2014年10月22日
不用意に、無謀に、過剰な力で・・・?(2)
『直接フリーキック』となるファウルは、競技規則で以下の様に7項目が定められています。
又、以下の3項目についても別途直接フリーキックが与えられるとして定められています。
上記10項目のファウルを『不用意に』、『無謀に』、『過剰な力で』行った場合に、直接フリーキックとなる様です。
これは、直接フリーキックが与えられるファウルと言う規定であって、それ以上でもそれ以下でもない様です。
ではでは、懸案の『不用意に』、『無謀に』、『過剰な力で』を考えて見たいと思います。
とは言っても、どこから手を付けたらよいのか・・・正直迷います。(汗)
ある程度ケースが限定されてくる、『退場(レッドカード)』となる『過剰な力で』から見て行くのが良さそうです。
『退場となる反則』は、競技規則で以下の様に規定されています。
以上が、退場処分となる対象です。
最初の2つがちょっと抽象的で分かり難いですね。
また『ガイドライン』の力を借ります。
以上が、『著しく不正なファウルプレー』に関する説明です。
『ボールがインプレーで』、『競技者がボールに挑むとき』、『相手競技者に対して』と言うのが、ファウルが発生する状況としてのポイントの様です。
『相手競技者の安全』が脅かされた時が『著しく不正なファウル』と見なされる様ですね。
その手段として『過剰な力』や『粗暴な行為』を行使したと主審が判断した場合が、退場(レッドカード)の対象となる様です。
もう1つ、『乱暴な行為』の説明も見てみます。
今度は、『競技者がボールに挑んでいないとき』、『相手競技者に対して』又は、『味方競技者、観客、審判員あるいはその他の者に対して』と言う発生状況が提示されています。
つまり『競技とは直接関係無い所で』発生するケースと言えます。
『味方競技者』と言うのは、ちょっと見落としがちな対象ですね。
こちらの『乱暴な行為』に関しては、直接フリーキック以外の再開方法も細かく規定されているので、確認の為に『ガイドライン』から引用しておきますね。
厄介ですね。(笑)
こう言った事もパパ(ママ)さん審判員は、覚えておかないといけないのですから・・・。
以上が、『過剰な力で』に該当するであろう競技規則の考え方の様です。
『相手競技者の安全を損なう程の力を加えたか』と言う所に重きを置いて判定する必要がありそうです。
『必要以上の力を用いた危険なプレイ』は、『退場処分』その上で『直接フリーキック』が与えられると言った感じに受け取れば良さそうです。
但し、よく耳にする『ボールに行ったからファウルじゃない』と言うのは、間違いだそうです。
例えボールに先ず触ったとしても、結果的に身体への接触があって、更に相手競技者が危険な目に会う様なケースでは、ファウルとなる事もあるそうです。
この場合なんかも、『過剰な力で』行ったと判断されれば・・・やはり退場となる様ですね。
やはり、基本は『安全第一』なのです。
それを脅かす行為には、厳しく対処する事が試合を仕切る『審判員』の責務であると言えます。
同時に、実際にプレイしているのは子供達です。
子供達一人一人がルールを理解し尊守する事で、初めて安全は確保されます。
ルールは『人が守ってくれるもの』ではなく、『自分が守るもの』であると言う事をしっかりと指導しないといけません。
皆がこの様な意識を持ってフィールドに立つ事ができれば、逆説的ですがイエローカードもレッドカードも必要ないのですね。
小学生のサッカーですから、理想を高く持って理想の実現を目指してもらいたいものです。
次回は、警告(イエローカード)となる『無謀に』を見て行きたいと思います。
相手競技者をける、またはけろうとする。
相手競技者をつまずかせる、またはつまずかせようとする。
相手競技者に飛びかかる。
相手競技者をチャージする。
相手競技者を打つ、または打とうとする。
相手競技者を押す。
相手競技者にタックルする。
又、以下の3項目についても別途直接フリーキックが与えられるとして定められています。
相手競技者を押さえる。
相手競技者につばを吐く。
ボールを意図的に手または腕で扱う(ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内
にあるボールを扱う場合を除く)。
