2016年03月26日
何をしなくちゃいけないのかな?
今日は、「なでしこ」の練習日でした。
コーチが不在と言う事で・・・パパさんコーチ1人で見てくれています。
私は・・・遠目から・・・傍観・・・です。(^^;
まぁ、それでも・・・と思って、時折気が付いた事を近くの子には、アドバイス・・・その程度です。
邪魔をしないのが、私の流儀なので。(笑)
・・・しかしです。
「ちょっと、そっちを見てもらえませんか?」と、パパさんコーチに頼まれた事もあって、助っ人としての乱入です。
最後にゲーム形式での練習をした時の事です。
私は、Bチームの方のアドバイスをゆる〜くしていました。
GKの所から見ていると・・・ちょっと、絶望的な光景が目に飛び込んで来ます。
『ボールウォッチャー』に成り切ってしまっていて、狭い範囲でゲームが進んでいた事もそうなのですが・・・。
何より、何をしたら良いのか・・・分らない子達が、フィールドで立ちすくんでいる・・・こんな光景です。
GKに「DFの2人は、あの場所で良いの?」と聞くと・・・「もっと、狭く・・・ゴールポストの距離で・・・」との答え。
「じゃ〜、GKが気付かせてあげないと・・・」そうして、GKからの『コーチング』が始まります。
それでも、状況は全く変わりません。
ボールが右へ流れれば右へ・・・たった2人しかいないDFの1人が流れて行ってしまいます。
GKの声も虚しく・・・改善されません。
DFの子に声を掛けます。
「君が守りたいのは、何?」と言う問いに対する答えは、「ゴール」でした。
「じゃ、何処に動けば良いかな?」これに対する答えは・・・「分らない・・・」です。
正直な子です。(^^;
「ポジションは何処なの?」と聞くと、「バック」と答えます。
「じゃ、たった2人しかいないバックがこんな所にいてゴールを守れるのかな?」と聞くと、「ううん」と首を横に振ります。
「そうだよね〜。ゴール前がガラ空きだよ・・・誰が、ここを守るの?」との答えは・・・「ボランチ・・・」でした。(^^;
時折、『3バック』を気まぐれに試す時があります。
子供達も3バックが良いと口々に言っていますかね。
でも・・・3バックにしても、結果は同じです・・・きっと。
『人任せ』で上手く行くフォーメーションなんて無いのですから・・・。
逆に、人数が増える分、『責任の分散』が発生し、余計にゆる〜いDF陣となる事が容易に想像出来ますかね。
ですから、今は2バックで良いのだと思います。
将来・・・3バックもオプションとして、操れれば良いかな・・・とは、思いますが。
何人かに同じ様な事を聞いて回りましたが・・・答えは、「分らない」です。(笑)
正直で宜しいっ!
仕方が無いので・・・ハーフタイムにアドバイスです。
「自分が何を守るのか分ってる?」そう聞くと、全員が「分っている」と答えます。
「動き方が分らないのは、しょうがないけど・・・守る物が分っているなら、そこを先ず守ろうよ!」と一言。
その後、『責任の範囲』だけを大雑把に伝えておきました。
後半戦、Aチームの怒涛の攻撃を良く凌いでいました。
ちょっとしたポジショニングの変化だけで、Aチームを相手にそこそこやれるものです。
これには、ちょっと驚きです。
ただ、寄せが甘い・・・甘過ぎで、突破を許してしまってはいます。
それでも、何とか次、次・・・と守備に当たれている事で、決定的なシーンを少なく出来ていました。
「さっきより全然良いよ〜守れてる、守れてる!」
ちょっと、持ち上げて上げました。(笑)
それも、疲れが見え始めて来た頃から、次第に失点をする様になって来たのですが・・・。
それでも、良いのです。
先ずは、自分がすべき事を知ってもらわないと・・・上手に出来る必要は今はありません。
必至にゴールを守る事、その為に自分に出来る事、しなければいけない事を知る事が大事です。
それが出来てからで良いのかな・・・攻撃の方は・・・。
Bチームの方は、先ずは『負けない事』を目標に出来ると良さそうです。
まだまだ、この子達のBチーム道は続きそうですが・・・可能性ははっきりと見て取れます。
