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2017年02月24日

E2(卵胞ホルモン、エストロゲン)急上昇!移植周期D16

E2ホルモンの値は上昇している?


2015/8/11(火)移植周期:D16

前回に引き続き午後の通院。
受付終了は17時までなので、ぎりぎり16時半くらいに駆け込み、すぐに採血に呼ばれて、内診・診察もスムーズに。
D12時点で66だったE2(卵胞ホルモン、エストロゲン)が4日後の今日、196に急上昇

4日間で3倍近く増えちゃうなんて、ほんとに人体は神秘的。

前回の採卵周期ではD18時点でまだ83だったことを考えるとだいぶ順調なのでは?
ただ、次の診察も明日来てと言われてしまう。

明日・・・明日かぁ。
業務的には調整できるからいいけど、連続で早退するってなかなか会社の周囲の目が気になる。
でも仕方ない。今の私はE2ファーストで生活が回っている。


移植周期D16の待ち時間・金額・ホルモン値


<待ち時間>
約1時間(4時半〜5時半)
<金額>
7,786
<ここまでの総額>
143,880
<ホルモン値>
E2(卵胞ホルモン):196
LH(黄体化ホルモン):6.5
P4(黄体ホルモン):0.6
FSH(卵胞刺激ホルモン):4.6



E2(卵胞ホルモン、エストロゲン)とは?移植周期D12

初めての午後通院


2015/8/7(水)移植周期:D12

採卵周期は午前中の通院指定だったけれど、移植周期は午後でも可ということで、早退して4時前に到着。
やっぱり午後は人が少な目で、待合室の椅子にも余裕で座れる。
すぐに採血して、内診、診察とスムーズに呼ばれていく。

診察室で説明を受けて、移植周期で重要になるのはE2(卵胞ホルモン、エストロゲン)の数値。
というか採卵のときも重要だけれど、E2(卵胞ホルモン、エストロゲン)が250程度になれば、採卵もしくは移植の目安となるそうです。
私はD12時点でまだE2が66。

前回もゆっくりゆっくり上昇していったので、今回もまだまだ時間がかかるのかな。
次はD16の通院を指定されました。

午後は人が少なく、会計もさくっと終わって病院を出たのは5時半ごろでした。


E2ホルモン覚書


採卵周期のときは、あんまり勉強しないまま毎回採血していったので、この時期初めて色々調べてみました。

■E2(卵胞ホルモン、エストロゲン)の基準値

・卵胞期前期:25〜85 (←今ここ)
・卵胞期後期:25〜350
・排卵期50〜550
・黄体期45〜300
・閉経後:21以下

普段は意識していないのに、こんなにホルモンの値が1ヵ月の中で50倍近く増減しているなんて不思議。

■E2(卵胞ホルモン、エストロゲン)の作用

卵胞を成熟させる

子宮内膜を肥厚させる

・排卵前に精子が入りやすいように手助けする

・基礎体温を下げる


■E2(卵胞ホルモン、エストロゲン)の豆知識

ちなみに女性らしさを司るホルモンと言われているそうです。
単に生理周期に関わるだけでなく、角質層の水分をキープすることで肌に潤いを与えたり、コラーゲンなどの合成を促進させる作用があるとのこと!


■採卵周期の私のE2の変遷
D3:18

D10:45

D14:42

D18:83

D21:306

こうやって改めてまとめてみると、D18からD21までの3日間での伸びがすごい!

私は多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)(PCOS)なので、生理周期が長めでホルモンの上昇がゆっくりだねと採卵周期も言われたのですが、今回もD12でまだ66とは、今回もまだもう少しかかりそうかな。






移植周期D12の待ち時間・金額・ホルモン値


<待ち時間>
約1時間半(4時〜5時半)
<金額>
3,530
<ここまでの総額>
136,094
<ホルモン値>
E2(卵胞ホルモン):66
LH(黄体化ホルモン):6.4
P4(黄体ホルモン):0.5
FSH(卵胞刺激ホルモン):6.0




2017年02月23日

いよいよ移植周期に突入

いよいよ採卵周期に突入


2015/7/29(水)

卵管水腫の手術後、生理を2回見送って、3回目のD3。
いよいよ移植周期のはじまりです!