上記10項目のファウルを『不用意に』、『無謀に』、『過剰な力で』行った場合に、直接フリーキックとなる様です。
これは、直接フリーキックが与えられるファウルと言う規定であって、それ以上でもそれ以下でもない様です。
ではでは、懸案の『不用意に』、『無謀に』、『過剰な力で』を考えて見たいと思います。
とは言っても、どこから手を付けたらよいのか・・・正直迷います。(汗)
ある程度ケースが限定されてくる、『退場(レッドカード)』となる『過剰な力で』から見て行くのが良さそうです。
『退場となる反則』は、競技規則で以下の様に規定されています。
競技者、交代要員または交代して退いた競技者は、次の7 項目の反則のいずれかを犯し
た場合、退場を命じられる。
著しく不正なファウルプレー
乱暴な行為
相手競技者またはその他の者につばを吐く
意図的にボールを手または腕で扱い、相手チームの得点または決定的な得点の機会を
阻止する(自分のペナルティーエリア内でゴールキーパーが行ったものには適用しな
い)
フリーキックまたはペナルティーキックとなる反則で、ゴールに向かっている相手競
技者の決定的な得点の機会を阻止する
攻撃的な、侮辱的な、または下品な発言や身振りをする
同じ試合の中で二つ目の警告を受ける
退場を命じられた競技者、交代要員または交代して退いた競技者は、フィールド周辺及
びテクニカルエリア周辺から離れなければならない。
以上が、退場処分となる対象です。
最初の2つがちょっと抽象的で分かり難いですね。
また『ガイドライン』の力を借ります。
ボールがインプレーで、競技者がボールに挑むとき、相手競技者に対して過剰な力や粗
暴な行為を加えた場合、著しく不正なファウルプレーを犯したことになる。
相手競技者の安全を犯すタックルは、著しく不正なファウルプレーを犯したことで罰せ
られなければならない。
いかなる競技者もボールに挑むときに、過剰な力や相手競技者の安全に危険を及ぼす方
法で、相手競技者に対し片足もしくは両足を使って前、横、あるいは後ろから突進した
場合、著しく不正なファウルプレーを犯したことになる。
明らかに決定的な得点の機会が続く場合を除き、著しく不正なファウルプレーがある状
況ではアドバンテージを適用すべきでない。アドバンテージを適用した場合、主審は次
にボールがアウトオブプレーになったとき、著しく不正なファウルプレーでその競技者
に退場を命じなければならない。
著しく不正なファウルプレーを行った競技者は退場が命じられ、反則が起きた場所から
の直接フリーキック、または(反則を行った競技者のペナルティーエリア内で反則が起
きた場合)ペナルティーキックでプレーを再開する(第13条─フリーキックの位置を
参照)。
以上が、『著しく不正なファウルプレー』に関する説明です。
『ボールがインプレーで』、『競技者がボールに挑むとき』、『相手競技者に対して』と言うのが、ファウルが発生する状況としてのポイントの様です。
『相手競技者の安全』が脅かされた時が『著しく不正なファウル』と見なされる様ですね。
その手段として『過剰な力』や『粗暴な行為』を行使したと主審が判断した場合が、退場(レッドカード)の対象となる様です。
もう1つ、『乱暴な行為』の説明も見てみます。
競技者がボールに挑んでいないとき、相手競技者に対して過剰な力や粗暴な行為を加え
た場合、乱暴な行為を犯したことになる。
また、味方競技者、観客、審判員あるいはその他の者に対して過剰な力や粗暴な行為を
加えた場合、乱暴な行為を犯したことになる。
乱暴な行為は、ボールがインプレーであるとないとにかかわらず、フィールド内または
フィールドの境界線の外側のいずれでも起こり得る。
明らかに決定的な得点の機会が続く場合を除き、乱暴な行為が犯されている状況ではア
ドバンテージを適用すべきでない。アドバンテージを適用した場合、主審は次にボール
がアウトオブプレーになったとき、乱暴な行為を犯した競技者に退場を命じなければな
らない。
主審、副審および第4 の審判員は、しばしば乱暴な行為が集団的な騒動を引き起こす
ことに留意し、積極的に介入して、それが引き起こされないようにしなければならない。
乱暴な行為を行った競技者、交代要員、交代して退いた競技者には、退場が命じられな
ければならない。
