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2017年03月11日

新橋夢クリ卒業診察後の産婦人科受診について

夢クリでは里帰り出産は反対されていたのですが



新橋夢クリで2015年8月に体外受精、無事着床・妊娠でき、
10月に卒業することができたのですが、この病院は『体外受精』専門の為、分娩施設等はありません。

そのため卒業診察時には妊婦健診・出産をする病院へ「紹介状」を書いてくれるのですが、
その病院は自分で探して予約する必要があります。


基本的に夢クリでは里帰り出産を推奨していませんでした。

私が院長にディスられながら説明された理由は大きく3つです。
-----
・妊婦健診を受けた病院で出産すべき(妊娠の経過を知らない里帰り先で出産するのは危険)

・妊婦が帰省のための長距離移動するべきじゃない

・田舎に帰るより東京の病院の方が施設も技術も整っている

-----

※ディスられの詳しくはこちらの記事に書いています。
BT44(移植後44日目)胎児サイズと心拍の確認(追試)



里帰りといっても、実家が東京からほど近い関東近郊エリアの人だったらそんなに問題ないと思います。


でも私の実家は東京から飛行機で帰るしか手段のない(新幹線通ってない、車では遠すぎる)、僻地だったのです。

幸い飛行機に乗っている時間は1時間ちょっとで、空港から実家までは車で30分くらいなので、
移動時間はそこまでではないのですが。。。


反対されたものの、院長には

「確かに田舎だけれどNICUも併設されている病院を選んだ。
家庭の事情で実家に帰るしかない。
来週以降に帰ってそのまま出産までずっと地元にいて、その後東京と実家を行き来しない。」

と、最初の「NICU併設」という以外は嘘をついて、地元の病院への紹介状を書いてもらいました。



嘘ついてごめんなさい、院長。
でもね、生んでみた今、やっぱり里帰りして良かったと思う。

無事に生むことがもちろん一番大事。
確かにリスクのある長距離移動はしなければしないことに越したことはない。

でも、生んで終わりではもちろんなくて、その後に育てて生活していくことを考えると、やっぱり仕事が不規則な旦那サマだけとの暮らしは想像できなくて、
実家の家族のサポートなしには無理だったと思う。





里帰り先の病院で受診



選んだのは地元で唯一NICU(新生児集中治療室)がある大きな病院。


実は私自身が小さな病院で生まれたものの、生後2日で院内感染による高熱のため、
すぐに大きな病院へ転院したそうなのです。

幸い後遺症や成長に何か影響があったわけではないけれど、
熱を出して病院に搬送後、
「今夜が峠です」と医師に宣告されてしまったとか。


なので、もし自分の子供にも何かあったとき、すぐ対応してもらえる病院がいい。
産後のお祝い膳フルコースも、マタニティエステもいらない。(いやあればあったで嬉しいけれど)


自分の家からは車で20分くらいと、少し遠いのですが、迷わずその病院に決めました。


里帰り出産を受け付けていない病院も多い

その病院のサイトを調べると、里帰り出産を受け入れているものの、予約数に制限があるため、遅くても3ヵ月以内(12週)までには
一度帰省して、受診・出産予約をしてほしいとのこと。

一度予約してしまえば、妊娠後期(34週)までは帰省の必要がないのが有りがたかったです。

でも、院長が懸念していたように、やっぱり他の小さな病院・個人助産院などでは、
妊娠後期から帰省して出産だけ、というのはNGなところが多いみたいです。


妊娠11週で一度地元に帰省

つわりのピークは少し、ほんとにすこーしだけ落ち着いていたけれど、
相変わらず吐き気と頭痛に悩まされている中、11週になんとか飛行機に乗り込んで地元に帰省しました。

念願?憧れ?の「優先搭乗」を果たして、CAさんに手厚いサポートを受け、まだ生まれてもいないのに、子供に配るおもちゃまでもらっちゃいました。


ただ、飛行機に乗る前・飛行機の中・降りた直後・家に着いた直後、立て続けに吐きました。

もともと乗り物に酔いやいのもあったのですが、やっぱりつわり中の移動はしんどい!しんどい!しんどかったです。
飛行機内の1時間がすごく長く感じた

院長があれほど怒って里帰り出産を止めるよう言ってきたのもわかる気もするな・・・と
吐きながらぼんやり思っていました。
でも、どうせ移動してもしなくても、たぶん吐きまくっていたので、あまり変わらなかったのかも。