今まで不妊治療中は、生理が来てしまうと「ああ・・・また治療ダメだったのか」と凹んでいましたが、
生理が来るたび「あといーくつ寝ーるとー移植周期〜」という気持ちで待ち遠しかったです。
生理が来るのが嬉しいなんて、不妊治療中でなくてもそう滅多にない感覚ですよね。


今日も平日の通院だけど午前中まるまる休みになるのは避けたい、できれば1時間休か2時間休で会社に行きたい!
と思って今朝も朝早めに家を出て、夢クリニックについたのは7時20分頃。
受付機前に4番目をゲット。

新橋夢クリニックに通いだしたのはまだ冬だったのに、いつまにやらもう夏真っ盛りで、受付機前に並ぶのは日傘が多いですね。
受付は朝8時開始で、番号は10番目でした。

9時前に採血に呼ばれ、次は内診室の表示まだかなーっと見ていたら、処置室への案内が。
なんで処置室?と思いながら行くと、
「ホルモン値に問題がないので、次D12に来てください。今日は内診と診察はないですよ」と言われる。


その後さくっと会計もスムーズに終わり、10時前に病院を出ることができました。
私の会社は9時半始業なので、なんとか1時間だけの時間休で出勤できたし、なんだかスムーズにいくのでは!?


移植周期D3の待ち時間・金額・ホルモン値


<待ち時間>
約2時間(8時〜10時)
<金額>
10,486
<ここまでの総額>
131,434
<ホルモン値>
E2(卵胞ホルモン):29
LH(黄体化ホルモン):5.6
P4(黄体ホルモン):0.7
FSH(卵胞刺激ホルモン):7.2

2017年02月22日

妊活中の焦りや後悔をポジティブ変化させた私の座右の銘

タラレバ女子とはまさに私のこと


不妊治療中って、色々気が焦ったり、もっと早くはじめていればよかった、って後悔したりしませんか?
私は何事にもクヨクヨ後悔しがちで、よく落ち込んでしまいがちでした。
妊活中は特に、落ち込んだり凹んだりの連続。


私が2年半近くタイミング法・人工受精にトライして、次体外受精へのステップアップを決意したのは2015年1月。
新橋夢クリニックに通い始めたのは2015年2月。
採卵後、卵管水腫が発覚したのは翌月3月。
卵管水腫の手術をしたのはそれから3ヵ月後の6月。
手術後、移植するためには生理を2回見送って、3回目のD3から通院開始の予定、つまり2ヵ月は先のことになってしまいます。


1月にステップアップを決意したとき、私は夏に誕生日が来るため、誕生日前に移植・妊娠していたいな、と甘く考えていました。
妊娠判定が誕生日プレゼントになればいいな・・・なんて思っていたのです。
そんなにうまくいくわけないんですけどね。


だから、卵管水腫が見つかっても手術が3ヵ月先になり、そして手術後も2ヵ月も待たなければならない、合わせると半年近くをなんだかタイムロス、無駄な期間のように思えて最初は凹んでしまいました。
実際、この何もできない期間の間に、同じく妊活していた友達から妊娠報告を受けて嬉しい反面、ちょっと先を越されたような気がして、落ち込むこともありました。


「もっと早く治療を始めていればよかったかも」
「早めに卵管造影検査をしていたら、早めに卵管水腫見つかったんじゃないかな」

などなど。


考え出したらキリがなかったです。

今話題のタラレバ女子状態でした。


旦那サマの一言に救われる



でも、普段からネガティブで落ち込みやすい私と違って、旦那サマはポジティブ!
というか、物事を冷静に把握して、私みたいに必要以上に悲観的になったりしないので、いつも助けられています。

このときも
「今夢クリで採卵してもらったから、こうやって悪いところが見つかったんでしょ。今だからわかったことだから後悔しても仕方ない。
それを先生に良くなるように処置してもらえて、少しずつだけど前に進んているから大丈夫」

と言ってもらえました。


そうなんですよね。過去を振り返っても仕方ない。
未来志向になって、未来に向けて今何ができるかを考えていかないと、発展的じゃない。


旦那サマの言葉を聞いて、私もこう考えるようにしました。
「無事採卵と受精卵凍結まではクリアできた。後は移植だけど、移植して無事着床できるような体に整えろと神様が猶予をくれたんじゃないかな?」と。

そして、そこから私の体質改善生活が本格的に始まりました。

食生活に気を付ける。
睡眠の質と時間を良くする。
なるべく運動の習慣をつける。
冷え取りの実践。
布ナプキン。
妊活サプリ。

・・・などなど。


そもそも最初に不妊治療をはじめたころは、
「婦人科で不妊治療(タイミング法や人工受精)すれば、そのうち妊娠できるよね〜」と甘く見ていたんです。
だから集中的に病院に通ったり、毎周期トライするのではなく、ダラダラと2年半近く費やしてしまいました。
でもこれじゃいけない!と新年を機にステップアップを決意し、そのときから生活習慣の改善は意識していたのですが、卵管水腫の発覚と同時に、より強く意識するようになったのです。


今より早い時はない!と自分に言い聞かせる



すごくネガティブで後ろ向きになりがちな性格の私なのですが、それを振り切るために言い聞かせている座右の銘があります。

それは、
「今より早い時はない」
というもの。


「もっと早く治療を始めていればよかったかも」
来年始めるより今年始めれたのでよかった!


「早めに卵管造影検査をしていたら、早めに卵管水腫見つかったんじゃないかな」
移植後に見つかっていたら着床が流されるところだったから、移植前に見つかってよかった!


どんなに悔いてもあがいても、時間は前には戻らない。
じゃあこれからの未来では「今」のこの瞬間が一番早くて一番先取りだから、今から行動していくしかない!
過去を悔いたり自分を責めたりする時間がもったいない!


何か後ろ向きになってしまうときは、呪文のように自分に言い聞かせていました。


仕事の進め方も変えました


仕事の取り組み方やバランスも少しずつ変えるようにしました。
それまでは、自分一人で仕事を抱えがちだったのですが、作業の途中から誰かに引き継いでもわかりやすいマニュアルを万全にしておくとか、ヘルプしてもらいやすい体制を整えておきました。
自分一人しか担当していない分野を、後輩に少しずつ教えていって、スキルアップを図らせることで、通院で休みの時も対応可能なようにしておいたり。

こういうことって、結局後で妊娠して産休入るときにも引き継ぎが発生するので、早めに引き継ぎの準備ができたようでよかったです。
通院がストップしている時期だからこそ、仕事の取り組み方も変えられるチャンスになってよかった、と考えるよういにしていました。


後付けかもしれないけれど、やっぱり気の持ちようって大事な気がします。

タラレバ言ってても仕方ないですもんね!

2017年02月20日

卵管水腫 術後検診

2015/6/21(日)

卵管水腫の術後健診のため新橋夢クリへ。
月に1度の長田先生の診察の日なので、時間も11時〜12時に指定されています。

まずは採血をして、炎症反応が起きていないかを確認。
次に、内診室へ案内されるけれど、ここではいつものようにエコーではなく、手術跡が化膿していないかなどを肉眼で見てもらう。

手術跡は合計3か所。
1か所は腹腔鏡を挿入するために、おへその穴部分を拡張されてメスを入れられた部分。
ここは医療用ボンドでくっつけられていて、透明なカサカサしたものがおへそにくっついているけれど、剥がさずに、自然にはがれるのを待つように指示。

