新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2020年05月15日
営業マンから医者に転身 32
皆さん、お元気ですか??
今日もアメリカ時代のお話をします。
その遠征でいきなりカウンターパンチをもらったのですが、それからもいろいろなことがありました。
まず、ホテルに滞在していたのですが、毎日だいたい同じ料理が出てきました。
ポテト、スクランブルエッグ、ステーキというメニューで、最初のころはおいしくいただいていたのですが、それが1週間も続くと、だんだん日本食が恋しくなってきました。
みな一応に「日本食たべたい〜!!」と言って、日本食シックにかかっていました。
そうこうしているうちに、数人の部員がチャイニーズレストランを電話帳で探し、場所を突き止めました。
なんでもチャイニーズレストランは世界中のどこにでもあると断言していたのですが、本当に彼らの言う通りにチャイニーズレストランはありました。
皆でタクシーで移動して、早速チャーハンを注文しました。
その時に食べたチャーハンは涙が出るほどおいしかったです。
日本のお米ではなく、フィリピン米だったので、食感が全く異なり、ぱさぱさしていたのですが、そんなことは当時全く関係ありませんでした。
皆で”がつがつ”と食べまくり、本当に腹の底から満たされたのを鮮明に覚えています。
それから同時に試合も行われていました。
試合でも異国の洗礼を受けました。
相手はやはり体の大きな外国人ばかりで、私たちのようなリトル日本人は、彼らにとっては侮蔑の対象になっていたのでしょう。
試合は勝っていったのですが、私にも試合に出る機会が何度かありました。
私は特段足が速かったわけではないのですが、塁に出ると調子に乗って盗塁を仕掛けました。
そうすると、次第に完全にセーフでもアウトと宣告されるようになりました。
全く相手から触れられることがなくても、「アウト!!」と告げられ、とぼとぼとベンチに戻っていったのを覚えています。
審判は初老の白人だったのですが、これが一種の人種差別なのかと、後で振り返るといい意味での社会勉強になりました。
アメリカでは、このような差別が日常的にあるのだと感じました。
それは当たり前ですよね。
いろいろな人種を受け入れているわけですから。
皆さん、ご存知ですか?
現在アメリカ人の約10%は英語を喋れません。
そう、移民の人たちです。
私たち日本人がそのような経験をすることがまずありませんよね。
だからアメリカ人はタフになるわけです。
何かアメリカ遠征がアメリカ修行みたいになってしまいましたが、でもやはりそこに行かないと絶対できない経験を積むことができ、改めてアメリカに行って良かったなとつくづく思いました。
今日はここまでです。
明日もよろしくお願いします。
今日もアメリカ時代のお話をします。
その遠征でいきなりカウンターパンチをもらったのですが、それからもいろいろなことがありました。
まず、ホテルに滞在していたのですが、毎日だいたい同じ料理が出てきました。
ポテト、スクランブルエッグ、ステーキというメニューで、最初のころはおいしくいただいていたのですが、それが1週間も続くと、だんだん日本食が恋しくなってきました。
みな一応に「日本食たべたい〜!!」と言って、日本食シックにかかっていました。
そうこうしているうちに、数人の部員がチャイニーズレストランを電話帳で探し、場所を突き止めました。
なんでもチャイニーズレストランは世界中のどこにでもあると断言していたのですが、本当に彼らの言う通りにチャイニーズレストランはありました。
皆でタクシーで移動して、早速チャーハンを注文しました。
その時に食べたチャーハンは涙が出るほどおいしかったです。
日本のお米ではなく、フィリピン米だったので、食感が全く異なり、ぱさぱさしていたのですが、そんなことは当時全く関係ありませんでした。
皆で”がつがつ”と食べまくり、本当に腹の底から満たされたのを鮮明に覚えています。
それから同時に試合も行われていました。
試合でも異国の洗礼を受けました。
相手はやはり体の大きな外国人ばかりで、私たちのようなリトル日本人は、彼らにとっては侮蔑の対象になっていたのでしょう。
試合は勝っていったのですが、私にも試合に出る機会が何度かありました。
私は特段足が速かったわけではないのですが、塁に出ると調子に乗って盗塁を仕掛けました。
そうすると、次第に完全にセーフでもアウトと宣告されるようになりました。
全く相手から触れられることがなくても、「アウト!!」と告げられ、とぼとぼとベンチに戻っていったのを覚えています。
審判は初老の白人だったのですが、これが一種の人種差別なのかと、後で振り返るといい意味での社会勉強になりました。
アメリカでは、このような差別が日常的にあるのだと感じました。
それは当たり前ですよね。
いろいろな人種を受け入れているわけですから。
皆さん、ご存知ですか?
現在アメリカ人の約10%は英語を喋れません。
そう、移民の人たちです。
私たち日本人がそのような経験をすることがまずありませんよね。
だからアメリカ人はタフになるわけです。
何かアメリカ遠征がアメリカ修行みたいになってしまいましたが、でもやはりそこに行かないと絶対できない経験を積むことができ、改めてアメリカに行って良かったなとつくづく思いました。
今日はここまでです。
明日もよろしくお願いします。