実家で1日休んだ後、出産予定の病院を受診。

妊婦健診ではなく、ほんとに予約のための診察なので、問診と母子手帳の軽いチェックだけで、
一瞬で終わって拍子抜けしちゃいました。

実家では、結婚後なかなか授からず、やきもきしていた両親が小躍りして喜んで、
色々ご馳走を用意してくれていたのですが、やっぱりあんまり食べれませんでした。ごめんよ。
実家には姉と姪っ子も同居していて、5歳の姪っ子は自分に妹ができるみたいにウキウキ。

そうやって皆が喜んでくれているのを見ると、ああよかったな、としみじみ思いました。





都内に帰って妊婦健診のための病院を受診



地元から都内に戻った数日後、今度は都内の家から最寄りの婦人科を受診。

そこは逆に分娩施設がなく、里帰り出産する人たちが多く検診を受けている病院でした。
先生は女医さん一人だけのアットホームな病院。
ちなみに都内では分娩施設がある場合、「里帰りするので、ここ出産しないけど検診だけ受けたい」という人をNGとしているところもあるようです。
(検診受けるのは出産する人だけ限定としている)


今度はいよいよ妊婦健診スタート!
卒業診察以来のエコー!!

エコーで頭位とサイズを測られて、
私のお腹のなかの「たまちゃん」は、無事52.7mmまで成長していました!
ーーーー
11週4日
・CRL(頭殿長、頭からお尻までの長さ):52.7mm
・BPD(頭の幅):18.1mm
ーーーー

DSC_0008.JPG



印刷してもらったエコー画像は、以前よりかわいい2等身がはっきり見えるようになって、
なんだかきゅーんと母性が目に見えてあふれ出したような気持になりました。
今、私の胸からなんか虹色のオーラみたいなの、飛び出したよね?みたいな感じ。

家帰ってからはゲロが私の口から飛び出したのですが。。。


紹介状について

ちなみに、夢クリからの紹介状は1度、地元の病院に提出した後、コピーをとってもらって、
そのコピーを都内の妊婦健診で通う病院に提出しました。

紹介状を渡したとき、その女医先生が
「すごい、受精卵の画像まであるのね、こんな詳しい紹介状初めて見た」と驚いていました。

夢クリ院長、ありがとう。



2017年03月10日

夢クリ卒業診察の翌日に宝塚観劇へ

2015/10/10(土)

つわりは落ち着いていないけれど宝塚観劇へ



無事、新橋夢クリの卒業診察を終えた翌日、
10週3ヵ月、まだまだつわりの真っ最中。

にもかかわらず、東京日比谷の宝塚劇場に観劇に向かいました・・・!


私、ライトな宝塚ファンなのです。

このとき見た演目はこれ。
so7q6r00000040cg.jpg



雪組公演で、
お芝居演劇『星逢一夜(ほしあいひとよ)』と
ショー『La Esmeralda(ラ エスメラルダ)』の二本立て、約3時間半!




タカラヅカ雑談


一応宝塚に詳しくない人のために説明させてもらうと、宝塚歌劇団の中には「○組」という組が5組あり、
日比谷の専用劇場では、約2ヵ月おきに各組の公演が行われています。

本場関西の宝塚劇場では、よほどの人気公演か良席でない限り、チケットとるのは難しくないんですが、
東京で宝塚のチケットとるのは本当に至難の業なのです!!

知り合いと話している時に

「宝塚って、一回は見てみたいんだよね」

と言われる事多いので、もし私にチケットをとるツテやコネが豊富なら、
ぜひ連れて行ってあげたいのですが、東京では各公演1回見れるか見れないか、という感じなので、
なかなか知り合いを宝塚デビューさせてあげられないんですよね。。。



ちなみに私は「花組」が一番好きで、雪組やその当時の雪組トップスター・早霧せいなさんが大好き!というわけではなかったのですが、
この「星逢一夜(ほしあいひとよ)」が、宝塚ファンの中でそれはそれは評価が高かったので、
ぜひ見たい!と思って、つわりに苦しみながらも日比谷に向かいました。







つわりがある妊婦は観劇できるのか?



