手くいかなかった場合のバックアップ)、目的の実現可能性を高める。
……みたいな。
例えはよくありませんが、これは訃報を受けたときの心と身体の動きが近いと思います。
悩む時間は最小限、あらゆることを度外視で、やるべきことを実行する、みたいな状態ですね。
余分なことはしない、考えないの境地。
結果、短編のネタになりそうな案が10分で生まれました。
考えている間の感情は覚えていません。
ただ前述のとおり、ものすごくシンプルな思考は、不純物が入る余地はなく、ただただ自分に偽りないものを起点に書いていた気がします。
作品にするかはわかりません。
(そもそもモノとして成立するのかも未知数)
ただ、この経験、感覚は何かのヒントになる気がします。
また嬉しいことよりも、悲しいことのほうが自分に置き換えて考えられますね。
どうにかしなくては、という想いが乗るからなのでしょうか。
まとめます。
@嫌な想像を思い浮かべること(=クライマックスで取り除きたい未来)は自分に近いキャラクターの思考と行動を引き出しやすい。
嫌な想像が天変地異、災厄などの場合、対照的に生について扱うことになり、己の感情を引き出しやすい。
A@の状況に自分を置き、どうしたら現状を考えられるか、を想像する
シチュエーションにリアリティがあるほど、キャラの動き、言動は真に迫る。
自分の感情が過剰に乗るかもしれないので、創作表現に落とし込むときは注意。
以下余談。
創作技術的にまだまだ未熟で途上ですが、書きながら涙腺緩む場面が稀に訪れます。
重力ルーペだと、仲間が自分の殻を破ろうと葛藤する場面。
バンドワゴンだと色彩世界(第二の世界)が生まれた理由(対立軸の事情)。
地図はもう触り過ぎてあったかな、なかったかな、とうろ覚えですが……ヒロイン自身の感情(ヒロインが自分をどう捉えるか)をとても大切にしているので、その辺りに感情が乗りがち。
日向と香水は、あちらこちら(その分とても読み辛いものになってしまったことは反省)。でも自己表現が不得意な人が、頭の中で物凄い量の思考と言葉を重ねていること、それを描けたことには自分にとって意味のあること。
他作者さんの作品でも、心を強く掴まれる場面は、共感できる要素が多々あります。
それはいずれも、苦境を描いた場面。
たとえばそれは世界と世界の間で自分を喪失する最中であったり、塔の頂きで自分の価値を否定されたキャラの独白だったり、対立軸と主人公の本質の近さを確認する台詞だったり。
琴線に響く「なにか」は、喜怒哀楽で分類しない方がよいのかもしれませんね。
作品を生みやすくするきっかけ、エンターテインメントとして昇華するコツとはなにか。
今はまだわかりませんが、自分なりの答えをいつか見出せたならいいなと思ってます。
うまくまとめられませんでした。
======
通勤中にほぼ迷わず、一筆書きで書いてしまったのですが、このエネルギーを上手く活かせたらなーと思う今日この頃です。
自身の現状整理も兼ねて書き出します。
■作業時間の割に進展が遅い問題
ちょっと苦戦しています。
モニタリングツールjines memeで示す集中力は良い値。しかし、進んでいる=アイディアの実装が多い実感がありません。
そもそも実装量を数値管理していないので、感覚の話でしかありませんけれどね(作業の記録化は自動化できるならば意味がありそう。作業記録のために時間をかけるのは、違うと思う)。
これをスランプと片付けず、今の作業指針は正しいか、いったん整理するといいのかもしれません。
コンディションは問題ないか。
自分に意識を向けることも大切ですね。
睡眠時間、食事は心身の状態に直結します。
ある研究によると睡眠不足時の脳は酩酊状態に近いとのこと。
私自身、言葉のハードルが下がってしまうことがままあります。
振り返ると苦い思い出は大抵、睡眠不足のとき(睡眠不足だけのせいにしてはいけないけれど)。
月曜日は一週間の指針を考える良い機会。
不調を繰り返さないためにも、よく考えて見ることにします。
いざ、リベンジの時間。
