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2020年05月17日
営業マンから医者に転身 34
皆さん、お元気ですか?
まだまだ混沌とした状況は続きそうですが、いかがお過ごしでしょうか?
私は今日は待機日で、ゆっくり過ごしております。
今日もアメリカのことです。
私は後々に詳しくお話しするつもりなのですが、プラントに機械を納入する営業を行なっていました。
といっても、電話番をしたり、見積書を英語で作ったりぐらいのことしかしていません。
ただ、英語が少しだけ話せた私は、海外で働くことも楽しいそうだなと思っていました。
とにかく色々な国々から電話がかかってくるのですが、皆英語が上手でかつ、速いんです。
ヨーロッパの方々も本当に、ペラペラでした。
ある日いつものように電話が鳴りました。
「This is 〜」
と出ると、物凄い流暢な英語が流れてきました。
またどこかの英語達者な外国人の方かと思い、身構えました。
そして話を進めていくと、最後に「This is Kim.」
のようなフレーズが聞こえました。
そう皆さんもお分かりの通り、それは韓国人の方だったんです。
その当時は、彼は大林グループに属していて、いわばエリート社員でした。
もちろん英語が流暢であることは当たり前で、非常に何かインテリジェンスを感じました。
私はまた型通りの英語を話して応戦しましたが、多分笑われていたと思います。
それにしても韓国人の方々の向上心は凄まじいものがありますよ。
彼らの受験戦争の熾烈さは日本のそれとは比べ物にならないというのは皆さんご存知だと思います。
彼らの受験は一発勝負で、とにかくソウル大学か高麗大学か延世大学の三つの大学に入らなければ、将来は約束されないというなことを、仲良くなった韓国の方がおっしゃっていました。
ちなみに当たり前ですが、その韓国の取引先の方は、日本語ペラペラでした。
とにかく、彼らの見ている志考・視野は世界なんですよね。
日本人は日本というマーケットがある程度大きいですから、その中で収まっている感があると思うんですよ。
韓国はどうしても5000万人ほどの国ですから、世界を視野に入れて動いているところはあると思います。
その韓国の苛烈な受験戦争に比べたら、まだ日本は生易しいのかもしれませんね。
私は、海外出張を任される前に会社を辞めてしまったのですが、そのまま残っていれば、ヨーロッパやアメリカなどたくさんの国々に出張や支店勤務を言い渡されていたかもしれないと考えると、少しだけ口惜しい気がします。
ただ、2001年にニューヨーク同時多発テロが起きましたが、もし私がニューヨークで働いていたら、恐らくあの貿易センタービルの中での勤務だった可能性が高く、非常に危なかったなあと振り返って思いました。
今の医師としての人生ももちろん、素晴らしいのですが、そのままの海外営業マンとしての人生も捨てたものではなかったのかもしれません。
今も先ほど述べた韓国の方々のように、意識を高く持って、英語はもちろんのこと、他の言語(中国語、韓国語、スペイン語)を勉強しています。。
今日はここまでです。
明日もよろしくお願いします。
まだまだ混沌とした状況は続きそうですが、いかがお過ごしでしょうか?
私は今日は待機日で、ゆっくり過ごしております。
今日もアメリカのことです。
私は後々に詳しくお話しするつもりなのですが、プラントに機械を納入する営業を行なっていました。
といっても、電話番をしたり、見積書を英語で作ったりぐらいのことしかしていません。
ただ、英語が少しだけ話せた私は、海外で働くことも楽しいそうだなと思っていました。
とにかく色々な国々から電話がかかってくるのですが、皆英語が上手でかつ、速いんです。
ヨーロッパの方々も本当に、ペラペラでした。
ある日いつものように電話が鳴りました。
「This is 〜」
と出ると、物凄い流暢な英語が流れてきました。
またどこかの英語達者な外国人の方かと思い、身構えました。
そして話を進めていくと、最後に「This is Kim.」
のようなフレーズが聞こえました。
そう皆さんもお分かりの通り、それは韓国人の方だったんです。
その当時は、彼は大林グループに属していて、いわばエリート社員でした。
もちろん英語が流暢であることは当たり前で、非常に何かインテリジェンスを感じました。
私はまた型通りの英語を話して応戦しましたが、多分笑われていたと思います。
それにしても韓国人の方々の向上心は凄まじいものがありますよ。
彼らの受験戦争の熾烈さは日本のそれとは比べ物にならないというのは皆さんご存知だと思います。
彼らの受験は一発勝負で、とにかくソウル大学か高麗大学か延世大学の三つの大学に入らなければ、将来は約束されないというなことを、仲良くなった韓国の方がおっしゃっていました。
ちなみに当たり前ですが、その韓国の取引先の方は、日本語ペラペラでした。
とにかく、彼らの見ている志考・視野は世界なんですよね。
日本人は日本というマーケットがある程度大きいですから、その中で収まっている感があると思うんですよ。
韓国はどうしても5000万人ほどの国ですから、世界を視野に入れて動いているところはあると思います。
その韓国の苛烈な受験戦争に比べたら、まだ日本は生易しいのかもしれませんね。
私は、海外出張を任される前に会社を辞めてしまったのですが、そのまま残っていれば、ヨーロッパやアメリカなどたくさんの国々に出張や支店勤務を言い渡されていたかもしれないと考えると、少しだけ口惜しい気がします。
ただ、2001年にニューヨーク同時多発テロが起きましたが、もし私がニューヨークで働いていたら、恐らくあの貿易センタービルの中での勤務だった可能性が高く、非常に危なかったなあと振り返って思いました。
今の医師としての人生ももちろん、素晴らしいのですが、そのままの海外営業マンとしての人生も捨てたものではなかったのかもしれません。
今も先ほど述べた韓国の方々のように、意識を高く持って、英語はもちろんのこと、他の言語(中国語、韓国語、スペイン語)を勉強しています。。
今日はここまでです。
明日もよろしくお願いします。