今思うと私の場合、つわりのピークは3ヵ月の8〜9週でした。
吐き気と頭痛がひどくて、食欲がほとんどない。

でも10週になると、その時よりは少しだけ、ほんの少しだけ落ち着いていました。


だから観劇も大丈夫かな!?と思ったんですよね。


ただ、午後からの公演なので、一緒に見に行く友達(同じく宝塚ファン)と、本当はランチしたり、
公演後にお茶したりしたかったのですが・・・
残念だけどそれは中止にしてもらって、ただ観劇のみに集中させて、と事前に友達に連絡。


なので、妊娠を一番最初に打ち明けた友達は、この宝塚友達(独身)でした。
「おめでとう!ランチキャンセルされた時から、そんな気がしてたわ!」と言われました。



そして観劇が試したかというと・・・・

やっぱり、観劇に集中していると、不思議とそこまで苦しかったり辛かったりはしないんですよね。

1部のお芝居は、正直私の好みではないテイストだったのですが、美しいお話でぽろぽろと泣いていました。
私だけでなく、すすり泣きが客席のあちらこちらから聞こえてきていたし、
一緒にいった友達は「今年の公演の芝居の中では一番よかった」と言っていました。


2部のショーはお芝居とがらっと雰囲気が変わって、ラテンなノリのショーで、
「私、タカラヅカ見てるわー!!」とテンションが高くなって、なんだか女性ホルモンが放出されてきた気もするし。


なので、観劇中は体調が万全ではないけれど「吐きそう・・・」とか「頭痛い・・・」とかはなかったのです。




疲れは次の日にやってくる!



ですがやっぱり、元気な時でも3時間半近く劇場に座りっぱなし、というのはやっぱり体に負担がかかるものですよね。
(1部と2部の間に、30分程度の休憩があってトイレなどには行けます)


当日は観劇の興奮であんまり疲れをそこまで感じなかったのですが、
しんどかったのは翌日です。


日曜日だからよかったけれど、頭を締め付けられるような痛みで、立ったり歩いたりもできないくらいしんどくて、1日中寝込んでいました。。。




観劇したことは後悔していないけれどお勧めはできません!



だけどやっぱり、この時期に観劇できたのはよかったな、と思っています。
しんどかったけど、後悔はしていません。
実際、出産後は観劇に出かけれるような時間も余裕も全くありませんでした。



ただそれはもちろん私の場合であって、つわりの程度や体調は人によって違うし、
大丈夫だと思っていても、急に体調が変わってしまうことはあるので、妊娠中、とくにつわりがあるときの観劇はおススメできるものではありません。。。


劇場内は階段の段差があるけれど薄暗いので、足を踏み外したりしたら大変ですし。
長時間座り続けるのに心地よいと言える椅子ではない(座り心地悪いのではないけれど)し、後ろの人の邪魔になるのでそんなに体勢とか変えられないし。



なので、もし妊娠中でも(宝塚に限らず)観劇をしたい!
と思われている方がいたら

・せめて具合が悪くなった時に、すぐに席を立てるような通路近くの席にする
・マタニティ―マークをつけておく(周りの人が体調不良の原因に気づきやすくなる)


ということができているといいのかな、と思います。



もしこのブログを読まれている方で、観劇をお考えの妊婦さんはご参考までに。





posted by マイコ at 15:20 | TrackBack(0) | 一人目妊娠中

2017年03月07日

BT51(移植後51日目)卒業診察

卒業診察


2015/10/9(金)移植後51日目、10週0日目。

移植後51日目(BT51)。
問題なければ今日が卒業となります。


------
▼BT51の胎児心拍・サイズの基準

胎児成長が加速しはじめる(1日1.5mm)
胎児心拍確認160-190/分
胎児サイズ確認30〜34mm
------

前回、誤差の範囲内で問題ないと言われたものの、追試として通院もしているし、やっぱり緊張しました。
採尿・採血はさくっと終わったけれど、卒業診察は優先枠の中でも最後になるらしいです。内診と診察はちょっと待ちました。

つわりはいよいよピークに近づいてきて、頭痛と吐き気が常に押し寄せている状態です。
実際使ったことはないけれど、エチケット袋を持ち歩いている状態なので、待合室でもビニール袋を握りしめていました。
でも吐き気は、吐いたらある程度すっきりするけど、頭痛は寝る以外に対処法がないから本当に辛い。


内診では、ついに胎児ちゃんが今までのぼんやりとした楕円形ではなく、そらまめというか勾玉のような、よくある胎児イメージそのままの形で見えました!
サイズは32.0mm。良かった、基準内だ!
心拍も176、安定しているってことでいいよね?