■自身の感情に結びついたシナリオについて
映画脚本術やマンガ、小説のノウハウ本でよく語られるのが、自分の原体験に近い場面、心から生まれる感情、動きを描くことの大切さ。
それは武道の「心技体」の概念のよう。
大切なのはわかるけれど、いざ自分に置き換えると、具体例が浮かびませんでした。
そんな自分にとって、目から鱗な経験があったので、その話をひとつします。
先週、宮崎県の方で発生した地震のアラートが短期間で2回届いたときのこと。
もしも家族、友人(=包括して大切な人)と音信不通になったなら、自分はどうするか、という想像が頭の中に広がりました。
直近の優先順位を組みなおし。
現金を引き出し、会社を休む手配を整え、問題に対して自分が最も活きる方法を考えて、陸路・空路を移動するシミュレーションを描き、NGだった場合の代替手段、後方支援の体制を敷き(自分が上手くいかなかった場合のバックアップ)、目的の実現可能性を高める。
……みたいな。
例えはよくありませんが、これは訃報を受けたときの心と身体の動きが近いと思います。
悩む時間は最小限、あらゆることを度外視で、やるべきことを実行する、みたいな状態ですね。
余分なことはしない、考えないの境地。
結果、短編のネタになりそうな案が10分で生まれました。
考えている間の感情は覚えていません。
ただ前述のとおり、ものすごくシンプルな思考は、不純物が入る余地はなく、ただただ自分に偽りないものを起点に書いていた気がします。
作品にするかはわかりません。
(そもそもモノとして成立するのかも未知数)
ただ、この経験、感覚は何かのヒントになる気がします。
また嬉しいことよりも、悲しいことのほうが自分に置き換えて考えられますね。
どうにかしなくては、という想いが乗るからなのでしょうか。
まとめます。
@嫌な想像を思い浮かべること(=クライマックスで取り除きたい未来)は自分に近いキャラクターの思考と行動を引き出しやすい。
嫌な想像が天変地異、災厄などの場合、対照的に生について扱うことになり、己の感情を引き出しやすい。
A@の状況に自分を置き、どうしたら現状を考えられるか、を想像する
シチュエーションにリアリティがあるほど、キャラの動き、言動は真に迫る。
自分の感情が過剰に乗るかもしれないので、創作表現に落とし込むときは注意。
以下余談。
創作技術的にまだまだ未熟で途上ですが、書きながら涙腺緩む場面が稀に訪れます。
重力ルーペだと、仲間が自分の殻を破ろうと葛藤する場面。
バンドワゴンだと色彩世界(第二の世界)が生まれた理由(対立軸の事情)。
地図はもう触り過ぎてあったかな、なかったかな、とうろ覚えですが……ヒロイン自身の感情(ヒロインが自分をどう捉えるか)をとても大切にしているので、その辺りに感情が乗りがち。
日向と香水は、あちらこちら(その分とても読み辛いものになってしまったことは反省)。でも自己表現が不得意な人が、頭の中で物凄い量の思考と言葉を重ねていること、それを描けたことには自分にとって意味のあること。
他作者さんの作品でも、心を強く掴まれる場面は、共感できる要素が多々あります。
それはいずれも、苦境を描いた場面。
たとえばそれは世界と世界の間で自分を喪失する最中であったり、塔の頂きで自分の価値を否定されたキャラの独白だったり、対立軸と主人公の本質の近さを確認する台詞だったり。
琴線に響く「なにか」は、喜怒哀楽で分類しない方がよいのかもしれませんね。
作品を生みやすくするきっかけ、エンターテインメントとして昇華するコツとはなにか。
今はまだわかりませんが、自分なりの答えをいつか見出せたならいいなと思ってます。
うまくまとめられませんでした。
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通勤中にほぼ迷わず、一筆書きで書いてしまったのですが、このエネルギーを上手く活かせたらなーと思う今日この頃です。
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