もっとシンプルに考えれば、何をしなくちゃいけないのか・・・分る筈です。
FWだからとか、MFだからだとか、DFだからだとか・・・そう言った、堅苦しい考え方をしてしまっている内は、サッカーは難しくつまらないスポーツなのだと思います。
何時も考えて欲しいのは、今何をしなくちゃいけないのか・・・と言う事です。
これは、攻守共にそうなのだと思います。
選択肢は多いでしょうね。
でも、それを自分で選ばないといけません。
選ぶと言う行為も、練習なのです。
より良い選択が出来る様になる為には、そう言う経験を沢山しないといけません。
考える事、選ぶ事を止めて、フィールド上に立ちすくんでしまっては、それ以上サッカーは何も与えてくれません。
フィールドに立ったら、自分で考えて選択を繰り返して行く事が出来ないと・・・サッカーってつまらないものなのですよね。
サッカーを楽しんでいる子って、こう言う事を積極的にしています。
勝負に拘る子もそうですよね。
だから、上手に見えるのでしょうね。
大人が正解を求め過ぎる事も、子供達が積極的に選ぶと言う事を阻んでいる事もあるかも知れませんね。
また、不正解を責め立てる事も・・・。
何時も言ってる事ですが・・・サッカーに正解なんて多分無いのです。
趣味や嗜好はあるのでしょうが・・・。
ですから、大人も子供のした選択を尊重してあげつつ、もっと良い方法があったよね〜程度の助言で十分なのかなとも思います。
子供達が、自分で切り開いて行くべき課題・・・とは、言えそうですよね。
コーチが不在と言う事で・・・パパさんコーチ1人で見てくれています。
私は・・・遠目から・・・傍観・・・です。(^^;
まぁ、それでも・・・と思って、時折気が付いた事を近くの子には、アドバイス・・・その程度です。
邪魔をしないのが、私の流儀なので。(笑)
・・・しかしです。
「ちょっと、そっちを見てもらえませんか?」と、パパさんコーチに頼まれた事もあって、助っ人としての乱入です。
最後にゲーム形式での練習をした時の事です。
私は、Bチームの方のアドバイスをゆる〜くしていました。
GKの所から見ていると・・・ちょっと、絶望的な光景が目に飛び込んで来ます。
『ボールウォッチャー』に成り切ってしまっていて、狭い範囲でゲームが進んでいた事もそうなのですが・・・。
何より、何をしたら良いのか・・・分らない子達が、フィールドで立ちすくんでいる・・・こんな光景です。
GKに「DFの2人は、あの場所で良いの?」と聞くと・・・「もっと、狭く・・・ゴールポストの距離で・・・」との答え。
「じゃ〜、GKが気付かせてあげないと・・・」そうして、GKからの『コーチング』が始まります。
それでも、状況は全く変わりません。
ボールが右へ流れれば右へ・・・たった2人しかいないDFの1人が流れて行ってしまいます。
GKの声も虚しく・・・改善されません。
DFの子に声を掛けます。
「君が守りたいのは、何?」と言う問いに対する答えは、「ゴール」でした。
「じゃ、何処に動けば良いかな?」これに対する答えは・・・「分らない・・・」です。
正直な子です。(^^;
「ポジションは何処なの?」と聞くと、「バック」と答えます。
「じゃ、たった2人しかいないバックがこんな所にいてゴールを守れるのかな?」と聞くと、「ううん」と首を横に振ります。
「そうだよね〜。ゴール前がガラ空きだよ・・・誰が、ここを守るの?」との答えは・・・「ボランチ・・・」でした。(^^;
時折、『3バック』を気まぐれに試す時があります。
子供達も3バックが良いと口々に言っていますかね。
でも・・・3バックにしても、結果は同じです・・・きっと。
『人任せ』で上手く行くフォーメーションなんて無いのですから・・・。
逆に、人数が増える分、『責任の分散』が発生し、余計にゆる〜いDF陣となる事が容易に想像出来ますかね。
ですから、今は2バックで良いのだと思います。
将来・・・3バックもオプションとして、操れれば良いかな・・・とは、思いますが。
何人かに同じ様な事を聞いて回りましたが・・・答えは、「分らない」です。(笑)
正直で宜しいっ!
仕方が無いので・・・ハーフタイムにアドバイスです。
「自分が何を守るのか分ってる?」そう聞くと、全員が「分っている」と答えます。
「動き方が分らないのは、しょうがないけど・・・守る物が分っているなら、そこを先ず守ろうよ!」と一言。
その後、『責任の範囲』だけを大雑把に伝えておきました。
後半戦、Aチームの怒涛の攻撃を良く凌いでいました。
ちょっとしたポジショニングの変化だけで、Aチームを相手にそこそこやれるものです。
これには、ちょっと驚きです。
ただ、寄せが甘い・・・甘過ぎで、突破を許してしまってはいます。
それでも、何とか次、次・・・と守備に当たれている事で、決定的なシーンを少なく出来ていました。
「さっきより全然良いよ〜守れてる、守れてる!」
ちょっと、持ち上げて上げました。(笑)
それも、疲れが見え始めて来た頃から、次第に失点をする様になって来たのですが・・・。
それでも、良いのです。
先ずは、自分がすべき事を知ってもらわないと・・・上手に出来る必要は今はありません。
必至にゴールを守る事、その為に自分に出来る事、しなければいけない事を知る事が大事です。
それが出来てからで良いのかな・・・攻撃の方は・・・。
Bチームの方は、先ずは『負けない事』を目標に出来ると良さそうです。
まだまだ、この子達のBチーム道は続きそうですが・・・可能性ははっきりと見て取れます。
もっとシンプルに考えれば、何をしなくちゃいけないのか・・・分る筈です。
FWだからとか、MFだからだとか、DFだからだとか・・・そう言った、堅苦しい考え方をしてしまっている内は、サッカーは難しくつまらないスポーツなのだと思います。
何時も考えて欲しいのは、今何をしなくちゃいけないのか・・・と言う事です。
これは、攻守共にそうなのだと思います。
選択肢は多いでしょうね。
でも、それを自分で選ばないといけません。
選ぶと言う行為も、練習なのです。
より良い選択が出来る様になる為には、そう言う経験を沢山しないといけません。
考える事、選ぶ事を止めて、フィールド上に立ちすくんでしまっては、それ以上サッカーは何も与えてくれません。
フィールドに立ったら、自分で考えて選択を繰り返して行く事が出来ないと・・・サッカーってつまらないものなのですよね。
サッカーを楽しんでいる子って、こう言う事を積極的にしています。
勝負に拘る子もそうですよね。
だから、上手に見えるのでしょうね。
大人が正解を求め過ぎる事も、子供達が積極的に選ぶと言う事を阻んでいる事もあるかも知れませんね。
また、不正解を責め立てる事も・・・。
何時も言ってる事ですが・・・サッカーに正解なんて多分無いのです。
趣味や嗜好はあるのでしょうが・・・。
ですから、大人も子供のした選択を尊重してあげつつ、もっと良い方法があったよね〜程度の助言で十分なのかなとも思います。
子供達が、自分で切り開いて行くべき課題・・・とは、言えそうですよね。
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この記事へのコメント
指導するって難しい事です。
免許制では無いですから、スキルが十分な人ばかりでも無いし、向き不向きもあるでしょうし・・・。
子供と言えど、人間なのだと言う事を忘れ無い様にしたいですね!
私も、この辺は随分反省すべき点です。(^^;
語気とかコミュニケーションに気をつける必要があるのは、大人かもしれないですね。
最近は、繊細な子供が増えているので、よく観察してより良い対処方法をもっと考えてあげないと駄目ですね。
勉強になります。
ボールウォッチャーって事は、ボールにまだ興味があると言う事ですから、上手に貰う方法を気付かせてあげられると良いのですが・・・これもまた難しいのですよね〜。
数手先のゴールより、目先のボールな事が非常に多いのがBチームのBチームたる所以でしょうか・・・?(^^;
こう言う子達でも、Aチームの子達の中に放り込んであげると、気付く事が稀にあります。
結局、周りもそうだから・・・と言う事の様です。
上手に周囲を使う方法も同時に教えて行かないと、中々解決できない問題なのかな・・・と思います。
>コーチのアドバイスや戦術的な指示が、全て自分を否定する言葉として受け取っていた子供が数人いたことです。
はい、これはうちの息子です。(^^;
そう言うつもりでコーチは、言ったんじゃないよ〜って、何度も言い聞かせたのですがね〜。
ポイントは、語気の様ですよ。
理解力を求める事をしがちなのが大人です。
ですが、相手はまだ小学生です。
考えてみれば・・・自分達が子供の頃だって、似た様な物だったに違いないのですから、工夫しないといけませんね。
例え話が上手な人は、物事を伝える事が上手な気がします。
すんなりと、中に入って来るのですよね〜。
不思議な物です。
コミュニケーション能力の無いのは、案外大人の方だったりして・・・。(^^;
具体的過ぎる指示も、子供には否定に聞こえてしまう事があります。
「出過ぎないでバランスを取って〜」を「ラインを保とう」とか「つるべを取ろう」とか言い換えるだけでも、違うのかなと思います。
言葉の持つイメージと言うか印象と言うか、悪い物と良い物があるのだと思うのです。
この場合なら「出過ぎ」と言う言葉は、悪い印象を受けてしまう言葉なのだと言えます。
そんな気で使った訳では無くても、受け手からしたら嫌な印象を受けてしまうのですね。
言葉って難しいのです。
なるべく「ポジティブ」な言葉を選んであげられると良いのですがね。
普段から、言い換えを意識しておく事も大人には必要なのかも知れませんよね。
また、コメント下さい!
Bチームには、何をしなきゃは分かっているのに、何をして良いか表現できない子供が多かったですね。
6年生になっても基本的にボールウォッチャー。
ボールに吸い寄せられるように近付くばかりでした。
時間をかけて理解度を深めて、繰り返し練習するしかないのかなと感じました。
もうひとつ、卒団のお別れ会で判明した驚愕の事実。
コーチのアドバイスや戦術的な指示が、全て自分を否定する言葉として受け取っていた子供が数人いたことです。
例えば「出過ぎないでバランス取って〜」を「でしゃばって余計なことするな〜」と受け取ってしまうなど…
サッカー偏差値も必要ですが、子供の持っている国語力とコミュニケーション能力を理解して指導しないと、勿体ないことになりますね…反省です。