最後にライトでピカー!と子宮内を照らされました。
恥ずかしいのもあるけれどこれが他の人のブログにも書かれているライトピカーか・・・と感慨深くなりました。
でも一体何を見られているんだろう?



次に診察室。
「特に問題ないですな、紹介となります」
とその場でさらさらと何か書かれていましたが、院長、達筆すぎて読めませんでした。。

前回、紹介先の病院が里帰りという事で、院長に切れられてしまったから今日も何か言われるかな、と思っていたけれど特に何もなく。
これで終わり?というほどあっさりと終わりました。

最後、診察室を出る前に、「本当にありがとうございました」と深く一礼してお礼を言ったけれど、胸がつまってモゴモゴしてしまいました。
もっときちんとお礼を言いたかったな。
院長は「はーい」と軽い返事。

こんなに素っ気ないけれど、強い信条がある院長だからこそ、無事妊娠できたんだ。
前回は地元をディスられてちょっとムッとしたけど、院長のおかげです。本当にありがとうございました。


その後、お会計で成功報酬と診療の金額を支払い、紹介状などを受け取り病院を出ました。
もうこの病院に通うことはないのか。
この数か月間、週1ペースで通っていたのに、なんだか変な感じ。


私は幸運なことに、1度の採卵で4つの凍結卵ができ、1度目の移植で無事妊娠・卒業することができました。
でもその間に卵管水腫が見つかり、手術・入院が必要になってしまい、お金も時間もプラスでかかったし、何より精神的にダメージは大きかったです。
だけどやっぱり新橋夢クリニックの技術を信じて、自分の身体の最後の可能性を信じて良かった。
つわりは本当につらいけれど、こんなに幸せな体調不良ってないかもしれない。







BT51の合計時間・金額・ホルモン値


<待ち時間>
約1時間(8時〜9時半)
<金額>
・7,470(診療費)
・32,4000(成功報酬)
<胎児サイズ・心拍>
胎児のサイズ:32.70mm
心拍:176bpm
<尿検査結果>
ウロノビリノーゲン:正常
ケトン体:+
糖定性:−
蛋白定性:±
潜血:+
pH:5
比重:1.030


ベルタ葉酸サプリなら
必要な栄養が取れます

BT44(移植後44日目)胎児サイズと心拍の確認(追試)

追試で胎児サイズと心拍の確認


2015/10/2(金)移植後44日目、9週0日目。

移植後44日目(BT44)。
今日は胎児のサイズと心拍の確認の追試。
本来であれば自然周期は通院しなくてもよい日ですが、前回胎児サイズがやや小さめということで、念のため追試となりました。

------
▼BT47の心拍、胎児の基準

胎児成長が加速しはじめる(1日1.5mm)
胎児心拍確認160-190/分
胎児サイズ確認21〜24mm
------

採尿・採血のあと、内診。
きちんと胎児ちゃんが大きくなっているのか、基準内なのか。
ドキドキしながらモニターを見つめます。

サイズはなんと・・・20.7mm。
基準値以下!?
胎児ちゃん・・・育ってないの?

半泣きになりそうになりながら、診察室に呼ばれるのを待っていました。
ようやく私の番号が表示されて診察室にかけこみ、先生に何か宣告されるのでは、と覚悟していると
「今日なんで通院指定あったんだけ」
と言われてしまう。

「え・・・前回胎児サイズがやや小さめと言われました・・・」

「ああ確かにちょっと小さ目だね。でも誤差の範囲内でしょう。心拍は185で安定しているし」


誤差!?
追試まで来たのに誤差の範囲内なの!?


本当に大丈夫?と思いつつ、院長に大乗と言われると一気にほっとして膝の力が崩れて、椅子にすわっているのになんだか砕けそうになりました。


「前回出ていたケトン体も今日はマイナスだし」


相変わらず頭痛はひどいし、最近ついに食後吐くようになってきて食欲もないけれど、水分だけはこれでもかと摂取していました。
特に100%果汁ジュース。
そのおかげなのか、今日は点滴受けずに済みました。


紹介状の病院で揉める



「次回問題なければ、産科への紹介となります。もう決めましたか」

新橋夢クリニックでは、まず大学病院への紹介はNGとのことです。
理由としては、大学病院は持病があったりなどハイリスクの妊婦を受け入れるための機関であるとの考えで、体外受精や高齢出産などはもうハイリスクとはみなされないから。

