2018年02月04日
点の取り方が分からない・・・
「点の取り方が分からない・・・」そう漏らしたのは、ベルギーリーグで活躍中の久保裕也選手です。
この言葉・・・ちょっと、考えされられますよ・・・。
別に不調と言う訳では無く、心身共に充実している中にあって、得点に絡む活躍が出来ないと言うのです。
ベルギーのサッカーと日本のサッカーとの違いが、どうもこのもどかしい悩みの根っこにある様なんです。
子供達のサッカーを見ても分かる通り、今の日本ではポゼッション重視の繋ぐサッカーが主流となっています。
なんなら、繋がないサッカーはダメだ位の勢いで、子供達にも指導している事も多いんじゃないでしょうかね。
個の育成が大事だと言いながら、その個を押し殺してチームの為に献身的なプレイをする・・・そう言うプレイヤーが良いプレイヤーだと思われている節もありますかね。
もちろん、そう言うプレイヤーも必要なんですけどね・・・。
ただ、見ていても気が付くかと思うのですけど・・・勝負を避ける・・・と言うか、リスクを回避する・・・と言うか、小学生のサッカーとして見た場合、何だか大人じみてしまっていて・・・小学生らしくない・・・と言うと又語弊がありますが、何かそう言う違和感と言うか、しっくりこない物を感じるんですよね。
年相応のサッカーをさせて貰えていないと言ったら良いのでしょうか・・・。
本来、この時期に挑戦させておいた方が良さそうな事を、チームとしてのリスクと考えてしまって挑戦させてあげられない環境がある様に思うのです。
失敗を責める声なんかは、その最たる物なんだと思うのですよね。
久保選手の所属するチームは、個の力でゴリゴリ行くタイプのチームなんだそうです。
少なくとも日本人のサッカーファンにはそう映る様なんですね。
日本の育成環境の中でサッカーをして来た久保選手は、日本とは異質のサッカーに戸惑いを感じてしまっているみたいなんです。
ただ、私なんかには、こんなサッカーの方が親しみのあるサッカーなのかな・・・って感じるのですよね。
それは、つまり・・・サッカーのレベルの違いといったら良いのでしょうか・・・子供達のサッカーなんかは、こう言うチームがまだまだ多い様に思うのです。
でも、より上のレベルに身を置きだすと・・・こう言うサッカーから、次第に遠のいて行く事になって来ます。
優秀なら、優秀である程・・・。
トレセンに身を置く子達が、チームに戻ってから感じるもどかしさも、久保選手に似ているのでは・・・と思うのです。
「だって、パスが全然来ない・・・」と嘆く声・・・聞いた事がありませんかね?
ベルギーのサッカーのレベルが低い・・・と言って切り捨ててしまう事は簡単なんです。
でも、それもサッカーの1つの形なんですよね。
子供達のサッカーも同じで、レベルが低い・・・と言って、活躍出来ないと嘆く事は、誰でも出来るんです。
でも・・・じゃ、そんなレベルの低いと言い切るサッカーの中で活躍出来ないのは、一体どう言う訳なのか・・・そこを考えて欲しいんですよね。
だって、周囲はちゃんとそんな中でプレイ出来ているのですから・・・。
この辺の事は、何度かトレセン組の子達に言った事があります。
トレセンの様に上手い子達ばかりが集まっている訳では無いチームの中にあって、自分にはどう言うプレイが求められているのか・・・周囲が動いてくれないのなら、自分が動くべきなんじゃないのか・・・パスが来ないのなら、自分でボールを奪い取りに行くべきなんじゃないのか・・・。
上手い子達の中で知らぬ間に人に使われるサッカーが常となっていなかったか・・・受け身なプレイとまでは言う気はありませんけど、何処かぬるま湯に浸かっていなかったか・・・。
レベルが上がれば上がる程、周囲を使っているつもりで、実は使われている事も多いのがサッカーです。
そんな環境に慣れっ子になってしまうと、何か大事な感覚を麻痺させてしまうのかも知れませんね。
周囲は簡単に変わってくれませんから・・・自分が変わるしかないのです。
久保選手は、流石・・・この事に気が付いている様です。
そう遠くない未来に、大活躍のニュースが連日飛び込んで来るなんて事もあるかも知れませんね。
久保選手の抱えている課題は、そのまま日本の育成環境が抱える課題なのかも知れません。
底辺の子達はともかく・・・育成の場で、頑張っている子達には、色々な経験をしてプレイの幅を広げて貰いたいですよね。
順応性を身に付ける事も、この時期必要なんでしょうね・・・。
この言葉・・・ちょっと、考えされられますよ・・・。
別に不調と言う訳では無く、心身共に充実している中にあって、得点に絡む活躍が出来ないと言うのです。
ベルギーのサッカーと日本のサッカーとの違いが、どうもこのもどかしい悩みの根っこにある様なんです。
子供達のサッカーを見ても分かる通り、今の日本ではポゼッション重視の繋ぐサッカーが主流となっています。
なんなら、繋がないサッカーはダメだ位の勢いで、子供達にも指導している事も多いんじゃないでしょうかね。
個の育成が大事だと言いながら、その個を押し殺してチームの為に献身的なプレイをする・・・そう言うプレイヤーが良いプレイヤーだと思われている節もありますかね。
もちろん、そう言うプレイヤーも必要なんですけどね・・・。
ただ、見ていても気が付くかと思うのですけど・・・勝負を避ける・・・と言うか、リスクを回避する・・・と言うか、小学生のサッカーとして見た場合、何だか大人じみてしまっていて・・・小学生らしくない・・・と言うと又語弊がありますが、何かそう言う違和感と言うか、しっくりこない物を感じるんですよね。
年相応のサッカーをさせて貰えていないと言ったら良いのでしょうか・・・。
本来、この時期に挑戦させておいた方が良さそうな事を、チームとしてのリスクと考えてしまって挑戦させてあげられない環境がある様に思うのです。
失敗を責める声なんかは、その最たる物なんだと思うのですよね。
久保選手の所属するチームは、個の力でゴリゴリ行くタイプのチームなんだそうです。
少なくとも日本人のサッカーファンにはそう映る様なんですね。
日本の育成環境の中でサッカーをして来た久保選手は、日本とは異質のサッカーに戸惑いを感じてしまっているみたいなんです。
ただ、私なんかには、こんなサッカーの方が親しみのあるサッカーなのかな・・・って感じるのですよね。
それは、つまり・・・サッカーのレベルの違いといったら良いのでしょうか・・・子供達のサッカーなんかは、こう言うチームがまだまだ多い様に思うのです。
でも、より上のレベルに身を置きだすと・・・こう言うサッカーから、次第に遠のいて行く事になって来ます。
優秀なら、優秀である程・・・。
トレセンに身を置く子達が、チームに戻ってから感じるもどかしさも、久保選手に似ているのでは・・・と思うのです。
「だって、パスが全然来ない・・・」と嘆く声・・・聞いた事がありませんかね?
ベルギーのサッカーのレベルが低い・・・と言って切り捨ててしまう事は簡単なんです。
でも、それもサッカーの1つの形なんですよね。
子供達のサッカーも同じで、レベルが低い・・・と言って、活躍出来ないと嘆く事は、誰でも出来るんです。
でも・・・じゃ、そんなレベルの低いと言い切るサッカーの中で活躍出来ないのは、一体どう言う訳なのか・・・そこを考えて欲しいんですよね。
だって、周囲はちゃんとそんな中でプレイ出来ているのですから・・・。
この辺の事は、何度かトレセン組の子達に言った事があります。
トレセンの様に上手い子達ばかりが集まっている訳では無いチームの中にあって、自分にはどう言うプレイが求められているのか・・・周囲が動いてくれないのなら、自分が動くべきなんじゃないのか・・・パスが来ないのなら、自分でボールを奪い取りに行くべきなんじゃないのか・・・。
上手い子達の中で知らぬ間に人に使われるサッカーが常となっていなかったか・・・受け身なプレイとまでは言う気はありませんけど、何処かぬるま湯に浸かっていなかったか・・・。
レベルが上がれば上がる程、周囲を使っているつもりで、実は使われている事も多いのがサッカーです。
そんな環境に慣れっ子になってしまうと、何か大事な感覚を麻痺させてしまうのかも知れませんね。
周囲は簡単に変わってくれませんから・・・自分が変わるしかないのです。
久保選手は、流石・・・この事に気が付いている様です。
そう遠くない未来に、大活躍のニュースが連日飛び込んで来るなんて事もあるかも知れませんね。
久保選手の抱えている課題は、そのまま日本の育成環境が抱える課題なのかも知れません。
底辺の子達はともかく・・・育成の場で、頑張っている子達には、色々な経験をしてプレイの幅を広げて貰いたいですよね。
順応性を身に付ける事も、この時期必要なんでしょうね・・・。
【サッカー】人気ジャケット・上下セットランキングを見る
【サッカー】人気スパイク・トレーニングシューズランキングを見る
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
>どうやったらゴリゴリいけるようになるんでしょうか…
性格にもよるのだとは思いますけどね・・・やはり、自信・・・なんだと思いますよ。
良くも悪くも、自信が持てないと積極的に仕掛ける事って出来ないんだと思います。
この辺は、練習と経験とで、養ってゆくしかないのでしょうから、どんどん挑戦して行って自身を付けて行って貰いたい所ですね。
>息子は今のチームではまさにパスで生き残ってきた感じです。
それは、それで良い事なんだと思いますよ!
自分の武器・・・になっているのでしょうからね〜。
>ポジションが真ん中になってからは特に、本人が好きなプレーがはまってしまっている…という感じがします。
息子も同じでしたかね。トップ下に抜擢された事がプレイスタイルを変える事になりました。
それまでは、ドリブルで仕掛けるのが大好きだったんですよね〜。
でも、トップ下になってからは・・・「ボールを持ち過ぎる」と言われる事が多くなってしまって・・・ドリブルを一切しなくなったんですよね。
それからは、パス一辺倒でした。
自分から仕掛けると言う事は、全く無くなってしまって・・・怖さが全く無いプレイヤーになってしまったんですよね。
だって、常にパスなんですもの・・・ドリブルで仕掛けて来ないって分かれば、ボールを持たせても怖くは無いんですよね。(^^;
>いいところにいる上手い子にまかせる!という感じでしょうか(^_^;)
それは、それで選択肢の1つですからね。間違ってはいないんだと思いますよ。
物足り無さを感じてしまう事もあるのでしょうけどね・・・見ている側としては。
縁の下の力持ちも必要なんですよね・・・きっと。
パスだって極めれば・・・オンリーワンのプレイヤーになれますからね。
色々な道があって良いのだと思いますけどね。
それでも、今は色々な可能性に挑戦して貰えたら・・・って思います。
自分で可能性を消して行ってしまう事だけはね〜マイナスにしかならないと思いますから。
また、コメント下さいね!
自分で意識してトライしていくしかないんでしょうけど、 チャレンジよりもその時の勝利をとりたくなって、いいところにいる上手い子にまかせる!という感じでしょうか(^_^;)