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2019年01月04日

出題予測問題<社会・環境と健康>◎敏感度・特異度、相対危険・寄与危険などの計算問題

それでは昨日の問題の解説をします。

Q1.健康日本21(第2次)において、都道府県格差の縮小を目標としている項目である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)日常生活に制限のない期間の平均
(2)食塩摂取量の平均値
(3)要介護者の認定率
(4)がん検診の受診率
(5)特定健康診査の実施率



【解説】正答(1)
(1)正しい。健康寿命の都道府県格差の縮小を目指している。
(2)誤り。食塩摂取量の減少に関する目標はあるが、
   その都道府県格差の縮小に関する目標は設定されてない。
(3)誤り。介護保険サービスの利用者の増加の抑制に関する目標はあるが、
   要介護者の認定率やその都道府県格差の縮小に関する目標は設定されていない。
(4)誤り。がん検診の受診率に関する目標はあるが、
   その都道府県格差の縮小に関する目標は設定されていない。
(5)誤り。特定健康診査・特定保健指導の実施率に関する目標はあるが、
   その都道府県格差の縮小に関する目標は設定されていない。
※「健康日本21」では、平均寿命より健康寿命が重要視されるようになりました。
この部分も重要なので覚えておきましょうね!


Q2.わが国の医療保険制度に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
(1)後期高齢者医療制度は、医療法に基づく。
(2)保険者は、被保険者に保険料を納める。
(3)生活保護受給者は、国民健康保険に加入する。
(4)被用者保険と国民健康保険の受診時の自己負担割合は、共通である。
(5)最も加入者が多いのは、国民健康保険である。



【解説】正答(4)
(1)誤り。平成20年4月から、後期高齢者(75歳以上)に対する医療は、
   旧老人保健法が改正された高齢者の医療の確保に関する法律(高齢者医療確保法)に基づき
   提供されている。
(2)誤り。被保険者は、保険者に保険料を納める。
(3)誤り。生活保護受給者は、国民健康保健に加入せず、生活保護における医療扶助を受ける。
(4)正しい。受診時の自己負担額は、被保険者と国民健康保険ともに一律3割である。
   ただし、未就学児については2割、70歳以上の者については2割(現役並み所得者は3割)である。
(5)誤り。最も加入者が多いのは、被用者保険(59.6%)であり、国民健康保険(27.5%)、
   後期高齢者医療制度(12.9%)と続く。


それでは、今日の問題です。
今日は、計算問題と行きましょう。
今回は、敏感度や特異度に関する計算問題を出題します。
その他にも、相対危険や寄与危険などの計算問題が出題される場合もあるので、
計算方法を復習しておきましょうね。

Q1.500人の集団を対象に、敏感度が80%である疾病Aのスクリーニング検査を実施したところ、100人が陽性であった。さらに、この100人に精密検査を実施したところ、20人は疾病Aに罹患していなかった。このスクリーニング検査の特異度として、正しいものはどれか。1つ選べ。
(1)5%
(2)20%
(3)50%
(4)70%
(5)95%




明日解説します。

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食品会社で勤務しながら、半年間の独学を経て管理栄養士の国家試験に合格。その後、管理栄養士として勤務するために病院へ転職。6年間で3つの病院を経験。現在は、管理栄養士国家試験の参考書の校正や答案添削を行っています。 <取得資格>管理栄養士、栄養教諭、糖尿病療養指導士、病態栄養認定管理栄養士、NST専門療養士
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