また、里帰り出産もNGという噂も聞いていました。
院長のポリシーで、検診を受ける病院と出産をする病院が違うのはあり得ない、とのことらしいです。


でも、私は東京に親類もいないし、初めての出産・子育ては実家以外に考えられない。
ちなみに私の実家は中国地方の弱小県で、東京からは飛行機でないと帰れないところです。


「えっと、里帰りする予定なので、○○県立総合病院を考えています」
というと、案の定、院長がめちゃめちゃ怒り出しました。


「うちは里帰りNG、妊婦が頻繁に飛行機乗るもんじゃない、東京にいくらでも設備が整った病院があるのに、なんで○○県みたいな辺鄙なところに行くんだ。妊娠の経過を知らない病院で出産だけするのは病院にとっても迷惑だ」


わー確かに地元は超田舎だけど、ディスられたー。

地元の県立病院に電話したところ、里帰り出産も受け入れてくれているところでした。
妊娠初期に一度診察して予約さえすれば、次は8ヵ月までにそれまでの経過がわかるように紹介状を持って帰省し、その後通院してくれればOKということを事前に確認していたのです。

本当は8ヵ月まで帰らない予定だけど、受け入れる側の病院がOKって言ってくれてるんだし、
ここは私は負けじと強気で嘘をつきました。


「えっと、色々事情があって、実家に帰るしかないんです。里帰りといっても卒業診察後すぐに実家に帰ってそのまま住むので東京間との移動はしない予定(←嘘)です。」

院長の怒りモードに負けずに、事情があるのだということを強気で連呼すると、院長はブツブツ言いながら了承してくれたようでした。
でもここまで怒られるとは思っておらず、さすがに気分を害しました。


地元は確かに辺鄙なところですが、里帰り先予定の病院は、県で唯一のNICUも併設しているし、総合病院なので何かあっても安心できるはず。
そして何より、出産後の育児は実家じゃないとたぶん乗り切れない。
院長は妊娠経過・出産をいかに安全に乗り切るかを考えてくれているのはわかったけれど、出産はゴールじゃない。その後の育児もあるんだ、里帰りさせてくれ。



確かに院長の言う通り、田舎では里帰り出産NGの病院も多いようです。特に個人病院や助産院など。
元々東京出身とか、地元が関東近郊の人はあまり悩まなくてもよさそうですが、地元が遠い人は大変ですよね。



でも何はともあれ、追試はOKのようで、次はいよいよ卒業できるかも。



BT47の合計時間・金額・ホルモン値


<待ち時間>
約1時間(8時〜9時)
<金額>
4,470
<ホルモン値>
胎児のサイズ:20.7mm
心拍:185bpm
<尿検査結果>
ウロノビリノーゲン:正常
ケトン体:−
糖定性:±
蛋白定性:+
潜血:−
pH:7
比重:1.030

2017年03月04日

BT37(移植後37日目)胎児サイズと心拍の確認

胎児サイズと心拍の確認


2015/9/25(金)移植後37日目、8週0日目。

移植後37日目(BT37)。
今日は胎児のサイズと心拍の確認。

------
▼BT37の心拍、胎児の基準

胎児が1日1mmで成長し、心拍が安定域に達する
胎児心拍確認160-190/分
胎児サイズ確認14〜16mm
------

もう既に8週。
つわりがどんどん本格的になってきています。
最初のころから、吐き気よりもとにかく頭痛。めまい、立ちくらみすら感じて、夕方以降は本当に立っていられない。
この日も朝から頭痛がひどい。食欲もそんなになく、とりあえず100%ジュースとクラッカー。


今日も8時半までの通院指定で、優先枠。
受付後、看護師さんたちに回されるカルテの中に、マタニティマークが貼られているのが見えました。


採尿、採血、内診と流れていきますが、頭が痛くて痛くて、フラフラとしてしまう。
でも内診のエコー、前回まではぼんやりとした丸が見えているだけだったけど、今日はなんと二等身で胎児ちゃんが見えました!
思わず「かわいい・・・」とつぶやいてしまいました。
DSC_0244.jpg

まさに命のはじまり。
ものすごく感激してしまいました。

ただ、その後の診察で一気に冷や水を浴びせられたような気持に。

「うーんサイズがギリギリなんだよね」
ギリギリですか・・・
「体外受精だから、自然妊娠よりサイズの誤差が少ないはずだからね、本当は2週間後なんだけど、来週も念のため診察に来て」
念のため・・・ですか。

渡された紙をよく見ると、「14.3mm」と見える。基準は14〜16mmだから大丈夫じゃないのかな?
心拍は「174bpm」これも基準は160〜190/分だから、クリアしているのでは?
でも先生に念のためって言われることは、危険水域なの?

