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2017年12月31日

創作活動を続けるために必要なもの、離れないためにできること

2017年12月31日にこの記事を書いています。
ブログを持ち物にしている一人として、年末年始のご挨拶も兼ねつつ、有意義なメッセージが残せればと思い書きました。
合理的ですね。
考えに好みはあると思いますので、気に留まった方のみご覧ください。


■はじめに

2015年8月にこのブログを立ち上げ、同年10月にTwitterを始めて、今までおよそ2年と少々。
多くの方とご縁がありました。

きっかけは様々です。
ブログの情報が参考になったり、Twitterの投稿内容に興味を持って頂けたり、作品を通じて作者に関心を持って頂いたり。
いずれも自分のために楽しみながらやっていることが繋がっているのだから、嬉しいかぎりです。

創作仲間との繋がりが増える一方、その逆もあります。
趣味のあう/あわないという問題であったり、実生活との優先度の問題であれば、他人が意見することではありません。

けれどもしも「創作活動が好きなのに去らなければならない」「創作活動が好きでいられなくなった」という状況があったとしたら。
それらに対して自分の考えを残したいというのが、この記事を書きたいと思った一番の理由です。

※この記事において私は人を当てはめる意図はありません。ご覧になる方はどうか曲解せずに読み進めてくださいね


■ある記事との出会い

2017年2月にTwitterでバズを起こした「限界の足音」という記事に出会い、ふとしたことで思い出す度に読み返してきました。
内容は『それまで繋がりのあった人が、音信不通になった』という友人の話と、それを聞いて筆者が感じたことを綴ったもの。
始まりから終わりまで一定の温度で書かれているこの文章は妙に刺さるものがあり、いつまでもブラウザのタブから消せずにいました。

私はTwitterのフォロワー数がある時を境に、把握しきれなくなりました。
活動を続けることで自分を知って頂く分母が増えても、自分が認識できる数には限りがあります。
当たり前です。

ネットワークという海の中で、個の存在は小舟のように小さい存在。
穏やかな波の日もあれば、嵐に遭遇する日もあり、波にのまれた結果、気付けばあの人がいない。
珍しくない話です。

人が去るには兆候があって、兆候には理由があります。
ある居場所からいなくなるのは、そこにいる理由よりも居続けられない理由が大きくなったからなのだと私は思います。


■創作活動に必要なもの

文章の流れを汲むならば『創作活動という場に居続けるために必要なもの』と言い換えてもいいですね。
私は「お金」「時間」「モチベーション」と断言します。
これは創作活動という枠組みではなく人生を通して言えることです。

私はお金を「不幸を回避する手段」、「時間を創るための手段」だと考えています。
あえて好まれそうな言葉を選ぶなら、等価交換の材料です。

例えば虫歯の治療もままならない経済状況で創作活動を強いられたら、面白くありません。
歯痛に苦しみながらハートウォーミングな話は……書けるかもしれませんが、そうでない状況の方が良いものを作れます。少なくとも私はそうです。※

ハングリー精神という言葉がありますが、それは困窮を受け入れざるを得ない状況に立ち向かう心構えの話であって、好んで不幸になりたがる人のことではないはずなのです。

お金は時間を創り出すこともできます。
緊急時の移動手段にタクシーを使うこともそうですし、観たい景色に出逢うため飛行機に乗ることだってお金があってできる時間。
特に創作活動をする人にとって「時間さえあれば」を思わない人はいないはずです。
だから自分にとっても他者にとっても「お金」と「時間」はかけがえないリソースなのです。

モチベーションは「お金」「時間」を目的に向けて運用するための源です。
創作意欲がなければ「お金」「時間」も別の方向に向かいますから。
その想像は容易に浮かぶと思います。

※余談ですが「そして魔女に会う」という作品をつくる際、歯痛の可能性を排除するために予防で歯医者に行ったところ虫歯が見つかったことがあります。危険予測は大事です。


■創作活動を辞める理由

それもまた「お金」「時間」「モチベーション」です。
極端にいずれかが失われると、気力が削られ、次に状況を正しく見通せなくなります。

クレジットカード入りの財布を無くしたとしたら、その日の気分はまず最悪になります。
大きな急用で数日の予定を抑えられたら、そのために他のことを考えにくくなります。
モチベーションがない時は時間やお金があっても身体も心も動きません。

このような状態だと心が荒みますし、愚痴りやすくなりますし、人に辛く当たることだってあるかもしれません。
悪循環から抜け出せない状況が続いたとき、人は消耗して「辞める」という考えが救いに感じるのだと思います。
そして当人にとって「救い」であるという事実が、人の介入を難しくしている理由だと私は思います。

止まない雨はないことを知っていれば、雨をやり過ごすことも、耐えることもできます。
けれど正常な判断が出来ない状況では、雨がいつまでも降り続けるような幻覚に陥るのです。


■悪循環に陥りそうな自分への対処

悪いことは続かないという認識は大前提として、それだけでは綺麗事ですね。
直接的には悪循環の原因や目の前の問題を解決することです。
問題を解決するために一時的に創作活動を離れることは、先の「辞める」とは意味合いが違います。
自分の気持ち(意思)がどこにあるかは大切なのです。

「お金」の解決方法について、私は借金は断固反対派。そうならないために日頃から備えておき、備えがないのならお金の問題を優先的に解決すべきだと思っています。書きすぎることで不快になる方もいらっしゃると思いますから、ここで止めておきます。

「時間」については代替手段を探すことだと思います。1日24時間ある中で、どこを交換するかですね。
自分の時間だけで解決できないときは、人の時間を譲ってもらうことも視野に入れます。
自分一人では10時間かかる問題も、人の手を借りることで2時間で解決するかもしれません。
日頃から正しい関係である限り、この等価交換は成立するのだと思います。

「モチベーション」については、自分を知ることだと思います。
私の場合、ブログの管理画面に戻れば、1056件の記事と270件のコメントと一日あたりの訪問者を確認することができます。
コメントの中には作品の感想だったり、懐かしい思い出が刻まれています。
作品を見れば、過去の自分が誠実に向き合った時間、作品に関わった要素が思い出されます。
続編のある作品※を残したまま消えるなんて、できるはずありません。

「お金」と「時間」の備えが大切。そうでないと解決は容易ではありません。
しかし「モチベーション」は自分で制御できる部分が大きいのです。
そのためにも自分の活動を形にすること、可視化することは強くオススメします。

※新作を出しても、私のTwitterバナーが変わらない理由です。


■悪循環に陥りそうな他者への対処

前提として「他者の問題」と「自分の問題」は区別しなければならないと私は考えています。
当人が直面している問題は「その人だけの問題(その人が解決すべき問題)」か「自分の問題(自分も関わりある問題)」か。

もしも「自分の問題」として感じたり、「その人の問題」の一部を分けて貰えたなら、信頼が許す範囲で自分のこととして対応すれば良いのだと思います。
「自分の問題」として有効な行動は先に書いた通りです。

この記事を書いている2017年末時点でゲーム投稿サービスの各種で寄付サービスが開始されています。これはユーザーさんが「お金」と「モチベーション」を「自分の問題」として提供してくださった形なのだと私は思います。

人に「モチベーション」を分ける方法は幾つもあります。
本心から書いた感想は作り手の自信や勇気になることもありますし、ゲーム制作者にとって「実況」はその人の言葉で他の方に呼びかける素敵な手段です。
私が作品のことを記事に書く時は、読んだ方がプレイしたくなるような言葉をできるだけ残すようにしています(だからレビューではなく作品紹介)。
贈った「モチベーション」が届くか届かないかは「自分の問題」ではなく「受け取る側の問題」なので、発信側は自分の言葉に対して誠実であればいいのだと思います。

自分の強みを知り、それ以上に分をわきまえることも重要です。
私のことを発信力が多少なりともある――そう思ってくれる方がいるから、このような記事を書く決意に繋がりました。
また一方で一人の人間ができることはたかが知れています。
言葉では、人ひとり救えないのが当たり前です。
でももしも微々たる量でも可能性を動かせたなら、そのための言葉や行動は惜しまない、その心構えは必要だと思います。
そしてその対象は多くある必要はないのです。


■最後に

「言葉では、人ひとり救えないのが当たり前です。」とは書いたものの、私はそれを認めたくない側の人種です。
私は多くの物事は変数だと思っていて、何かを達成したり変えるときに存在するのは「障壁変数」と「自分変数」の二つ。
自分に対して加算をしていればどうにかなるんじゃないかって思っています。

◆ループ
 ◆変数の操作:自分変数 += 1
◆条件分岐:自分変数 > 障壁変数
◆場所移動:???

:分岐終了

:以上繰り返し

みたいな。

ここまで読んでくださってありがとうございました、とは書きません。
けれど読みたいと思った方が読んでくださり、必要な時に思い出す欠片のようになれたなら幸いです。
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