少年サッカーを見守るブログ

　試合を見ていると、ふと気付く事があります。

　それは、活躍できる子とできない子がいると言う事です。

　技量や身体能力による違いと言う事でなら納得も行くのですが・・・どうもそうではない場合もあるようです。

　ある子は、Ｂチームでなら積極的なプレイができるのに、Ａチームでは消極的なプレイが目立つ様になってしまう様な場合、子供の中に『勝手な思い込みによる序列』が自然と形成されている事が考えられます。

　『あいつには勝てない』、『あいつの方が上手い』、『あいつよりは上手い』等の勝手な思い込みです。

　そう言う事を考える子は、上手な子に囲まれると『主役の座を譲ってしまう』傾向があります。

　せっかくのシュートチャンスにも、横パスを出してしまう・・・。

　自分でドリブルをせずに、ボールを預けてしまう・・・。

　決して悪い事だと言うつもりはありませんが・・・そう言う子がもしもいるのなら、改善してゆく方がチーム力をあげる事につながるはずです。

　その辺は、少し大人が干渉してあげる事も必要なのかも知れませんね。

　うちのコーチは、その辺は良く見てくれています。その他にも、パパさん達が目を光らせてくれています。

　しかし、それでもやはり『性格』として、なかなか直せない子もいます。

　皆で声を掛けて、後押しや周囲への協力や理解を促すのですが・・・なかなか・・・どうして。(^^;

　何かきっかけが持てればよいのでしょうが・・・それもなかなか見出せず・・・ズルズルと時間だけが虚しく過ぎて行くと言う事が多い様に思います。

　そんな場合は、長い目で見てあげるしかないのでしょうね。

　周囲の焦りは、逆効果なような気もします。

　特に、親には言われたく無いはずですので、温かい目で見守ってあげる事が親にできる唯一の事なのかも知れません。

　いつか、自分に自信が持てるようになれば、きっと花開く時が来ると我が子を信じて・・・。（笑）

　逆に、今活躍できている子も、いずれ他の子に追い着かれ、追い越されてしまうかも知れません。

　その為、過剰に天狗にならない様にしておかないと・・・ブーメランとなっていずれ自分に返って来るかも知れないと言う事も教育する必要があるかも知れません。

　その辺は、うちのコーチは子供達にしっかりと伝えてくれています。

　何にしても、『今が全て』と言う考え方は捨てないといけません。

　子供には、まだ『将来』があるのですから・・・ねっ！