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2023年01月12日

痺れについて

痺れについて詳しい知識がないことに気づいた。いまさら。
考えれば何で痺れているのだ?正座で痺れるのは理解できる、圧迫されるから。その感覚しか理解していない。
調べると、皮膚⇒末梢神経⇒脳の経路のどこかに障害が起きると痺れると。正座の痺れなとは皮膚と末梢神経の間の障害を脳が感じているからか。

中枢神経の損傷による痺れは何なのだ。
末梢神経⇒脳の間が繋がっているけどうまく繋がっていないことで、本来ない感覚を脳が異常な感覚である痺れと認識するらしい。
つまり痺れには「末梢性」と「中枢性」があるということ。
 
じゃあ痺れが強くなったり弱くなったりするのは何でなのだろう。抹消性であれば圧迫の強さとか時間かなと理解できる。
中枢性の場合の痺れの強弱は脳の感じ方だけと言ってもいいのだろうか。そしたら長年やってきたように‘痺れていない’と思うことで生活することが正しいのか。

やっかいなのが運動神経に及ぼす影響か。やはり痛い・痺れているは動かすことに難がある。
前に書いたが、夜中にトイレに起きて立ち上がろうとすると産まれたての小鹿、力が入らない。気を付けないとよろけて転びそうになる。寝て腰が伸びているから力が入らないのかと思ったりするが別の考え。
これは痺れていることで運動神経が発揮できないのだろうか。朝起きてしばらくするとちゃんと動くようになる。
これは「感覚は痺れているけど、それはエラーなんだよ」と脳が目覚めて判断しているのだろうか。たぶんそうだと思うのだが。

起きて日中の行動をしていると動きは良くなる。
もちろん痺れてはいるのだけど、痺れていないような動き。これは最初から‘痺れていない’と自分に言い聞かせて動かしていたからクセづいたこともあるのだろう。

ほんと、脳神経の学者と筋肉を働かせるプロが組んだら効果的・効率的なリハビリが実現するだろうな。
posted by shigenon at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年01月11日

足裏に地面の感覚

昨日は火曜日、洋食屋に行く日。今年初出勤。
いつものようにカウンターに座ってビールからワイン1本。しばらくしてアッコが来る。去年の誕生日に一人で焼きとん屋に行っていて、表の喫煙所で彼女とちょっと会話したことがきっかけでこの洋食屋に来るようになったのだ。誕生日と言うことを言ったからカウンターにいた自分に飲み物を届けてくれたのだ。
そして彼女らの席で乾杯して一緒に呑んだ。その時に一緒だったのが洋食屋の夫婦。
じゃあ今度店に行きますよ…からほぼ毎週行って1年近く。

しばらくしてヤイチさんが来る。彼とはここで知り合った。
アッコもヤイチさんもこの店のすぐ近所だ。彼にお悔やみを言う。ちょうど1か月ほど前の火曜日に彼の父親が餅をのどに詰まらせて入院。そして翌週の火曜日に亡くなったのだった。
ようやく落ち着いたという。
3人で喋りながら呑む。ワイン一人で1本空けて焼酎。21時の閉店まで呑んで二人は近所のスナックに呑みに、自分は家に帰った。

洋食屋に行く前にジムで筋トレ。いつものマシンをやる合間にも腕を色んな方向に動かすのだが、これがけっこう効果があるように感じる。筋トレマシンは同じ方向にしか動かないから筋肉は付くにしても実際に役に立つ筋肉にするには“動”が必要なのではないかと。
腕を胸の前で内回りに回転させて横に伸ばす動きが心地よい。
本当はスタジオで各種プログラムに入ればいいんだろうけど、今のジムではスタジオメンバーが決まっているので今更という気持ち。

洋食屋までは家から10分もかからない。歩きが好調なことを感じる。
右足の痺れが緩和している。足裏の感覚も少しある。考えれば歩き方自体はずっと同じなのだ。ただそれについていけない状態になることがあったのだ。
左脚に力が入らず右脚を踏みしめた勢いで左脚を出していたのが歩き始め。そこから大きく変わった。
正しい歩き方を調べ、そのカタチになるよう意識し続けた。
左足先が下がって地面に擦れることもあった。左足首にボルトがあるなら、そのボルトが緩んだように足先が下がった。これは左足の着地を踵からドンッとすることをクセづけたら解消した。だんだん左足首のボルトも少し絞まった感じがある。

右足の痺れが強くて無感覚ながらも正しい歩き方をした。
これが良かったのだ。脳から発する運動神経のみで脚を繰り出す。踵着地の足裏全体、親指から地面を蹴る。右下腿が痺れ足裏の感覚がなくてもこれは出来る。
その右下腿と足裏が今は少し感覚を感じる。地面を踏んでいる感覚。そうなれば感覚神経も働き動きも良くなるのだろうか。
思えば健常な人に見えるようカッコつけたことが結果的に良かったのだ。

この右下腿の痺れの緩和がずっと続いてくれれば嬉しい。
というか、坐骨神経痛の痺れだったのだろうか。確か元々の頚髄損傷による痺れはそれほど強くはなかったように思うが、今ではどれくらいの強さだったか不明だ。そのころは歩くには杖が手放せない頃だったのだし。

さあ週中。今日は家で調理、サンドイッチを作ろう。
posted by shigenon at 09:04| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年01月10日

感じ方

正月休みの後の3連休。連続ではないが休んだ感がある。
今日もそうだがこれから毎朝いつものように起きるのが辛い。
木・金・土と居酒屋Qで夜を過ごし正月のように呑み食いした。体重は71.5キロと年末よりも1キロ増えているか。70キロを切りたい気持ちはあるが、裏腹に食べたいモノ食べて呑みたいモノ呑むというスタイルは変えたくないという気持ち。
じゃあ消費カロリーを上げるといってもなかなか難しいからやはり食の管理か。

