2014年10月09日
なんちゃってゾーンディフェンス8人制カスタム(1)
以前、『戦術を考える』シリーズを取り上げました。
小学校3年生をターゲットに、初めて戦術っぽいものを導入しようと言う試みでした。
今回は、その続き『なんちゃってゾーンディフェンス8人制カスタム』を考えてみようと思います。
『ゾーンディフェンス』と言う物は、非常に高度な戦術で『全員の共通理解』が無ければ簡単に破綻してしまいます。
子供にこれを教えるとなると・・・サッカー経験のあるパパさんにもちょっと敷居が高いのではないのでしょうか?
残念ながら、私も無理です。(笑)
しかし、こう言った現代サッカーの端っこをちょっとつまみ食いする事は、サッカーへの理解を一歩深める事となると信じて・・・ちょっと、頭の体操として考えてみたいと思います。
3−3−1フォーメーションを例に基本的な動き方を考えます。
先ず、中央に『ボールホルダー(ボール保持者)』がいる場合、CH(センターハーフ)が直ぐに寄せます。
FWの動き方は、色々考えられるのですが・・・今回は、ボールホルダーの左右どちらかのコースを切りながら寄せると言う動きにします。
CB(センターバック)は、この時まだ動かないのが11人制での約束事です。
しかし、意識はCHの背後のスペースに向けておく事が必要とされています。
個人的には、小学生の8人制の場合は、CBも連動して動いてしまった方が分かり易くて良いのかなと思います。
その他プレイヤーは、この段階では『ボールに対するアクション』を取りません。
だからと言って、ボーっとしていて良いわけではなく、自分の守備範囲に相手プレイヤーがいるのなら、そこへも意識を向ける必要があります。
CHが突破されたり、その背後にボールが出た時には、狙っていたCBが前に出ます。
この時同時に、LB(左サイドバック)、RB(右サイドバック)が中央へより、CBが抜けた穴をフォローします。
LH(左ハーフ)、RH(右ハーフ)も中央へと絞って、ボールを囲み取る動きへと連動して動きます。
8人制での中央エリアは、非常に危険なエリアと言えます。
キック力のある子なら、ロングシュートやミドルシュート等、バシバシ打ってきます。
その為、中央への両サイドの寄せは非常に迅速に行われる必要があるかと思います。
数的優位を上手く作り出す事ができれば、身体能力が高くなくても何とかなるかも知れませんね。
それでも、ドリブルで突破されたり、絶妙なパスを出されたりしてしまうかも知れません。
その辺は、仕方のない事だと言えます。
しかし、大事なのは・・・『フォロー』し合う事です。
チームで戦っているのですから、他人任せと言う姿勢は良くありませんね。
特に、ディフェンス面では、全員が守備の意識を強く持てないと・・・簡単に失点してしまいます。
特に、この小学生の8人制では、GK(ゴールキーパー)の身長に対してゴールがデカイっ!
その為、先ずシュートを打たせない事に力点を置かないといけない様に感じます。
それを何とか実現できれば失点は大分抑える事が出来そうです。
図では、(下手なので)分かりにくいのですが・・・・なるべくプレイヤー間の隙間を小さくする事で、素早い対応が取れる様にしておくと良いはずです。
守備の時は『絞る』、攻撃の時は『広がる』と言う『集散』の繰り返しがプレイヤーに求められます。
キツイですよね・・・全く。
続きは、次回!
小学校3年生をターゲットに、初めて戦術っぽいものを導入しようと言う試みでした。
今回は、その続き『なんちゃってゾーンディフェンス8人制カスタム』を考えてみようと思います。
『ゾーンディフェンス』と言う物は、非常に高度な戦術で『全員の共通理解』が無ければ簡単に破綻してしまいます。
子供にこれを教えるとなると・・・サッカー経験のあるパパさんにもちょっと敷居が高いのではないのでしょうか?
残念ながら、私も無理です。(笑)
しかし、こう言った現代サッカーの端っこをちょっとつまみ食いする事は、サッカーへの理解を一歩深める事となると信じて・・・ちょっと、頭の体操として考えてみたいと思います。
3−3−1フォーメーションを例に基本的な動き方を考えます。
先ず、中央に『ボールホルダー(ボール保持者)』がいる場合、CH(センターハーフ)が直ぐに寄せます。
FWの動き方は、色々考えられるのですが・・・今回は、ボールホルダーの左右どちらかのコースを切りながら寄せると言う動きにします。
CB(センターバック)は、この時まだ動かないのが11人制での約束事です。
しかし、意識はCHの背後のスペースに向けておく事が必要とされています。
個人的には、小学生の8人制の場合は、CBも連動して動いてしまった方が分かり易くて良いのかなと思います。
その他プレイヤーは、この段階では『ボールに対するアクション』を取りません。
だからと言って、ボーっとしていて良いわけではなく、自分の守備範囲に相手プレイヤーがいるのなら、そこへも意識を向ける必要があります。
CHが突破されたり、その背後にボールが出た時には、狙っていたCBが前に出ます。
この時同時に、LB(左サイドバック)、RB(右サイドバック)が中央へより、CBが抜けた穴をフォローします。
LH(左ハーフ)、RH(右ハーフ)も中央へと絞って、ボールを囲み取る動きへと連動して動きます。
8人制での中央エリアは、非常に危険なエリアと言えます。
キック力のある子なら、ロングシュートやミドルシュート等、バシバシ打ってきます。
その為、中央への両サイドの寄せは非常に迅速に行われる必要があるかと思います。
数的優位を上手く作り出す事ができれば、身体能力が高くなくても何とかなるかも知れませんね。
それでも、ドリブルで突破されたり、絶妙なパスを出されたりしてしまうかも知れません。
その辺は、仕方のない事だと言えます。
しかし、大事なのは・・・『フォロー』し合う事です。
チームで戦っているのですから、他人任せと言う姿勢は良くありませんね。
特に、ディフェンス面では、全員が守備の意識を強く持てないと・・・簡単に失点してしまいます。
特に、この小学生の8人制では、GK(ゴールキーパー)の身長に対してゴールがデカイっ!
その為、先ずシュートを打たせない事に力点を置かないといけない様に感じます。
それを何とか実現できれば失点は大分抑える事が出来そうです。
図では、(下手なので)分かりにくいのですが・・・・なるべくプレイヤー間の隙間を小さくする事で、素早い対応が取れる様にしておくと良いはずです。
守備の時は『絞る』、攻撃の時は『広がる』と言う『集散』の繰り返しがプレイヤーに求められます。
キツイですよね・・・全く。
続きは、次回!
【サッカー】人気ジャケット・上下セットランキングを見る
【サッカー】人気スパイク・トレーニングシューズランキングを見る
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント