2017年12月13日
試合に出たくて・・・
試合に出られない事程、子供達にとって辛い事はないのでしょう・・・。
親御さんが応援に来ている試合なら尚の事・・・その胸中は、複雑なんだと思います。
ベンチ組と呼ばれる子達の中にも、色々な子達がいて・・・完全に諦めてしまっている子もいれば、何とか少しでも出ようと必死にアピールしている子もいます。
静かに、試合を観ている子もいれば、うつむいて足元を見ている子もいます。
アップの声が掛かるのを、今か今かと待ち続けていると言う部分に於いては、同じなんでしょうけどね。
自分をアピールする事って、大事な事なんだと思います。
実際に、使ってもらえるかどうかは、又別の話なんですけど・・・。
アピールするって事は、ヤル気の表れでもある訳で・・・そう言う子は、練習の時から必死にチャンスを掴もうと頑張っているものです。
その分、その時期の上達・・・成長は、目に見えて分かる事が多いと言えます。
その上達振り、成長が試合に出場するに足る物かどうか・・・その辺は、指導者の判断となるのですが、こう言う時に試合に出られないと言うのは、マイナスに働いてしまう事が多い様な気もします。
何時までも続かないのですよね・・・頑張りも。
次第に、どんなにやってもダメなんだ・・・って思う様になって来てしまうものです。
ほんの僅かでも、例え3分でも・・・出場出来れば、その子の世界は変わって行く事が多い気がします。
この時期になると、息子が6年生の時の事を思い出すのですが・・・。
試合が始まると、大体直ぐにアップの指示が出されます。
その後、試合を観ながらアップをしているのですが・・・その表情は、非常に硬い・・・不安交じりの複雑な思いが見て取れます。
負け越せば、出場の機会は失われてしまう事を知っているからです。
運良く、名前を呼ばれビブスを脱ぐ時の表情は、とてもニコやかでしたね。
フィールドに入る時を今か今かと待っているその足も、忙しくステップを踏んでいました。
フィールドに入るや否や、駆け足で元気良く走り回る姿・・・悲しい程に喜びに満ち溢れていましたね。
僅か3分程度、長くても5分・・・その間に、何とか自分をアピールしたい・・・そんな思いが見て取れました。
「見て、左足でも蹴れるよ・・・」「見て、ヘッディングもこんなに上手くなったよ・・・」「見て、足も前より早くなったよ・・・」ワンプレイ、ワンプレイが全て、ベンチへのアピールだった様に思います。
得点にも拘って、積極的にシュートを撃ちに行きます。
総得点では、チーム内でも相当だった筈です。
それだけが、息子が僅かに試合に出場できるかも知れない希望を繋ぐ細〜い糸だった様に思います。
しかし、その糸も切れてしまいます。
最後に息子が選んだのは・・・最後の県大会をGKとしてベンチ入りする事でした。
負傷してベンチ外となったサブGKの代わりです。
途中交代もあり得るかも知れない・・・と言う、最後の望みに託したのでしょうけど・・・。
アップまで・・・で県大会を終えたのでした。
どうしても、県大会に出場したかったに違いないのですが・・・その夢は叶わず・・・。
その後のカップ戦等でも、活躍はする物の出場時間は延ばす事が出来ませんでしたね。
それでも、あのアピールに燃えていた時期があったればこそ、今の息子がいるとは言えます。
先日の呑み会で、こんな事を言われました。
「うちも、おたくも試合に出してもらえるだけで、今は幸せだよね〜小学生の時は本当に辛い時期を過ごしたから・・・」
そう言って来たそのうちの子も、今はエース級にまで成長してくれたんですよね。
息子と同じBチームだった子がです。
試合に出たくて、腐りそうになりながらも頑張ったあの頃があって・・・今の自分達がいるとい言う事は、忘れないでいて欲しいかな・・・。
今、ベンチ組として辛い時期を送っている子達には、本当にここを自分の力で乗り越えて欲しい・・・そう思わずにはいられません。
今日より明日・・・試合に出られる日を夢見て、今出来る事をやって・・・その時が来たら、チャンスを物に出来る様に準備だけはしておいて欲しいと思うのです。
その時は、来ますよ・・・きっと。
そう信じて・・・。(^-^)b
親御さんが応援に来ている試合なら尚の事・・・その胸中は、複雑なんだと思います。
ベンチ組と呼ばれる子達の中にも、色々な子達がいて・・・完全に諦めてしまっている子もいれば、何とか少しでも出ようと必死にアピールしている子もいます。
静かに、試合を観ている子もいれば、うつむいて足元を見ている子もいます。
アップの声が掛かるのを、今か今かと待ち続けていると言う部分に於いては、同じなんでしょうけどね。
自分をアピールする事って、大事な事なんだと思います。
実際に、使ってもらえるかどうかは、又別の話なんですけど・・・。
アピールするって事は、ヤル気の表れでもある訳で・・・そう言う子は、練習の時から必死にチャンスを掴もうと頑張っているものです。
その分、その時期の上達・・・成長は、目に見えて分かる事が多いと言えます。
その上達振り、成長が試合に出場するに足る物かどうか・・・その辺は、指導者の判断となるのですが、こう言う時に試合に出られないと言うのは、マイナスに働いてしまう事が多い様な気もします。
何時までも続かないのですよね・・・頑張りも。
次第に、どんなにやってもダメなんだ・・・って思う様になって来てしまうものです。
ほんの僅かでも、例え3分でも・・・出場出来れば、その子の世界は変わって行く事が多い気がします。