後の2か所はもっと下腹部の左右の卵管の場所に数センチ縫われている場所。
自然に溶ける糸らしいので抜糸は不要。

長田先生に診ていただいて「うん、手術跡もきれいだね」と言ってもらえて一安心。
その後診察室に呼ばれて、実際の手術でクリッピングされた箇所の写真を見せてもらう。
うーんよくわからないけど、グロテスク。。。

渡されたプリントにはこう書かれていました

【診断】
卵管水腫
腹腔鏡下卵管形成術、癒着剥離術
左:卵管開口術
(卵管粘膜不良のためクリッピング
右:癒着剥離術、卵管形成術(卵管粘膜良好のためクリッピングせず)


この頃、傷の痛みはだいぶ薄れてはいるけれど、やっぱり急いで歩いたり、笑ったりすると少しお腹に響く程度。
でも生活に大きな支障はなく、退院日とその翌日は会社を念のため休んだけれど、次の日から普通に働いていました。



この後、2回生理を見送って、3回目の生理D3から移植周期の開始となります。

2017年02月19日

岡田病院退院(入院4日目)

いよいよ退院


2015/6/8(月)

手術後と昨日の夜は、妊活・不妊治療を始めてから一番凹んで落ち込んでいました。
でも今日はいよいよ退院!

朝食を食べ、2日ぶりのシャワーを浴びて少し気分を持ち直してくる。
なんだかシャワー、というか水の威力は偉大だなと思います。
さっぱり流して禊のような気分で、気持ちがだいぶ晴れ晴れしました。

今日は平日だけれど、旦那サマが半休をとってくれたので一緒に帰ることに。
ありがとう。
午前中に書類の受け取りや会計など済ませて、お昼前には病院を出ました!

お会計は、個室代等含んで179,770円でした。


痛みの経過



傷の痛みはだいぶ引いてきたものの、この頃一番つらかったのは寝た姿勢から起き上がるときでした。
まず仰向けから横向きになって、手を添えてそーっと起き上がろうとするのですが、それでもやっぱりだいぶ腹筋使ってるんですね。

歩いたりするときも、若干お腹に響くので、いつもより動作がゆっくりめに。

ちなみに退院時に一番後悔したのは、服装です。
荷物を少なくするため、入院時に着ていたものとほぼ同じだったのですが、よりによってジーンズ、しかもちょいスキニーローライズで、ファスナーやボタンがちょうど傷口に当たる!

お腹にメスを入れることはわかっていたのに、なんでこんな格好してきてしまったんだろう。
もしこれから手術を受けられる方いらっしゃったら、スカート、できればワンピースとかでお腹に当たらず締め付けないものをお勧めします。

というか、これくらい常識かも、私の想像力が欠如しすぎてました。


そして、念のため退院日と次の日も、会社を休むことにしていました。
デスクワークだし、傷の痛みとしては退院翌日も会社に行って仕事はできなくはなかったのですが、やっぱり身体をゆっくり休めたかったので、これは正解だったかなと思います。

術後の治療の流れについて


手術の後は、術後の経過を診察してもらうため、2週間後に夢クリ通院指定です。
それで問題がなければ、この次2回目の生理周期から、移植周期になる予定。

まだあと2ヵ月も空いてしまう。。。と最初はこれも凹んでいたのですが、やっぱり捉え方次第。
あと2ヵ月の間に、できるだけ体調を万全にして移植に取り組もう!体質改善をより頑張ろう!と心を切り替えていました。

私が取り組んだ体質改善についてはまた詳しく書こうと思います。

2017年02月18日

卵管水腫手術翌日(入院3日目) 妊活中一番凹んだ

少しでも身体を動かすと傷が痛む


2015/6/7(日)

卵管水腫手術後の翌日。
朝7時くらいに看護師さんが様子を見に来てくれる。
「痛みはどうですか?」
「痛いですけど、早く尿管を外してほしいです・・・」
「ああそうですね、今外しますね」

もう何より尿管を抜いてほしくてほしくて。
それくらい不快でした。

その後、よろよろとトイレへ。
普段意識していないけれど、ちょっとでも動くたび、腹筋を使っているのか傷に痛みが走る
起き上がろうとするたび、寝返りをするたび、寝たままで話すだけでも

一番つらかったのは、笑う時でした
朝食後、旦那サマが来てくれて話している時笑わされると、笑うたびにお腹に響いて苦しい
それを知って笑わそうとしてくる旦那サマ・・・このときは本当にむかついたかも。


帝王切開での出産はもっと痛いんだろうな


時々「自然分娩の方が母性が湧きやすい」とか「帝王切開は楽でいい」というような事が言われたりしますよね。
実際にそんなことを言う人に出会ったことはまだないですが、もしそんなことを言う人がいれば、男女問わず「ちょっと待て」と一言物申したい、いや、1時間くらい説教したい

こんな数センチ切っただけでひぃひぃ言っているのに、もっと大きく深く切られて縫われて、自分の傷だけにかまっていられずに授乳してオムツ変えたりお世話して抱っこして、なんてことをやってのけられるのは母性以外の何物でもないし、決して楽なんかじゃないはず。

しかも帝王切開は部分麻酔のはずだから、痛みはなくても、意識があるから手術の進行がなんとなくわかったりしてしまうし、傷も残ってしまう。
といっても最近はだいぶ綺麗に切って縫ってもらえるみたいで、水着も着れたりするらしいけれど、それでも無傷ではいられない。

ただそれを乗り越えるくらい我が子に合える喜びがあるのだと思うけれど、自分の身体を治すため以外にメスを入れられるなんて、帝王切開くらいのはず。

私は結局、自然分娩で出産したけれど、帝王切開より自然分娩の方がすぐれているとか母性が生まれやすいなんてことは絶対ない。
いやむしろ帝王切開経験者を本当にリスペクトする、と思いました。


自然妊娠できる人が本当にうらやましくなった


そして、じりじりとした手術跡の痛みを感じながら昼食を食べ、痛み止めが効いてきたので昼寝をし、起きても特にすることもないのでぼーっとテレビを見たり、持ってきた本を読んだり。
ふと病室の窓から青い空を見ていると、なんだかほろほろと泣けてきました。


無麻酔の採卵も痛かったけど、全身麻酔の手術も術後は結局痛い。
特になんの問題もなくて身体もお財布も痛めることなく自然妊娠できる友人が本当にうらやましい。

なんで私はこんな痛みを味合わなければならないんだろう。
この手術をしないと、ほぼ妊娠できないだろうけど、この痛みを乗り越えても絶対に妊娠できる確証なんてない。

子孫を残すって、生物の本能のはずなのに、なんで私にはそれが備わっていないのかな。
ぽろぽろと泣けてきたけれど、涙をこらえるのもお腹に響いてきて、余計に苦しい。


不妊治療を始めてから、友人から妊娠報告を受けて切なくなったり、タイミング法や人工受精の後に結局生理が来てがっかりしたり、色々落ち込むことはあったけれど、卵管水腫の手術後の2日間くらいが一番落ちていたと思います。
術後の痛みと身体の疲れ、そして病院の個室に閉じこもっているというのがこたえたのかな。


でも昨日は絶食で食べれなかった夕食を食べて痛み止めを飲んで、泥のように眠って次の日退院できる時には少しずつ復活してきました。
人間、落ちるところまで落ちたら後は上がるしかないですね。

2017年02月17日

卵管水腫手術当日 麻酔切れた後の目覚めが本当に苦しかった

卵管水腫の手術当日


2015/6/6(土)
いよいよ今日が卵管水腫の手術当日(入院2日目)
全身麻酔のため、1日絶飲食となり、朝食もなし。

朝はまず浣腸から始まりました。人生初です。
看護師さんが「終わったらすぐトイレ行きたくなると思うけど、ぎりぎりまで我慢してねー」と言いながら処置してくれます。
「ふんふん」と思っていると、処置が終わった途端
!!!!
これを我慢せよというのか!?!?というものが押し寄せてきて、高い差額代だけどトイレ付きの個室でよかったーと思いながら駆け込む。

しばらくして、旦那サマが来てくれる。

昼過ぎに麻酔医の先生が来てくださり、問診を受けて麻酔同意書にサインをして渡しました。
そして手術室に移動。手術前に長田先生が話しかけてくれました。
「大丈夫、簡単な手術だからすぐ終わるよ」

その後の流れはあんまり覚えていなくて、気が付いたら手術が終わって個室に移動していました。


・・・というと、あっさり終わったようですが、ここからが試練でした。

手術後が本当に苦しい


まず目を覚ましたときの感覚が、ふわふわの雲の中で溺れそうになっているのを必死にもがいて水面に上がってきて
必死で呼吸しようとしているように苦しかった。

麻酔の影響なのか、なんだかがたがたするくらい寒く震えてしまうし、口がカラカラ、酸素マスクがついていて息苦しい。
メスを入れられたであろう下腹部が、焼けるように熱く痛い。

そして何より、お小水をとるために尿管にカテーテルを差し込んで導尿されているのが一番不快でした。
トイレに行きたいのに我慢させられている感覚。


「確かに先生にとっては簡単な手術だったんだろうけど、
全身麻酔してお腹にメスを入れるという事はこういうことか!!!
と実感していました。


隣で旦那サマが何とも言えない顔をして私を見ていました。


声を出そうにしても、口元に力が入らない。
普段、何気なくしゃべろうとしているけれど、話すってとっても筋肉を使って疲れることなんだ。



しばらくして、長田先生がいらっしゃって「左がやっぱり癒着していましたよ。術後の癒着を防ぐために、身体を左右に転がしてね」


左右に転がすって・・・少しでも動こうとすると、腹筋を使うのか傷口に響いて痛いよー。
でも癒着が怖いので、ヨタヨタと腰をひねっていました。


夜になって酸素マスクはとれましたが、最初に看護師さんに聞いたのが「尿管はいつ外れますか?」と。
そのくらい不快でした。
「明日の朝まで我慢してね」とのこと。


下腹部が痛かったのですが、やっぱり手術で疲れていたのですぐに寝てしまいました。

いよいよ入院・手術前夜

手術前日に入院


2015/6/5(金)

手術は明日なので、前日に入院です。
岡田病院のある新三河島には、私は上野で京成本線に乗り換えるので、上野駅近くの梅蘭でランチ。

ちなみにここです↓
梅蘭 上野の森さくらテラス店

明日の手術当日は、全身麻酔のため絶食となるので、入院前にせめて美味しいものでも食べようと思っていたら、旦那サマがここを薦めてくれました。
でもなんだろう、味は美味しかったのに胸がいっぱいなせいか、完食できませんでした。
悩みがあっても食は細くならないのが私の取柄のはずなのに、やっぱりナーバスになっていたのかな。

そして新三河島の岡田病院にお昼過ぎ頃に到着。

受付で書類や保険証などを提出して、さっそく個室に移動。
シャワー無し、トイレ付きで、けっこう広く感じます。
窓からぼーっと青い空を眺めてしまいました。

少し早く着き過ぎたのか、自由に待っててくださいねーと看護師さんに言われたので、ベッドでゴロゴロしながら、持参した小説を読んで過ごしました。

15時過ぎ頃、ようやく看護師さんがやってきて、おへそをオイルと綿棒で掃除をしてもらいます。(腹腔鏡手術は、おへそから器具を挿入するためです。)
その後、薬剤師さんから薬の説明があり、看護師さんが今後の流れについて説明してくれました。
同じように手術する人が3人いるらしく、私は2番目で明日15時くらいになる予定とのこと。
隣の個室にも誰かいる気配がするし、顔は見ていないけれど、皆同じように不安なのかな、と考えてしまいます。