この不安もあいまって、頭痛が本当にひどくなってきて思わず
「妊娠中でも飲める頭痛薬なんてないですよね?」と聞いてしまった。
「薬は極力飲まないほうがいいよ。水分不足だと頭痛になることあるからね。尿検査でケトン体もでているし、点滴していって」

水分はできるだけ飲んでいるけどなぁ。前にアドバイスされたように100%の果汁ジュース。


でも結局その後、5Fのリカバリールームで、点滴を受けることに。
2時間近く点滴を受けるけれど、なんでだろう、水分が体内に入っていけばいくほど、頭痛がひどくなっていくし、吐き気もしてくる。


ケトン体とつわりの関係



ケトン体とは

体内のブドウ糖が足りなくなると、体の脂肪が燃焼されエネルギー源として利用されるそうです。
この時、肝臓で作られるのがケトン体。

つわりがひどいとケトン体も上昇する

吐き気・おう吐などのつわりがひどく、食事がままならない状態だと、もちろんブドウ糖も不足し、ケトン体も上昇してしまう。
ケトン体はつわりのバロメーターの1つと言えそうです。
通常(非妊娠時)であればマイナス1が平均値で、ひどくなるとプラス3とかプラス4の人もいるそうで、そこまでいくと脱水症状を起こしている状態だそうです。

私は前回のBT27もBT37もケトン体が+(プラス1)となっていました。
私は軽度だけれど、やっぱり水分不足だったのでしょうか。

ただ、良くするための点滴が本当に苦痛で苦痛で、もっと水分を摂取しようと心に決めました。

そして、点滴を終えるともう既にお昼前。
さっぱりしたものが食べたくて、このとき頭に浮かんだのは韓国冷麺。
日本の黄色い小麦粉でできている冷麺じゃなくて、韓国のゴムっぽい弾力のそば粉みたいな色の冷麺。
韓国冷麺が猛烈に食べたくなって、新橋駅ビルの韓国料理屋で冷麺をすすりました。
でも結局完食はできず。同じく新橋の改札出たところにあるジュースバーで、小松菜とりんごのジュースを飲みほして、さらにコンビニで100%オレンジジュースも買い足して、昼から出勤しました。



次は1週間後のBT44に通院指定。
本来自然周期であれば、通院しなくてもいい日。ホルモン周期の場合でも、ケースによりとのことなのに。

胎児のサイズが心配だけれど、つわりの頭痛がしんどいし、私にできることは卵ちゃんの力を信じて、水分と葉酸摂取を心がけること。


BT37の合計時間・金額・ホルモン値


<待ち時間>
約1時間(8時〜9時)
<金額>
5,470
<ホルモン値>
E2(卵胞ホルモン):2588
P4(黄体ホルモン):26.6
胎児のサイズ:14.3mm
心拍:174bpm
<尿検査結果>
ウロノビリノーゲン:正常
ケトン体:+
糖定性:±
蛋白定性:-
潜血:+
pH:5
比重:1.020


ベルタ葉酸サプリなら
必要な栄養が取れます

2017年03月03日

BT27(移植後27日目)心拍確認

心拍確認という壁に緊張してしまう


2015/9/15(土)移植後27日目、6週4日目。

移植後27日目(BT27)、今日は心拍確認の日。

今までもドキドキしていたけれど、今日も緊張してしまう。

というのも、私の姉は第一子を自然妊娠・出産した2年後、二人目を胎嚢確認できたけれど、次の診察で心拍が確認できず、数日後出血して流産となったことがありました。
私はそれを姉から直接ではなく、母から伝え聞きました。

そしてその数か月後、祖母の七回忌の法要を実家で行った時に、最後の方に合わせて、その生まれてこなかった命も、お坊さんに弔ってもらいました。
その時の姉の静かな涙は忘れられません。

