2015年03月16日
8人制で何が変わったのか・・・
私の記憶が確かならば・・・『8人制』が導入されたのは、息子が入団した年からでした。
静岡県では先ず西部で『テスト的に導入』してみると言う、協会の意向があったと言う話を総会で団長から耳にした記憶があります。
あくまでも、うる覚えの記憶なので・・・違うかも知れませんが・・・。
ですから、息子達は初めから8人制が公式のサッカーだったのです。
それから、5年が経過しました。
気が付けば、日本中が今や8人制で試合をしています。
8人制の導入で何が変わったのでしょうか・・・?
1つには、チーム数の激減を防ぐ事が出来たと言えます。
『少子化』のせいで、子供が激減している中、チームを存続させる事は非常に難しいと言えます。
合併したチームもありますし、やむなく解散したチームもあります。
これは、少年団で顕著に見られます。
何とか運営しているチームであっても、1学年子供がいなかったり、8人に満たなかったりと言うチームも非常に多いのです。
しかし、8人制なので何とか踏ん張れている状態だと言えます。
その一方で、恵まれているチームもあり、そう言ったチームは逆に大人数ゆえに『出場枠』争いが激化してしまい、結果子供達の出場機会が減ってしまっていると言う現実もあります。
試合に出ている子は、思惑通り『ボールに触れる機会』が11人制より増え、一人一人がサッカーをしている感を得られています。
が、その影で出場出来ない子は、その恩恵を受ける事が全く出来ていません。
これは、チームの方針による所が多いので、8人制のせいでは無いのですが・・・競技である以上、勝ちたいのですし、『良い成績を残す』事が『新たな入団者』を確保する最高の宣伝となる事は、間違い無いのです。
その為、切り捨てられる子供達が少なからず出てきてしまう場合があるのです。
また、8人制では、『オールラウンド』なプレイヤーが求められる傾向が強くなって来ている様に思います。
何かに『特化した選手』と言う物を余り好まないと言っても良いかも知れません。
その為、『職人』的なプレイヤーと言う物を殆ど目にする事が無くなって来ました。
これは、これで良い事なのかどうか・・・ちょっと疑問ではあります。
『フェアプレー精神』や『リスペクト精神』の定着と言う点では、まだまだ問題外な感じです。
審判が1人なのも、子供達の『自主性に任せる』事を目的としていたはずなのですが・・・現場の指導方法が悪いのか・・・『笛がなるまで』ラインを割ってもプレイし続けるし、自分が出しても「マイボール」と手を上げ、平気で言える子が大勢育っています。
試合中に、相手チームの子を罵ったりなんて、茶飯事ですね。
この辺は、ため息しか出てきません。
ですから、審判が1人と言うのは、ちょっと限界に来ている感じがします。
『線審』は、どうしても必要でしょうか・・・。
サッカー自体は、と言うと・・・『攻守の切り替え』の早さが目に付きます。
それに合わせて、子供達の『気持ちの切り替え』は早くなった気がします。
のんびり出来る時は殆ど無いですから、気が抜けないゲームにはなった様に思います。
『責任の分散』と言う11人制での憂いも、多少は解消されたのかなとは思います。
自分1人位、多少怠けても・・・と言う態度が出来難くなったとは言えます。
全体的に『間延び』する事が減った分、一人一人の責任がはっきりしてきました。
『運動量』もそれなりに求められるので、肉体的にも精神的にもタフさが必要ではありますね。
この辺は、11人制ではなかなか培われ難かった所です。
まぁ、もう少し定着と言えるまでには時間が掛かりそうです。
ですが、もう11人制には戻らないのでしょうから・・・前を見て行くしかないのでしょうね。
静岡県では先ず西部で『テスト的に導入』してみると言う、協会の意向があったと言う話を総会で団長から耳にした記憶があります。
あくまでも、うる覚えの記憶なので・・・違うかも知れませんが・・・。
ですから、息子達は初めから8人制が公式のサッカーだったのです。
それから、5年が経過しました。
気が付けば、日本中が今や8人制で試合をしています。
8人制の導入で何が変わったのでしょうか・・・?
1つには、チーム数の激減を防ぐ事が出来たと言えます。
『少子化』のせいで、子供が激減している中、チームを存続させる事は非常に難しいと言えます。
合併したチームもありますし、やむなく解散したチームもあります。
これは、少年団で顕著に見られます。
何とか運営しているチームであっても、1学年子供がいなかったり、8人に満たなかったりと言うチームも非常に多いのです。
しかし、8人制なので何とか踏ん張れている状態だと言えます。
その一方で、恵まれているチームもあり、そう言ったチームは逆に大人数ゆえに『出場枠』争いが激化してしまい、結果子供達の出場機会が減ってしまっていると言う現実もあります。
試合に出ている子は、思惑通り『ボールに触れる機会』が11人制より増え、一人一人がサッカーをしている感を得られています。
が、その影で出場出来ない子は、その恩恵を受ける事が全く出来ていません。
これは、チームの方針による所が多いので、8人制のせいでは無いのですが・・・競技である以上、勝ちたいのですし、『良い成績を残す』事が『新たな入団者』を確保する最高の宣伝となる事は、間違い無いのです。
その為、切り捨てられる子供達が少なからず出てきてしまう場合があるのです。
また、8人制では、『オールラウンド』なプレイヤーが求められる傾向が強くなって来ている様に思います。
何かに『特化した選手』と言う物を余り好まないと言っても良いかも知れません。
その為、『職人』的なプレイヤーと言う物を殆ど目にする事が無くなって来ました。
これは、これで良い事なのかどうか・・・ちょっと疑問ではあります。
『フェアプレー精神』や『リスペクト精神』の定着と言う点では、まだまだ問題外な感じです。
審判が1人なのも、子供達の『自主性に任せる』事を目的としていたはずなのですが・・・現場の指導方法が悪いのか・・・『笛がなるまで』ラインを割ってもプレイし続けるし、自分が出しても「マイボール」と手を上げ、平気で言える子が大勢育っています。
試合中に、相手チームの子を罵ったりなんて、茶飯事ですね。
この辺は、ため息しか出てきません。
ですから、審判が1人と言うのは、ちょっと限界に来ている感じがします。
『線審』は、どうしても必要でしょうか・・・。
サッカー自体は、と言うと・・・『攻守の切り替え』の早さが目に付きます。
それに合わせて、子供達の『気持ちの切り替え』は早くなった気がします。
のんびり出来る時は殆ど無いですから、気が抜けないゲームにはなった様に思います。
『責任の分散』と言う11人制での憂いも、多少は解消されたのかなとは思います。
自分1人位、多少怠けても・・・と言う態度が出来難くなったとは言えます。
全体的に『間延び』する事が減った分、一人一人の責任がはっきりしてきました。
『運動量』もそれなりに求められるので、肉体的にも精神的にもタフさが必要ではありますね。
この辺は、11人制ではなかなか培われ難かった所です。
まぁ、もう少し定着と言えるまでには時間が掛かりそうです。
ですが、もう11人制には戻らないのでしょうから・・・前を見て行くしかないのでしょうね。
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この記事へのコメント
そうですね。全日本での導入は、息子達より後の事でした。日本中で、8人制反対の声が上がっていたのを覚えています。
審判に関しては、本当にプレイヤーが自己申告してくれるのなら問題はないのですが・・・自己申告ではないですよね。
なすりつけ合い・・・ですかね。(笑)
ですから、この点に関しては、前提が既に揺らいでいます。早期の改革が必要かと思っています。
育成面では、個よりチームプレイを重んじる事が求められている様に思います。
その為、攻守共、特定のプレイヤーに頼ると言う戦い方自体が否定の方向へ向かっています。
結果、顔の無いプレイヤーしか育成できないのではないか・・・とちょっと不安ではあります。
強烈な個性を持ったプレイヤーは、おそらくトレセン畑からは、育って来ないのかと・・・逆にトレセン堕ちた様な子が、将来物凄いプレイヤーとして登場する可能性の方が高そうです。
まぁ、まだ導入したばかりですので、東京五輪以降でないと、評価もし辛いのかとは思います。
何れにしろ、賽は投げられたのですから、前向きに運営していってもらうしかないのです。
協会の腕の見せ所と言えますね。
8人制が全日で採用されたのは4年前、今の中3(4月から高1)の世代からですね。多くのチームが2年区切りでチーム構成(低学年、中学年、高学年)をしていることを考慮すると、今の中1くらいからが8人制育成世代かと。以下、個人的見解です。
審判
いくら8人制でも1人では全て見切れないかと。バスケットですら、合わせて10人、コートも狭くて高校くらいまでは2人審判でしたよ。ましてやサッカーにはオフサイドという得点に直結する可能性が高いルールがあり、そこをシビアに判定しないと競技の根本を揺るがし兼ねないと思います。一部大会で2人審判を採用されてましたが、あれはあれでリーズナブルだと思います。
育成面
1人1人の責任は確かに大きくなりましたね。戦術という名のもと誰か抜かれてもカバーというのも難しくなっってきたし、対人プレー強化には効果的と思います。8人制では特にCBがしっかりしないと試合にならないので、いわゆるボランチやCBで優れた人材が数年後には世に出てくると期待してます。