この時期になると、息子が6年生の時の事を思い出すのですが・・・。
試合が始まると、大体直ぐにアップの指示が出されます。
その後、試合を観ながらアップをしているのですが・・・その表情は、非常に硬い・・・不安交じりの複雑な思いが見て取れます。
負け越せば、出場の機会は失われてしまう事を知っているからです。
運良く、名前を呼ばれビブスを脱ぐ時の表情は、とてもニコやかでしたね。
フィールドに入る時を今か今かと待っているその足も、忙しくステップを踏んでいました。
フィールドに入るや否や、駆け足で元気良く走り回る姿・・・悲しい程に喜びに満ち溢れていましたね。
僅か3分程度、長くても5分・・・その間に、何とか自分をアピールしたい・・・そんな思いが見て取れました。
「見て、左足でも蹴れるよ・・・」「見て、ヘッディングもこんなに上手くなったよ・・・」「見て、足も前より早くなったよ・・・」ワンプレイ、ワンプレイが全て、ベンチへのアピールだった様に思います。
得点にも拘って、積極的にシュートを撃ちに行きます。
総得点では、チーム内でも相当だった筈です。
それだけが、息子が僅かに試合に出場できるかも知れない希望を繋ぐ細〜い糸だった様に思います。
しかし、その糸も切れてしまいます。
最後に息子が選んだのは・・・最後の県大会をGKとしてベンチ入りする事でした。
負傷してベンチ外となったサブGKの代わりです。
途中交代もあり得るかも知れない・・・と言う、最後の望みに託したのでしょうけど・・・。
アップまで・・・で県大会を終えたのでした。
どうしても、県大会に出場したかったに違いないのですが・・・その夢は叶わず・・・。
その後のカップ戦等でも、活躍はする物の出場時間は延ばす事が出来ませんでしたね。
それでも、あのアピールに燃えていた時期があったればこそ、今の息子がいるとは言えます。
先日の呑み会で、こんな事を言われました。
「うちも、おたくも試合に出してもらえるだけで、今は幸せだよね〜小学生の時は本当に辛い時期を過ごしたから・・・」
そう言って来たそのうちの子も、今はエース級にまで成長してくれたんですよね。
息子と同じBチームだった子がです。
試合に出たくて、腐りそうになりながらも頑張ったあの頃があって・・・今の自分達がいるとい言う事は、忘れないでいて欲しいかな・・・。
今、ベンチ組として辛い時期を送っている子達には、本当にここを自分の力で乗り越えて欲しい・・・そう思わずにはいられません。
今日より明日・・・試合に出られる日を夢見て、今出来る事をやって・・・その時が来たら、チャンスを物に出来る様に準備だけはしておいて欲しいと思うのです。
その時は、来ますよ・・・きっと。
そう信じて・・・。(^-^)b
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この記事へのコメント
>息子さんのような頑張ってて結果も出す子が出られないのはほんとにつらいでしょうね…
うちのは、丁度AとBとの間を彷徨っていた感じですから、尚の事本人には辛かったんだろうと思いますよ。
なぜ、なぜ・・・って考えたんだと思います。
>うちとかは出られない時は、まぁ出てる子に比べたらねぇ…そうだよねぇって感じであきらめがつくので(^^;)
冷静に見る事が出来れば、そう言うものなんですよね。でも、冷静じゃいられない人がいる訳ですよ。(^^;
>でも、あのアップを始めた時の高揚感(私の!)はすごいですよね、、
でしょ!!(笑)
今か、今かと子供以上に親の方が、ワクワクしているのが分かりますよ。テンションMAXですね。
>出てない時もビデオは大抵撮るんですけど、試合よりアップしてる我が子を見ちゃいますよ。
なので、私はビデオ撮影を辞めました。(笑)
>それでも、もっと出れない子もいるし…
ここなんですよ。だから、周囲で大人が騒ぎ立てるべきじゃないんだと思うんです。
子供達自身で、そこは乗り越えて行ってもらわないと・・・。
>親もサポートしてあげながら、少しずつ歩いていければ、息子さんのように中学生でも楽しくサッカーできるんでしょうね。
私は、息子の指導には一切手を出しませんでしたけどね。最後は、パパさんコーチと担当コーチに丸投げしてました。(笑)
自分の子は、他所の人に育ててもらう・・・そうしましたよ。
厳し過ぎず、甘過ぎず・・・サジ加減が難しいですからね。我が子には。(^^;
特に、私は甘いですから・・・逃げました。(笑)
ただ、楽しくやれているのは、自分にあった場所を見付けられたから・・・なんだと思いますよ。
部活動が丁度良かったって事です。
クラブやスクールにも目を向けていた時期もありましたけどね。
仲間のセレクション落選の報に、自分の能力のレベルを知った様で、口にしなくなりましたからね。
色々と考える所もあったんだとは思うのですけどね。
また、コメント下さいね!
うちとかは出られない時は、まぁ出てる子に比べたらねぇ…そうだよねぇって感じであきらめがつくので(^^;) でも、あのアップを始めた時の高揚感(私の!)はすごいですよね、、
出てない時もビデオは大抵撮るんですけど、試合よりアップしてる我が子を見ちゃいますよ。
それでも、もっと出れない子もいるし…コーチが信頼できる人だから、出てる時も出れない時も驕らず腐らずっていうやつですね。親もサポートしてあげながら、少しずつ歩いていければ、息子さんのように中学生でも楽しくサッカーできるんでしょうね。