初期の流産は、母体の責任ではなく、受精卵の染色体異常がほとんどの理由だといいます。
そして流産は、約15%の割合で起きてしまうそうです。

自分ではどうしようもないことだけれど、いや、自分ではどうしようもないからこそ、やるせない気持ちになってしまいます。

そしてその後、色々あって姉夫婦は離婚しました。
流産が離婚の原因では決してないのですが、「もしあの時の赤ちゃんが生まれていたら離婚していなかったのかも」と今でも時々母が私だけにぽつりと言います。
(もちろん決して姉には言いません)

タラレバを言っても仕方ないのですが、この出来事は私にとってもショックだったし、今自分の身がまさに
「胎嚢は確認できたけれど心拍が確認できるか」というステップがとてつもなく大きな壁のように感じてしまいました。

でも今までもいくつもの壁を乗り越えてきたし、妊娠が継続するならこれからまだまだいくつもの壁を乗り越えなければらない。





心拍は確認できるか



▼BT27の心拍、胎嚢の基準

------
胎児心拍確認110-130/分
胎嚢サイズ確認15〜20mm
------

今日も8時半までの通院指定で、受付後あまり待ち時間なくスムーズに流れていきます。

4F受付で、「今日から採尿があります」と採尿容器を渡されましたが、しまった、受付前にトイレに行ってしまった。
仕方なく持参したお茶をちょびっと飲むけれど、あまり飲み過ぎると内診の時に膀胱に残ってると言われそうだしな。
何より胎嚢のサイズをきちんと測ってもらいたい。

ちょっとだけお茶を飲んでなんとか採尿し、その後採血。
しばらくして内診。

モニターを見ていると、なんだか黒い丸が前回より大きくなってる!
サイズを測られているけれど、その数字が良く見えない、後で診察室で確認しなきゃ。というか伝えられるはず。
そして心拍数計測の画面になると、心拍116bpmとの表示。

あれ、けっこう心拍が基準ギリギリ。
大丈夫かな?と不安になるけれど、とりあえず内診室を出て次の診察室に呼ばれるのを待つ。

しばらくして診察室へ呼ばれたけど、
「胎嚢のサイズも心拍確認できました」とさらっと言われただけ。

外に出てから渡された紙をよく見ると、胎嚢のサイズは15.4mm。
あれ、これもけっこうギリギリ?

少し不安だ・・・。
でも何も言われないという事は、大丈夫だということと思いたい。


心拍が確認できた後は、流産の可能性は下がるそうです。
ただもちろんまだ気は抜けない。
これからも、無理をせず、身体を冷やさず、葉酸をひきつづき摂取する。


次はまた10日後、胎児のサイズと心拍の確認に予定です。


BT27の合計時間・金額・ホルモン値


<待ち時間>
約1時間(8時〜9時)
<金額>
6,125
<ホルモン値>
E2(卵胞ホルモン):1543
P4(黄体ホルモン):35.6
胎嚢のサイズ:13.2mm
心拍:116bpm
<尿検査結果>
ウロノビリノーゲン:正常
ケトン体:+
糖定性:-
蛋白定性:-
潜血:+
pH:5
比重:1.030





ベルタ葉酸サプリなら
必要な栄養が取れます

2017年03月01日

BT17(移植後17日目)胎嚢確認

胎嚢のサイズ、位置の確認


2015/9/5(土)移植後17日目

移植後17日目(BT17)、今日は胎嚢確認の日。

▼BT17の胎嚢の基準

------
胎嚢サイズ5〜10mm
胎嚢位置子宮底より10mm以内
------

基礎体温は高温期を維持しています。
そして体調不良も日々強まってきている。

吐き気も少しあるけれど、何より一番強いのは頭痛。朝から昼はまだなんとか我慢できるけど、仕事をしているせいもあるのか、夕方からどんどんひどくなって、夜には立ちくらみさえ感じて、なんとかフラフラ家に着いたらとりあえず何か食べてお風呂も入れず寝込んでしまう。
この5日間、なんとか乗り切った。仕事が忙しくない時期でよかった。


今日から通院は8時半までの指定。
普段は土曜日だからゴロゴロしているけど、頑張って朝早起きして、いそいそと新橋へ。
受付を済ませると、すぐに採血に呼ばれて、その後すぐに内診への案内が。

これが噂の優先枠かぁ。
でもこんなに気持ち悪いなら、本当に一刻も早く診察終えて帰りたい。


内診では、いつもの黒い砂画面の中に、胎嚢が見えるか凝視。
なんだか黒いダンゴムシのようなものが見える・・・!
これが胎嚢??赤ちゃんなの?