今度は、『競技者がボールに挑んでいないとき』、『相手競技者に対して』又は、『味方競技者、観客、審判員あるいはその他の者に対して』と言う発生状況が提示されています。
つまり『競技とは直接関係無い所で』発生するケースと言えます。
『味方競技者』と言うのは、ちょっと見落としがちな対象ですね。
こちらの『乱暴な行為』に関しては、直接フリーキック以外の再開方法も細かく規定されているので、確認の為に『ガイドライン』から引用しておきますね。
プレーの再開
ボールがアウトオブプレーの場合、プレーはその前の判定に基づき再開される。
ボールがインプレーで、フィールドの外で反則が起きた場合、
─ 競技者が既にフィールドの外にいて反則を犯した場合は、プレーが停止されたとき
にボールがあった位置でドロップボールによりプレーは再開される。ただし、ゴー
ルエリア内でプレーが停止された場合は、ドロップボールは、プレーを停止したと
きにボールのあった地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上
で行う。
─ 競技者が反則を犯すためにフィールドから出た場合は、プレーが停止されたときに
ボールがあった位置からの間接フリーキックでプレーは再開される(第13条─フ
リーキックの位置を参照)。
ボールがインプレーで、競技者がフィールド内で反則を犯した場合、
─ 相手競技者に対しての反則の場合は、反則が起きた場所からの直接フリーキックま
たは(反則を行った競技者自身のペナルティーエリア内であれば)ペナルティーキ
ックでプレーは再開される(第13条─フリーキックの位置を参照)。
─ 味方競技者に対しての反則の場合は、反則が起きた場所からの間接フリーキックで、
プレーは再開される(第13条─フリーキックの位置を参照)。
─ 交代要員または交代して退いた競技者に対しての反則の場合は、プレーを停止した
ときにボールがあった位置からの間接フリーキックでプレーは再開される(第13
条─フリーキックの位置を参照)。
─ 主審または副審に対しての反則の場合は、反則が起きた場所からの間接フリーキッ
クで、プレーは再開される(第13条─フリーキックの位置を参照)。
─ その他の者に対しての反則の場合は、プレーを停止したときにボールがあった位置
で、ドロップボールにより、プレーは再開される。ただし、ゴールエリア内でプレ
ーが停止された場合は、ドロップボールは、プレーを停止したときにボールのあっ
た地点に最も近いゴールラインに平行なゴールエリアのライン上で行う。
厄介ですね。(笑)
こう言った事もパパ(ママ)さん審判員は、覚えておかないといけないのですから・・・。
以上が、『過剰な力で』に該当するであろう競技規則の考え方の様です。
『相手競技者の安全を損なう程の力を加えたか』と言う所に重きを置いて判定する必要がありそうです。
『必要以上の力を用いた危険なプレイ』は、『退場処分』その上で『直接フリーキック』が与えられると言った感じに受け取れば良さそうです。
但し、よく耳にする『ボールに行ったからファウルじゃない』と言うのは、間違いだそうです。
例えボールに先ず触ったとしても、結果的に身体への接触があって、更に相手競技者が危険な目に会う様なケースでは、ファウルとなる事もあるそうです。
この場合なんかも、『過剰な力で』行ったと判断されれば・・・やはり退場となる様ですね。
やはり、基本は『安全第一』なのです。
それを脅かす行為には、厳しく対処する事が試合を仕切る『審判員』の責務であると言えます。
同時に、実際にプレイしているのは子供達です。
子供達一人一人がルールを理解し尊守する事で、初めて安全は確保されます。
ルールは『人が守ってくれるもの』ではなく、『自分が守るもの』であると言う事をしっかりと指導しないといけません。
皆がこの様な意識を持ってフィールドに立つ事ができれば、逆説的ですがイエローカードもレッドカードも必要ないのですね。
小学生のサッカーですから、理想を高く持って理想の実現を目指してもらいたいものです。
次回は、警告(イエローカード)となる『無謀に』を見て行きたいと思います。
【サッカー】人気ジャケット・上下セットランキングを見る
【サッカー】人気スパイク・トレーニングシューズランキングを見る
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント