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2023年01月11日

足裏に地面の感覚

昨日は火曜日、洋食屋に行く日。今年初出勤。
いつものようにカウンターに座ってビールからワイン1本。しばらくしてアッコが来る。去年の誕生日に一人で焼きとん屋に行っていて、表の喫煙所で彼女とちょっと会話したことがきっかけでこの洋食屋に来るようになったのだ。誕生日と言うことを言ったからカウンターにいた自分に飲み物を届けてくれたのだ。
そして彼女らの席で乾杯して一緒に呑んだ。その時に一緒だったのが洋食屋の夫婦。
じゃあ今度店に行きますよ…からほぼ毎週行って1年近く。

しばらくしてヤイチさんが来る。彼とはここで知り合った。
アッコもヤイチさんもこの店のすぐ近所だ。彼にお悔やみを言う。ちょうど1か月ほど前の火曜日に彼の父親が餅をのどに詰まらせて入院。そして翌週の火曜日に亡くなったのだった。
ようやく落ち着いたという。
3人で喋りながら呑む。ワイン一人で1本空けて焼酎。21時の閉店まで呑んで二人は近所のスナックに呑みに、自分は家に帰った。

洋食屋に行く前にジムで筋トレ。いつものマシンをやる合間にも腕を色んな方向に動かすのだが、これがけっこう効果があるように感じる。筋トレマシンは同じ方向にしか動かないから筋肉は付くにしても実際に役に立つ筋肉にするには“動”が必要なのではないかと。
腕を胸の前で内回りに回転させて横に伸ばす動きが心地よい。
本当はスタジオで各種プログラムに入ればいいんだろうけど、今のジムではスタジオメンバーが決まっているので今更という気持ち。

洋食屋までは家から10分もかからない。歩きが好調なことを感じる。
右足の痺れが緩和している。足裏の感覚も少しある。考えれば歩き方自体はずっと同じなのだ。ただそれについていけない状態になることがあったのだ。
左脚に力が入らず右脚を踏みしめた勢いで左脚を出していたのが歩き始め。そこから大きく変わった。
正しい歩き方を調べ、そのカタチになるよう意識し続けた。
左足先が下がって地面に擦れることもあった。左足首にボルトがあるなら、そのボルトが緩んだように足先が下がった。これは左足の着地を踵からドンッとすることをクセづけたら解消した。だんだん左足首のボルトも少し絞まった感じがある。

右足の痺れが強くて無感覚ながらも正しい歩き方をした。
これが良かったのだ。脳から発する運動神経のみで脚を繰り出す。踵着地の足裏全体、親指から地面を蹴る。右下腿が痺れ足裏の感覚がなくてもこれは出来る。
その右下腿と足裏が今は少し感覚を感じる。地面を踏んでいる感覚。そうなれば感覚神経も働き動きも良くなるのだろうか。
思えば健常な人に見えるようカッコつけたことが結果的に良かったのだ。

この右下腿の痺れの緩和がずっと続いてくれれば嬉しい。
というか、坐骨神経痛の痺れだったのだろうか。確か元々の頚髄損傷による痺れはそれほど強くはなかったように思うが、今ではどれくらいの強さだったか不明だ。そのころは歩くには杖が手放せない頃だったのだし。

さあ週中。今日は家で調理、サンドイッチを作ろう。
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posted by shigenon at 09:04| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ
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2014年クリスマスイブのプレゼントは最悪でした。 「頸髄損傷」というケガなのか病気なのか・・その症状との戦いの記録と現在の日々をアップします。 (2018年4月追加) 不全の頸髄損傷は「健常な人」に見えます。“ふつうに見える”様に努力をしています。が、反面、「もう良くなったんだ」と思われがち。 骨折とは違い、中枢神経の損傷は完全回復はしないという現実。 「健常に見える」「もっと良くなるよう努力する」「もう治っているんでしょ」の狭間で何とか毎日を過ごしています。
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