日曜日はSNSの友達と会って昼から呑んだ。長い時間呑んで最後はラーメン屋に行って残ったスープに白飯入れて食べているのだ、食の管理なんてできないだろう。
外で呑むと呑む量・食べる量が増える、これがいけない。さすがに4日間外呑みをすれば胃が疲れるのだ。昨日は久しぶりに二日酔いで何もする気がしなかった。
自分の好きな事だけをやりたい…そう思ってもなかなかそれが一体何か見出すのは難しい。それで自分のイヤなことをしないと決めた。
そう決めて1年、というかもともと自由に過ごしてきたのだがより一層シンプルな生活になった。

土曜日の鍼はよく効いた。
よく効いたという表現を使うことはあまりないのだが、凝っている肩を揉んでもらってスッキリしたという感覚か。
右脚は痺れているのでふつうの人より敏感に刺激を感じる。痺れていると表皮の感覚は鈍いが筋肉の深層部の感覚、神経が敏感だ。Aセンセイの打つ鍼は深い。打ってもらった箇所からそれがどこまでの箇所に響いているかを感じ取れる。
もちろん普通の人もピリッと電気のように響く鍼で神経に走っていく感覚を得ることは出来るが、それとは違う。それは瞬時の刺激。それはいつも仕上げにピリッと響く鍼を打ってもらっている。
右脚だけはふつうに打つ鍼でゆっくりとどこに刺激が入っていくかを感じ取れる。左脚も同じように打ってもらうがあまり感じ取れない。
肩が凝っていたら一番効くところを自分でも押したりする。それは自分だから解ることだ。Aセンセイの鍼は欲しい所に打つので不思議だ。ましてそれはいわゆるツボと言われる箇所でないのに。

もう1月も3分の1が過ぎた。
1.2.3月が早く過ぎる感覚を表すコトバ、1月…いんだ、2月…逃げた、3月…去った。‘いんだ’とは‘いぬ’=帰るという意味の関西弁。もしかしたら標準語圏では1月を行ったと言っていたかもしれない。
年明けて期末までのあわただしさで表現されたコトバなのだろう。
時間は誰にでも同じ長さだ。早くも遅くも長くも短くもない。ただ感じ方が人それぞれなのだ。
posted by shigenon at 07:25| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ

2023年01月05日

謹賀新年2023

今日から仕事始め。いつも起きる5時50分のアラームでは起き上がれなく7時までベッドでゆっくり。
1週間の自由な生活からの復帰はなかなか難しい。
朝は寒さを感じて久しぶりに大きく震えた。やはり麻痺側の左腕が大きく震える。
実は新年最初に書こうと思っていたのだ、寒さに震えなくなったと。

実家は1軒家なので寒い。マンションの方が圧倒的に温かいのだ。昔、札幌に住んでいた時に両隣の暖房で自分の部屋を暖房する必要がなかったくらいだ。
実家に住んでいた頃、冬の朝は辛かった。起きるとストーブの前で10分くらい暖を取っていた。
それが今年は寒さをあまり感じなかった。東京よりも1,2度低い気温なのにだ。
左腕や上体に筋肉が付いたから寒さに強くなったと思った。それを書こうと思っていたら、東京で迎えた朝でブルブル震えたという次第。
体感温度は東京の部屋の方が寒いようだ。

12月28日に大阪での打ち合わせを終えて帰省。
両親は元気そうだった。しかし年相応なのだろうか、朝言ったことことを忘れるとか。それが少し激しくなったような気がする。怒ってはいけないと思いながらもかなり古い肉が冷蔵庫にあったりすると食中毒が心配だ。
いっぱいの野菜室、下の方にはいつのか判らないエリンギやブナシメジ。
買い物に行くと揚げを買うというので買ったら冷凍庫にヤマのように揚げがあるとか。
でも目の前のことはちゃんとできる。

帰省したその日に高校の同級生の新築祝い。卒業以来ずっと付き合いのある5人が集まった。
さすがに新築の家は禁煙、家主とともに玄関で缶の灰皿だ。この日は散々呑んでリビングで雑魚寝。まるで学生時代のようだ。
30日はFBの友達と呑みに行く。姫路市内で呑むのは久しぶり。驚いたのは居酒屋が多く出来ていたこと。昔は入りにくそうな赤ちょうちんが多かったのだが、洒落た居酒屋が多くなった。
行動規制のない年末、各地から帰省した若者が多く街に出ていた。1件目の居酒屋を出て別の店に行こうと探すのだがどこもいっぱい。呑みはぐれた人が道にはあふれていた。

3日は楽しみにしていた中学の同窓会。これは8年ぶりの開催。
この8年前の同窓会を楽しみにしながら年末に受傷して入院したのだった。
還暦同窓会の銘打った同窓会、JJIとBBAの集まりだ。名札がなかったら誰か判らない。話しているうちに面影が残った顔で思い出す。
ほとんどが45年ぶりに会うのだ。懐かしくないわけがない。最初は1次会だけ申し込んでいたが受付で2次会も申し込み。結局は1次会中に会場のホテルの宿泊を取って3次会、4次会まで行った。
もっと話をしたい友達がいたのだが時間切れ。

身体の調子はいい。どうだろ、年末にちょっと痺れが強く感じた時があったが、それ以降は強い痺れを感じない。
実家の床や階段の感触をその前の帰省よりも感じることができる。足裏にも記憶があるのだなぁと思った。
年末年始、何キロ増えているのか。今日は早く帰ってジムに行こう。
posted by shigenon at 09:25| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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