その後診察室で、胎嚢の大きさ、位置、黄体ホルモンも問題ないとのこと。

良かった・・・!
胎嚢ちゃんは13.2mmでした。

たった1.3cm。ダンゴムシのような楕円形。
でもとってもとっても大切な1.3cm。


次は10日後のD27。心拍確認でまた8時半までに通院指定です。





BT17の合計時間・金額・ホルモン値


<待ち時間>
約1時間(8時〜9時)
<金額>
5,210
<ホルモン値>
E2(卵胞ホルモン):658
P4(黄体ホルモン):35.6
胎嚢のサイズ:13.2mm





BT12(移植後12日目)発育評価

β-HCGは5日間でさらに10倍以上に


2015/8/31(月)移植後12日目

移植後12日目(BT12)、今日は発育評価の日。
基礎体温は高温期を維持しています。

順調であればβ-HCGは5日でさらに8〜12倍に増加するとのこと。


今日もまず採血。
受付番号はそんなに早くなかったのに、すぐに採血に呼ばれ、そして診察もわりとすぐに呼ばれました。
前回の通院から5日間、この間も微妙な体調不良が続いていたので、待ち時間が短めなのはありがたい。
この体調不良は、良い兆候、と思いたい・・・。


そして採血の気になる結果は、


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E2(卵胞ホルモン):414
P4(黄体ホルモン):35.6
β-HCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン):1352
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「前回の数値から伸びているので、成長していると思います」とのこと。

β-HCGが本当に前回の10倍以上に伸びてる!桁が違う!

「この後看護師から説明があります」
と言われるので、処置室に呼ばれるのかな?と思っていたら、けっこう待ちました。

頭痛でしんどい・・・横になりたい、そう思いながらやっと昼前に処置室に呼ばれました。






胎嚢後確認後の診察・生活について


処置室では『胎嚢後確認後の診察・生活について』という紙を渡され説明を受けました。

胎嚢確認は次回の通院だよね?と思いながらも、ふんふんと聞いていました。
だいたい下記のような内容です。

-----
<今後の診察時間・流れについて>

・次回からは8:00〜8:30までの指定来院。少しでも遅れる場合は要連絡。
・内診前にはしっかりトイレで排尿。
・つわりで食事摂取が困難な場合は100%ジュースなど果糖が多く含まれている水分摂取

<胎嚢が確認されてからの生活>

・胎嚢(赤ちゃんが入っている袋)が子宮内膜にしっかりとつくまで(胎盤完成)は出血しやすく流産の恐れがあるので、無理をしない事。
・クリニックの卒業までは不必要な外出を避けること
・切迫流産の兆候がある場合は安静指示が出る

<出血・腹痛が起きた場合について>

・少〜中量の出血であれば安静にして様子をみてください。移動したり、内診をすると出血が増えてしまうことがある。
・出血量が生理のように大量の場合や持続する強い痛みがある場合は、クリニックに電話すると24時間応対している。
-----

看護師さんが優しく「つわりとかどう?」と聞いてくれました。
「ちょっと頭痛がしますけど、今のところまだ食事困難までではないです。100%ジュースを意識的に採ります」
「うんうん、この時期はまだ赤ちゃんが必要とする栄養が少ないから、食べれなくてもいいからね。でも水分不足だけにはならないように、水分は摂って」


今はちょうど妊娠4週3日。
自然妊娠していたら普通はまだ妊娠に気が付かないはず。
お酒を飲んだり薬を飲んだりしてしまっているかもしれない。身体の不調を気のせいとして無理をしてしまっているかもしれない。

こうやって体外受精をしたからこそ、日々丁寧に妊娠超初期生活を送れているんだ。

移植前から【ベルタ葉酸サプリ】
飲んでおいてよかった。


BT12の合計時間・金額・ホルモン値


<待ち時間>
約5時間(8時〜13時)
<金額>
6,490
<ホルモン値>
E2(卵胞ホルモン):414
P4(黄体ホルモン):35.6
β-HCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン):1352





プロフィール
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マイコ
2011年7月に結婚、2012年8月より妊活開始・・・約2年半でタイミング法6回・人工受精5回行うも撃沈。2015年1月より新橋夢クリニックで体外受精に挑戦し、卵管水腫の手術を経て、15年8月に妊娠、16年4月に無事出産できました!
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