2015年07月01日
続・日本人のスポーツ観を考える
前回の続きです。
日本のスポーツ界の底流には『武道』的な考えがあるのかも・・・と言う事にちょっと触れましたが・・・更に飛躍した考え方も出来ます。
それは、チームを『軍隊』と見なす考え方です。
例えば、『読売ジャイアンツ』を『巨人軍』と言う様に、あたかも軍隊の様にチームを捉える感覚が日本人にはある様です。
戦いの場へ赴く戦士達・・・こう言った感じで捉えているのかも知れません。
実際、チームでの練習風景を見ても、まるで軍隊・・・と言う様なチームも確かに無くも無いのです。
指導者の発する号令、それに従う選手達・・・こうなって来ると、もはや練習や鍛錬と言うより、訓練・・・教練・・・でしょうか?
まぁ、実際には軍隊程の厳しさは無いのでしょうが・・・指導者の声が絶対的なチームと言う物も確かにあります。
それが、子供達のスポーツなら尚の事、『鬼軍曹』と『兵士達』に見えなくも無いのです。
そう言うチームは、指導も軍隊式・・・と言われてしまいそうな雰囲気があったりするのです。
武道的な考え方をしている内は、そこに『思想』的な物や『精神論』が入り込む余地が有ります。
正否は別として・・・『育成』と言えるのかと思います。
しかし、軍隊の様なチームには、もはや自由な考え方すら許されない様な雰囲気があったりします。
言われた事をただ黙々とこなして行くだけ・・・無私・・・を強いる事もあるかも知れません。
ここには、もはや遊びとしての楽しさは無く・・・ただ『勝つ』事だけを考え、心身を鍛え、戦術を練る・・・結果が全ての世界、そんな感じでしょうか?
アマチュアの世界には似つかわしくない気がします。
『手を上げる指導者』がいるのもこんなチームに多そうです。
常に『怒鳴り声』が聞こえ、子供達が脅えた様に大きな声で返事をする・・・こんなチーム見た事ありませんか?
意外とまだあるのですよ。
私達が学生の頃には、普通・・・の事だった様に思いますが、今は21世紀・・・『時代遅れ』な指導方法なのかも知れませんね。
それでも、根強く生き延びているのには何か理由がありそうです。
日本人がそれを望んでいる・・・のかも知れません。
日本人にとって、スポーツとはまだその程度の物なのでしょうね。
その辺は、プロスポーツの地位が低い事からも窺えそうです。
世界3位と言われる経済国家でありながら・・・プロスポーツ選手の年俸は、と言えば・・・世界と比べてまだまだ低いのです。
スポーツなんて、まだその程度の物なのです。
日本人にとっては・・・。
まだ、スポーツが文化となっていない事の表れなのでしょうかね?
何だか分けの分らない事になって来たので、この辺で止めときます。(^^;
日本のスポーツ界の底流には『武道』的な考えがあるのかも・・・と言う事にちょっと触れましたが・・・更に飛躍した考え方も出来ます。
それは、チームを『軍隊』と見なす考え方です。
例えば、『読売ジャイアンツ』を『巨人軍』と言う様に、あたかも軍隊の様にチームを捉える感覚が日本人にはある様です。
戦いの場へ赴く戦士達・・・こう言った感じで捉えているのかも知れません。
実際、チームでの練習風景を見ても、まるで軍隊・・・と言う様なチームも確かに無くも無いのです。
指導者の発する号令、それに従う選手達・・・こうなって来ると、もはや練習や鍛錬と言うより、訓練・・・教練・・・でしょうか?
まぁ、実際には軍隊程の厳しさは無いのでしょうが・・・指導者の声が絶対的なチームと言う物も確かにあります。
それが、子供達のスポーツなら尚の事、『鬼軍曹』と『兵士達』に見えなくも無いのです。
そう言うチームは、指導も軍隊式・・・と言われてしまいそうな雰囲気があったりするのです。
武道的な考え方をしている内は、そこに『思想』的な物や『精神論』が入り込む余地が有ります。
正否は別として・・・『育成』と言えるのかと思います。
しかし、軍隊の様なチームには、もはや自由な考え方すら許されない様な雰囲気があったりします。
言われた事をただ黙々とこなして行くだけ・・・無私・・・を強いる事もあるかも知れません。
ここには、もはや遊びとしての楽しさは無く・・・ただ『勝つ』事だけを考え、心身を鍛え、戦術を練る・・・結果が全ての世界、そんな感じでしょうか?
アマチュアの世界には似つかわしくない気がします。
『手を上げる指導者』がいるのもこんなチームに多そうです。
常に『怒鳴り声』が聞こえ、子供達が脅えた様に大きな声で返事をする・・・こんなチーム見た事ありませんか?
意外とまだあるのですよ。
私達が学生の頃には、普通・・・の事だった様に思いますが、今は21世紀・・・『時代遅れ』な指導方法なのかも知れませんね。
それでも、根強く生き延びているのには何か理由がありそうです。
日本人がそれを望んでいる・・・のかも知れません。
日本人にとって、スポーツとはまだその程度の物なのでしょうね。
その辺は、プロスポーツの地位が低い事からも窺えそうです。
世界3位と言われる経済国家でありながら・・・プロスポーツ選手の年俸は、と言えば・・・世界と比べてまだまだ低いのです。
スポーツなんて、まだその程度の物なのです。
日本人にとっては・・・。
まだ、スポーツが文化となっていない事の表れなのでしょうかね?
何だか分けの分らない事になって来たので、この辺で止めときます。(^^;
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この記事へのコメント
なる程です。
確かに、日本人はスポーツを楽しんでいる・・・のかも知れませんね。
職業にはなったが・・・相変わらず、子供の時のまま、真剣に遊んでいるだけなのかも知れませんね。
よくハングリー精神が足りないなんて日本の選手は言われてしまいますよね。
仕方の無い事なのかも知れません。
誰も、ハングリーではないのですから・・・。
スポーツで成功しなくても、何とか食べては行けますものね・・・日本って。
だから、日本人にとってスポーツはスポーツ以外の何物でもない・・・のかも知れませんね!
子供達のスポーツは・・・と言うと、子供より親が目立ちますかね。(笑)
厳しさは、必要だと思います。
それと同じ位優しさも必要でしょうが・・・。
バランスが大事ですよね。
もう1つ注意しないといけないのは、人によって楽しさの定義が違うと言う事ですか・・・。
だから、押し付けない様にしないといけませんね。
私が大人になってスポーツをとても楽しめるようになったのも、今の日本のスポーツ環境がとても素晴らしいからで、日本のスポーツは世界に誇れると思っています。
ただ、最近の少年スポーツが素晴らしいかというと・・・よく分かりません。昭和の軍隊思想からの脱却を急ぐばかりに、楽しむことに重心を置き過ぎているように感じています。ある程度は厳しい世界を知らないと、本当の意味でスポーツを楽しめない気もします。楽しいだけで厳しさのないスポーツだけを経験した子供達は、大人になってもスポーツを楽しめるんでしょうか?
・・・・え〜、私が練習中にどうしても怒っちゃうんで、チョット逃げ道を作ってしまいました。やっぱり基本は楽しいのが一番です。
済みません、何が言いたいのか分からなくなってきたので、私もこの辺で止めときます。
「なでしこ」が、なぜ世界で戦えるのか・・・ですが・・・女子サッカーの場合、海外の強豪国と言われるチームは、「パワーサッカー」だったのです。
その為、日本の細かいパス回しに翻弄されたのが、前回のW杯でした。
それでも、男子の比ではないのですが。(^^;
それから、日本の女子サッカーも研究され、模倣するチームが多くなりました。
その為、ここの所「なでしこ」も戦績が振るわなかったのですね。
で、今回のW杯です。
今回は、澤選手が主力ではありません。
その為、リズムが以前とは違います。
ゴール前までボールを持って行くスピードは上がった様に思います。
攻撃パターンも増えましたかね。
その為、何とか競り勝てていると言えます。
しかし、やはり体格差は大きいですね。
カメルーン戦などは、後半あわや・・・なシーンも多かった気がします。
つまり、「なでしこ」を支えているのは「組織力」なのです。
攻守共にこの組織力のお陰で、海外の強豪と戦えているのです。
この点では、海外女子はまだ日本に及ばない部分があるのですね。
当然、また研究されてしまいます。
常に進化をして行かないといけないのです。
負けても褒める・・・時と場合ですよね。(^^;
持てる力を全て出し切っての負けなら、良くやったと褒めてやるべきだと思います。
しかし、そうでないのなら・・・叱る事も必要な場合があるのかも知れません。
この辺は、シュート練習に似ています。
枠を外しても、「ナイスシュート」とは言うべきではないのですよね。
しかし、良いコースへ飛んで行ったのに、キーパーにはじかれてしまった様な時なら、ナイスシュートと言っても問題はないのだと思います。
ただ、枠に飛んで行けば良いのか、コースを狙う事を要求するのか・・・要求のレベルによって対応も変わって来るのだと思います。
試合も勝ちにこだわるのか、勝負なんて二の次なのか・・・その辺の差によっても、掛ける言葉が違って来そうですよね。
何でもかんでも褒めりゃ良いと言う訳では無い様にも思いますね。(^^)b
(^-^)
今回のお題とは少し反れてそれていまいますが
W杯なでしこジャパン2大会連続の決勝進出になりましたね♪
オウンゴールが決勝点にはなりましたが、運だけで決してここまで来れたとは思いません。
ましてや2大会連続の決勝進出なんて。
日本国内では女子サッカーは競技人口少ない、マイナースポーツの一つだと思います(私の思いよがりならすみません(^^;)
世界戦だと放映してくれるが、国内戦やシニアやジュニアならまず見向きもしてくれない
そのなでしこジャパンが何故、世界に通用するサッカーが出来るのかとyellow10さんはお考えですか?
日本バレーボールはかつて、男子女子共々オリンピックでメダルを数個獲得して来ましたが
今は昔
私はその原因に、選手のアイドル化が一つ有るのでは無いかと思います。
男子サッカーに置けば、マスコミが持ち上げ過ぎると、とある記事でセルジオ越後さんが発してましたし
本田自身がシンガポール戦で、ミランならこんな事ではすまないと発してました。
したらば少年サッカーにおいて体罰やミスプレーの暴言は私も断固反対ですが
負けた試合でも
【よく頑張った】
と称えるのは、如何なものかと考えてしまいます
負けても誉めて称える・・
私自身、バレーボールで親に誉めて貰えた記憶があまり無く育ち
我が子がサッカーを始め、時代の違いに非常に戸惑ってます(笑)
招待試合・リーグ戦・公式戦・etc...
負けて子供逹自身が反省会もせず、笑って帰宅するチームに...
私は???
違和感を感じます(^^;
負けも成功も、もっともっと誉めれば子供は伸びるんですかねー?
(^^;(^^;(^^;
誉められて育ってない、昭和な親の悩みでした(笑)
アハハ(^^;
決してyellow10さんの批判コメントではありませんから
悪しからずお願いします
(^-^)