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2018年07月17日

2018/7/16 一区切り

2018/7/16(祝・月) 23:54。ひとつの仕事を区切らせました。
「終わった」ではないのが、残念なところ。
それから遅めの夕食に果物を食べ、シャワーを浴び、就寝。

だったのですが。

けれど作業後の熱が冷めず、むしろ目の方が醒めてしまい、これを書いています。
ブルーライトを浴びながらのスマートフォン執筆なので、筆使いの粗さはご容赦を。

◆◇◆◇

仕事イコール新作でもあるのですが、振り返ると過去の経験が作用していたように思えます。
とりあえず、感じたことを箇条書きで振り返ります。

■ツクールフェス
新作、元々はRPGツクールフェスで制作していたものでした。
かれこれ150時間くらい作っていて、今思い返しても、ベースや設定に面影が感じられます。

ただ性格が真逆になっていたり、ファンタジー→ダークファンタジーになっていたり、変化した面もあり、時間の流れを感じます。
というか、ツクールフェスはもうすぐで二年目なのですね……時の流れは早いなぁ(遠い目)。

■日向と香水で培った経験
制作工程はラノゲツクールMVの「日向と香水」のときのノベル作品に挑んだ経験が活かされています。
プロットを考え、どんでん返しを配置し、カタルシスどや、ってな具合にですね。

加えて映画の脚本術も勉強して、参考に取りいれています。
これはエンターテインメント作品への理解を深めるきっかけになりました。

ディズニー映画の名作に使われている技法――それは「何となく」感じる心地良さの魔法であり、ロジック。
いままで無意識のうちにレールに乗せられていたんだな……って思わせられました。
まだまだ、わかったつもりにさえなれない、奥深い世界なので、腰を据えてゆっくりと。

■伴走効果
ばん‐そう【伴走】
[名](スル)マラソンや自転車のロードレースなどで、競技者のそばについて走ること。
コトバンクより

競技の世界ではスコアを伸ばすために伴走が用いられますが、創作の世界においてもこれは言えるのではないかなと考えます。

自分ひとりではペースが乱れたり、間違った方へコースアウトしそうなときも、気付かせてくれると言いますか。

自分もそれに気付くだけの気持ちや視界の余裕が必要ですし、
お返しをできるように頑張れる(or いまは出来ていなくても、いつかできるように頑張れる)。

この繰り返しは「楽しい」や技術的な創作のステージを高めてくれます。
それを感じさせてくれる創作仲間には、感謝の念がこみ上げるばかり。
なんて書いたら重たくなるので、ここまで。

■その他:どんでん返しとか、日向との比較とか
クライマックスははじめに考えておくのが定石と言われています。
少なくとも、私が学んでいる講座ではそう。

新作も用意してはいたのですが、どうにもインパクトに欠けており、悩みの種でした。
うんうん悩んでいた今日、散歩していたらついにアイディアが降りてきまして……嬉しかったなぁ。

タイトルにも、伏線にも、そして何よりストーリーを追いかけたプレイヤーにも作用する。
現状これ以上ない解答!にたどり着いた気分です。

想定プレイ時間は今のところ6〜8時間。
思ったよりも長くなりました。

前述の「日向と香水」では主人公の思考の殆どが自分と重ねていて、根底にあるのは理解したい/されたいという願望、欲のようなもの。
言ってしまえば、思考だだ漏れ感もあり、未熟でもあるのですが。

新作「フェイブルメイカー(仮※正式タイトルは決まっています)」の主人公はシニカルな口振りと態度で好き勝手に動いてくれました。
そこには自己投影もありつつも、息苦しさから一歩脱せた自分、そして作品を表現できた気がします。

一作を経た変化、成長は確実に刻まれていて……未熟さはあるかもしれませんが、何か感じ取れたなら幸いです……って、まだ公開予定はありませんけれど!

自棄なヒロインを救おうとした、本質は似たもの同士の日向と香水。
彼らとは別のルートで、新作の主人公たちもまたハッピーエンドを目指します。
「フェイブルメイカー(仮)」ご期待ください。

ああ、やっと胸のつかえが少しとれた。
そんな思いでみた時計は午前3:30、はは。
おやすみなさい。そしておつかれさまでした。
posted by tabirpglab at 03:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 制作記
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