その後、しばらくしてからシャワーを済ませて夕食。
夕食後に下剤を飲みました。さらに明日の朝は浣腸の予定。
これは全身麻酔するとき、胃腸をからっぽにしておくためです。

採卵前に座薬、卵管造影検査で座薬、明日は浣腸か・・・私のお尻は最近試練が続くなぁ。


全身麻酔にびびっていました


夜、あんまり寝付けなくて睡眠剤をもらいました。
いつもは寝つきがいいのに、放っておくとずっと寝ていたりするのに。

なぜこんなに落ち着かなかったかというと、過去の麻酔や手術でちょっと怖い思いしたせいだと思います。

中学生の時に腱鞘炎の手術で部分麻酔だったのですが、脇に麻酔の注射されてそれ自体が痛かったのと、そのあと手にメスを入れられた瞬間激痛で「麻酔効いていないです!!」って叫んだ事があるのです。
その後すぐに麻酔が効いたようで、眠ってしまって目覚めたら手術は終わっていたのですが、まだ手術台の上で大量の血がついたガーゼとかを見てしまって気持ち悪くなってしまいました。


もちろん今回の卵管水腫の手術は全身麻酔なので、そんなことはないはずだし、
長田先生は毎週毎週この手術で数カ月先埋まってるくらいのベテランなはずなのですが。

この入院前に「全身麻酔の同意書」を渡されてサインが必要でした。
それはほぼ形式的なものでリスクはほとんどないはずなのですが、それをじっくり読めば読むほどなんだか恐くなってきていたのもありました。

手術中は気管にチューブと酸素マスクを入れるため、のどが傷ついて痛くなったりするとか、本当にごくごく稀だけど合併症の可能性があるとか。
もちろん結果的に大丈夫だったのですが、無駄に怖くなってしまったのです。


でも長田先生は毎週毎週この手術で数カ月先まで埋まってるくらいのゴッドハンドで大丈夫、と自分に言い聞かせて、薬のおかげでその後はぐっすり眠れました。

2017年02月16日

卵管水腫の入院前検査、治療費の説明を聞きに岡田病院へ

卵管水腫のための入院前の検査へ向かう


2015/4/3(金)
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新橋夢クリの長田先生に、卵管造影検査の結果、卵管水腫の手術・入院が必要と診断を受けたのが3月末。
手術は3ヵ月後先だけれど、まずは入院する岡田病院でカルテを作成したり、手術前検査を受けるように言われて、受診しました。
今日ももちろん午前半休。有給は確実に減っていってる・・・。


岡田病院は荒川区、新三河島駅が最寄りで、駅を降りるとすぐ看板が見えて大通りに面しているので、すぐに迷わずに行けました。
5階か6階建てだったかな?、町のちょっと大きな病院、という感じです。

最初の問診を待っていると、待合は、おじいちゃんおばあちゃんでいっぱい。
普段婦人科ばかり行って、妙齢の女性ばかり見ていたけれど、普通は病院ってこういうご老人が多いものだよね、と妙に納得してしまいました。


さらなるおじいちゃん先生現る


診察では、夢クリ院長、日大病院の婦人科、そして夢クリの長田先生と、会う先生がどんどんお年を召されて高齢になっていったけれど、その中でも一番ご高齢の先生でした。

先生の隣に看護師さんが付き添われて、代わりにパソコン入力を行っているのにびっくり。
ちょっと耳が遠そうで、私の言ったことを看護師さんが耳元で大声でしゃべっていて、これは介護なのか・・・?

