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2017年11月07日

【コラム】ライオンズのFA選手の動向を考えてみる

FA選手の交渉が始まりましたね。

ライオンズは今年は野上、炭谷、牧田の３人の動向が気になるところだ。

牧田に関しては報道でもあるとおり、ポスティングでのメジャー移籍の確率が高い。

他球団に取られるくらいなら、球団にもメリットのある形で夢であるメジャー挑戦は好都合だ。

巨人などが興味を示してたようだが、少し安心しましたね。

牧田にはメジャーで是非活躍してもらいたいですね。

問題は野上と炭谷だろう。

野上は今季の成績は過去最高といっていいくらいだ。

FAで自分の他球団の評価を聴いてみたいというのもわかるし、権利なので宣言自体は良いと思う。

阪神、ソフトバンク、DeNAが興味を持っているようだ。

嫁の石川梨華は本人に任せるといっているが果たしてどうなるだろうか。

石川は阪神ファンだそうで、野上は地元は福岡。

このへんが手を上げれば動く可能性もありそう。

ただ、球団としては野上は現在30歳。

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今年は良かったが、毎年活躍できるかというと未知数な選手でもある。

現在の年俸は5000万で、今年は大幅アップは当然となるところ。

必要以上の金額を出してまで残留させるとは思えませんね。

もちろん、残留してくれればローテを守れるだけに助かりますが、

１億円程度になるのであれば、今後を考えると難しいところだ。

また、炭谷ですが、こちらも30歳で年俸は１億円。

今年は出場機会が減ったが、チームは２位と躍進。

これが果たして何を意味するのか・・・というところだ。

今季、岡田がスタメンマスクを被るようになり、

十亀や若手投手のリードでは定評がある。

今季初完封をした野上もその時のマスクは岡田だった。

また、来季は球団としては森の打撃を最大限にも活用したいため、

森を正捕手として起用したいところだろう。

そうでないと、山川とメヒアの同時起用もなかなかできなくなる。

そう、戦力を考えると、炭谷は「いなくなってもかまわない」のだ。

もちろん、本人が残留する気があるならば、それに越したことはないのだろうが、

１億円の年俸で正捕手ではなく、出場試合は限られることになるのであれば、

費用対効果を考えれば、マイナスにも思えなくもない。

ただ、まだまだ人気選手だけに、そのへんは補えるかもしれませんね。

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問題となるのは移籍先だろう。

細川流出で、ソフトバンクにライオンズの選手情報がだだ漏れしたように、

もし、炭谷をパリーグチームに獲られるようだと、大きな問題だ。

セリーグ移籍なら、歓迎するが、パリーグチームが手を出すようなら、

引き留めには全力を尽くしたほうがいいかもしれない。

それはライオンズが優勝するために、自らの弱点を放出することになりかねないからだ。

FA選手の今後の動きには注目していきたいですね。

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