でもお元気そうで「手術、心配だろうけど、長田は腕がいいから大丈夫。簡単な手術だからね、心配ないよ」と言われました。
その言葉を聞いて手術の心配はなくなったけれど、会う先生がどんどん高齢の人ばかりで、日本の医療界の行く末の方が心配になってきました。
ちゃんと後進の人は育成できているのでしょうか・・・。


ちなみにこの先生も、夢クリ院長や長田先生と同じく日大病院で一緒だったらしく、その時のご縁で現在長田先生の手術・入院のための設備を貸してもらっているらしいです。

ちょっと脱線すると、以前、内科医の知り合いに聞いたことがあるのですが、こういう大学病院の「医局」つながりは非常に強固で、結束力が高いらしいです。
ちなみに医局とは、教授を頂点とした人事組織のこと。多分派閥みたいな感じでしょうか。
その知り合いも少し変わっていたし、やっぱり医師の世界はちょっと特殊で閉鎖的、だからこそ、つながりが強いんでしょうね。


おじいちゃん先生の診察が終わってから、心電図、胸部X-P撮影、血液検査、感染症、呼吸機能検などを一通り行いました。
酸素マスクのようなものに、めいいっぱい息を吐ききって肺活量を調べていたり、耳たぶをちょっと切られて血の止まりやすさを調べられたりと、今まであんまりしたことのない検査なども。


卵管水腫の治療費


検査後、入院の流れや会計の仕組みについて説明を受けました。

今回の卵管水腫の手術は、高額療養費の助成制度の適用となるということ。。
医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。
今回は事前に手術が高額なことがわかっているので、事前に会社が加盟している保険組合から「限度額適用認定証」を発行してもらうので、
自己負担額は最初から15万円が上限となりました。

ただ、この病院では、長田先生が執刀する患者さんは、強制的に個室が割り当てられて、その差額分は高額療養費の対象外でした。
差額は1日あたり21,000円。2泊3日でこの金額は痛いな・・・。


そしてこれは長田先生が教えてくださったのですが、保険を請求するときは、
「クリッピング」というと不妊治療として保険対象外となることがあるので、「卵管形成術」と申告すべきとのこと。

私が加入したのはだいぶ前でしたけど、保険に入っておいてよかった・・・!としみじみ思いました。
というのも私の場合は、手術と3泊4日の入院で、約15万程度保険金が支払われたからです。

まず妊娠すると、そもそも一般的な保険に加入しにくくなるようです。
それに、不妊治療は保険対象外となることが多いらしいので、不妊治療を考えている人は本格的な治療が始まる前に保険の加入を考えたほうがいいと思います。

ただ、2016年4月から不妊治療も対象となる保険も販売解禁になったと話題になっていましたね。

出産した場合と不妊治療を受けた場合に給付金を受け取れる保険もあるみたいです。
不妊治療だけでなく、満額時に一時金最大200万が支給されたり、3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)もカバーしてくれる保険もあれば、不妊治療に完全に特化した保険もあるとのこと。


でも保険って、条件や保証内容とか、素人ではわかりにくい部分が多いですよね。
自分でいろんな保険会社に資料請求すると、ものすごい売り込みや勧誘を受けそうで、躊躇してしまいました。

なので私は結婚を期に、夫婦二人でファイナンシャルプランナーに相談して、保険内容を見直しました。
特定の保険会社に所属しているのではないので、中立的な立場から様々な保険の中から自分に合った保険を選んで紹介してもらえますし、強い勧誘や契約を迫られるという事はありませんでした。

ちなみに自分がどこかに出かけて説明を聞くのではなく、ファイナンシャルプランナーの方が指定した日時に出向いてくれるので便利でした。
友達からの紹介で保険GATEを利用したのですが、友達は自宅に招いたといって、私は近くのファミレスで話を聞きました。

不妊治療とその先の妊娠出産を考えているのであれば、保険の加入・見直しも視野に入れていたほうがいいと思います。
↓私が相談した保険見直しサービスはこちら






この日のお会計は5,300円。
夢クリに通っていると、なんだか安く感じてしまって、私の感覚はずれてきているな、と思いながら病院を出ました。



プロフィール
マイコさんの画像
マイコ
2011年7月に結婚、2012年8月より妊活開始・・・約2年半でタイミング法6回・人工受精5回行うも撃沈。2015年1月より新橋夢クリニックで体外受精に挑戦し、卵管水腫の手術を経て、15年8月に妊娠、16年4月に無事出産できました!
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